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トラベル・アバロン

「バーゲンセール」の後は、本当に子どものやったことないゲームということで、2人用の「トラベルアバロン」。

これは、「トイザらス」から「ぱふ」、「ころぽっくるの家」まで、いろいろなお店で簡単に手に入れることが出来る2人用のアブストラクトゲームです。

今回は、わたしが「うつぼゲーム会」に持っていった携帯用の「トラベルアバロン」です。
「透明カバーでゲームの途中でもセーブ可能!」という優れものです。

アブストラクトゲームは、2人用のものが多くて敷居が高いような感じがするのですが、やってみるとそれほど複雑ではないゲームが多いというのがわたしの感想です。
ただ、奥は深そうで、研究している人には、初心者が絶対に勝てないだろうという面はあります。
でもまあ、わたしたちのように、初心者同士が遊ぶにはなかなか楽しい選択の1つだと最近思えてきました。
ただ、2人用が多くて、この人数制限のためにけっこう遊ぶ機会は少ないです。

さて、「アバロン」は、六角形のゲームボートと黒と白の球の形をしたコマ(マーブル)を使って遊ぶ2人用の対戦ゲームです。

ルールはシンプルなのですが、説明しにくいなぁ。
ボードの決まった位置に、お互いに14個のマーブルをおきます。

手番は、白黒1回ずつ交代です。
手番には3個までの隣接したマーブルをスライドさせることができます。1列にならんでいるマーブルをまっすぐ押して動かすこともできますし、平行に移動させることもできます。
また、1列にたくさん並んでいるマーブルから隣り合う1個から3個までのマーブルだけをスライドさせることもできます。

基本的に、マーブルの移動は、移動する場所が空いていなければなりません。しかし、相手のマーブルと対面しているときは、相手のマーブルの数が自分のマーブルの数よりも少ない場合のみ、相手のマーブルを押すことができます。

こうして、相手のマーブルをゲームボードから追いだしていくようにマーブルを移動させていきます。
先に相手のマーブルを6個、ゲームボードの外に追い出した方が勝ちです。

たくさんマーブルを追い出した方が勝ちですから、同じアブストラクトゲームの「ギプフ」に比べると勝利条件はわかりやすいと思います。

ちょっとややこしいと思うところがあるとしたら、移動のルールの平行移動のところぐらいです。

ルールを説明すると、2年生でもだいたい理解できます。
(↑ ただし、理解度は普通の2年生より上だとおもわれますが)

で、ゲームスタート。

基本的には、自分のマーブル同士があまり孤立しないように固まりとして動かしていくことかと思います。

ゲームボードには穴が空いていて、そこにマーブルが固定されるようになっています。上手にマーブルを動かすと、5つぐらいのマーブル(自分3つと相手が2つね)が一斉に動いて、カチャと次の穴にはいって気持ちいい(笑)
ゲームの本質的なおもしろさではないのと思いますが、こういうオモチャ的な感覚的なところも、大事です。
あ、大きい「アバロン」は、もっと気持ちいいかも。

4、5手動かすと、お互いに接近戦に入ります。
ただ、自分のマーブルを3つしか動かせない、つまり、相手のマーブルは2つずつしか動かせないというルールは、けっこう厳しいルールで、わりと膠着状態に陥りやすい感じがしないでもありません。
わたしとしては、10個ぐらいいっぺんにパーっと動かしたい気分です。そうすると、先手必勝のすごい大味なゲームになってしまいそうですが……。

ボードが六角形というのが素敵なところで、自分ではマーブルをつなげているつもりでも、ななめ向きとかにスキが生じます。
そのスキを狙って、

「えいや!」

とやるわけです。

この手のゲームは、ある程度先が読める大人の能力というのがものをいいます。
パタパタと、相手のマーブルを2つ落とすあたりは、相変わらず大人げないと言えるでしょう。

いやまあ、さっき、「バーゲンセール」で負けたから、今度は「アバロン」で勝ってもおあいこでしょう。
それに、負けてゲームがイヤになるような育ち方はしてない。きっと。いや、本気でやらない方が、失礼だ。
ホンマに、鬼ですか?

