コードネームはセーラーV2 完全版
記憶していたよりも、だいぶおもしろかった。
そして、恰好よかった。
特に最終回。
「戦い続けろって運命なのさ」
で、ゾクゾクした。
あの時代、うさぎの次に美奈子に人気があった理由が、ようやくわかった気がします。
今までずっと、美奈子とうさぎって、同じ性格だと思っていたのですが、今回、コレを読んで、全然、違うなぁということに、やっと気がつきました。
美奈子、振り向かない女です。半端ねぇ(笑)
うさぎちゃんって、どっちかというと、泣き虫で、悩んで動けなくなることが多いタイプですよねぇ。実は、元気で脳天気なうさぎちゃんというイメージって、マンガ版ではそれほど強くないのかも。
それに比べて、美奈子の場合は、ひたすら動いていますねぇ。
スポーツ万能という特徴も、うさぎちゃんにはなかったです。どっちかというと、どんくさいといわれていたような気がします。
そして、美奈子が変身するたびに、アルテミスが、
「なんじゃ、そりゃ~」
っていう顔をしているところが、凄く好きです。
昔は、この本、「セーラームーン」のおまけみたいに思っていましたが、なかなか、楽しい。
完結。
改めて読んで、凄い話だなぁと思います。
うさぎが孤独であることとは、多分、いろんな義務を背負った大人でないとわからないことで、でも、そこが真剣にかかれているところが好きです。
アニメしかしらない人は、ぜひ、原作を読んで欲しいですね。
特に旧版のアニメのハチャメチャは、原作のハチャメチャさとはかけ離れてしまっているので。
新版は、見てないのでどうかわからないのですが。でも、立ち姿とかスタイルは、新版の方がイメージ近いと思います。
あとこれ、なにげにいろんな知識が身につきます。太陽系の惑星を全部英語で言えるのはこのマンガのおかげ。
まぁ、冥王星は、惑星じゃなくなってしまったんですけどね。
あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
実は、喪中ですが、あんまり気にせずに(笑)
笑いは、大事ですよ。生きている限り。
ということで、2015年の幕開けの1冊は、セーラームーンです(爆)
この巻はですねぇ、前も書きましたが、セーラームーン中1番好きなシーンがある巻です。
やっぱり、シビれるシーンです。
そして、こうやってみると、中学生編とくらべると、キャラクターたちがすらっと成長しているのがわかります。
この微妙な成長をかけるのは、凄いことです。
ちなみに、旧テレビ版のキャラクターには、このスラッとしたところが足りなかったと思います。