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宝石の煌き

宝石の煌き
重いカードを握りすぎた

ラストは、軽くということで「宝石の煌き」です。

和邇乃児さんには勝てないという伝説が終わったので、しばらくプレイをしていなかったのですが、短時間でサクッと終わるにはいい感じなので、久方ぶりのチョイスです。
今回、いつもよりスタート時刻が遅かったですので、もうガッツリ系のゲームは遊ぶ時間がありません。

今回は、高いカードを握りすぎて死にました。長期戦になると、貴族タイルをとるプレーの方が強くなります。
これも、そこの見極めが難しいです。

和邇乃児さんが、貴族タイルを2つ取って15点で勝利。
でこねぇさんが、最終手番で大きい点数のカードを出して11点。
わたしは、大きなカードを出せずに9点。
それでも、あと2まわりもすれば一気に終了だったのですが……。
久しぶりのプレーで、安いカードを握って「金」を獲得しながら、高いカードを狙っていくというコツのを忘れています。
でもまあ、短い時間でしっかりと考えさせられるいいゲームです。

というわけで、10月前半ののゲーム会は終了です。

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アグリコラ

アグリコラ プレミアムグッズ

アグリコラ
寂れた農場…
ゲーム終了時ですからこれ!!

2つ目は、キング・オブ・ワーカープレイスメント「アグリコラ」です。

かつては、湖畔のゲーム会のしめのゲームとして、ゲーム会毎にしていた「アグリコラ」ですが、最近は、他に重たいゲームをすることが多いので、数ヶ月に1回の頻度になりました。
2014年になってから「アグリコラ」をした回数は、今回で3回目です。ちなみに、2013年は12回プレイしています。ほぼ、月に1回ですね。

今回は、サイコロを振って、「アグリコラ」の目が出たらやる、違う目が出たら別のゲームということで、サイコロを振ったら「アグリコラ」でした。

わたしは、湖畔のゲーム会以外で、「アグリコラ」をする機会がありません。でこねぇさんみたいに、ipadで1日10回ぐらい練習している人や、東京まで遠征して5グリをしている和邇乃児さんとは、環境が違うんやーー。
と、最初に言い訳しておこう。何が言いたいかというと、今回、ボロ負けでした。

ドラフトして、スタートです。
今回まわしながら、

「えー、このカードあるのなら、あのカード取っておけばよかった~」

という場面が多かったです。

けっこう、麦系でいけそうなカードが多かったです。が、それが、職業と絡んでいる場合は、注意が必要です。
でこねぇさんは、ほぼ絶対に、職業を並べるようなプレイをしてきます。
ここで、誰かが職業を並べるようなプレイをしたいと思うとつぶし合いになってしまいます。2人の間に職業を出したいが故のスタートプレーヤーの取り合いが起こり、でこねぇさん及び対抗した誰かが倒れて、3人目が漁夫の利で勝利します。
それをきらって、でこねぇさん以外が職業をあまりとらないプレーをすると、職業を並べまくったでこねぇさんがコンボ攻撃で勝利してしまいます。

うーん。
ということで、職業は、けっこう後から出しても大丈夫そうなのを選びがち。

案の定、でこねぇさんは、職業をズラッと並べます。
うーん、しかも誰かがスタートプレーヤーを取らないと、ずっとスタートプレーヤー。
食料は、麦を食ってもなんとかいける感じです。

わたしの方は、なんとか木の家を一気に2部屋増設して、人を増やす体制にもっていけたれど、食料基盤ができていません。

煉瓦を4つもっているので、「大きな進歩」で「調理場」を取ろうと思ったところ、でこねぇさんが、「かまど」を返して「調理場」を取る。
まだ「羊」しかいないし、他の資源もけっこう貯まっているとこもある。こっちの邪魔をするだけ手です。
それで、こっちは、追加で「煉瓦」をとって来なくる必要がでて、ものすごい手番のロス。

