アイザック・アシモフ一覧

人とロボットと

聖者の行進

読みながら思うのは、日本でね、アシモフの全集でないかなぁということなんですよねぇ。
全500巻ぐらいで、文庫で。
アガサクリスティー文庫みたいな感じで、アシモフ文庫。
あったら、絶対買う。

ロボットもの、マルチバックもの、トランターもの、けっこう短編、長編のいろいろなところに配置されていて、全部読みたいんです。

今回の「パイセンテニアル・マン」とかは、ロボットものとして、すごい重要な一遍だと思うのです。
これを読んでないと、ファウンデーションの後半の流れが見えにくくなっちゃうと思うんですよねぇ。

あと、「パイセンテニアル・マン」は、読みながら「ロビィ」を思い出して、ちょっと涙しました。

そして、小説だけではなくて、科学エッセイも、自伝も読みたいです。
せめて、自伝は文庫にならないかと待っているのですが。

ハヤカワ、出さないかな。


2014年4月 湖畔のゲーム会 その3 話も続くよどこまでも

カシュガル

たいへんおもしろくて、これは何度でも遊ぶだろうということで、和邇乃児さんが帰った後、「すごろくや」さんで購入。けっこう、即購入。
和訳シールをもうちょっと遊びやすいものにつくり直そうと思って、ルールの確認をしておりました。

まずは、ラマ。
カードのイラストは、どうみてもロバ。

わたしのイメージでは、ラマって、牛とラクダがあわさったみたいなやつ?

グーグル様で、画像検索。

ラマ、こんなんかーー。ちょっと思っていたのとは違うけど、白いな。羊っぽい。羊駝と書く。
ウマっぽくはない。

「ラマ売り」のドイツ語。なんとなくだが、ミュールと書いてあるような気がする……。

ミュールといったらあれですよ。ファウンデーション(by アイザック・アシモフ)をぶっ潰したミュータント。
あの人、一代限りだから、ミュールって名乗ったのですよ。
ラバ。
ウマとロバのあいのこ。

うーん、でも、このカシュガルのあたりでは、ラバがキャラバンに使われていて、正しくはラバなんだけど、西洋人にとっては、ラバとラマが同じだとか?
ドイツの人って、チョウとガって、たしか同じカテゴリーにはいってるんだよなぁ。(参照・「少年の日の思い出」ヘルマン・ヘッセ作)
ラマでも、ラバでも、全部、ミュールっていうのかも。

シルクロードで、ラマのキャラバンっていうのは、ありうるのか?

グーグルで、検索。
「シルクロード」、「ラマ」で検索。

ラマ僧。動物のラマは、なさそうです。

だいたい、ラマって、どんな動物だ?
ウィキペディアによると、南米アンデスに住む……。
アウト。ラマ、アウト。

ラマではなくて、ラバです。
うーん、そうすると、訳の他の部分もあやしい??

ギーグを見ていると、和訳がおちていて、たしかめるために読んでいると、けっこう、メビウス訳と違うことが書いてあります。

でも、ギーグ訳も、けっこうコピペミスみたいなところもあって、怪しい感じ。

特に違うところは、

ギーグ訳によると、

・「女族長」は、キャラバンの先頭に来た瞬間に、連続手番になる。
・「情婦」。

なんかが違う。

えーと、どっちがあっているかわからーーん。
ネットに情報はないのか??

うーんと、いろいろさがしていると、英訳ルールと英訳カードのページがありました。

うーん、「情婦」に関しては、好きなキャラバンからピックアップして、この(情婦を使った)キャラバンに移動するので良いみたいです。
「情婦のうしろを追っかけてくる感じですかねぇ」

これは、ギーグ訳が正解かな。

「女族長」は、英訳のルールだと「As soon as」って書いてあるなぁ。
ということは、すぐ??

でも、ギーグ訳に書いてあった連続手番という言葉はないです。
わかりやすいように、訳した方が付け足した感じです。

これ、「すぐ」だとしても、今すぐなのか、次のターンにすぐなのかわからない感じです。
もやもや。

こまった時は、ギーグのフォーラム。
英語はさっぱりわからないのですが、グーグルさまの助けを借りて、それらしいものはないかどうか?

あった。
この人はどうやら、次のターンにすぐに使わないといけないのか、それとも、別のキャラバンのカードを使っていいのかが疑問みたいです。
連続手番というのはなさそう。

これに、回答しているのは、コスモス社の人かな。

「強制力はありません。『女族長』を選んでもいいし、選ばなくてもいい。効果がなくても『女族長』を選んでもいい」

と書いてあるみたいに思える。

うーん、ではあの1文はどういう意味だろう。

族長の2つ目のアクションが、「パス」みたいになっちゃうため、裏向けてすぐに使うんじゃなくて、キャラバンの先頭にきたときにこの「女族長」の効果は使えるんだよということみたいです。

「情婦」解決。
「女族長」解決。

でも、この英語訳カードを見ていると、「村の美女」のカード「All player」になっていて、自分も入るのか??

