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さて、いよいよ2017年も終了でございます。
本年中は、本当にお世話になりました。
来年度も、よろしくお願いいたします。

2017年度は、まぁ、いろいろスイッチな1年でした。
3月から、100年寝た後勇者になって世界を救ったり(主に山に登っていた方が多かった気がしますが)、イカになって世界を塗り替えてみたり、忍結界にとらえられた人たちの緊張を解いて救い出したりと、忙しい毎日でした。

まあ、仕事の方でもかなり大きな動きがあって、特に来年は大丈夫かという状況ではありますが、まあ、なんとかなる……と、いいなぁ。悩み多き日は続きます。

今年は、子ども達とは、けっこうゲームをしたのですが、お伝えすることは出来ませんでした。あいかわらず、去年度から引き続き、オープンなゲーム会には全然行けていないので、全体的には、遊ぶ機会は減っております。いろいろできているボードゲームカフェとかにも、行ったことないです。

ではでは、今年1年を振り返ります。

ゲームハウスのゲームたち

2016年の記事によると、ゲームハウスには昨年の年末1075種類のボードがあったそうです。
「playgameボードゲームデータベース」によると、今年は、1140個のボードゲームが登録されています。
ということで、今年は、65種類のゲームが増えたようです。昨年は81種類で、それまでは、70種類ぐらいずつ増えていたので、まあ、普通のペースです。

あふれ出した本とボードゲームをなんとかしなければならないということで、去年までで、1499冊のマンガを自炊して処分しました。涙を流しながら1冊購入したら2冊処分するようにしています。

ボードゲームの方は、おねぇさんの担当です。
家の拡張まで、あと2年。それまで、部屋のエアコンがもってくれるといいなぁ(壊れかけ)。

日本語化されるゲームはますます増えています。遊べる場所も、確実に増えているはずなのですが、遊ぶ機会が減っているのは、出不精のせいでしょうか。
お家でも、コツコツと遊べると良いのですが、今のとこイカと野生の息吹が中心な毎日で、難しいかなぁ。

わが家のニュース

3月3日にわが家にやってきたものの存在が大きいかなぁ。
今までは、イカしかなかったのですが、イカが出るまでのつなぎと思って買った息吹もおもしろくて、二人とも、はまりました。今まで、やったことがないようなゲームだと思いました。

2017年をふりかえる

映画は、それなりに見たのは全部おもしろくてハズレはなかったけど、去年ほど、凄いというのもなかった印象ですな。結局、「この世界の片隅に」の長いバージョンは作られないのかな。

あぁ、けっこうアニメ見ました。
「進撃の巨人」のシーズン2は今年だったかな。間違ってアマゾンプライムに入れられてしまったので、「昭和元禄落語心中」のシーズン11と「メイドインアビス」を見ました。
今年のベストアニメは、「メイドインアビス」でした。
まあ、「3月のライオン」とかも、安定して大好きです。あと、「宝石の国」もおもしろいです。今更ながら、「ガンダムビルドファイターズ」も見て、出てくるキャラみんな好きだなぁと感心したり。「賭ケグルイ」も蛇喰夢子という名前は、大好きです。思わず口に出したくなる名前だと思いません?

2017年、よく遊んだゲーム

ゲーム会から離れてしまっているということもあり、遊んだ回数的には昨年に引き続き、少ない感じです。
でもその分、子ども達とけっこう、短いゲームを繰り返し遊んだ印象です。

さて、今年1番よく遊んだゲームは、1位「キングドミノ」、2位「ダイナマイト」、3位「ノイ」、4位「エスカレーション」、5位「テイク・イット・イージー」でした。

初登場1位の「キングドミノ」は、かけ算の練習になるということで、小2の子たちと良く遊びました。5位の「テイク・イット・イージー」もそうですね。「テイク・イット・イージー」は、けっこう、実力差が出過ぎてしまうことがありまして、1人女の子がどうしても勝てなくて、「キーッ」となることもあったのですが、「キングドミノ」はそうでもなかったです。
そして、時間的にも1プレイ、15分~20分ぐらいで出来るので、大変、お手軽でした。
今年のベストファミリーゲームでした。
「クイーンドミノ」の方もやってみたのですが、まあしばらくは、「キングドミノ」でいいかぁという感じでした。あの手軽さがなくなるのは、もったいない感じなのです。

