子どもに本を買ってあげる前に読む本 現代子どもの本事情
ところどころ、おぉ、
「その通り!!」
と、喝采をあげたくなるところもあるのですが。たとえば、物語読みな人と嘘の話を読みたくない人がいるという話とか。わたしは、完全に、物語読みな人ですねぇ。
あと、古い本は、読みにくいとか。
でも、全体を通して読むと、何が言いたいのかは、ぼやっとしている感じです。わたしの作った図書館の自慢話?そのわりには、ノウハウは、あんまりあきらかにしてくれていないんだよなぁ。
もちろん、そのノウハウこそが、売りモンなんだから、こんなところでは書けないのかもしれませんが。
まあ、同業者に対しては、
「本ぐらい読めよ」
と思うことは多々ありますが、子ども全部が本好きになることが本当に正しいかどうかはわからないなぁ。あと、子どもで満員の図書館が、いい図書室かどうかも。
子どもが満員御礼の図書室ができちゃうと、古い本と本の間とかにいるひっそりした子どもの居場所が、またなくなっちゃったりもするんです。
割と自分が、そういう子どもだったので。
そういう子たちのために、学校の図書室にも、書庫が欲しいよねぇ。