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ダーク・サイド

さて、これで「プロジェクトコア ゲームウォーク」の日記、最終回です。
長くかかりました。
今回のように、いろいろな日記のシリーズをまぜこぜに書いていくということをしたわけですが、やっぱり、後になればにるほど記憶がうすれていくのは、いかんともしがたいです。

今後は、時系列にそって書くのではなく、印象的なことから書き始めて、忘れちゃったことは、無理には書かないということも必要かもしれません。
頭よくないので、それがなかなかに難しいのです。

最後のゲームです。

他のゲーマーのみなさんは、少し歯ごたえがなかったなかったとに感じられたようですが、りんはけっこう楽しみました。この「ダーク・サイド」。

ダーク・サイドといえば、スターウォーズを思い出します。
このゲームのボードも、なんか宇宙っぽい雰囲気です。謎の金髪の女の人の顔なんかが書いてたあります。
なんかちょっと、アメリカーーンな感じがします。まあ、わたしのアメリカーンな印象が、どれだけ国際的にみて正しいのかはわかりませんが(笑)。

で、ゲームの内容はというと、ジェダイの戦士として巨大な力を振るいながらダークサイドに落ちないように戦っていく……というものでは、全然なくて、わたしたちの日常生活のなかで見落としているような小さな悪事を暴き出していくというゲームでした。

ゲームは、自分の悪事は上手に隠して、人の悪事を暴き立てます。
自分や人の悪事は、カードに書かれています。カードは、「家族」、「友達」、「近所」、「仕事」、「休暇」の5つのジャンルにわかれています。そして、それぞれのジャンルでは、悪事の種類によって、その悪事の点数がついています。
例えば仕事のジャンルでは、「私は毎日机で居眠りをしています」みたいな軽いものなら1点ですし、「私は保険金をだまし取るため、職場に火をつけました。」のように犯罪と言わなければならないようなものは、5点です。

はっきり言って、ジャンルと点数だけが大切で、この悪事の中身は、あんまりゲームとは関係ないのですが、この全然ゲームとは関係のない部分が、このゲームの最大のおもしろいところです。

読むだけでおもしろいですよ。

「私はプールでおしっこをします。」とか、「私は母のハンドバッグからお金を『借りました』。」など、なんか青春の思い出っぽいのから、「私は狂った叔母を屋根裏に隠しています。」などのドキッとするやつ、「私は子供にサンタクロースはいないんだと言いました。」など、これはあかんのかーーと叫びたくなるヤツなどいろいろです。

でも、見てると1点の悪事の1つや、2つ、やっぱりしているかもしれませんねぇーーー。とそういう部分でも、ニヤリとできます。

読むだけでも、おもしろいですが、それではゲームの説明にならないので、ゲームをはじめます。

まずプレーヤーは、悪事のかかれた「秘密カード」を配られます。そして、手札を5つのジャンルごとに合計します。一番点数が高くなったジャンルが、その人のダークサイドです。
プレーヤーは、自分のダークサイドが、どのジャンルであるかを他のプレイヤーに悟られないようにしなければなりません。

手番にできることは、「アクションカードを引く」ことと、「誰かを告発する」ことです。

「アクションカード」には、いろいろな種類があるのですが、基本的に、手札を公開すればするほど、たくさん点数が入ってくる仕組みになっています。
ただし、手札を公開すればするほど、自分のダークサイドに関する情報を他のプレーヤーにさらしてしまうことになります。

「誰かを告発する」のは、リスクがともないます。もし、その告発が間違っていたら、点数がマイナスになります。だから、ある程度、証拠がそろってからになります。

最後のアクションカード実行されるか、全員のダークサイドが明らかになれば、ゲーム終了です。
点数ボードにコマを進めていって、ゲームを終了したとき、点数が1番高いプレーヤーが勝利するというのは、けっこうオーソドックスなゲームのルールです。
でも、自分のダークサイドがなんであるのかを他のプレーヤーから告発され、暴かれてしまったプレーヤーは、この勝利競争からドロップアウトしてしまいます。正体を見破られると、勝てなくなるのです。
そうなると、他のプレーヤーのダークサイドを全部暴いて、自分のと同じ立場に立たさなければ、いけません。全員のダークサイドが暴かれれば、その中で、1番得点の多かったものが勝利者になります。

実際のゲームです。
それぞれ自分のダークサイドがなにかわかったら、スタートプレーヤーを決定します。
スタートプレーヤーは、見かけが一番怪しい人物を選ぶのがよいでしょうととルールに書いてあります。
もちろん、「プロジェクトコア高槻店 ゲームウォーク」に来ている人たちは、みんな大人なので、

「せーのーでで、いっせいに指さして決めような。みんなでいっせいに、『見かけが一番怪しい人物』を指さすで。せーのーで」

てな、後に遺恨を残すようなことはしなかったのですが(笑)。

「ジャンケンポン!」

やはり、わたしがスタートプレーヤーか(笑)。みんな、うなずいていたような気がするのは、被害妄想ですか?

