群緑の時雨2
今までは、「なぞ」があるみたいだけれど、何が「なぞ」なのかもなぞな感じでした。
その一端が、見えてきた感じですねぇ。
そして、5年後。
成長した感じと、変わらない感じが、きれいに表現されていて、姫の大コマは、とってもよいですねぇ。
柳沼 行の新作。時代劇です。
ストーリー展開は、あいかわらずゆっくりです。
この作者、この絵柄だから、続きを読んでみようと思うけど、もしかして、もっとリアルな絵柄だったりしたら、「ダーーー!」とか、短気になって続き読めないかもと思ったりもします。
今回、主人公、男の子です。
題名も、いいけど、多分、ストーリーとはそれほど関係ない気がします。
完結です。
「ふたつのスピカ」、「もうひとつのスピカ」ともに、いいお話だったなぁと。本当に思います。
いっぱい元気をもらった気がします。
不器用なお話。でも、そこがいいと思います。
最後の1人が決まって。
もちろん、はじめから、決まっていた気もするのだけれど、それでも、なんていうか、ちゃんとそのことに説得力をもたせたなぁと思います。
学校から飛び出して、リアルな世界へ。
あと1巻で、ラスト。
えーー!!
と、いうところで終わります。
衝撃的すぎて、続きを読むのが怖いのですが……。