しかーし。落とすのに必死になっているうちにこっちにも油断が生じていたようです。
相手のマーブルを落とすために相手の方に近づきすぎていたマーブルが、1つ落とされてしまいます。

感じたコツとしては、相手にスキを見せないこと。
常にディフェンスに気を配っていたら、もしかしたら、このゲーム終わらないのではないかという印象も受けました。
でも、それでは面白くない。面白く遊ぶためにゲームをしているわけで、ここは、積極的に相手のマーブルを落としていく手に出ます。

基本的に、直線方向にある相手のマーブルを押出していくわけです。ただし、相手もそれは理解しているので、直線か方向には3つ以上マーブルがならぶように移動して配置してきます。
それをくずすために、今度は、ななめ方向から相手のマーブルを移動させるわけです。

これで、積極策をとって、相手のマーブルを2個ぐらい落とします。そのスキをつかれて、こちらも1個マーブルを落とされてしまいます。

ここまでくると、ゲーム勘のある2年生って、すごいですね。
わたしが、ななめに動かして直線上のマーブルの数を減らす作戦をとってるのを理解して、それに対して、ちゃんと防御してきます。
それどころか、同じように攻撃をしかけてくるんですね。

最初は、こっちもそれを警戒してなかったので、マーブル1個落とされてしまいました。
おっ。差が1個。
俄然、面白くなってきました。

その後、1個落としては、1個落とされての攻防だったのですが、結局逆転まではいたらず、わたしの勝ちでした。

マーブルが多い方が得なような気がしますので、最初のリードがなかったら、けっこうあぶなかったかもしれません。

2人ともの腕前が上がれば上がるほど、戦況が硬直してしまいそうな予感がして、そうするとゲームに時間がかかるのではないかという心配がありますが、まずまず、子ども同士とかでも遊べそうな感じです。

また、持っていこう。

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今日は、午前中から、「ころぽっくるの家」でゲーム会でした。

午前中3家族、午後から2家族で、ゲームを遊びました。

遊んだゲームは、

「ハリガリ・ジュニア」
「キンダーメモリー」
「いそいでさがそう」
「クラウン」
「コンタクト・ゲーム」
「クイックゲーム」

あと、お店の方と

「ハムスター」
「メルリン」
「おなじはど~れ」

を遊びました。

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コンタクト・ゲーム

やって来たのは、1年生が1人。

「あそぼ」

1人じゃんか。うーむ、1年生で1人だとやれることの選択しが一気にせばまってしまいます。

「なにしたい?」

「今日は、オバケのやつしたい」

「ヒューゴ」ですね。「ガイスター」は、まだ難しすぎるか。数字と動かすマスの対応がまだあやしいところもあるからなぁ。
まぁ、じやあ、練習の意味もこめて、「ヒューゴ」。

と「ヒューゴ」を引っぱりだしてきて遊んでいたのですが、やっぱりちよっと2人では盛り上がらない感じです。

「おっちゃん、これどうするの?」

と別の場所に呼ばれたので、

「ちょっと、まっててね」

とそこを後にしました。
帰ってくると、なぜか、いかつい5年生4人に囲まれている小さな1年生。
しかも、1年生は女の子だし、5年生は全部男だし(笑)

「な、なんやどうした?」

「いや、なんでもないよ。見てるだけ」

「一緒にするか?」

「え、いいわ。やめとくわ」

1年生の子が、サイコロでヒューゴくんの目を出しまくってあっという間に、終わってしまいました。
5年生たちも、いつの間にかいません。

「やっぱりこれ、2人では苦しいで」

「じゃあほかの……」

ということで、「ヒューゴ」を片づけて、探します。

「これは?」

でてきたのは、「コンタクト・ゲーム」。
うん、まだ1回もやったことがないので、遊んでみましょう。

タイルをならべていくゲームです。タイルには、線路、川、道路の絵がかいてあります。
あるタイルには、道路の絵しかかいていません。また、あるタイルには、川と道路の絵がかいてある場合もあります。