これは、ギーグでも情報はでてないなぁ。

ドイツ語のカードテキストをグーグル翻訳に掘り込んでみる。

「あなたの友だち……」

「あなたの友だち」は、あなたじゃないので、多分、対戦相手ってことなんだろうなぁ。
「All other player」の「otshe」が抜けたのかな。

ということで、この1週間がかりで、なんとかシール作りが終わりました。

まえ、2回遊んだだけだと、見てなかったり、気づいていなかったりするカードがいっぱいです。
特に、特殊カードの方は、1枚ぐらいしか使ったことがないので。

強烈に、通常カードの山札から引いてくるカードは強そうですが、たくさん捨て札にカードが落ちるので、相手のデッキを整えるのに使えそうだとか。

ねぇさんのやった作戦も、それほど悪くなさそうだとか。

「門番」って、いつゲットするだろう……とか。

遊ぶのが楽しみです。

うーん、でも、ルールは怪しい。
正しい情報が欲しいですね。

割と遊ばれているゲームなのに、あんまりこういう話題が出てないですねぇ。


ものしりアシモフの玉手箱

化学の歴史

数学史とか、科学史っていうのは、単純におもしろいので、早い段階で興味のために教えるべきだと思っています。
それのことを人生を賭けるぐらいおもしろいと感じた人がいるということを知ることは、けっこう、子どもの興味を刺激するのではないでしょうか?

まぁ、数学史や科学史が授業に入ってきたら、その評価はどうするのか・、人物の名前を覚えてテストするのか?てな話も入ってきそうですが、でも、評価いらないと思うのです。
評価されないおもしろい話がいっぱいあって、それがフックになって、実際の数学や理科にも興味を持つというのは、アリなんではないかと思うのです。

そうすると、まぁ、実用の世界からは、「役に立たない」とかいわれて、勉強するだけ損とかいわれるのかなぁ。

うーん、勉強しなくてもいいから、講談を聞くみたいな感じで楽しめるといいなぁと思うのです。
そして、実際に、数学や科学で、そのことに触れたときに、発見した人の名前が出てこなくてもいいので、

「これこれ。これって、誰だったかが自殺しようと思っていたのに、解けそうになって自殺思いとどまった問題だよなぁ」

とか、そんな風につながると、

「ちょっと、挑戦してみるか」

とか、

「ちょっとおもしろそう」

と感じるようになるんではないかと思うのです。
これは、多分、競馬をしていて、馬の物語に興味をもったりするのと似ているかもしれない。知識があると、より楽しめる。物語が加わると感動すらできるかもしれない。

今ある、乾燥したデータだけでも、充分におもしろいんだけれども、その裏のドラマを知るとより楽しめる。そんな気がするのです。

それで、今回、この本を読んで、化学っていうのは、けっこう発見の歴史に沿って教えられているんだなあと感じました。

これを教えられる先生っていうのを養成していくのは、これからを考えるとけっこう大切なんではないでしょうか?
全国学力調査のテスト対策をしているよりは……。


空を越えて ラララ 星の彼方

PLUTO1

「鉄腕アトム」が原作の現代マンガということで、読んでいます。
本当は、浦沢直樹のマンガは、文庫本になったのだけを読んでいこうと思ってセーブしていたのですが、だって、「鉄腕アトム」ですぜ……ということで、買っちゃいました。

という割には、実は、原作になっている「地上最大のロボット」って、どんな話だったか覚えていなかったりしますが。
青騎士とか出てきたはなしではなかったのかなぁ。

読んでみた感想なのですが、このロボットに対する優しさは、アイザック・アシモフと日本人だけが持ってる感覚だと思います。

形に心が宿っているのではなく、心が宿っているから、ロボットを自分を対等に扱うんですね。

そして、1巻のラスト。いよいよアトムが!
期待、もたせます。


ミクロになった意味…

ミクロの決死圏2-目的地は脳-下

これが、アシモフの未来史のなかで人類が宇宙に広がるきっかけになったのかなぁと思います。

ところで、今回の「ミクロの決死圏」は、前作と比べると、ちょっと「うーむ」なところがあります。

それは、あんまりミクロになる意味がなかったような気が……。

まあ、はじめっから、医療目的で体に潜ったわけではないので、シャピーロフがああなっちゃったのは、しかたないと思います。

でも、ストーリーをすすめるための原動力も、全部、シャピーロフとは、結局関係なくて、実は、ミクロ化して体内に入らなくても結果的にはよかったものばっかりだった気がします。

まあ、科学の発展というのは、えてしてそういうものかもしれませんが、ちょっと騙されたような気がします。

まあ、最後のオチは、けっこう好きで、クスッと笑ってしまいましたか。