「えー、邪魔する気はなかったけど。偶然」

それはそれで、作戦ならしかたないと思うが、嫌な感じ(笑)
そんな感じの非道いブロックを3回ぐらいされました。
まだまだ、わたしは自分のしたいことで手一杯で、人の邪魔にまで手がまわりませんが、自分の有利よりも人の邪魔の方が優位に立てる事ってありますよねぇ。
勉強になったわぁ。

なんとか、人数は増やせて、家も石の家まで改築できたのですが、後半木が全然とれなくて、スペースがまったく埋まらなくて、大マイナス。

羊とブタのマイナスをなくすために、最後に職業で「自由農夫」を出したら。

「それ、未使用スペースはマイナスのままだよ」

とでこねぇさんに、嫌味を言われる。
わたしも、テキスト読めてますから(泣)

職業ならべたでこねぇさんが、コンボで勝利。45点。和邇乃児さんは堅く41点。
わたしは、空き地がマイナス8点で、31点。
そりゃあ、わたしも、特殊能力とかいっぱい使ったゲームをしてみたいですが、まあ、現状ででこねぇさんと絶対的に作戦が被るために無理があるんですよねぇ。
3人ゲームなので、でこねぇさんと作戦が被ると負ける。でも、でこねぇさんを放っておくとでこねぇさんに持って行かれてしまう。
なかなか、臨機応変に動けないわたしには、難しいです。
だいたい、最初の作戦でいこうとするからなぁ。

あぁ、あと、今回、「アグリコラの基本」をゲーム前にちゃんと読まなかった。
次回は、基本に戻ってがんばろう。

まあでも、楽しいし飽きないゲームです。

ウヴェ・ローゼンベルク,Uwe Rosenberg
ホビージャパン
発売日 : 2009-01-31

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10月12日(日)。三連休のど真ん中は、地域の運動会でした。
まあ、地域の役をしているということで、お声がかかって参加しなければならないことになっておりました。
走ったりは出来ないので、「壮年玉入れ」と「男子玉入れ」という、甘々な競技に人数あわせ出場予定です。

同じ日、和邇乃児さんから、ゲーム会のお誘いも。

「『ブリュッセル1893』のルール読んでいるけど、おもしろそうだよ」

とのこと。
もう、インストの用意も万全のようです。

とき折しも、大型の台風が日本に来ているタイミング。
もし、雨で地域の運動会がながれたら出来る。
うーん、雨降らないかなぁ。

そう願って12日の朝を迎えましたが、快晴でした。
台風、どこ行った?1

まあでも、競技は2時ぐらいに終わり。後片付けの役とかにはあたっていないので、3時ぐらいにはフリーになるはず。

ということで、でこねぇさんが和邇乃児さんにメール。

「3時半ぐらいからスタートなら、大丈夫ですが」

「OK」

と、すぐに返事来る。

3時半からスタートでした。

ブリュッセル1983

ブリュッセル1893
ブリュッセル1893は、アールヌーボー時代のブリュッセルで、建築家になっていろいろ仕事をするゲームです。
システム的には、中心はワーカープレイスメントで、その他、いろんなルールがごっちゃりある感じです。

ワーカーをプレイするボートが2種類あって、置き方がそれぞれ違います。メインの方は、アールヌーボー・ボード。もう一方のはブリュッセル・ボートです。
アクションは、ワーカーを置かれたらすぐに解決するタイプです。

アールヌーボー・ボードの方は、ワーカーの置かれた場所にはもうワーカーを置けなくなるというオーソドックスなタイプのワーカープレイスメントで、ブリュッセル・ボードの方は、同じアクションにワーカーを置くことが出来るけれど、後から置くプレーヤーは、前に置かれたワーカーよりも多くのワーカーを置かなければならない「炭鉱讃歌」や、「キーフラワー」的な方法になります。

アールヌーボー・ボードは、並べ替えのできるボードになっていて、ゲーム毎にアクションの並びがかわってきます。
各ラウンドごとに、スタートプレーヤーが、そのラウンドで使えるアクションをカードの指示に従って決めることが出来ます。全25個のアクションから、9個から16個ぐらいのアクションがアクティブに使えることになります。

