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キャンディ♡キャンディ6

完結編。

いやぁ、読むたびに、やっぱりおもしろいわと思います。
「ウィリアム大おじさま」が、身内からも、社交界からも、一切姿形すら秘されていたのは、なんででしたっけ?
遺産が莫大すぎて、命狙われるとか?
とかの疑問は残るのですが。

中島 梓の解説は、まったくその通りです。これ絶対後世にも残っていくポテンシャルを持った作品です。
だからこそ、今、封印作品として読めない状態であるというのが、残念です。

ちなみに、今、アマゾンを見てみたら文庫本全6巻(古本)1万円ぐらいでした。

そういえば、確か日本は養女の結婚はダメだったと思うのですが、この世界では大丈夫なのかな?
いや、結婚はしていないか。

ちなみにわたしは、パティ派です。

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キャンディ♡キャンディ5

消えたので、書き直しです。

憶をなくしたアルバートさん。テリーとの別れ。
怒濤の日々ですが、なんというか、キャンディは自立した職業女性という感じです。

今読んでも、やっぱり凄いというか、読んでいた当時、本当にこれを理解していたのかどうかが怪しい。
大人からの目とか、そういうのがリアルです。

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キャンディ♡キャンディ4

今読んでも、壮大でおもしろいですよねぇ。そして、ちゃんと小っさい子にとってもおもしろいようにできている。
凄い奇跡的な作品なんだと思います。

今、多分読めないのが、本当にもったいないです。

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キャンディ♡キャンディ3

イライザを見てて、「とんがり帽子のメモル」のグレースを思い出しました。
グレースがねぇ、凄い好きだったんですよ。イジワルっ子の頃から(笑)

猫目で、髪の毛がフワフワしていてと、顔が、凄い好みというのもあるのですが、1まあ、必死な女の子って憎めないですよねぇ。その後、グレースは、脅威の大どんでん返しがあるのですが、まあ、イライザにはなかった(笑)
でも、このあたりのイライザの心の動きは、けっこう、しっかりと書いているなぁと思いました。大人になって読むとおもしろい。

  1. そして、マニエルは全然好みじゃなかったという… []

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キャンディ♡キャンディ2

けっこう、ドロドロした原作者とマンガ家の話を聞いたり読んだりしましたが、まあ、作品の評価とは関係ないか。けっこう、いがらし ゆみこの悪評が聞こえてきますが、まあ、生きるためには仕方ない部分もあったりするのかなぁと。して、ストーリーのない絵は、自分のものという意識もあるかも。まあでも、その絵の魅力はストーリーから出てきたものだし、やっぱり難しい問題があるなぁ。

なんか、キャンディにばっかり行動させて、男の子達は、けっこう不甲斐ない感じだなぁと思ったりしました。

その行動力がキャンディの魅力で、男の子が行動的すぎると、このお話成り立たなくなっちゃうんですけどね。