僕らはみんな死んでいる♪6
きら作のいやな感じのこのマンガも、10巻で完結しました。
ということで、追いつくために一生懸命読んでいます。
うーん、この展開で、夢オチ以外のどんなオチを持ってくる気なんだろう。
黒幕がいたとしても、超絶な力をもっているのは確かで、対処のしようがないよねぇ。
そして、今まであったこともすべて、本当のことかどうかなんて確かめようもない。
うーん、これはだれかのインナースペースなのかなぁ。
としたら、1番怪しいのは、ユアンかなぁ。
ドッキリでしたみたいなオチ……には、ならないよなぁ。
ここまできて。
いろいろなことが、浄化されないまま、グルグルとまわっています。
これ、どこに着地点を持って行く気なんだろう?
着地の仕様があるのか心配な感じです。夢オチ?
神様の正体は、何なのか。
無責任なマスコミとか、世間とか、そういうものを象徴してるのかな?
それとも、面白がってみているのは、作者か、わたしたちか?
そして、急接近の凜とユアン。茜がけっこういい子だといことまで、作者の悪意に感じられる。
ゾゾッとします。
原作つきのきら作品です。
刑事物としては、けっこう穴がある感じもしますが、このお話とか、「尋常人間ZERO」とか、きらの持ち味とは異質な話を書く人と組むことで、きらの魅力が、ワンランク上がった気がします。
その成果が、「ぼくらはみんな死んでいる♪」かな。
いままで、あんまり悪意をかかなかったのが、そこにも目がいくようになってきました。これからが楽しみ。