ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年5月京都ドイツゲームカンビオ,クク,ゲーム会,13

クク

京都ドイツゲームサークルのシメのゲームは、おなじみの「クク」です。
このゲームのことだけは、ゲーム会終了1カ月後の今でもよく覚えています。

今回の(というか5月の)の「クク」は、たしか15枚か、20枚ぐらいのチップをもってスタートしたのですよ。

いつも、「クク」は1番最後で、けっこう時間がないときに遊びますので、チップ10枚とか、少ないことが多くて、わたしとしては、それがけっこう不満だったのですね。

でも、今回は、チップたくさーーん(笑)

いやが上でも、気合いが入るというものです。
そして、爆発しました。

りんの時代が、きたーー!!

第1回の京都ドイツゲームサークルの「クク」は、たしかけっこうわたしの時代だったような記憶があるのですが(記憶違いかも)、なぜか、それ以降、全然、鳴かず飛ばずだったんですよねー。

でも、いきなり1回戦目から、ボットをゲットしましした。

お金は、あるところに集まってきますからねー。この日のわたしは、すごいですよ。
常に大人の時間まで負け知らずで参加。このあと、2回ぐらいボットのチップを取ってしまうという快挙をなしとげました。

大金持ちや。

しかし、6月は……。
ということで、いつか書くはずの6月の京都ドイツゲームサークルのレポートに続きます。

京都ドイツゲームサークルは、ククでおひらきです。
では、ここまで。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年5月京都ドイツゲームドメモ,ピラミッド・カードゲーム,大富豪

ドメモ(ピラミッド・カードゲーム)

これは、今回のお気に入りゲームでした。
「ピラミットカードゲーム」というカードゲームを使って遊びましたが、これは、もともと「ドメモ」用に開発されたカードではなく、「大富豪」のようなゲームということでした。
ただこのカートの「1の札」が1枚、「2の札」が2枚と増えていくところが、今回の「ドメモ」にピッタリということで、使用されたようです。

「ドメモ」は、もともとはカードでするゲームではなくて、タイルを使って遊ぶゲームなのだそうです。
このタイルは立つようになっていて、自分から見えないように立てて遊ぶということです。見たことないのでわからないのですが、マージャン牌みたいな感じなのかなぁ。

今回は、この本物の「ドメモ」がないから、ピラミットカードゲームで代用というわけです。

カードを全員に同数ずつ配ります。
カードの構成は、さっき書いたように、「1の札」が1枚、「2の札」が2枚……といふうに数字と同じ数だけの枚数のカードがあります。
何枚かのカードは余りますので、ふせておきます。
すいません。このあたり何枚カード使うかは、定かでありません。なんか、

「てきとー」

とかいう言葉も聞いたような気がします。
例えば、5人で5枚ずつのカードを持って遊ぶとすると

1から7までのカード、

1+2+3+4+5+6+7で

28枚のカードを使うわけです。
それをそれぞれ5枚ずつ配って、3枚余ったカードは、だれも見ずに裏向けにしておきます。

さて、配られたカードですが、普通のゲームとは逆で、自分のカードだけは見てはいけません。ちょうど、インディアンポーカーみたいな(知ってる?)感じです。
自分からは見えないように、自分のおでこのところに表向けに持ちます。

これで、自分のカードは見えないけども、他のプレーヤーのカードは全員分わかることになります。

さて、どうやってゲームするかというと、これ、ちやくちゃ簡単です。
みんなのカードを見て、自分の持っているカードを予想します。
自分の手番がくれば、その予想したカードを宣言します。
もしあっていれば、周りのプレーヤーが、自分のカードからその数字のカードを取ってくれます。

こうして、どんどんカードが減っていって、1番最初にカードがなくなった人が勝ちです。

たったこれだけのゲームなのですが、これが、とってもおもしろいです。
えーと、まわりの人の手札を見れば、見えない自分の手札にあるカードは、ほぼわかるはずです。
全員がそうですから、1回、2回のミスがけっこう命取りです。

