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始皇帝暗殺 小説

けっこう、ノベライズの荒俣 宏は、おさえて書く傾向があるなぁ。画面をなぞっていくのに専念するみたいな。

民族的な違いがあるせいかもしれませんが、イマイチ、登場人物たちの動きがよくわからない。とくに、なんでこんなにモタモタしているかが……。

特によくわからないのは、ヒロインの趙姫。
結局、なにがしたかったのか、なにをさせたかったのか……。だれのことを思っていたのか。

まあわかったのは、「アルカサル-王城-」と同じく、支配者は孤独だということですね。