中室牧子,読書「学力」の経済学,ディスカヴァー・トゥエンティワン,中室 牧子,

「学力」の経済学

この本は、人に勧められて読んだのですが、おもしろかった。
どうしても、研究って、失敗しないことや、成果を出すことが、絶対の条件になってしまうところがあります。本当は、「この方法は成果が出なかった」という結果も、とても大事なのですが、成果の出なかった研究は表に出なかったりします。
教育の場合は、成果をはかりにくいという事があって、なんとなく成果がでたことになってしまうことが多い気がします。

どういう成果をだすのかをしっかりと決めて、そこをはかるというのは本当に大事だと思います。

ただ、教育は短期的な成果と長期的な成果があって、短期だけで見てはいけないという問題はありますが。
国家100年の計ですからねぇ。