アールヌーボー・ボードのアクションをするには、ワーカーを1つ置く以外にもコインも置かなければなりません。コインをいくら置くかはプレーヤー次第。
コインは、ラウンド終了時のボーナスカードの獲得に関係してきます。

アールヌーボー・ボードの方には、アクションスペースが25個あるのですが、アクションの種類は5種類です
各ラウンドで9個から16個のアクションスペースが使用可能となるので、そのラウンドにまったつ出来なくなるアクションというのはありませんが、ある種類のアクションはそのラウンド1スペースしかなくて貴重ということがでてきます。

5種類のアクションのうち、1つ目は、「資材」を2つ得るです。資材は、「建物」タイルを建築するのに必要になります。必要になるタイルは、ゲームをプレイするにしたがって変化していきます。それを見据えて2つの資材を選んで取ります。

2つ目は、「美術品」タイルを1枚得るです。
決まった枚数の「美術品」タイルをめくって、そのなかから1枚を選んで手に入れることが出来ます。どの「美術品」が手に入るのかランダムですのが、めくれる枚数が多いとそのなかから「美術品」を選ぶことが出来ます。めくれる枚数は、始めにパスした人が貰えるマーカーの数によって変化します。

3つ目は、「美術品」の売却です。「美術品」を売却することで、コインと勝利点を得ることが出来ます。
「美術品」は、ブリュッセル・ボードにある商店に売却します。商店には2つ「美術品」を置くスペースがあります。売られた「美術品」は、このスペースに置かれるわけですが、このスペースにすでに置かれている「美術品」は売却することが出来ません。
スペースに置かれていない「美術品」を売却して、スペースがいっぱいの場合は、既に置かれているどちらかの「美術品」と入れ替えます。
また、「美術品」には、相場があります。ある「美術品」が高いときは別の「美術品」は安いみたいな感じです。この相場は、美術品をたくさん持っていればある程度プレーヤーが操ることが出来ます。

4つ目は、「有名人」カードを使うです。ブリュッセル・ボードの方に、特殊能力を持った「有名人」のカードが並んでいます。これをコインを払うことで購入して、特殊能力を使うことが出来ます。
購入すればすぐに特殊能力を使うことが出来て、その後、「有名人」を捨てるか、保持し続けるかを決めます。
捨てればそのとき1回だけの使い捨てですが、保持するとその後にもラウンドに1回能力を使用することが出来ます。
ただし、維持した場合、ゲーム終了時に「有名人」のコストをコインで支払わなければなりません。もし支払えない場合は、大幅に勝利点がマイナスになってしまいます。

5つ目は、「建物」タイルの建築です。自分の個人ボードには、6つ建物があって、この建物をアールヌーボー・ボードのアクションスペースに配置します。
建物を建てるには、最初の2つは資源が2つ、次の2つは資源が3つ、最後の2つは資源が4つ必要になります。
必要になる資源は、ブリュッセル・ボードに示してあって、誰かが建物を建てるたびに変化していきます。資材以外にも、3コイン必要ということもあって、せっかく資材を豊富に集めていたのに、コインが足りなくて建てられないということもあります。
この変化も、ある程度コントロールすることができて、自分に都合良く、相手が建てにくいようにしていきたい感じになります。
まあ、オールマイティの白資源がありますので、それを取っておけばそれほどキツキツにはならないのですが、オールマイティの白資源を使わずに建物を建築するとボーナスで勝利点が入ったりします。
また、最後の2つの建物は、建てるだけで5勝利点が貰えたりします。
自分の建物をアクションスペースに配置すると、そこで他のプレーヤーがアクションをするたびに、自分も追加でおまけアクションをすることができます。
だから、人がやりたそうなアクションに置くことと、できるだけアクティブになりやすいアクションを選ぶ必要があります。