数の多いカードが、自分の手の中に入っている可能性も多いので、比較的楽なのですが、「1」とか「2」とかの数の少ないカードが、あんまり見えてなかったら、ドキドキものです。

「自分のところにあるのかなぁ?それとも、あまり札の中か?」

下手に、「1」とか言って間違えてしまうと、

「あいつが『1』と言ったということは、『1』は見えていない。だから、オレのところにはない」

という感じで、推理されてしまいます。

でも、いくら相手のところに少ないからといって「7」を連続で4回ぐらい言わないといけないのも、けっこうドキドキしますよ~。

ゲームが進むと、裏向けでおでこの前にカードが3枚ぐらいあるにもかかわらず、なんか透けて見えてくるときがあるんですよ。
その時は、

「見切った!!」

という感じて、すごい快感です。
でも、他の人に先にあがられたりして(笑)

かなり後半にやったゲームです。
ちょっと、頭がおねむちゃんになっていて、自分のカードをしっかり表向けて見てしまって、みんなから、

「オイオイ!なにやってんねん」

とツッコミが入ったのは、お約束。

ピー・ハルヴァー,Halvah P.,
アレックス・ランドルフ,Alex Randolph
幻冬舎エデュケーション
発売日:2009-03-05
 

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年5月京都ドイツゲームパパラッツォ,ブラフ,リミット

パパラッツォ

「パパラッツォ」は、実はあんまり覚えていないカードゲーム。
えーと、プレーヤーはカメラマンです。パパラッツォというのは、ようするにパパラッチのことですな。

で、有名人たちのスキャンダルを写真におさめて、写真週刊誌に売り込むわけですな。

うーん。競りがけっこう熱かったような、けっこう楽しめたような記憶があります。
わたしは、女の子アイドル(?)の写真を集めて、けっこう稼いだような記憶も。

でも、システムに、競りが絡んでたということぐらいしか、今は覚えていないです。

うーん。こういうゲームは、ちょっと生々しい毒があります。だからわたしは、「暗殺者」とかに比べると、こういうゲームの方にちょっと抵抗があったりします。

まぁ、遊んでいるときは、なんも考えずに楽しんでいるのですがね。
どこか、冷えた芯の一部がある感じです。

誰でも、そうかなぁ。

リミット

あぁ、これも、覚えてないや。
10000アクセスを越えて、この体たらくです。

けっこう遊べるゲームだなぁということ、「ブラフ」をカードゲームでしているみたいだなぁということ、今度、イエサブに行って売ってたら買ってこようと思っていたことぐらいしか覚えておりません。

うーむ。
叫んでいた記憶があるので、きっと、負けてたんだな(笑)
きっと、それで、都合の悪いことは全部忘れたのだと思います。
まぁ、そのうち購入して、遊んでみたいと思います。

み、短い。
まぁ、もう、1カ月すぎて、急いでいるということで。

こういう回も、ままありますが、見捨てないでくださいね。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年5月京都ドイツゲームウサギとハリネズミ,キング・ルイ,クク,コロレット,シタデル,ドメモ,ニムト,ニューエントデッカー,パパラッツォ,パリス

キング・ルイ

今回は、カードゲームをとってもたくさんしました。
ボードゲームの方が、最初「ニューエントデッカー」、「ウサギとハリネズミ」とわりと時間がかかるゲームばっかりだったということもあるかもしれません。

「6ニムト」から始まって、ボードゲームが3つ入って、「シタデル」から後は、「右へ左へ」、「コロレット」、今回の「キング・ルイ」、「パパラッツォ」、「ドメモ」、「リミット」、「クク」まで、あと紹介するゲームも、すべてカードゲームばっかりです。

「キング・ルイ」は、その中でも、軽いほうに入るゲームです。

飽食の王様、キング・ルイのお食事会が行われています。
テーブルには、たくさんの料理。
プレーヤーたちは、お食事会に招待されたお客です。テーブルから料理の皿を選んでとっていきます。
残った料理は、すべて王様がお食べになります。
お客のたしなみとして、同じメニューの料理を王様よりたくさん食べるわけにはいきません。はしたない食べすぎは、王様のご不興を買ってしまうのです。
また、王様はゆっくり優雅にお食事をお食べになります。また、とっても慈悲深い王様のこと、ときには、かわいいペットのドラゴンにご自分のお料理をあげられたりなされます。
そうすると当然、王様のお食べになるお料理が減ってしまうので、お客たちは注意が必要です。

