あひるの空32
れぞれに、ドラマや、背負っているものがあるということは、敵味方の二軸だけでみてると忘れがちなことです。
「あひるの空」という題名は、主人公の空にとってだけの言葉ではなくて、コンプレックスを持って、それでもがんばっている一人一人が見上げているそんな空を表しているんだなぁと思います
れぞれに、ドラマや、背負っているものがあるということは、敵味方の二軸だけでみてると忘れがちなことです。
「あひるの空」という題名は、主人公の空にとってだけの言葉ではなくて、コンプレックスを持って、それでもがんばっている一人一人が見上げているそんな空を表しているんだなぁと思います
今まで、負け続けだったチームが、1回負けたら終わりのトーナメント戦に挑んでいきます。
1年生、2年生、3年生、それぞれの景色があって、それぞれの目標や思いがある。
チーム一丸といっても、それぞれの立場によって、やっぱり変わってくるののはある。そんな当たり前のことを、ものすごくうまくかいてます。
そして、勝つところと負けるところ、2倍や、3倍の力の差があるわけでもないということも。
でも、その少しの差が大きいということも。
また~~。ここで、この展開にもってくか~~。
ホンマに、この人、厳しい人だなぁと思います。でも、それが現実なんだとも思います。
きれいにかいて、何かが終わったようにみせかけるのではなく、生きている限り続いている何かをかいている。
そこに悔しさがあって、だからこそ、喜びもある。
好調に見えているところに、未来に向けての違和感も入れているところが、さすがだなぁと思います。
新しい部員も入って、いい感じ。この時期がちゃんとかけているマンガって、やっぱり名作だと思います。
そして、タローちゃん、かっこいい。これは多分、男の子にしかかけない種類のかっこよさだと思います。
今まで、ずっと走り続けていて、なんていうか、はじめて一休みした様な巻です。
でも、これは、ものすごく必要な巻で、これがあるのとないのとでは、物語の質が全然違ってきてしまう1巻だと思います。
日向 武史は、よく考えているなぁと。理屈じゃないところで。