カシュガル
たいへんおもしろくて、これは何度でも遊ぶだろうということで、和邇乃児さんが帰った後、「すごろくや」さんで購入。けっこう、即購入。
和訳シールをもうちょっと遊びやすいものにつくり直そうと思って、ルールの確認をしておりました。
まずは、ラマ。
カードのイラストは、どうみてもロバ。
わたしのイメージでは、ラマって、牛とラクダがあわさったみたいなやつ?
グーグル様で、画像検索。
ラマ、こんなんかーー。ちょっと思っていたのとは違うけど、白いな。羊っぽい。羊駝と書く。
ウマっぽくはない。
「ラマ売り」のドイツ語。なんとなくだが、ミュールと書いてあるような気がする……。
ミュールといったらあれですよ。ファウンデーション(by アイザック・アシモフ)をぶっ潰したミュータント。
あの人、一代限りだから、ミュールって名乗ったのですよ。
ラバ。
ウマとロバのあいのこ。
うーん、でも、このカシュガルのあたりでは、ラバがキャラバンに使われていて、正しくはラバなんだけど、西洋人にとっては、ラバとラマが同じだとか?
ドイツの人って、チョウとガって、たしか同じカテゴリーにはいってるんだよなぁ。(参照・「少年の日の思い出」ヘルマン・ヘッセ作)
ラマでも、ラバでも、全部、ミュールっていうのかも。
シルクロードで、ラマのキャラバンっていうのは、ありうるのか?
グーグルで、検索。
「シルクロード」、「ラマ」で検索。
ラマ僧。動物のラマは、なさそうです。
だいたい、ラマって、どんな動物だ?
ウィキペディアによると、南米アンデスに住む……。
アウト。ラマ、アウト。
ラマではなくて、ラバです。
うーん、そうすると、訳の他の部分もあやしい??
ギーグを見ていると、和訳がおちていて、たしかめるために読んでいると、けっこう、メビウス訳と違うことが書いてあります。
でも、ギーグ訳も、けっこうコピペミスみたいなところもあって、怪しい感じ。
特に違うところは、
ギーグ訳によると、
・「女族長」は、キャラバンの先頭に来た瞬間に、連続手番になる。
・「情婦」。
なんかが違う。
えーと、どっちがあっているかわからーーん。
ネットに情報はないのか??
うーんと、いろいろさがしていると、英訳ルールと英訳カードのページがありました。
うーん、「情婦」に関しては、好きなキャラバンからピックアップして、この(情婦を使った)キャラバンに移動するので良いみたいです。
「情婦のうしろを追っかけてくる感じですかねぇ」
これは、ギーグ訳が正解かな。
「女族長」は、英訳のルールだと「As soon as」って書いてあるなぁ。
ということは、すぐ??
でも、ギーグ訳に書いてあった連続手番という言葉はないです。
わかりやすいように、訳した方が付け足した感じです。
これ、「すぐ」だとしても、今すぐなのか、次のターンにすぐなのかわからない感じです。
もやもや。
こまった時は、ギーグのフォーラム。
英語はさっぱりわからないのですが、グーグルさまの助けを借りて、それらしいものはないかどうか?
あった。
この人はどうやら、次のターンにすぐに使わないといけないのか、それとも、別のキャラバンのカードを使っていいのかが疑問みたいです。
連続手番というのはなさそう。
これに、回答しているのは、コスモス社の人かな。
「強制力はありません。『女族長』を選んでもいいし、選ばなくてもいい。効果がなくても『女族長』を選んでもいい」
と書いてあるみたいに思える。
うーん、ではあの1文はどういう意味だろう。
族長の2つ目のアクションが、「パス」みたいになっちゃうため、裏向けてすぐに使うんじゃなくて、キャラバンの先頭にきたときにこの「女族長」の効果は使えるんだよということみたいです。
「情婦」解決。
「女族長」解決。
でも、この英語訳カードを見ていると、「村の美女」のカード「All player」になっていて、自分も入るのか??
これは、ギーグでも情報はでてないなぁ。
ドイツ語のカードテキストをグーグル翻訳に掘り込んでみる。
「あなたの友だち……」
「あなたの友だち」は、あなたじゃないので、多分、対戦相手ってことなんだろうなぁ。
「All other player」の「otshe」が抜けたのかな。
ということで、この1週間がかりで、なんとかシール作りが終わりました。
まえ、2回遊んだだけだと、見てなかったり、気づいていなかったりするカードがいっぱいです。
特に、特殊カードの方は、1枚ぐらいしか使ったことがないので。
強烈に、通常カードの山札から引いてくるカードは強そうですが、たくさん捨て札にカードが落ちるので、相手のデッキを整えるのに使えそうだとか。
ねぇさんのやった作戦も、それほど悪くなさそうだとか。
「門番」って、いつゲットするだろう……とか。
遊ぶのが楽しみです。
うーん、でも、ルールは怪しい。
正しい情報が欲しいですね。
割と遊ばれているゲームなのに、あんまりこういう話題が出てないですねぇ。
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ゲルハルト・ヘフト,Gerhard Hecht
Kosmos
発売日 :
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