それらの線路や、川や、道路がしっかりとつながるようにタイルを置いていかなければなりません。

ただし、道路の絵だけがかかれたタイルと、川と道路の絵がかいてあるタイルでは、永遠につながりません。
そこで、タイルには、線路や、川や、道路の終端がかかれたものがあります。それを上手に使って、ならべていくわけです。

今回使ったのは、英語版のゲームで、「つなげていこう」という題名がついてありました。
これは、「ぱふ」とか「ころぽっくるの家」とかでも、「コンタクト・ゲーム」という題で日本語版が出ています。
わたしのは、「ボーネルンド」で買った輸入盤で、ボーネルンドの作った日本語訳がついています。

でも、この訳を読んでも、イマイチ、ゲームのやり方がわからない(笑)
単純なゲームなんだと思うけど。

日本語訳によると、こんなゲームです。

最初、プレーヤーは、10枚タイルを持ちます。
スタートプレーヤーは、自分の手持ちのカードから、1枚プレイします。プレイできたら、山札からタイルを1枚取ります。

次のプレーヤーは、おかれたタイルにつながるタイルを自分の手札からならべてプレーします。プレーできたら1枚山札からカードを取ります。
プレーできるタイルがなかったら、1枚山札からカードを引いて、それもならべられなかったら次のプレーヤーにうつります。

カードがはやくなくなった人が勝ちです。

どこがおかしいかというと、自分の手札から1枚プレイしたあと、また山札から1枚引くというところですね。
だって、そんなことしたら最初の10枚から、全然減らないじゃないですか。

タイルは、けっこうたくさんあって、なんと140枚もあるんですねぇ。
もしかして、山札のタイル140枚がすべてなくなってからが、ゲームのスタートなんてことないですよねぇ?

ということで、今回は、手札から出せたら山札からはタイルを引かないというルールにして遊びます。

まぁ、これなら2人でも単純でいい感じです。
でも、けっこうタイルつながりにくいような気もします。

場に置いているタイルのつながるところは、両端だけです。だから、選択肢は2つだけです。このあたりは、子どもでもどこにつなげるかがわかりやすくていいと思います。
でも、自分のもっているタイルの組み合わせは、けっこうたくさんありますから、うまくつながらないことも多いです。
カード、減っていくのかなぁ(笑)

と、今日はよく呼ばれる日。またまた、

「おっちゃんこっち来て」

コールです。

で、いって帰ってくると、なぜか、またまた、5年生の集団に囲まれている1年生(笑)
なんじゃこの集団は(笑)?

どーも、このゴツい5年生集団は、わたしに対してちょっとビビっているようですねぇ。
でも、ゲームには興味があって、わたしがいなくなると、近づいてのぞいているという感じでしょうか。

わたしが、帰ってくると、すごすごとどこかに行こうとします。

「見とってもいいで。いなさいな」

ちょっと、顔を見合わせて、でもストップして見ています。

ところで、この5年生集団に囲まれているときの1年生の女の子の顔ですが、どんな顔してたと思いますか?

