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老境まんが

山田 英生のまんがアンソロジー集、第3弾。テーマは、「老境」。

このテーマ、毎回面白いなぁと思います。
「本」あたりは、あるかなぁと思ったのですが、「貧乏」、「老境」はなかなか聞かない。そして、まだ読んでないけれど第4弾は、「温泉」でした。

まあ、貧乏と同じく、「老境」の捉え方はいろいろで、本当に恍惚の人みたいなのから、ちょっと年取ったなぁという初老まで。あんまり、まとまりはないです。まあ、アンソロジーとは、そういうものかな。

武蔵ネタがかぶってたりしたのが面白かったです。あと、岡野 雄一の「ペコロス母に会いに行く」は、良かった。前、本屋においてあったとき買っとけば良かったと思いました。

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貧乏まんが

せっかく書いた感想が飛んでしまっていたので、もう1度書きます。読んでいた方には、繰り返しになるかもしれませんし、全然、前と違うことを言っているかもしれませんが、お許しくださいませ。そして、しばらく、こんなんが続きます。

ビブリオ漫画文庫」に続くアンソロジー。
で、今回のテーマは「貧乏」。一言で貧乏といっても、昔はみんな貧乏だったねぇという感じの話もあるし、見えにくい格差社会的なお話もあります。そして当然、貧乏なことが即、不幸というわけでもない。

この半年のうちのどこかで読んで感想を書いたはずなんですが、なんか、前読んだときよりも、今の方が切実に感じるし、面白さも感じる気がします。うらた じゅんの「ホットケーキ」が好きです。

牧歌的な時は、もどってくるのかなぁ。

山田 英生
筑摩書房
発売日 : 2018-05-10

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増補 エロマンガ・スタディーズ 「快楽装置」としてのマンガ入門

まあ、エロマンガは、わたしの中学・高校時代から、大学時代ぐらいまでが、本当に黄金時代だったんだなぁと。
学園物から、SF、ファンタジーと、ほんとうに今のラノベばりにどんなジャンルでも、なんでも揃っていた
そして、有害コミック機制から後、どんどん、陰りが見えていく。

自分の生きている時代っていうのは、そのときはただ、「そういうものなんだ」としか感じないけれど、こうやって振り向いてみれば、特別な時代だったのかなぁとも思います。
まあ、昔は深夜帯ならテレビで普通にAVビデオ流れてたしなぁ。

それが良いのか悪いのかは、わからないけれど、閉塞感はあるよなぁと思います。

それにしても、シュベールも、ビブロスも、英知出版も、桃園書房も、司書房も、もうすでに倒産してなくなっているという話が、ちょっと衝撃的でした。マジか。今並んでるエロマンガの出版社はどこなんだ?というか、ちょっとソフトになって、そのミームはメジャー系で生きているということなのかなぁ。

非道いのもあるんだけれど、なんていうか、多様性を認める方向にきたのも、エロマンガのミームの様な気がします。それ自体が、やっぱり人から受け入れられ難いものであった故に、いろんなものを認めたい、認めないといけないという思いも強かったのかもしれません。
なんでもありって、そういうことです。

あと、声を大にして言いたいのは、この手の本の図版は、大きくしないといけない。1

  1. じ、実用書(笑) []

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ビブリオ漫画文庫

本に関するマンガを集めた1冊。
購入の決め手は、松本 零士の「古本屋古本堂」が載っていることでした。

まあ、一昔前のマンガ家さんたちの懐かしい感じのする1冊です。

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恋する伊勢物語

「伊勢物語」は、なんかオチが良くわからんという印象があるのですが、こうやって、いろいろ教えてもらいながら読むととっても楽しい。
木原 敏江の「伊勢物語」もよかったけど、あっちは、面白い話をチョイスしているという部分があって、全体を通して見たことってなかったです。

俵 万智、よいなぁ。もうちょっと早く読み出しとけば良かったなぁと思います。