というような感じのゲームです。
これも、「コロレット」と同じくアバクスシュピーレのゲームです。
おやでも、アバクスのいつものカードゲームの裏とデザインが違ったような気がします。

えーと、表のカードのデザインは、色遣いといい、描かれいるものが食べ物のところといい、ちょっと「マンマミーア」を思い出させる感じです。まぁ、あちらは、材料の絵で、こちらはもう料理されたメニューの絵の違いはあるのですが。

料理は、7種類ぐらいあります。
最初、プレーヤーの人数×2 枚のお料理のカードが表を向けてならべられます。

手番のプレーヤーにできることは、次の3つです。

  1. その中から1種類の料理を選んで、自分の手元に引き取ります。複数枚同じカードがあるときは、すべて引き取ります。
  2. 山札から1枚お料理のカードを引いて、人に見られないように手札に加える。
  3. お料理カードのなかにドラゴンのカードがあれば、ドラゴンを1枚取って、王様のお料理のカード2枚を取り除く。

すべてのプレーヤーが1周この手番をすませたら、残ったお料理は、すべて王様のものになって、ラウンド終了です。

ラウンド開始時に、必要な数のカードを場に配れなくなったらゲーム終了です。

王様のところにある料理と自分の料理を種類別に分けて数を比べてみます。

王様よりたくさん食べてしまったお料理。王様は、ご不興です。0点です。その種類のカードは、すべて捨ててしまわなければなりません。

王様より、少ないお料理は、点数になります。
そして、王様は、ご自分が好きなお料理ほど、たくさんの点数をくださいます。
カード1枚あたり、王様の食べた料理の枚数分の点数が入ります。
つまり各種類の料理ごとに、

(自分のカードの枚数)×(王様のカードの枚数)
ただし、(自分のカードの枚数)<(王様のカードの枚数)

という計算をして、それをすべて足していくわけです。

すっごく、簡単なゲームです。
でも、最後の点数計算が、かけ算と足し算が入り組んで、ちょっと電卓が欲しくなったのは、わたしだけでないはず。

えーと、みんなが取っていって、残りが配置されるというのは、なんか、はじめの方にやっていた「パリス」みたいな感じです。
でも、今回は、数をカウントするだけだから、考えやすい感じがします。

なかなか、うまくできています。王様のところに同じ種類の料理がならべは、その料理は高得点になるわけです。
でも、その料理をたくさん集めるためには、場に表に向けられたそのカードを取ってしまうわけにはいきません。

また、誰が何を集めているのか?というのを見極めることも大事です。
ギリギリの線を集めている人は、高得点になりそうです。そんなときは、ドラゴンに、王様の料理を食べてもらうと、一気にそのカードは0点に転落してしまいます。

なかなかに、考えさせられる良いゲームです。
ドラゴンが食事すると、誰かが悲鳴をあげるところあたりも、盛りあがる要素です。

1回取ると手札が固定してしまう、ドラゴンが2枚ともでてしまうと、先が読みやすくなってしまうなど、ちょっと、単調かなと思えるところもあるのですが、短い時間で、サクッと遊べます。

ちょっと、点数計算は子どもには難しいかなぁと思ったのですが、みんなでワイワイとジレンマを楽しめるよいゲームでした。

と、前回と同じ結論を出して、今回は終わりです。

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これは、新しいゲームなのだそうです。
見た目は、けっこう地味なのですが、ルール単純で、色々考えることが多い楽しいゲーム。
それが、「コロレット」です。

「ドイツ年間ゲーム大賞 2003」のノミネート作品です。

カードは、7色の「カメレオン・カード」と、どの色のカメレオンにもなれる「ジョーカー・カード」、それからボーナス得点である「+2カード」があります。
あと、なぜか、「ナッシュ」で使えるブランクカードどいっぱい入っていて、