  1. おびえて、こわいよー という顔
  2. ゲームに必死でそんなことは気にしていないよ という顔
  3. わたしなんて、ゲームしてんねんでちょっと優越感 という顔

答えは、3番。
どーも、5年生がうらやましがっているのをわかっている感じですねぇ。

ゲーム再開。
3回ぐらいすると、見てるだけの5年生も、ルールわかるようです。
5年生同士で、どこに置いたらいいかとか話しています。
よし、チャンスだ。

「ええで、君らも入るか?」

「うん」

今度は、お誘いに乗ってきました。

「では、新しく入る人はカードを10枚持ってください」

わたしらは、ゲームの途中だけど、あんまりタイルも減った気しないのでいいだろう。

やっぱり、たくさんで輪になってゲームするのって楽しいです。
自然と、笑い声も出てきます。

5年生が入ってやれたのは10分ぐらいでしたが、それでも、

「やっぱり、みんなで遊ぶと楽しい」

と1年生の子も言っていたので、よいでしょう。
5年生も、

「また、やっていいですか?」

と聞いているので成功と考えよう。
願わくば、自分たちのせまい仲間ばっかりでなく、いろんな子どもたちと遊んでくれることを、わたしは望みます。

ゲームの方は、もちろんまだまだ山札にタイルを残したままでした。

「結果発表。今、残っているタイルが少ない人が勝ち。
おっちゃん9枚」

「15枚」

「13枚」

「10枚」

「14枚」

「8枚」

8枚と言ったのは、1年生。

「え、じゃあわたしの勝ち?」

まぁ、ちょっとずっこい気もせんでもないけど、よしとしましょう。

しかし、後半からはじめた5年生は、みんなカードが増えているという……。

このゲームの正しい遊び方を教えてください(笑)

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週末に、
「ころぽっくるの家」と「KID’S いわき ぱふ」に行って、ゲームを仕入れてきました。

「ころぽっくるの家」では、

「ダイナマイト」
「妖精探しゲーム」
「PICK-IT」

を購入。

「KID’S いわき ぱふ」では、

「ノイ」
「ヴェニスの運河」
「キャッチ ミー!」
「カヤナック」

を購入。

また、「ころぽっくるの家」では、1時間以上居座って、いろいろとお話を聞かせていただきました。

ありがとうございました。

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リーチ

最後は、「リーチ」。
「ころぽっくるの家」で、買ってきた木のおもちゃです。
ゲームに使うものは、白黒のマスが交互にかかれた3×3のボード。
白いコマ、黒いコマ、3つずつ。
白いマスにいるコマは、黒いマスに動かせます。黒いマスにいるコマは、白いマスに動かせます。
相手のコマを邪魔して、自分のコマを3つ、縦、横、斜め、どれか3つを並べるだけのめちゃくちゃ簡単なゲームです。

作りも簡単ですので、紙とかですぐにこのゲームに必要なものが作れちゃう簡単さです。
でも、このゲームのおもしろさというか、気持ちよさは、木のボードに木のコマを打つときのカチンという音にあるとわたしは思っています。

1プレイ、だいたい1分ぐらいです。
またまた、小学校5年生の子を誘ってプレーしました。
1回目は、あっさりわたしの勝ち。
このゲーム、プレー時間が短いので、全然、負けても、疲れたり、落ち込んだりしないんですねぇ。
で、

「おっちゃん、もう、1回」

11回プレーして(それでも、全プレーにかかった時間15分ぐらいのものです)、勝率は、5対6。
わたしの負け越し。手数も少なそうに見えるのですが、けっこうパターンがあるようです。負けるのは、ほとんど見落としのせいです。

「このゲームは、ぼくの勝ちやな」

うっ。ま、負けず嫌い。「ガイスター」の復讐ですか?
まあ、負けず嫌いは、いいですよ。
あとで落ち込んでプレイしなくなっちゃわない限りは、どんどん強くなっていきます
からねぇ。

ということで、1月の「うつぼゲーム会」も、楽しく子どもたちと遊ぶことができました。
その他にも、女の子たちは、「ア・ラ・カルト」というお料理のゲームを楽しんでいました。
また、「トール」も遊びました。トールは、最後の最後で集めていた神様のカードの「1」にされてしまい、逆転負けをしていました。

うん。2月も楽しみです。
たくさんの子どもたちが、ボードゲームの楽しさを知ってくれたらと思います。