鉄腕バーディー5
4巻読んだのは、2004年。10年以上前。「パトレイバー」や、「グルーミングアップ」って、もっと前だったんだとビックリします。
いろんな組織が、それぞれ手探りで動いている様子というのは、おもしろい。こういう俯瞰した見方というのは、なかなか、マンガの中ではかけなかったりします。
楽しみながら、いろんなところに伏線をおいてます。こういうときが、一番楽しそう。
なんか、最近、精力的な安彦 良和さんですな。
おそらく、「ナムジ」、「神武」と続く古事記シリーズのの続きです。
わたしは、ヤマトタケルのお話は、実は、ゆうきまさみの「ヤマトタケルの冒険」で知ったのでした。あとで、あれがけっこうそのまんまの話だと知って、びっくりした記憶があります。
話としては、もうできあがったものなので、それをどう料理していくのか楽しみです。
スクネが、いい味出してます。
基本、みんな体力いるから、ノリが体育会系ですね(笑)でも、不良なノリではない。
そして、あえて人がかかないようなタブーに踏み込んだマンガです。なかなかないよね、こういうお話。
人と動物の交流、感動で、まとめてしまいがちですし。
ちょっと、ゆうき まさみの「じゃじゃ馬グルーミングUP!」に、雰囲気はにてるかも。
主人公の優柔不断な所とか……。しかし、あれだって、馬、食肉として育ててるわけではないですからねぇ。
ところで、タマコのママも、八軒くんをねらってる?
この主人公も、「グルーミングアップ」の主人公も、優柔不断なところが、妙にありがちにリアルなところが、ちょっといや(笑)
わりと、計算づくでお話を作ってくタイプなのかなと。
ゆうき まさみ
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