「アクションカード」のなかで、わたしがメチャクチャ気に入っていたのが「自慢カード」でした。

「自慢カード」は、数字を言って自分の前に置きます。
これによって、1つの悪事のジャンルについて手札に1枚か2枚で最低でもその数字になるカードがあることを自慢します。

「俺よー、おめーら気づいてへんやろうけどよー、実は、ワルなんだぜ。家族に7点ぐらいの悪事をしてるワルなんだぜー」

てな感じで、自慢するわけですね(笑)。
もちろん、これは、ハッタリでもかまわないわけです。
ここで他プレイヤーは相談して受け入れるか疑惑をかけるか決めなければなりません。もし自慢が受け入れられれば、その自慢チップ分の点数を獲得します。
もし疑惑がかけられたら、本当のところを言います。手札からカードを公開して証拠を示せば、自慢チップの2倍の点数を獲得します。
もし嘘をついていたら、それを認めて点数を獲得しません。

でかい点数を言うと、ハッタリだと疑惑をかけられることになります。
でも、それかせ本当だと、でかい点数×2倍の点数が入ってくるわけですよ。

えーと、わたしの悪事のカードは、2つのジャンルの得点が極端に高かったのです。
本当に高い方の悪事のカードは、そっとふせておいて、2番目のカードを使って、この自慢をやりまくって、点数を稼ぎまくりました。
こういう、ブラフ系のゲーム大好きです。

普通は、1点、2点の自慢をするんですよ。それを、6点、7点の自慢をして、しかも疑われて2倍の点数ですから、点数、バンバンですよ。
笑いが止まらないというんですか?はっきりいって、本当の悪者です。いやあ、悪いっていうことは、必要以上に自分が大きく見えることなんですねぇ。

点数も、ダントツトップ。

で、中盤、終盤の告発のときが!!
でも、安心。みんなが注目しているのは、2番目のダークサイドです。

トップをたたけということで、告発されるりん。
とうぜん、告発されるのは、2番目のダークサイドです。

告発は、2段階になっています。
告発されたプレイヤーは「法廷での証明」を求めることができます。

「じゃあ、出るとこ出ましょうか」

あくまで、不貞不貞しいワルりんです。
ここで、告発したプレイヤーは告発を撤回して告発チップを戻すことができます。ここで撤回すれば、告発側のリスクはありません。

「訴えてやる」

相手も、引く気はないようです。

「ジャーン、わたしのダークサイドは、これではありません」

この気持ちいいこと。
でも、周りの人間は、

「こんなけこのジャンルが悪いというのに、まだもっと悪いところがあるのかーー」

とビックリしていたと思います。

そして、何周かして気づくわたし。
あの2番目のダークサイドがバレてしまったら、もう、守ってくれるものがなにもない(笑)。

その後すぐ、あっさりと、ダークサイドを暴かれてしまいました。
あとは、人のダークサイドを暴くだけだーー。
と暴れようと思いましたが、すでにゲームは終盤戦。
全員の告発はできずにゲームは終了してしまいました。

ワルになりきれなかったので、いい人ということでひとつ。

後日、このゲームのことを妹に話しておりました。
けっこう、うけておりました。

「いやあ、でも、そんなカードあったら、わたしやったら、どんな悪いこと書くやろう。お兄ちゃんのマンガを勝手にお風呂にもって入って読んでることかな

悪事カードを、自分で書くのだと思ったようです。

「お前、その悪事、何点ぐらいやと思う」

「うーん、1点」

優しいお兄様の指導が入ったことは、書いておきます。
妹虐待?
この悪事は、何点ぐらいですか?

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看板娘

次回が、最終回となります。

むー。
これもまた、記憶がどんとん薄れているときに、ややこしいゲームが残ったもんだ。

えーと、「看板娘」は、大きな箱のゲームでした。
なぜか、あのタバコをくわえた悪そうな(?)娘さんの箱の写真は、以前何回かネット上で見ていたのですが、「カルカソンヌ」ぐらいの大きさだと思っていました。
それが、実物を見せてもらえば、でかいでかい。イメージと違っていたので、ビックリです。

でも、さらにビックリは、このゲームは、ボードを3つ買えば、15人でプレーできるのだそうです。
3つテーブルを使って、3つボードを広げて、テーブルとテーブルの間をいったりきたりする感じでしょうか?

