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じゃりン子チエ6

チエちゃんのお話って、時間の経過はどうなっているんでしょう。
ストーリー的には状況も変わっていくのですが、子どもが成長しているようには見えないなぁ。
子どもが出てくる長いマンガは、ここがとても難しいところです。成長、あっという間ですしねぇ。

そういえば、お母はんが手紙を燃やしているような場面を見たことがあるのですが、あれ、なんでそんなことになるんだっけ?

いままた、文庫で新しい版のコミックスが出ているし、息の長いマンガです。

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じゃりン子チエ5

ヒラメちゃんのコンプレックスとかも、好きです。
だんだん、みんな味のあるいいキャラになってきますね。

あと、おかあはんがめちゃくちゃスポーツマンやというのも、なんとなくわかっていたけれど、ここまでひっぱっりますかという感じです。

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ホーホケキョ となりの山田くん シネマ・コミック11

嘗めてた。
これが、つくられると話を聞いたときも、公開されたときも、なんで今頃、ジブリが「おじゃまんが山田くん」をとか思っていました。

そんなんじゃない。これ、アニメの「じゃりン子チエ」に匹敵する名作です。
そして、これでやりたがっていたことが、「かぐや姫の物語」で完成する。そういうながれの物語です。

あと、宮崎 駿の物語は、シネマ・コミックではおもしろくないけれど、高畑 勲の物語はシネマ・コミックでも、充分おもしろいんですよねぇ。その発見があった1冊です。
これだって、動きはものすごく重要な要素を占めているはずなんですが、シナリオがしっかりしているというのは、こういうことなんだと思います。

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平成狸合戦ぽんぽこ ジブリの教科書8

見ればわかるすさまじいお話。
高畑 勲の映画の中でも、「じゃりン子チエ」、「かぐや姫の物語」は別格として、「となりの山田くん」と「平成狸合戦ぽんぽこ」は、絶品だと思います。

題名とビジュアルにごまかされていました。

もう1本ぐらい、新しい高畑 勲のアニメが見たかったなぁ。

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どんくさいおかんがキレるみたいな。 方言が標準語になるまで

松本 修の言葉シリーズ、第2弾。
「全国アホ・バカ分布考」は、どっちかというと「アホ・バカ」という一般的な言葉が中心でしたが、こっちは、どんどん変化していく流行語がメインです。まあその流行語の中でも生き残ってずっと使われていくような言葉ですね。
時代的に、取り上げている言葉が、自分とドンピシャなので、面白かったです。

たしかに、わたしの使っていることばって、テレビの影響をモロかぶりしていますねぇ。

まぁ、ウチは「おかん」とは言わずに、「おかあはん」なんですけどね。でも、兄弟は「おかあさん」と呼ぶので、これは多分「じゃりン子チエ」の影響。

言葉が変わってしまうと、以前はどう表現していたのかわからなくなってしまうことってあります。
「ゲットする」なんて言葉は、あきらかに「ポケモン」からうまれた言葉だと思うのですが。「手に入れる」とか言っていたのかな?今では、「ゲットする」の方がしっくりする気がします。

意味が、微妙に変化していく様子も、なかなか興味深かったです。

思わず、人に話したくなる知識です。