さらに、アールヌーボー・ボードでは、追加でボーナスカードを得ることが出来ます。
ボーナスカードは、そのラウンドの始めに、アクションスペースの列ごとに置かれます。どんなボーナスカードが、どんな順番で出てくるかは、ランダムです。
このカードには、次のラウンドのスタートプレーヤーを決めるときに使う「しょんべん小僧」マークと、ボーナスアクションと、自分の個人ボードに配置して、得点の倍率を上げる効果の3種類の効果がかかれています。
このカードの効果を使うには、そのカードのある列のアクションに1番コインを出している必要があります。ここで、ワーカーを置いたときに一緒に置いたコインが活きてくるわけです。
もし1番のプレーヤーが複数人いた場合は、全員がボーナスアクションを得ることが出来ます。ボーナスアクションは、ふつうのアクションスペースでは出来ないことばかりです。
自分の個人ボードに配置して得点の倍率を上げようとする場合は、配置のためにカードを独占しなければなりません。これを狙う場合は、コインで単独トップを取らなければなりません。コインは、自分がワーカーをアクションスペースに出すときに好きな数を決定できますので、逆転することが可能です。得に縦に並んでいるアクションスペースの空きが最後の1個だった場合は、そこで自分がアクションすることで、ボーナスカードの効果をどのプレーヤーが使うかを確定することが出来ます。

アールヌーボー・ボードでできるのは、これぐらいかな。
で、次はブリュッセル・ボードです。

ブリュッセル・ボードでは、アールヌーボー・ボードのアクションの説明に出てきた、アクションを補助する部分(「有名人タイル」の置き場、「商店」と相場、「建築」の使う資材を示すなど)と、ブリュッセル・ボードで出来る4つアクションの部分からできています。
この4つのアクションは、プレーヤーがすでにワーカーを配置してアクションを選択していても、それより多いのワーカーを配置することで、アクションをすることができます。
ただし、ブリュッセル・ボードにワーカーを1番たくさん置いたプレーヤーは、ラウンド終了時に、次のラウンドに使えるワーカーを1つ減らされてしまいます。

ブリュッセル・ボードの4つのアクションは、

  • オールマイティの白資材を3個得る。
  • キープしている「有名人」カードの能力を使う。
  • アールヌーボー・ボードのアクションから好きなものを1つ実行する。
  • ラウンドごとにめくられるカードにかかれたコイン分の収入を得る。

の4つです。

この「有名人」カードの能力を使うアクションは、自分の能力値を上げることで1度で複数枚の所有カードの能力を使うことが出来るようになります。

そのラウンドで、もうアクションができない又はしたくないプレーヤーは、パスをします。そのラウンドで最初にパスをしたプレーヤーは、タイルを受け取ります。
このタイルにも、ボーナスカードと同じようにしょんべん小僧が描かれていて、このラウンドに取ったタイルとボーナスカードのしょんへー゛んの小僧のマークの合計が1番多いプレーヤーが、次のラウンドのスタートプレーヤーになります。
また、このパスのときに取ったタイルの数だけ、「美術品」タイルを得るときに追加で引ける数を増やすことが出来ます。

全員が、パスをしたら、ボーナスカードを誰がとるかを決定して、ボーナスアクションや、ボーナスカードの個人ボードへの配置をします。
それから、アールヌーボー・ボードで、陣取り的な得点計算があります。
この陣取り的な得点計算も、ボーナスカードを得ることで、得点の倍率を増やすことが出来ます。

こうやって、「美術品」の売却や、ラウンドごとの陣取り、5つ目、6つ目の「建物」の建築などインスタントに入ってくる勝利点以外に、4コインごとに○点とか、建物1こにつき○点とか、「美術品」1つにつき○点とか、ゲーム終了時の得点があります。
そして、このゲーム終了時の得点ですが、ボーナスカードをとって個人ボードに配置することで、得点の倍率を増やしていくことが出来ます。
どの得点の倍率を増やしていくのが最も効率的かというのも、難しい選択です。

