ハンカチ落とし
ということで、もう1ゲーム。
さて、残るゲームは、「ハンカチ落とし」と「そっとおやすみ」です。
あと、なぜか、「バルーン・カップ」というゲームもわたしが遊んでみたかったので、あったのですが、これは、2人用ゲームですので、除外。この前、4年生の子が1人で来たときに、このゲームがあればよかったのにねぇ。世の中、ままならんものです。
「ハンカチ落とし」と「そっとおやすみ」の両方を小4と中1の子の両方に見せて、
「どっちやりたい?」
「どんなんなん?」
とは、お兄ちゃん。当然ですな。
「ハンカチ落とし」の方を指して、
「これは、記憶力のゲーム」
「そっとおやすみ」の方を指して、
「これは、素早く、そして、そっと動くアクションゲームや」
どれどれ、と手にとって見ています。
そして、2人が選んだのは、「ハンカチ落とし」です。
キミたち、結局デザインだけで、「そっとおやすみ」を選ばなかったね。
後悔するよ(笑)
このゲームに、わたし自身が慣れてきたので、すごいインストもスムーズです。
というか、このゲーム、あんまりインストいりません。そのあたりは、優れていると思います。
山札中心に、8枚のカードを表向けにまるく並べます。
「椅子、ベル、かなづち、すずめ、スコップ、アヒル、バケツ、りんご」
カードにかいてあるものの絵を確認します。
「これをよく見て、覚えてください」
いきなり殺生な話です(笑)
「そういうゲームかー。ぼく、記憶力、苦手やねん」
弟が叫びます。微妙に日本語間違っている気がするぞ。
お兄ちゃんとお父さんは、真剣な顔で、カードを見ています。
予想では、お兄ちゃんが、かなり記憶力がいいのではないかと。というか、今回、最悪、誰もあがれないのではないかと(笑)
お父さんも、りんが知っている限り、りんと同レベルの記憶力のような気が……
↑ はい。身内だと思って、大変失礼なことをいってますね。
えーと、りんの予想では、堅いしっかり者のお兄ちゃんだけが頼りかなぁと。
席順が、りん、お兄ちゃん、弟、お父さんです。
20秒ぐらいでカードを裏むけて、スタートです。
まあ、インストついでということで、りんがまず問題を出す係。
記憶系のゲームですからねぇ、問題を解くのができるだけ後の方が、カードをよく覚えられるっていう寸法です。
ずるい?いや、自分でもちょっとずるい気もしないわけでもないけれど(笑)
苦手だから……いやいや、インストの途中だから許してください。
「右隣の人は、左隣の人に問題を出します。さて、これ何だったでしょう?」
もう、この時点でゲームが始まっているという。
なかなか、流れるような運びです。
予想通りというか、ビックリというか、お兄ちゃん、やっぱりすごいです。5枚ぐらいいきなりめくっていました。
「これ、間違えたら次の人になるの?」
「そういうこと。ずたぶくろ(ハンカチ落とし)くんが、表になったカードのところに戻ってきたら、成功。
終了になります」
でも、カードのならびが、けっこうキツいならびで、ゴールまでたどり着くことが出来ません。
残念。
「で、次は、お兄ちゃんが弟に1問題を出します」
なにを思ったか、お兄ちゃん、自分がスタートした地点と同じところからスタートさせます。
うーむ。ゴールまでが長かったから、それも正解かなぁ?
さすがに、直前にお兄ちゃんがめくっていたカードばかりです。弟くん、5枚目までしっかりめくります。
6枚目のカードも、お兄ちゃんが間違えていたカードなので、印象に残っています。正解。そして、ずたぶくろくんは表になったカードに戻ってきます。ゴール。
「おい、記憶力、苦手やったんと違うんかい!」
約1名、彼には勝てるだろうと踏んでいたプレーヤーが焦っております。
それは、わーたーしー。
お父さんですが、これがまた、予想に反して(失礼!)よく覚えています。
カード1枚、難なくゲットしています。
さすが、坊主。お経とかの丸覚えをしているので、記憶力がいいのか?
で、りんは、まあ予想通り3枚ぐらいめくった時点で失敗してしまい。
気合いの入った、お兄ちゃんは、カードを手堅くゲットしています。
弟。わからんのは、キミや。
お前、みんなのそして、自分自身の予想に反して、メチャクチャ記憶力ええやんかー。
ちょっと、お父さんからのヒントはあったりしたんですけどね、この後、自分の番がまわってきたら、確実にカードゲットしておりました。
お父さんが、もう誰かに取られて変わっしまっているカードを自信満々に宣言して間違えるのは、お約束(笑)
そして、次の自分の手番には、慎重を期して、人が取ったカードをチェックしようとしています。
コラコラ、大人がそんなことしない(笑)
「取ったカードは、裏向けにしておくので、見たらダメ」
お父さんとお兄ちゃんは2回に1枚ずつぐらいの割合で、りんは3回に1枚ぐらいの割合でカードをゲットしていきます。
お父さんは、途中で迷ったとき、
「えーと、ここは、あれや。カタカナのもんや。なんやったっけー。つまらんとすぐに英語が出てきたぐらいやから、簡単なもんのはずや。
えーと、もともと、日本語で普段使ってるような英語や」
とか、そんな考え方をしていることを披露してくれました。
カタカナ、ひらがなって、そんな覚え方をしている人もいるんですねぇ。
人の物の覚え方って、千差万別なんだー。
ちなみに、お父さんが迷っていたのは、「ティカップ」でしたとさ。
弟が、6枚取ってゲームを終了させました。お父さん4枚。お兄ちゃん3枚。りん2枚。という結果。
弟は、大威張り。いや、威張って……いやいや、誇っていいよ。
このゲームは、お父さんもちょっと気に入ってもらったようです。
3年生の子どもたちを集めて、遊ぶ機会があるのだそうです。
「そういうときに、このゲームをしてやれば、きっと喜ぶやろうなぁ。
どこで売ってる?」
こんな時、この近くの「ころぽっくるの家」で売ってるよと答えられると、滋賀県人としてとってもうれしいのですが…。「ハンカチ落とし」は、エルフという会社を経由してドイツから輸入されています。エルフのゲームは「ころぽっくるの家」には、売ってないんですねぇ。
ということで、宇治のKID’S いわき ぱふを紹介しておきました。
うーむ。宇治までは、一足あるんだよな~。
行くかな?
- 名前を呼んでいます [↩]