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三国志の英傑たち

北方三国志について、北方 謙三が熱く語った1冊。素敵!

いろんな三国志を読みましたが、小説の三国志で1番おもしろいのは、北方三国志だと思います。まあ、この人、独自解釈や、架空の人物をいれれるのがメチャクチャ上手いので、他の三国志ファンと話すときは、コレ読んでいると困るかもしれませんが。

北方三国志では、呂布がいいわ。昔からの呂布ファンとしては、

「これが真実の呂布なのよ!!」

と、叫びたくなります。
逆に、劉備とか、関羽は、普通。「蒼天航路」の劉備がわたしの劉備のイメージです。

あぁ、そういえば、ぶっとんだイメージの関羽というのは、あんまり見たことないかも。ぶっ飛んでいる「覇-LORD-」ですら、見た目はともかく、性格はけっこう従来のイメージからはなれられないみたいです。

北方三国志のテーマは、男たちの夢。
オススメです。

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三国志読本 北方三国志別巻

別に、インタビュー以外は、読むところないなぁ。
「三国志通信」みたいのは、おもしろいのか?

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三国志13極北の星

オチが思ったとおりなので、ちょっと笑ってしまいました。

後半、魅力的な人が少なくなっていくにも関わらず、かなり読ませる「三国志」でした。

まあ、これは、最初に読むと、他の「三国志」が読めなくなってしまうかも知れませんが……。

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三国志12霹靂の星

泣いて馬謖を斬って、趙雲も倒れて、とうとうあと1巻のところまできました。

そして、馬超だけが生き残るというオチなのかな。

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三国志11鬼宿の星

そして、劉備も死んでしまって、1代目といえるような人は、ほとんど退場。
まあ、趙雲とかは、1代目か?といわれると微妙かな。

孔明が辛そうです。
この物語のなかでも、やっぱりスーパー軍師だったのですが、何もかもを抱え込んで抱え込んでしちゃう苦労人なところ……そして、結局そのせいで失敗をしちゃうところが、なかなか、この作品の孔明の魅力のようです。

もともと、軍事よりも内政をしていた方が楽しそうな人だなぁと思います。