2位の「ダイナマイト」、3位の「ノイ」、4位の「エスカレーション」も、子どもと遊ぶ定番ですね。「ダイナマイト」と「ノイ」は、足し算、引き算の練習もかねて繰り返し遊びました。「エスカレーション」は、なぜか、子どもたちに大人気でした。

あと、ここには出ていませんが、「ロコ」もかけ算の練習としてけっこうしました。でも、「ロコ」だとちょっと出てくるかけ算が簡単すぎでした。

定番だった「ラブレター」と「ドミニオン」は、ちょっと少なめになってきました。
「ドミニオン」は、大会を目指さなくなったのも大きいかなぁ。暗黒時代からあとのカードは、実はコストやカードの効果もうろ覚えなものが多いです。やり込みたい気持ちはあるのですが。
「ラブレター」も、さすがにいろいろやり過ぎた感じかなぁ。年末に、高学年の子ども達がやってきて、ちょっと「ラブレター」したいと流行しました。

わたしが、今年ベストゲームだと思ったのは、「フルーツジュース」です。これも、子ども達と遊んでいます。多分、手に入れるのがもっと早ければ、回数ももっと増えてベスト5に入っていたと思います。

来年も、楽しい良い年でありますように。
いっぱいいっぱい遊べますように。

それでは、良いお年を。

  1. 今まで、シーズン2しか見たことなかった []

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この世界の片隅で 下

原作を読む前に、映画を2回見てきました。
もちろん、ものすごく良かったというのもあるのですが、最後の右手の意味はなんだったんだろうというのが、ものすごく気になったからでもあります。最初、ホラーかと思った。

それは、映画のラストの歌が「みぎてのうた」であることや、この原作を読むことで、腑に落ちました。

今まで、ずっといろんなことをしてきて、いろいろなものを生みだしてきた右手は、なくなった後も、物語を紡ぎ続けていた。過去の物語も、未来の物語も。
1つは、りんさんの生い立ちという過去の物語だし、もう1つは、母親を亡くして北條家に来た女の子の話でもある。さらには、鬼いチャンが人買いになる話も含まれている。もっといえば、「この世界の片隅で」という物語全体すら、その右手が語った物語だといえると思ったりしました。
もしかしたら、全ては、ただのすずさんの妄想なのかもしれない。でも、それは世界を変化させていく力を持っているのかもしれない。
そう思って見たとき、ものすごく唐突に見えるさぎのエピソードも、実は、見えていたのはすずさんだけなんじゃないかと思えてきたりします。あの絵、さぎの部分だけなんか浮いている感じがするんですよねぇ。

最後の「しあわせの手紙」は、「みぎてのうた」の元になったものです。
こっちの方が、長くて詳しい分、ドキッとする表現も多いのですが、好きです。
読むたびに、うなずきながら、そういうふうに生きられたらなあと思います。

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この世界の片隅で 中

映画版の方が、まとまっていて見やすいのですが、コミックス版は仕掛けがいっぱいで面白いです。第20回のコマ割りとか、第23回のカルタとか。
というか、このコミックス版の仕掛けをよくぞまあ、あの映画版の形に読み替えたなぁと思います。

2巻目は、映画ではバッサリと切られたリンさんのエピソードです。
水原さんの話とリンさんの話があって、まぁ、割り切れなさのバランスがとってあると思うのですが、まあしかたないかなぁ。なんかでも、噂によると、もう少し付け足した映画も作られるかもしれないということで、楽しみにしておこう。
特にこの巻ラストの花見のエピソードは、映画でも見てみたいです。
やっぱり、映画になって音が入ったときに、それぞれのもつしゃべり方が、すっと入ってくるところは素敵だなあと思います。もちろん、マンガの中でもその感じは伝わるようにかかれてはいるんですけどね。それでも、あぁ、こういうしゃべり方をするんだというのは、凄い力です。

のんのしゃべり方はもちろんなんですが、わたしは、おねえさんのしゃべり方も好きですねぇ。

「ほんでわたしのかね!!」

とかね。これは、映画でもあったかな。かなり記憶が怪しくなっていますが(笑)今のわたしには、あの声としゃべり方で、再生されます。
映画が、どこかを削らなければならないとなったときに、おねえさんとすずさんに焦点をあててかいたのは、すごく正しいと思います。

