ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年3月京都ドイツゲームそっとおやすみ,カンビオ,クク,子ども

クク

「シメ」のゲームということで、一番最後にしたのがククでした。
チップ10枚。3回戦目から大人の時間というルールです。
1回戦、2回戦めの子どもの時間は、負けてもボットに復活のためのチップを払えば復活できます。
でも、3回戦以降の大人の時間は、負けちゃうとゲームに参加できなくなります。

もう、そろそろゲームをはじめて8時間ぐらい。疲れが出てきます。

「チェンジ」

左隣の人が、わたしにカードを渡してきます。
そのカードをうけとって、自分のカードと見比べる。
見比べる。見比べる?

「カード、チェンジですよ!」

左隣の人の声に、ハッと気づく。

パニック!どのカード右に回したら、いいんだっけ?

「え、えぇ?」

よく考えたら、「チェンジ」と言われたら、左隣の人とカード交換でした。
なんで、2枚持って、見比べてるんだ?
それから、なんで、いらないカードを右にまわそうとしている。

なんか、今まで、何の問題もなしに「クク」をしていたのに、その瞬間だけ、わたしの頭は、「そっとおやすみ」になっていたのでした。

ここで、来たか。今日最大のおねむちゃん!!!

ほんまに、半分ねてました。

でも、このとき、

「あぁちょっとWeb日記のネタができた」

と喜んでいたのは、内緒の話です。

こんな状態で勝てるわけもなく、サクサクッと負けて早々に後かたづけをしていたという。

ゲームサークル終了後、有志の方と夕ご飯を食べに。
迷子になったり(今度は歩きながらねてたようです)しながらも、お店で大いに食べて、大いに飲んで(わたしはノンアルコール)、大いにおしゃべりをしました。

たしか、迫ってきたゲームマーケットの話で盛りあがりました。

そして、支払いに。たしか、2千ウン百円。
財布を見ると………。300円ほど足りない……。
なんで?もっと持ってきたはずなのに。

あ、来るときに伊勢丹でアイテムを買って、その時に使っている……。

「お、お金をですねぇ、300円ほど貸してください」

そして、300円を借りて支払いました。
切符は、往復の切符を行きしなに買ってたんですねぇ。よかった。京都から滋賀県まで、歩いて帰らなければならないところでした。

はい。300円は、もうちゃんと返しました。

これが、このレポート「その1」で振っていた「後々の憂い」だったのですが、たいしたことなかったですね。
というか、

覚えていた人、手あげて♪

というところで、「3月京都ドイツゲームサークル」のレポートを終了します。

ながながとおつき合い、ありがとうございました。

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そっとおやすみ

ゲーム会の最後ぐらい、もう、7時間ぐらいゲームをしまくった後にこれをやると、なかなか、大人でもおもしろいことになります。

ぼーーーーっとしてますから。

前回やったときは、もうカードをまわす前からそろっている人が続出して、かなりピリピリした雰囲気のなかで、やっていたのですが、今回はけっこうカードが何周もしていることもありました。

「みんな、今来た同じカードをまわしてるんじゃないか?」

ということで、わたしのところに来たら、わざと手札にあった「ジョーカー」のカードをまわしてみたりして楽しみました。

あいかわらず、順調に「おねむちゃん」カードは集めておりました。
集中攻撃を受けていた人もおりましたが……。

ふむ。このゲームは、元気いっぱいでないときにするのが吉かもしれません。

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ダーク・サイド

というわけで、わたしがいい人だということを証明すべく「ダーク・サイド」です。
↑ うそです。このレポートは、実はプレイした順番に書かれているわけではありません。あしからず。

なんか、「あ・そ・ぼ」のレポートを読んでくださって、

「やってみたい」

という気になっていただいた方もいたようで、感激です。

1番怪しい人は、今回もジャンケンで決めます。大人だから(笑)
なんか、また勝って「あやしい人」になりそうでしたが、なんとか負けてまぬがれました。この日のわたしは、「ババンク」の結果を見てもわかるように、いい人モード。

配られたカードを見てみます。今回は、どのカードも点数低い。「おならして犬のせいにした」とか、「子どもの宿題をするけどほとんどまちがえてる」とか、小せえ悪事ばっかりです。
ほれ、やっぱりいい人だ(笑)

で、ゲームスタート。

このゲーム、はじめに配られた手札というのは、ゲーム終了までかわることはありません。
だから、はじめいい人ならば、ゲーム終了までずっといい人です。
そして、悪事をみんなにオーブにしていくことによって、点数が増えていきますので、いい人は、全然、点数がもらえないんです(泣)
悪いヤツほど、先に出世していくわけですね。

で、点数の低い人間がなにをするかというと、告発。点数の高い人の悪事を暴いて、一気に引きずりおろすんですねぇ。
前回は、告発が後半戦にしかおこらずに、点数の高かったわたしは引きずりおろされたのに、全員を引きずりおろすことができずに、負けてしまったのでした。

ということで今回は、中盤あたりに、告発の火ぶたを切る!
全員、引きずりおろしてやる!!
↑ 充分、<b>ダーク・サイドですか?</b>いやちがう。これはいわば、正義の戦い(笑)

けっか、中盤以降、大告発合戦になっておりました。

告発されて、その罪が本当だったプレーヤーは、勝利競争から脱落します。悪事が見つかったプレーヤーは、どうあがいても、正直者のわたしのようなプレーヤーには勝てないのだよ。
そうすると、悪事が見つかったプレーヤーというのは、もう、他人の告発をするしかないわけです。

「訴えてやる!」

ん?わたしは、自分で中盤戦あたりに告発の口火を切って、告発合戦を起こしたわけですが、これは、本当にいい作戦だったのかな?

