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とりあたま炎上 忖度無用のチキンレース!編

割と1年に1冊ずつ読んでいるので、世間とのズレは少ないです。

小粒なネタが多い気がするのは、ちょっと世間から離れて生活しているからかもしれない。

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とりあたまGO モンスター襲来!編

「週刊とりあたまニュース」の第5弾。
2015年から2016年まで。

「ゴジラ」とか、「アドラー」とか、「生前退位」とか、ホンマに結構最近です。というか、まだ、やっとる問題もあるなぁ。

1カ月前ですら、アホかと思うのに、もうそんなに無理を通して当日発表にしたいのなら、元号なんて使わなくなったらいいのに。というか、そのための当日発表か?モンスターだらけだなぁと思うこの頃。

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とりあたま大学 世界一ブラックな授業!編

「週刊とりあたまニュース」の第4弾。
2013年から2015年の前半まで。

この2人って、同じニュースでも、全然違う見方をしているし、別に内容的な打ち合わせも全然ないような気がするのに、2人が合わさっていることによる面白さが、この本にはあると思います。
中村 うさぎとみたいに、かっつりかみ合っている本も面白そうと思いますが、これはこれで、この2人を一緒にしようとしたアイデアの勝利だなぁと。

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聖書を読む

「聖書」の最初と最後。「創世記」と「黙示録」。
どっちも、物語的な要素が強くて面白そうな感じです。まあ、「黙示録」は基本的には訳が分からないのですが。わかったら、すでに「黙示」でなくなってしまうという問題が……。

そして、新約聖書の「使徒言行録」が真ん中に挟まれています。この構成の仕方もなかなか面白いです。「聖書」の1番神秘的なお話の間に、1番泥臭いお話が挟まれている。結局、「使徒言行録」って、キリスト教の権力闘争史みたいな感じです。

ある意味、あまりいい歴史ではなくて、キリストが、暗喩としてでもこれを残すことにした心理というのにすごく興味があります。
まあ、書かれた時代というのが、まだ実際の時代からそれほど離れていなくて、生々しい感覚が残っていたのかもしれませんが。

この2人の対談は面白いです。

そして、村上 春樹は、まったくわからん。

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聖書を語る

佐藤 優、なんでも知ってるなぁというのは、西原 理恵子との本でも感じていたのですが、それ以上に読んでいた思ったのは、中村 うさぎって、メチャクチャ賢いですねぇ。
この人の本は、今までよんだことがなかったのですが、これだけいろいろなことを考えている人の本ならば、楽しいかもしれません。
しかし、これだけ考えて、しかも、なんでも自分で体当たりで体験しなりつきつめないといけない人生というのは、メチャクチャしんどいのではないかとも思ったりします。

これだけ賢い人同士(しかね融通が全然きいてなさそうな人同士)の話は、そりゃ、面白いわ。
「エヴァ」の話が出たら、次の対談までにちゃんと見ている佐藤 優も、偉い。

中村 うさぎ、今は、なんか体を悪くされているようで心配です。