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さて、本日をもちまして2016年も終了でございます。
本年中は、本当にお世話になりました。
来年度も、よろしくお願いいたします。

2016年は、またまた働く場所が変わりまして、なかなか大変だったり、悩み多き日々ではあったのですが、ほぼおおかたは楽しい毎日を送ることができました。
子どもたちとも、それなりにボードゲームをして遊んでいたのですが、お伝えすることはできませんでした。
オープンなゲーム会に行かなくなってしまったので、遊ぶ機会的にはちょっと減ってしまったかなぁ。そして、遊べていない分、物欲の方は上がっている気がします。

2017年は、いったいどんな年になっていくのでしょうね。
2015年から夫婦の間で続く「イカ熱」は、来年のニンテンドースイッチ発売ぐらいまでは続きそうです。

ではでは、今年1年を振り返ってみます。

ゲームハウスのゲームたち

2015年の記事によると、ゲームハウスには昨年の年末994種類のボードがあったそうです。
「playgameボードゲームデータベース」によると、今年は、1075個のボードゲームが登録されています。そして、残り1このゲームが登録待ちになっています。
とうとう、ウチのゲームも、4ケタの大台にのりました。
ということで、今年は、81種類のゲームが増えたようです。昨年は50種類で、それまでは、70種類ぐらいずつ増えていたので、昨年少なかった分のリバウンドが来ている感じですね。
本とボードゲームが、そろそろ家からあふれ出しつつあります。
家の拡張は、ねぇさんが退職したら始めるそうです。あと、数年後です(というのが、このところ毎年のネタになっております)。

日本語化されるゲームはますます増えています。遊べる場所も、確実に増えているはずなのですが、遊ぶ機会が減っているのは、出不精のせいでしょうか。また、ちょっとずつでも広がっていけばいいなぁとは思っているのですが。

わが家のニュース

知り合いの方に声をかけていただき、6月に大阪でボードゲームのフリーマーケットに参加させていただきました。
ウチのゲームをゲーム会の景品にしたり、人に差し上げたりということはあったのですが、大々的に売って減らしたというのは、初めての経験でした。
いつも、この手のイベントは、自分が売る方にまわったことはなかったですので、なかなか楽しい経験でした。

たしか数は、20個ぐらいのゲームを放出して、5つぐらいのゲームを買って帰ったのではないかと思います。だからといって、家にあるゲームの種類が減ったわけではないという……。ほら、家から持って行ったゲームは複数あったゲームばかりで、購入したゲームは新しいゲームなので、結果的には、家にあるゲームの種類は増えているという。

あと、大きな事件としては、水没事故がありました。
ゲームの置かれている部屋が、水浸しになりました。さいわい、ほとんどのゲームは、棚の上で事なきを得たのですが、いくつかのゲームは、箱がエラいことになりました。
夜、家に帰ったら妙に玄関が光っている。1歩踏み出したら水浸しという悪夢のような日でした。

あとは何かな。
けっこう、映画を見に行きました。
今年は、傑作が多かったですねぇ。「シン・ゴジラ」に始まり、「君の名は」、「聲の形」、「この世界の片隅に」。このところ恒例のマーベルのヒーローたちも良かった。
「スターウォーズ」もそれなりに良かったし。イマイチだったのは、「デスノート」ぐらいかな。

この中では、ダントツに「この世界の片隅に」が良かったです。なんと2回見に行きました。長いバージョンが出来たら、また見に行きたいです。

2016年、よく遊んだゲーム

ゲーム会から離れてしまっているということもあり、遊んだ回数的には昨年に引き続き、少ない感じです。
仕事場が変わって、また新しい子どもや人たちと、1から簡単なゲームを遊んでいることが多いです。

さて、今年1番よく遊んだゲームは、1位「ラブレター」、2位「ドミニオン」、3位「コリドール」、4位「ノイ」、5位「エスカレーション」でした。

1位の「ラブレター」は、なんというか、ずっと定番のゲームですよねぇ。初心者の方と遊んでもよし、経験者でもゲームとゲームの合間に遊んでよし。いつでも、安定して遊べるゲームで本当に重宝します。