やれることも、得点の取り方ももう、盛りだくさんです。そして、それぞれが、けっこう絡み合っている。
こっちの効果はあっちのあれに影響していて、このときにしたあれは、最後のこれに連動していて……。
やってみると、その時、その時に出来ることというのは、それほど多くはない(基本、9種類のアクションから選ぶワーカープレイスメント)ので、プレイしにくいということはないのですが。そして、出来ることは限られているのに、どうやったら効率よく点数がとれるのかは、要素が絡みすぎで、メチャクチャよくわからないゲームなのです。

まぁ、インスト泣かせなゲームです。
多要素は、順番になんとかインストできるのですが、要素が絡むと、

「ここゲットするこのカードの効果は、後で説明……」

というのが多くなってしまいます。
和邇乃児さんだからインストできますが、りんやでこねぇさんには、多分、無理っぽい。

うーん、取りあえず、ワーカープレイスメントなので、普通にワーカー増やすのにはどうしたらいいんだろう?

そう思って、ボードを見渡します。

………。

上の説明でも、ワーカーが減る説明はあっても、ワーカーを増やすなんていうアクションはなかったと思います。

「もしかして、これ、ワーカー増えるのって、このワーカーが増えるボーナスカードを取るか、このワーカーが増える『有名人』を使うしかないの?」

そうです。基本のアクションではなくて、ランダムに出てくるボーナスカードや「有名人」カードにしかワーカーが増えるアクションはないのです。

「これ、ワーカーを増やすのって、けっこう大変では……。というか、ワーカー減らすとヤバイ??」

まあ、それでも、ボーナスカードにはワーカー2つ増やすなんていうのもでていますし、ワーカー減るなんてルールがあるんだから、そこまでシビアな感じでもないのかなぁ……。

それから、お金。お金も、相場で変わる「美術品」売却と、ブリュッセル・ボードのアクションでの獲得、初期から持っている「有名人」カードの能力を使っての5コイン獲得しか方法がありません。2

でこねぇさんと和邇乃児さんは、まずは資源から入って取りあえず建物を建てる方向に。わたしは、お金が苦しそうだと思ったので、まずは1番激戦区になるのではないかと思ったブリュッセル・ボードで「有名人」の能力を使うアクションをして5コインゲットします。
ここのアクションって、みんな各ラウンド1回ぐらいは使うよねぇ?
最初に、1個ぐらいワーカー置いても、大丈夫だよねぇ?

ただ、アールヌーボー・ボードでのアクションには、陣取りの要素もあるので、初手でブリュッセル・ボードに行くのはあんまりいい手ではなかったかもですねぇ。
そのせいで、ブリュッセル・ボードに行くのが遅れて、1ラウンド目に「資材」を取ることは不可能になってしまいました。

和邇乃児さんは資材をとって、ボード中央の「有名人」の獲得のアクションスペースに建築をして、ワーカーを2個増やすボーナスカードをゲットします。

でこねぇさんも資材をとって、「美術品」購入のアクションスペースに建築します。

わたしは、「建物」を建築はではなかった代わりに、「有名人」を積極的に獲得していきます。
1ワーカーを増やすという「有名人」を購入して使い捨てにしてワーカーを増やします。

1ラウンド終了時、
わたしは、ブリュッセル・ボードには、全員1こずつワーカーを配置。全員、ワーカーの数-1個。
ただし、わたしは、途中でワーカーを1つ増やしているので+-0個。和邇乃児さんは、ワーカー+2個というボーナスカードを獲得してワーカー+1個。3でこねぇさんは、ワーカー-11個だったかな。

わたしは、ブリュッセル・ボードのアクションをしたときに、1度に使える「有名人」カードの数を増やす能力値をボーナスカードでゲット上昇させています。
「1回利用すると5勝利点を獲得する」という「有名人」カードを獲得、保持して、毎ターン、このブリュッセル・ボードのアクションを選ぶことで、「+5金」と「+5点」を得ることが出来る…はず。そして、それを蓄積していけば、それなりの点数になるんじゃない。

