あひるの空36
Netflixで、アニメ版を見て、「あひるの空」読みてぇとなって、読み始めてます。
しかし、前巻読んだのは、7年ほど前です。
ものすごい試合の途中だし。なんで、ここで読むのをやめたのか……
でも、アニメでは、初めの方の話をしていて、マンガでは終盤なんですが、読んでいるとビックリするぐらいブレてなくて好きです。
1冊まるまる試合。そして、まだ続く。
いいなぁ。
「あひるの空」は、本当に「SLUM DUNK」の後継になったのだと思います。
今、連載されている、多分、最高のバスケマンガ。
でも、カバーは、なんでこんな絵無しになった??
講談社
発売日 : 2012-09-14
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女子部ががんばっているときの男子部との距離感とかのリアルさが、すごいなぁと思います。
続いていくというのは、自分だけで完結することではなく誰かに伝わるということ。
終わりはいっぱいあるけれど、それは、はじまりでもある。
そういう、実は当たり前かもしれないことを、こんな風に伝えてくれる物語というのは、素敵です。
それぞれのチームの数だけ、それぞれのプレーヤーの数だけ物語がある。
そういうのは、簡単だけれども、自分できちんと感じてかくこと、読者に感じさせるようにかくことというのは、多分、かなり難しいです。
それぞれを細かく追いかけていくことは、物語が散漫になるおそれもあるのだけども、物語に深みを与えます。
「あひるの空」というタイトルは、空のためだけにあるわけではないとわかる。
こういう話が、スゴい好きです。
れぞれに、ドラマや、背負っているものがあるということは、敵味方の二軸だけでみてると忘れがちなことです。
「あひるの空」という題名は、主人公の空にとってだけの言葉ではなくて、コンプレックスを持って、それでもがんばっている一人一人が見上げているそんな空を表しているんだなぁと思います