2位の「ドミニオン」は、新しい拡張の「ドミニオン 帝国」が出るかもということで、急遽、「しておかなければ」という感じで、でこねぇさんと2人で延々と「ドミニオン 冒険」の推奨セットを遊んだのでした。で、結局まだ、「帝国」出ていないんですけどね。ホビージャパンがどこまでがんばってくれるのか。期待しています。出来たら、「第2版」も日本語で出て欲しいなぁ。

3位以下のゲームは、ほとんどが新しい仕事場やその近くで子どもたち、職場の人たちを巻き込んで遊んだゲームです。どうしても、遊ぶ時間が小刻みになってしまうので、短くていつでも終われるゲームが中心になりますが、「七つの印」や、「宝石の煌き」なんかも、時間のある時には遊ばれています。
ちなみに、「エスカレーション」は「ボッカーンのゲーム」、「ノイ」は「101ボッカーンのゲーム」、「6ニムト」は「牛ボッカーンのゲーム」、「なつのたからもの」は「めくってボッカーンのゲーム」と呼ばれています。ボキャブラリが、「ボッカーン」ばっかりです(笑)

「湖畔のゲーム会」の中心は、昨年から引き続き割と重ゲー中心です。
「オーディンの祝祭」とか、繰り返し遊びたいのですが、それもなかなかです。

もっともっと遊びたいゲーム

まずは、「フードチェーンマグネイト」。「オーディンの祝祭」、「アルルの丘」、「カヴェルナ」などなど、ウヴェ様の一連。そうすると、また「アグリコラ」もしたくなったりするのですが。
「アクアスフィア」とかも、もうちょっと遊びたい。
「ドミニオン」もやり込みたい。そういえば、「イスタンブール」だって、もっと楽しめそうな気がします。

お楽しみは、これからだ。

来年も、楽しい良い年でありますように。
いっぱいいっぱい遊べますように。

それでは、良いお年を。

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この世界の片隅で 上

なんともいえない絵に惹かれて映画を見に行ったのですが、これが、メチャクチャ良かったです。
ラストシーンの意味が、わからなくて、2回目見に行きました。2回目も、いろいろ発見することがあって面白かったです。なんか、わりと淡々としたお話なのですが、何回見ても飽きない不思議が雰囲気があります。

原作のこうの 史代のマンガは、文庫で何冊か持っていたのですが、まだ未読でした。てっきり、「この世界の片隅に」も文庫で持っていると思っていたのですが、まだ、文庫化はされていなくて、3冊購入しました。
今、1巻ずつ、ゆっくりと読んでいるところです。

で、先に映画の方の感想ですが、今年は、けっこういい映画が多かったのですが、最後の最後に見に行った「この世界の片隅に」が、最高傑作でした。
「君の名は。」もそれなりに良かったし、「聲の形」も傑作だと思ったのですが、「この世界の片隅に」は、凄いです。
他にも、いつものマーベルのアメコミ映画も面白かったし、「ゴジラ」も良かっし、「ちはやふる」も素敵だったのですが、それが全部吹っ飛ぶぐらいの出来でした。

初め見た印象は、どこか「最終兵器彼女」だったのですよ。すずさんから見た戦争が、ちせから見た戦争みたいな。すずさんフィルターを通して見た戦争っていう感じがしていました。すずさんが、人一倍、空想癖がある少女としてかかれていたので余計に。
でもねぇ、これが、それだけで終わる話ではなく。

原作の1話1話の最後にオチがつくお話の作り方も好きなのですが、映画の流れていくような物語運びも凄く良いです。原作の方が、長い分、映画で語られなかったお話が詳しく入っていていいのですが、あぁ、この部分も、映画のリズムで見たかったなぁという気がします。
基本、わたしは原作好きなことが多いので、けっこうこういう感想は珍しいかな。
映画はなんだか、高畑 勲監督の匂いもする気がしました。でも、高畑さんほど、理屈っぽくない感じがするんですよねぇ。

あと、この話が、けっこう色っぽい話なところも好きです。
多分、これから何回も、この映画見ることになるだろうなぁと思っています。

コミックスを読んで気がついたのは、最初の子ども時代のエピソードは、「この世界の片隅に」ではなくて、読み切りのエピソードだったのねということ。なるほど。でも、映画ではものすごくきれいにその伏線を回収していました。あれは、原作通りなのかな。