今回は、1つのボードだけでプレーです。
お買い物のゲームです。
それは、「看板娘」という日本語訳のタイトルと、箱の悪そうな娘さんからもなんとなく想像できます。
でも、想像できなかったのは、その謎の世界です。
舞台は、川の流れているジャングル???石畳の道???
でも、箱のタバコくわえた娘さんは、いかにも下町という雰囲気なんですが。
しかも、お店にはハンバーガー(らしきもの?)まで売ってるし。
そして、ゲームの目的は、謎の神像を3つあつめること。
いったい、どういう世界観なんでしょう。誰か、この世界を舞台に小説を書いて、わたしに説明してください。

ゲームはまず、ボードにお店を配置することからはじめます。
お店はタイルになっていて、それをボードに配置していきます。だから、ゲームをするごとにお店の配置は換わっていきます。
このあたりは、「カタン」なんか同じ感じです。
タイルは、ボードにおけるお店の数よりもかなりたくさんありますから、1回のプレイだけでは、遊び尽くせなくなっています。

お店は、普通に特定の品物をお金で売ってくれるお店、普通に特定の品物をお金で買ってくれるお店、特定の品物と特定の品物を物々交換してくれるお店などがあります。
ただし、最初のうちは、どのお店にも品物がありません。
誰かが、お店に止まると、そのお店にかかれたイベントが発生して、別の店に品物が現れたり、物価が変動し利します。
そう、品物にはいっちょ前に相場なんてものがありまして、品物の値段は、イベントや売買などで、結構激しく上がったり下がったりします。

最初ゲームをスタートさせた感じの印象としては、「モダンタイム」と同じくちょっと処理が煩雑だあなぁという感じでした。
ボードゲームの初心者ばかりが集まって、このゲームを始めようとしたら、ちょっと途中でめげてしまうかもしれません。
もっとも、1回ゲームをやってしまうと、それほど煩雑な感じでもなかったです(周りの人がゲームのベテランばかりで、その人たちが煩雑な処理を忘れずにしてくださっていたという環境は、大きいかも)。

謎の神像は、3つ同じ品物を謎の神像屋さんに持っていくと手に入れることができます。
そこで、同じ品物を集めなければならないわけですが、さっきもかいたとおり、品物は、基本的にイベントがおこらなければ、店にはおかれません。

  1. イベントにより品物が店に出る
  2. 店で品物を購入する
  3. 品物を神像と交換する

といのが基本的な流れになるわけです。

で、2と3の間に、「物々交換」が入ったり、「品物を売ってお金をつくって、それをさらに元手にして…」という動きが出るわけです。
物々交換屋は、1つの品物を別の2つの品物に交換してくれるお店もあります。
ある場所で、品物2つを購入して、物々交換屋に持ち込んで、それを一気に別のしなもの4つに交換することも(その物々交換屋にしなものがあれば)、可能なわけです。

だから、道筋にあるそういった、コンボを見つけるのは、なかなか重要です。
でも、自分のむもてる品物の数が決まっていたり、ゲーム上に出現する品物の限度が設定されていたりで、なかなかに思惑通りに行かないところが楽しかったです。

移動は、石畳の道を歩いていく他に、イカダに乗って一気に川や海を移動していくことができます。
でも、このイカダもけっこう動きが微妙に制限されていて、便利なんだかどうだか。
このゲームでは、わたしも、神像2つまでゲットしたぞ~~。もう少しで、勝利だ~。というところまで、珍しくいったのですが、このイカダ移動のために最終的には、勝利を逃してしまいました。
うーむ残念。
最後の最後、けっこう、みんな白熱していたので、実はけっこうバランスのいいゲームなのかもしれません。
また、やってみたいですね。15人でぜひ。

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トランスアメリカ

次のゲームは、「トランスアメリカ」です。
忙しいのに、バイト終了後、大急ぎで来てくださったバラックさんが持ってきてくださいました。
おそらくこの前、わたしが、この日記で、

「このゲーム、運以外の要素ってあるの?」

と叫んでいたので、「運以外の要素もあるのだよ」ということを教えてくださるために持ってきてくださったのだと思います。

結論からいうと、

「運以外の要素はあった」

ということです。
今回もまた、みごと、バラックさんが優勝されていました。
しかも、バラックさんは、1ラウンド目、

「あ、しまった」

と最初の線路の設置場所を自分ではまちがえての優勝です。

は、もしかして、これが、あの幻の「口フェイク」??
ゲームセンターで、対戦ゲームをしているとき、

「はどーけん」

と叫びながら、昇竜拳を出すのと同じ技でしょうか?