問題は、何人ぐらい「有名人」を並べても大丈夫かです。うーん、3、4人なら大丈夫な気がする……。

ということで、次のラウンドも、ブリュッセル・ボードから。

その分、ワーカーでアールヌーボー・ボードを押さえられまくった感じです。アールヌーボー・ボードを押さえるということは、ボーナスカードが取れる。ボーナスカードがとれるとボーナスアクションで他のプレーヤーよりも有利に進められるということで、どんどん拡大再生産の差が大きくなってしまいました。

わたしの「有名人」カードをならべて、ブリュッセル・ボードに行く作戦は、ワーカーが増えない。
できる限り、ワーカーの数を維持できるようにしていたので、減りもしなかったけれど、ブリュッセル・ボードにワーカーを配置していると、どうしてもアールヌーボー・ボードでの展開が遅れてしまいます。
ほとんど、建築ができないまま、終了してしまいました。

あと、ラウンドが進むとわかるのは、最初の建築の場所の大切さ。
和邇乃児さんは、ボードの中央の「有名人」獲得のアクションに自分の建物を建築したのですが、ここは、大事かも。
毎ラウンド、使えるアクションが決められるのですが、このボード中央だけは、必ずいつでもアクティブになるのです。
逆に、中央から遠いアクションスペースは、使用不可になる確率が大きくなるのでした。しかも、和邇乃児さんは、「有名人」獲得のアクションスペースばかりに集中的に自分の建物を建築しました。
これ、わたしの作戦上、踏まざるえない。
そうすると、和邇乃児さんは、おまけアクションとして、1枚「有名人」カードをおまけで使えるのです。
「有名人」の能力は結構強くてお得。

でこねぇさんは、けっこうバランスよくいっていたのですが、途中でコインが切れました。コインが切れると、ブリュッセル・ボードのアクションをせざる得なくなって、そうすると、ワーカーが減っていくという悪循環に。4
けっこう、美術品とかは持っていたのですが、このゲーム、1回どこかがまわりにくくなったら、全体がそれぞれ細部と関わり合っているだけに、なかなか、まわりにくくなるゲームのようでした。

しかも、今回、ワーカーを増やすボーナスカードが前半に出まくっていて余裕だと思っていたら、3ラウンド以降、全然出なくなってしまうという展開で、このあたりは複数回しないと感覚がわからないとですよねぇ。

最終ラウンドの5ラウンド目のカードは、今までのラウンドで出ていた点数の倍率を増やせるようなカードが一切なくて、どうしようもない感じでした。

あと、わたしは「有名人」カードを使う作戦でいこうと思っていたので、「有名人」カードをブリュッセル・ボードで使うときの能力を前半、積極的に上げていたのですが、こっちはそんなに無理しなくても、今回はけっこう簡単にあがる展開でした。
これも、ボーナスカードによるかもしれませんが。
そして、後半は、スタートプレーヤーを取った和邇乃児さんに、ブリュッセル・ボードの「有名人」を使うアクションを先に踏まれて、そのアクションを使えなくなったり5と、失速していきました。

最終的には、並べた「有名人」の数でも和邇乃児さんに負けていたような。

結局、和邇乃児さんが、建物を建てきって、そこの点数を大きくして、ダントツのトップでした。125点。
わたしとでこねぇさんは、78点と72点で、どんぐりの背比べでした。

エティエン・エスプレマン,Etienne Espreman
Z-man Games
発売日 :
  1. まだ、来ていなかったようです。 []
  2. ここは、今回ルールを間違えていて、本当は、ラウンド終了時に「美術品」の種類に応じた収入があるとのことです。 []
  3. 記憶違いかも。和邇乃児さん、2ラウンド目ワーカー数フルだったような気もするので、ブリュッセルボードに置かなかったのかも。もしくは、もう1つワーカー+1個のボーナスカードを取っていたのかな。 []
  4. 本当は、美術品をけっこう持っていたので、ラウンド終了時に収入があるはずでした。 []
  5. 無理して、2ワーカー置けば使えるのですが、それはしたくない。 []