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終末のグレイト・ゲーム ブックマン秘史3

最終巻。
どうなったのかというと、イマイチわからないという(笑)

うーん、自分の教養が足りないことを棚に上げて言うと、いろんなキャラクターを借りてきているけれど、この作者、けっこうそれぞれのキャラへの思い入れは少ないのかも。そのあたりが、乗り切れないところかなぁ。
全部、システムのためにキャラクターがあったみたいな結論に感じました。

まあ、それがSFっちゃあ、そうなのかもしれないれど。

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影のミレディ ブックマン秘史2

女スパイ、ミレディというのが、そそる設定です。悪女ミレディじゃなくて、なかなか、陰謀の中、正義感の強いミレディみたいな感じで、自分の中のイメージとはちょっと違うけど、これはこれで好き。
クレオパトラでクレオって呼ばれていたりすると、新谷 かおるの「クレオパトラDC」なんかを思い出してしまいます。
うーん、そのあたりも、なんか元ネタがあるのかなぁ。

ものすごいごっちゃ煮で、ムアコック成分なんかも入っていて、それに気づけるとテンション上がるのですが、その分、おもしろさ分からずに読んでいるんだろうなぁと、ものすごくもったいない感があります。

途中、主人公がひどい目にあいすぎて、腕がガトリング砲についちゃうのは、ビビりました。
でも、このあたりのイメージも、なんていえか日本のマンガ的な発想で、悪くない。というか、日本のマンガ、読んでる??それとも、共通の元ネタがあるのかなぁ。

面白いし好きなんだけれど、ただ教養がないために、きっともっと面白いに違いない感が強くて、そして、メインのストーリーを実はしっかり追いかけられていないという。それは、作品の欠点ではないのかもしれないけれど。
まぁ、難い。そう思わせるところは、ちょっと残念かなぁ。

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革命の倫敦 ブックマン秘史1

うーん。
今、自分の中でシャーロック・ホームズが熱い(特に、「SHERLOCK」と人形劇の)ので、アイリーン・アドラーが出てきたあたりは、超テンション上がったのですが。

その後、もっと楽しくなりそうなのに、なんか地味で謎な雰囲気の方に行ってしまいますねぇ。

この本を楽しむには、ちょっと教養が足りなくて、もうちょっといろいろ知ってるとおもしろい感じがするのかなぁ……。
でも、ホームズのパートも、そんなに消化できてないしなぁ。微妙だ。

アイリーン・アドラーの姿は、すっかり人形劇のイメージになっていて、それはなんだかこの物語ととても似合っている気がします。