X-MEN デッドリー・ジェネシス
すごく、読みやすい1冊でした。楽しかった。
割と、X-MEN世界の大事件って、教授のミスが多い気がします。
この男、ちょっと策をめぐらしすぎなんですよねぇ。
結局、人の心を読めるテレパスは、人のことを全く信用していないという。皮肉です。
同じぐらいの時代のクロスオーバーを出すのなら、出版年順に出してくれたらいいのに。
どうやら、まだよんでいない「X-MEN」が、間に入っているみたいです。でも、それはクロスオーバーじゃないから、アベンジャーズとは関係ないのか?
本当か、それ?
しかも、今回、マグニートー絡んでいるし。
ということで、以下、ネタバレありです。
並行して読んでいるX-MENが、この前クロスオーバーで、それとつながっているのかと思ったけど、これは、そっちの続きではないらしいと気づくのに時間がかかりました。
あぁ、あっちは、「ニュー」じゃないアベンジャーズなのか……。じゃあ、あの事件の後の世界なのかな、ここは?
壮大なフェイクで、最強のヒーローと最悪の敵を作るお話。こういう、アメコミの仕組みは、けっこう好きです。無理があるけど、壮大じゃないですか。
そして、身中の虫は?
映画用のコミックスかと思っていたのですが、これは、リセットがかかっていないアベンジャーなんですね。
ということで、知らない設定がいっぱい。というか、アベンジャーズが、解散していたこともしらなかったよ!アベンジャーズ自体も、ほとんどしらないしなぁ(笑)
「ヒーローズ・リボーン」のリセットかかったキャプテン・アメリカを知っているぐらいか。
キャプテンアメリカを中心に、解散したアベンジャーズにかわり、新しいアベンジャーズをつくっていくというお話です。集めてくるメンバーが、もう、バラバラ。
ピーター・パーカーは、わたしのなかでは、クローンに普通の人生を任せて、スパイダーマン専業になっていたのだが… ?そして、彼が、今までヒーローチームに所属していない理由が、とっても良くわかりました。うるさすぎ…というか、しゃべりすぎです。
1人のときのおしゃへりは、それほど気にならないのですが、みんながそれに答えちゃうと、一気にグダグダに。
ウルヴァリンって、コスチューム脱いだのでは?
そして、どのアメコミも、思わせぶりなところで終わっています。
このミッシングリングをなんとかしたいのだが……日本にいる限り、無理かなぁ。