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覚の駒3

前後編の話が増えてきた3巻目。
主人公が、狂言回し的にしか動かないので、そうしないと話がなかなか膨らまないという部分はあります。

そのうち、前後編でもおさまらないような話を読んでみたいです。

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覚の駒2

歴史上の人物と、そうじゃない人との対比がなかなか楽しい。
でも、将棋の部分はすごく弱いなぁと思ったりもします。どんな手を打っているのか、イマイチわからない。

まあ、そこを強調しすぎるとうざったくなる気もするので、これでいいのかなぁ。

これ、世界史でもできそうなのですが、「将棋」をポイントにもってきたために、無理っぽいところももったいないなぁ。

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覚の駒1

題材とか、設定は、魅力的です。
あと、覚の顔も好きです。

まぁ、みんなが将棋をしっているというのは、けっこう難しいと思うし、覚のことも、みんな同じ説明で知っているというのはどういうことかと思ったりしますが。

でも、歴史を旅する妖怪。人と将棋を指すことで、その人の心の奥底をのぞくというのは、聞くだけで楽しいです。
今は、短いエピソードを積み上げていっていますが、一人の人生によりそうような長編的な展開もできそうな感じで、期待しています。