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漫画版ひとりずもう 上

さくら ももこの自伝的マンガ(?)「ちびまる子ちゃん」の続編的な物語です。
でも、お話のトーンはちょっと違います。

「ひとりずもう」というコメディっぽいタイトルから、「ちびまる子ちゃん」的なコメディを思い浮かべていたのですが、これって、思春期のモヤモヤみたいなのがテーマになっています。
少女マンガっぽい。というか、ちょっと大島 弓子っぽい。
多分、絵柄は違うけど、さくら ももこが目指していた少女マンガって、こういう感じだったのではないかなぁと思ったりします。
そして、タイトルは、たしかな「ひとりずもう」で、ピッタリなタイトルなのです。すごい言語感覚だと思います。

小学5年生から高校まで。この時期って、そうだよなぁと思わせるエピソード満載です。
地味な青春だったと思える人ほど、共感できるのではないかなぁ。

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4コマ ちびまる子ちゃん 13

最終巻。
特別、終わりという感じはなかったですが、

「来年もいい年でありますように」

ということで、「4コマ ちびまる子」、完結です。

4コマは、「ちびまる子」ちゃんとは違って、舞台が現代になっていて、そこが不満なところでもあったのですが、時事ネタを取り入れられるのは、よいよなぁと思っていました。そして、そのわりには、時事ネタ少なかったけど……。

こっちになって、批判する人も多かったみたいですが、わたしは、読みながらクスクスクスクス笑っていました。
これぐらい、脱力して読める物語というのも大事。

「じゃあ何者!」

「呑気者だ」

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てんこ盛り!!永沢君

永沢君の生い立ちの小説が……。かわいくないって、それは赤ちゃんのせいではないだろうに……。
そして、それはとてもリアルなことのようにも思えます。

さくら ももこ、鬼だな。

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4コマ ちびまる子ちゃん 12

終わらない、日常。
そんな平和がずっと続いていくことが、本当のしあわせなのかもしれません。

最近、そう思うようになってきた。