そして、今回もまた、みごと、りんは車輪止めにつっこんでいました。
いいんだ、今回は、1人じゃなかったから……。
自分が不幸なときは、人の不幸もうれしくなるヤツ。

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トール

さて、このお話も、予定ではあと2日で最終回です。
ただし、木曜日と金曜日は、仕事の関係上、なぜか船の上にいますので、はたして日記をアップできるのかどうかわかりません。
荷造りがあるから、明日も無理かな?
うまくいったら、船の上から、レポートをしたいと思います。
あんまり、期待せずにお待ちくださいませ。

さて、今回のゲームは、「トール」です。
トールといえば、北欧神話の雷神。
ファンタジー好きですので、わたしの辞書では、「雷神」と漢字で書くと、「トール」とルビがふられてしまう感じです。

さらに、マーヴル社のアメコミが好きということもあって、「トール」といえば、「マイティ・ソー」です。
魔法の金槌ムジョルニアで、敵をバッコンバッコンたたいてやっつけてしまうあのスパイダーマンや、Xマンの親戚(みたいなもの)です。

今回、ゲーム内容を思い出すためにWebで検索をかけるとき、「ソー」でかけたらいいのか、「トール」でかけたらいいのか、一瞬わからなくなってしまいました。
「トール」「カードゲーム」で、検索をかけると、「真・女神転生カードゲーム」の「悪魔トール」と、トールキンの指輪物語の世界を再現したカードゲームとかいうのばっかりでてきて、さらにわたしの混乱に拍車をかけるという。
けっきょく、「名古屋EJF」のページに載っていました。

正しいの名前は、「トール」です。
これも、けっこういいなぁ、ほしいなぁと思ったゲームです(題を忘れていたくせにというツッコミはしない)。
わたしは、短くて、軽いゲームをさがしているので、カードゲームとかに対しては、けっこうひいき目に見る傾向があるかもしれません。

まず、すごくカードがきれいでした。神様のイラストとかが描いてあるのですが、これもすごく親しみやすい絵です。
親しみやすい絵の基準は、人によって違うと思います。りんは、マンガやアメコミ好きということも考慮に入れて、文章を読んでください。

今回は、基本ルールで遊んだのですが、ルールが簡単なのに、なかなか頭も使います。

カードは、神様カードと供物カードにわかれています。
神様は6柱いて、神様カードは、種類ごとにわけて表をむけて山にします。
供物カードは、カードの色によって、どの神様用の供物なのかが決まっています。供物カードは、各プレーヤーに均等になるように配ります。

自分の手番がきたプレーヤーは、自分の手札のなかから、1枚の供物カードを対応する神様の前におきます。そして、好きな神様カードの山から1枚カードを取ることができます。
そうやって、どんどん、神様の前に供物をおいて、神様カードを取っていきます。
人気のある神様カードは、なくなってしまうかもしれません。その場合は、その神様カードは取ることができません。
そして、どれかの神様の前に、6枚の供物カードがおかれると、その時点でゲーム終了になります。

供物カードには、その供物の価値が数字で書いてあります。ゲーム終了の時点で、出された供物カードの山の1番上のカードの数字が、その神様の1柱の得点です。
神様1柱の得点に自分が取った神様カードの数をかけあわせて、すべての神様の分を合計したのが、自分の得点となります。

ようするに、ゲーム終了時に点数の高い供物を出されていた神様カードは、価値が高くなるということです。その神様をたくさんもっていたら、ラッキーです。
逆に、ある神様1柱について、せっかくたくさんカードを集めていても、ゲーム終了時に点数の低い供物が出されてしまったら、全然、点数になりません。

とりあえず、ゲームを。
まず1回戦目は、どんなゲームがわからないので、様子見です。
とりあえず、フレイヤ様のカードが美人なので、いろいろ供物をだして、フレイヤ様のカードを集めてみる(笑)。

「トールは、タイトルになったのに人気ないなぁ」

どうやら、このゲームは、昔別のタイトルで出されていたゲームのリメイクという話でした。
そのころから、トール神は、人気がなかったのか?
逆に、フレイヤ様は、結構人気のカードでした。
1回戦目、そこそこの成績。

2回戦目。
前回のフレイヤ様のように人気のある神様は、けっこう偏るようです。みんなが取っている神様は、みんな点数が低くなることを嫌うので、最後の最後に低い点数をおいて、ひっくり返されるということは、少ないだろうということに気づきます。
ちょっと、みんなの取る神様カードを頭に入れながら、プレイします。
もう一つ、考える要素は、自分の手札。手札に、極端に数字の大きな供物や、極端に数字の小さい供物があった場合は、一気に逆転をねらえる(もしくは、誰かをどん底に落とせる)可能性があるということです。
そして、同じ神様ための供物カードが偏っていれば、その神様に出す供物の数を自分が制御しやすいわけです。
うーん。人と同じことをやっていても、真ん中ぐらいの順位にしかなれません。