前回は、告発が後半戦に始まったので、告発されずにいた人が勝利しました。
でも、中盤戦から告発合戦を始めると……。

「じゃあ次は、りんさんを告発します」

ちょ、ちょっと待って。わたしは、こんなしょーもない悪事で人生棒に振る気はないでーー。

チュドーーン

さて、全員、悪事を告発されて、暴かれてしまったらどうなるか?
その時は、やっぱり、点数の高い悪くてピックな人が勝ってしまうという……。

もう、だいぶん前のことなので、実は記憶も定かでないのですが、確か、こんなけっかになっていたと思います。

小さな悪事しかしていない、いい人のわたしは、点数も少なかったという……。

しもた。自分の点数が少ないんやったら、知らんぷりして告発を後半に持ってきたら、もしかしたら生き残れたかも。

いつも、考えているようでどこか足りないわたしの「作戦」であったという。

ほら、いい人だ。

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ババンク

今回のゲーム会で、りんが大負けに負けて、どうあがいても上がってこれなかったのがこのゲーム。「ババンク」です。

「メビウス ゲームズ」のゲーム紹介では、こんなふうに書かれています。

http://www.mobius-games.co.jp/WinnigMoves/Vabanque.htm" title="ババンク">
恐ろしいギャンブルゲームです。

まったく、その通りです。

プレーヤーは、ギャンブラーです。
プレーヤーは、最初、チップをもらいます。チップには、「5」、「10」、「20」、「50」の4種類があります。これ重要。

人数によって決まった数のカジノテーブルがあります。
まずプレーヤーは、そのテーブルの上に自分の分身であるコマを順番においていきます。
どのテーブルにおいても、OKです。
この時点での作戦は、まぁ、人口密度の高そうなところに行くか、低そうなところを選ぶかぐらいです。それも、後の方の手番の人じゃないと選べませんが。

ゲームは、4ラウンドにわけられます。
4ラウンド終了後、1番お金を稼いだ人が勝ちです。チップの額面×1000が、もらえる金額になりますので、できるだけ高いチップをかせぎたいわけです。
しかし、各ラウンドで、プレーヤーが利用するチップの種類は固定されています。

1ラウンド目は、「 5」のチップ。
2ラウンド目は、「10」のチップ。
3ラウンド目は、「20」のチップ。
4ラウンド目は、「50」のチップ。

というようになります。

だーかーらー、1ラウンド目にめちゃくちゃ勝ったとしても、4ラウンド目にちょっと勝った人に一発逆転される可能性があるということです。
さぁ、きみは最後にチャンスを掴むことがてぎるのか?
というか、大事なのは最後の方だけ?いいのかそれで!!
というようなゲームです。

さて、それでは各ラウンド、どうやってチップを得ていくのかです。

まず、各カジノテーブルに、1人1枚ずつチップをおいていきます。

基本的には、自分のコマが止まったところにあるチップがもらえます。
そして、自分のコマは、0から4つ分時計回りに移動できます。
だから、次自分が移動したいと思っているところにチップをおいていけばいいわけです。

そのラウンド指定のチップがすべてなくなったら、次は、キャラクタカードの配置です。やっぱり順番に1枚ずつカードをカジノテーブルにおいていきます。

キャラクターカードは、1プレーヤーに3種類各1枚ずつ計3枚渡されています。
「収益増大」カード、「ブラフ」カード、「いかさま師」カードの3種類です。

さっき、「基本的には、自分のコマが止まったところにあるチップがもらえます。」と書きましたが、当然、これだけではおもしろくもなんともありません。多いところに行けばいいだけになります。
で、このカードで、その仕組みを変えちゃうわけです。

「収益増大」カードは、このカードのおかれたカジノテーブルのチップによる収益を増加させます。チップの価値が、おかれたカード+1倍になります。
つまり、1枚おかれたら2倍、2枚おかれたら3倍……と増えていきます。
このカードのたくさんのったところに移動すれば、入ってくる金額はでかくなります。

