プラネット・ハルク 地の巻
絶頂から、どん底に。
ハルク、そら、怒るわ。しかも、これすら、事故ではなくて仕組まれている可能性も大ですな。
この海外の物語の失敗する指導者というのが、凄いなぁと思います。
そして、例え失敗しても、偉大さが消えるわけではなくて、それはそれで、苦渋の正しい選択だったのかもしれないというところが。ものすごく、物事を相対的に見ている。
その見方が、正しいかどうかというと、また別の問題が出てくる気もするのですが、そこまで一旦突き放すのは正しいと思います。
映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」の元ネタ的な闘技場で闘うハルクです。
でも、コミックでは、ソーは出てこないです。
まあしかし、危険があるからといって、ここまでひどいことを同じ釜の飯を食った仲間にするかという……アベンジャーズ。それが、シビル・ウォーを引き起こす原因にもなっている気がするし、ある意味、一貫しているのかも。
多分、日本のヒーローなら、そのあたり、けっこうグダグダに仲間を許しちゃうんだろうなぁと思います。
ハルク、そら怒るわ。
まあ、このストーリーのなかのハルクが、けっこう理性を保っているので、余計にそう感じるのかもしれません。