「アバクスシュピーレ社の『ナッシュ』に対する熱い思いが伝わってくるよなぁ」

という話が、ゲームされている方たちの間でうわさになっておりましたが、それらのカードは、「コロレット」では使いません。「ナッシュ」で使ってください。

まず、プレーする人数分と同じ枚数のカードを並べます。
残りはすべて、山札です。

さて、手番のプレーヤーには、2つの選択があります。

1つは、伏せた山札からカードをめくって、どれかの列につけ足すことです。ただし、どの列も3枚までしかおくことは出来ません。どれかの列につけ足せば、それで手番は終了になります。

もう1つは、ならんでいるカードの列をどれか1列選んで取ることです。カードを取ると、一旦ゲームから抜けます。
全員が、どれかのカードの列をとって抜け、新しいカードの列がおかれるまで、ゲームに参加できなくなります。

取ったカードが、得点となっていきます。
取ったカードが得点となりますが、プラスにも、マイナスにもなりますので、注意が必要です。
取ったカードのうちプラスの得点になるのは、3色だけです。それ以上の色のカードを取った場合は、そのカードは、マイナス得点になります。

得点は、それぞれの色のカードが、

1枚なら1点、
2枚なら3点、
3枚なら6点と

と枚数が多くなるほど、大きくなります。プラスの得点のカードも、マイナスの得点のカードも、この調子で、点数が大きくなります。
おや、この増え方は、どこかで見たような(笑)。「ウサギとハリネズミ」のニンジンパワーと進めるマスの数の関係と一緒ですね。

だから、同じ色をたくさん持っていると点数が高くなります。
逆にたくさんの色を少しずつ持っていると、点数は低く、しかも、マイナスの得点が出てきてしまうことになります。

このくり返しで、山のカードがなくなったらゲーム終了です。
プラスの得点からマイナスの得点を引いたものが、そのプレーヤーの得点です。
1番点数の大きなプレーヤーの勝ちです。

初プレーでしたので、いつものちょっと様子見プレイ。
どっちかというと、色々カードたまってから取ってみました。

山からカードを引いちゃったときは、もう1周しなければ、カードを取ることはできません。
自分にとって、得になるように配置していくよりも、どっちかというと周りを困らせるように配置していく感じです。
特に、みんなが何を集めたいのかがわからない序盤は、下手においしいところに置けば、ぜったい自分まで残っているわけがない。

逆にゲームが進んでくると、相手が何を欲しがっているのかわかってきます。だから、これは、相手は取らないだろうと踏んだら、おいしいところに置くのも1つの手かな。
でも、何を集めているのかバレバレだと、また、そういうせっかくつくったおいしいところに、3枚目、いらない変なカードを置かれてしまいます(泣)

めくって困るのが、「+2」のカードと、「ジョーカー」のカード。
どっちも、どの色とも関係無しにプラス点になりますので、邪魔な置き場ってないんですよね。
大概、次のプレーヤーにちゃっかり取られたりします。

これはなかなか、プレーヤーの性格が出ます。

2枚そろったら、どんどん取っていく堅実タイプ。
こういう人は、他のプレーヤーから、

「軟弱もの!」

とか、

「チキンめ!」

と言われます。

逆に、最後の最後までねばって、「プラス」も、「マイナス」も、ガッポガッポ手に入れていくタイプ。
これは、

「考えてないやろう」

とか、

「イケイケ」

とか呼ばれるかもしれません。

わたしはもちろん、臨機応変にどちらも切り替えるオールマイティなプレイですよ。決まってるじゃないですか。

うーん、いいの出そうだから、もう、1枚だけ(笑)引いておこう。次は、絶対取るから。

今回勝ったのは、2枚、2枚と取っていた堅実プレーの方でしたが、これ、この計算方法って、けっこう誰が勝ってもおかしくないという感じでした。

ちょっと、点数計算は子どもには難しいかなぁと思ったのですが、みんなでワイワイとジレンマを楽しめるよいゲームでした。