「いかさま師」カードは、このカードのおかれたカジノテーブルの他のプレーヤーの収益を横取りします。
つまり、この「いかさま師」のカードののったカジノテーブルにコマを止めているプレーヤーは、お金を得ることが出来ません。
そして、カードをおいていたプレーヤーは、だましたコマの分だけ収益を得ることが出来るのです。
つまり、カジノテーブルに赤と青のコマがおかれていて、黄色の「いかさま」カードがおかれていたら、赤が得るはずの収益と青が得るはずの収益、両方とももらえるわけです。当然、赤と青にはなんにも収益を得ることが出来ません。
だから、このカードのところには、移動してはいけない。

最後の1枚「ブラフ」カードは、何の効果もありません。相手に、「何のカードがおいてあるんだ」と迷わせるためのカードです。

もちろんカードは裏向き、おいた人以外は何のカードがおかれているのかわかりません。

カードがすべてカジノテーブルにおかれたら、次はコマの移動です。

すごいお金がたくさんのところにカードがいっぱいのっていれば、そこにコマを動かせば一括千金のチャンスかもしれません。
でも、そのなかに誰かの「いかさま師」のカードが混ざっていたら、コマを動かすと他のプレーヤーに利することになってしまいます。

一番安全なのは、何にもカードがのっていないところ。そこなら、必ずおかれたチップ分だけの収益を得ることが出来ます。
でも、それでは、一夜にして大金持ちの夢は見られないかもしれません(笑)

全員、コマを動かしたら、カードを裏返して収益の計算をします。
これで、1ラウンドが終了です。

次のラウンドは、所持金のたくさんある人順にプレーしていくことになります。

あと、新しいラウンドに入ったとき、今までカジノテーブルにおかれていたチップは、クリアされません。
だから、2ラウンド目は、「5」のチップがいっぱいおかれたカジノテーブルの上に「10」のチップをさらに上乗せしていきます。
だから、4ラウンド目「50」のチップをおくときは、もうカジノテーブルはチップでてんこ盛り状態になっています。

で、じっさいのゲームなのですが、わたし、1ラウンド目も、2ラウンド目も、収益まるでなしでした。

これはもう、見事なほど人の「いかさま師」にだまされておりました。
行動、読まれまくり。
いちよう、自分の「いかさま師」カードも同じところにおいたりして、

「ほら、ぼく『収益増収』カードおいたよ。自分のカードだから安全だよ。みんなおいで」

という感じで、フェイクかけて誘ってまでいるのですが、だーれも罠にかかってもくれない。

なぜか、お金が入る人は、「収益増大」カードと自分のコマで稼いで、「いかさま師」でも稼いでいます。

堅実にカードがないところで稼ぐ人もいて、性格が出ます。

3ラウンド目。はじめての収益。ちょっと、ホッとしました。
3ラウンド目だと、もらえるお金もけっこうな量です。
もちろん、他の人とは、単位がいくつも違っているのですが……。

そして、最後の4ラウンド目。
もう、逆転するには、あのチップが一番たくさんあるカジノテーブルで勝負するしかないでしょう。
幸い、みんなも、そのテーブルには、山のようにカードをおいています。

あれが全部、「収益増大」のカードなら……フフフ。

夢が見られるのなら、夢を見なければならんでしょう。
わたしの「収益増大」も、おいておこう。

でも、そのカジノテーブルには、誰もコマを移動させません。
移動の最後は、わたしです。

うーむ。どうしよう。
まぁ、俺は夢にかけるぜぃ

キャラがかわっています。

ギャンブルなんかに、夢をかけちゃダメです。
みなさんがおいてくださったカードは、みごとなぐらい「いかさま師」ばかりでした。

ま、負けたって悔しくないもん。
こ、このゲームで勝つってことは、悪い人ってことだもん。
わ、わたしはいい人だから、こ、こんなギャンブルゲームは、むかないんだ。
む、むくのはきっと、もっと、ダーク・サイドに足を突っ込んでる人だ~~。

これも、けっこう頭を使いますので、元気なときにすべきゲームだと思いました。
子どもとやってももりあがりそうなんですが、題材がバクチなので難しいなぁ。
むむ。いまだに悩み中です。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年3月京都ドイツゲームカラバンデ,バケツくずし

バケツくず

長いのに2本立てでごめんなさい。
こっちは短くします。

「ドイツカードゲーム賞」3位の「バケツくずし」です。
わたしが、インストできる数少ないゲームの1つです。好きです。

でも、今回は、ちょっと持ってる手札がみんなバラバラ過ぎたようでした。なんか、すぐにもっているカードの色がそれぞれに違っていたので、すぐにアウトになってしまって、ちょっと地味な展開だったと思います。

もう1つ悪かったのは、これをはじめた途端ぐらいに、となりで「カラバンデ」が始まったことでしょうね(笑)

わたしふくめて、

「あぁ!」

という声がもれておりましたので。
あの時点で、すでに気がちったというかあっちに行っていたのは、わたしだけではなかったと思います。
↑ そうでなかった方には、本当に申し訳ないことをしたと思います。

本当は、何回か続けてするゲームですが、1回で終わってみんな「カラバンデ」見学に(笑)

普段は、もっとよいゲームですので、落ち着いたときにまたやりましょう。