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ブラックジャックによろしく13

ちょっと、癌病棟あたりから、ちょっと予定調和っぽい感じもします。

恋愛は、奇跡をおこすかもしれないけど、奇跡をおこすものが恋愛だけではないということも伝えていかないと、生きていくのがつらい人も多いと思います。

なんか、これで完結っぽい。
そういえば、この先の連載って、見てないんです。

終わったのかな?

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ブラックジャックによろしく12

なかなか、衝撃的なところで幕切れです。
まあ、「ブラックジャックによろしく」なので、おそらく、小沢くんは助かるのだと思いますが。

でも、斉藤先生のしていることが、全部良い方にころんだとしても、それが、ベストの方法だったかどうかは、疑問です。

もし、小沢くんに恋人がいなかったら?

もし、小沢くんが、助けられなかったら?

もし、2人が、この先、理由のあるなしにかかわらず、誰かを傷つけてしまったら?

でも、そうやって、足踏みするよりは、動いた方がいいのか??

結局、信じることをやるしかないのでしょう。

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ブラックジャックによろしく11

そこに自分の責任があるのか、ないのかということは、結局、自分が決めることなんだろうなぁと思います。

そこに「責任がない」と言い切ることは、時に、「責任がある」というよりも重いことがあるかもしれません。

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ブラックジャックによろしく10

現実の事件とリンクしていくのが、どうしても辛くて読み進めることができなかった「精神科編」です。

とくに、このあたりは、1番きつかった思い出が。
かくのも、連載何回もストップして、きつそうでした。

結論なんて、ないからなぁ……。

マスコミが、モラルよりも、おもしろい記事、わかりやすい記事にはしるのは……でも、やっぱりそれは、わたしたちが求めているからでもあります。

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ブラックジャックによろしく9

心の病の難しさは、その境界をどこにおくかということが、わからないことだと思う。

優しい世界であるならば、多少の違いはおおらかさのなかで隠されるのですが、お互いにギスギスした世界の中ならば、やっぱりちょっと人と違っているというのは、生きにくい。

生きている文化の差異によっても、狂気と正気の境目は動いていく。

できることなら、優しい世界で生きたいけれど…。