インサイダーケン1 ワンダービット 島本和彦 漫画全集
アウトサイダーという言葉にひかれるわたしですが……。
さすが、熱い男、島本 和彦。インサイダーとは。
ゲームマンガの黎明期……かな。もうすでに、たがみ よしひさは、「私立北鳳高校K.I.E」はかかれている。
多分、こりより先に、たがみ よしひさ「私立北鳳高校K.I.E」があったはず。あまりにも早過ぎる天才。見る目そのものも、その作品も。
そして、「ドラクエ」。
それまでの藤原 カムイのマンガの傾向と変わったので、無理矢理かかされていたのだとずっと思っていましたが、「あとがき」を読むと、決してそんなことはなかったみたいです。
こういうストレートな資質も、藤原 カムイの中にはあったんだとビックリ。
ひねくれたアダルトな作品も、読みたいなぁ。
とりあえず、「チョコレートパニック」が読みたいです。
と思って、調べたら、うぉ、今、「チョコパニ」って、Kindleで読めるのね。
でもあれは、あのチョコレートな形の本が良いんだけれど……。
なんか、荒俣 宏の小説も、どんどん派手になっていて好きです。
相変わらず歴史上の有名人から総袋だたきにあう加藤。実は、かわいそうな人なのではないかと思ったりもします。そして、明治になってすぐに復活。いそがしすぎる人だ。そこが、なんとも滑稽でおもしろかっりする。
加藤という存在そのものは、たがみ よしひさが、「滅日」でかこうとしていたものと同じなのではないかと感じました。人のフラストレーションがたまると、彼が暴れて倒されることで、それが解消されるみたいな。
……やっぱり、かわいそうな存在なのかも。まるで、生け贄になる聖者のようですらある。