3回戦目。
たくさんの人が取っている神様カードを保険にしつつも、自分が大きい数字の供物カードをもっている神様カードも、取っていきます。
神様の前の供物が、4つや、5つになってくるとヒヤヒヤものです。
今おくべきか?でも、下手すると、まだ「1」が残ってるから、上からおかれてしまう。
今は、待つべきか?でも、あの神様にあと1枚供物をおかれたら、ゲームが終わってしまう。
結構、ドキドキハラハラです。

1手で、天国と地獄にわかれたりもします。
こんどは、拡張ルールでも、やってみたいです。

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モダン・タイムス

えーと、手札として配られた株式を公開していくことによって、企業を牛耳ったり、都市の支配権を確立して点数を稼いでいくゲームでした。

スタートからゴールまで、一直線にマスがならんでいます。
その上をすごろくみたいな感じで、自分のコマが進んで行きます。
マスには、「企業名」と「都市名」がかいてあって、一番最初にそのマスにのった人は、その「都市」のその「企業」を牛耳ります
一番最初に止まると、そこに自分の色のタイルを置いてふたをしてしまいますので、以後、このマスには、だれも止まれなくなります。

これをひっくり返す方法は、なかったような気が……。

自分の手札の株式カードを出して、自分のコマをすすめられるのですが、そのときすすめる先は、自分が公開している株式カードのなかで、誰よりもたくさん公開している株式カードの企業のマスにしか進めません。
かならず、場で自分が一番たくさん公開している株式カードの企業のマスにしか進めません。そして、かならずマスのつながりの順番にしかすすむことはできません。
一番たくさん公開している株式カードが、複数ある時は、進む先を選択することができるのですが、そうでない場合は、行き先が完全に1つしかないときもあります。
もし人が前方のその企業のマスをもう自分のものにしている場合は、ひとつとばして、さらに先のマスにとんでいくことになります。
誰かが、ゴールのマスまで進めば、ゲーム終了です。

マスに止まるたびに、そのマスが誰の所有かを示す大きなタイルをおくのですが、同時に、点数表があって、マスを所有したときに、そこにも、小さなタイルをおいていきます。

点数表は、縦の軸が企業名を表していて、横の軸が都市名を表しています。

縦の列で各企業ごとに見ていって、その企業に一番たくさんタイルをおいている人に、規定の点数がはいります。
また、横の列で見ていって、その都市に一番たくさんタイルをおいている人が、その都市ごとに決められた点数をもらうことができます。
都市の方は、けっこう点数の大きさに開きがあります。
いい都市を支配しなければ、なかなか、トップになるのはくるしそうです。

「企業」を独占するのはけっこう簡単なのですが、「都市」ほ支配するのがけっこう難しかったです。
場で自分が一番たくさん公開している株式カードの企業が、自分の進んでいくマスになりますから、同じ企業はあつめやすいわけです。
逆に、同じ都市を集めようと思うと、いろいろな企業の株式カードを、人よりもたくさん公開しないとならないことになります。

ただし、株ゲーム名物の暴落がおこると、場に出ている株の中で一番多い株式カードがなくなってしまいます。
そして、暴落は、場にでている株式カードの総数で決定されます。
だから、うまく調節して、暴落を誘って、自分の手番の時に、一掃された株式カードを新たに出して、必要なマスをゲットするということも、可能かもしれません。

このゲーム、2回やりました。
点数が大きくはいるのは、「企業」や「都市」の列を自分のものにすることです。
だいたい、タイルを3枚ぐらい、縦か横にならべるとその列がとれます。

しかし、わたしは、同じ「企業」のところにばっかり、5枚とか必要以上にタイルをおいてしまって、「都市」の方の点数が全然とれないのでした。
5枚とかおかなくても、その企業の点数はとれますし、同じところに集中させても、いいことないとわかっているんですれど……。

けっこう、簡単におわるあっさりとしたゲームだと感じました。
でも、わたしみたいな初心者にとっては、1回株式カードを公開して、タイルを2つおいて、出したカードの数だけ、暴落チャート(?)と進めるというのは、ちょっと手順が多くて複雑かなぁと思いました。

また、やってみたいゲームでした。
そのときは、どうしたら、うまく「都市」をとれるのか、作戦を考えなければなりません。