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そっとおやすみ

もうそろそろラストゲーム。
最後になかに軽いゲームをということで、いつもなぜかわたしのカバンに入っている「そっとおやすみ」をプレイしてきました。

まあ、大人が真剣になってする「そっとおやすみ」は、なかなか、緊張感のあるゲームです。

このとき、わたしは「リアルおねむちゃん」だったので、思いっきりおねむちゃんカードを集めておりました。

やっぱり、たくさんの人数で遊ぶと、だれが最後だったのかの判定がちょっと難しいですねぇ。
審判をつけた方が、いいかも。

って、そこまで殺伐とさせてどうするという……。

こうして、2004年、最後の「おてばん」は、終了しました。

もうすでに、2005年になっているのは、内緒の話です。

今年は、体調を整えて、ちょっと重たいゲームにも挑戦してみたいなぁ。

と、落ち着く予定がたっていないけど、書くだけ書いておこう。

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6ニムト

わたしの短いゲーム人生のなかで、1番プレーされているゲームは、「6ニムト」か、「にわとりのしっぽ」か、「ねことねずみの大レース」のうちのどれかです。

「6ニムト」は大人と遊んでいることが多く、「にわとりのしっぽ」や、「ねことねずみの大レース」は子どもと遊んでいる機会が多いという違いはありますが。

ということで、「6ニムト」の記憶というのは、それだけ曖昧というか、いろいろな結果が、ごちゃ混ぜになりがちです。

という言い訳をしておいて……。

たしか、この日の結果は、けっこうよかったような気がするのですが……。
いや、最後の最後で、ドカドカと牛を振り込まれたような気もする……。

忘れているということは、どっちかというと不調だったのかな?

ヴォルフガング・クラマー,
Wolfgang Kramer
メビウス
発売日 :

ロバは誰かな

「6ニムト」は2~10人までと遊べる人数の幅の広いゲームですが、この「ロバは誰かな」も、なんと3~12までという人数の幅の広いゲームです。

ルールは、トランプカードを2セット使ってする変則「大富豪」です。

スタートプレーヤーは、自分の手札のなかから好きなカードを出します。同じカードが複数枚あれば、まとめて出すこともできます。

次のプレーヤーは、前にだされたカードよりも大きいカードが手札にあれば、カードを出すことができます。
もちろん、複数のカードがまとめて出されている場合は、次のプレーヤーも同じ枚数だけまとめて出さなければなりません。
なければパスになりますし、あっても、パスしてもかまいません。

こうして、出したカードのなかで1番大きなカードを出した人が、次のスタートプレーヤーになります。

こうして、ゲームをすすめていって、1人のプレーヤーの手札がなくなれば、1ゲーム終了です。
すべての手札をなくしたプレーヤーは、失点0。その他のプレーヤーは、手札のカードの数字の合計が失点になります。
「ショーカー」と「ロバ」のカードがあって、これを持ったままのプレーヤーは、かなり厳しい失点になります。

このあたりは、まったくの「大富豪」です。まあ、「大富豪」は、いろいろローカルルールがついてますが、ここは基本のルールだけということで。
ただし、「大富豪」は、全員パスしたらそのラウンドが終わりになりますが、「ロバは誰かな」の場合は、1周したらそこでラウンドが終了します。
だから、スタートプレーヤーが出したカードの上に他のプレーヤーがカードを出せば、絶対にスタートプレーヤーは、移ります。1周まわってきたものの上に、さらにカードをおくことはできなかったと思います。((このルール確かめてみましたが、どこにも書いてない。思い違いかも…。どうでしたっけ?情報ください))

それから、もう1つのルールは、「ロバ」のカードの存在です。
このカード、なんと裏見ても、「ロバ」のカードで、だれが手札に持っているか一目瞭然です。
そして、普段ゲームが続いているあいだは、この「ロバ」のカードは、数字がないので出すことができません。

「ロバ」のカードを持つプレーヤーが、スタートプレーヤーになった時だけ、ラウンドの最初に、そのプレーヤーは、「ロバ」のカードをプレイすることができます。

「ロバ」のカードが出されたら、いつもとはちょっと違うゲームが展開します。
まず、すべてのプレーヤーは、パスできなくなります。そして、前の人が出したカードにかかわらず、自分の手札から好きなカードを1枚プレイしなければなりません。
そうして、このラウンドで1番大きな数字のカードを出したプレーヤーは、このラウンドに場に出されたカードを全部引き取らなければなりません!!!

えーと、このときは、11人で遊びました。ということで、ロバを引き取ってしまうと自動的に、ロバ+10枚のカードがついてくるという激しさです。
まあ、こんなの喰らったら、ほとんどダメージから回復できません。自分がカードをなくしてあがるというのは、絶望的です(笑)
あとは、いかにして、手にあるロバを他の人に押しつけるかだけ……みたいな。

「大富豪」なので、小さいカードを上手に処理したいのですが、少しは残しておかないと「ロバ」をおしつけられてしまいます。

おおくのゲームは、ジャンケンとかで最初のスタートプレーヤーが決まるのですが、このゲームは、「ロバ」カードが配られた人が最初のスタートプレーヤーです。

……配るって、はじめからロバって見えてるんですが(笑)

まあ、最初に「ロバ」を持ってスタートするプレーヤーは、ロバの被害を受けずにすむので、ラッキーです。
ということで、なんか、1番最初にロバを出すというのは、けっこう有効な手かも。

まあ、「6ニムト」と同じく人数が多くなると、ザックリと大味なゲームになることは否めないようです。
まあ、深く考えずに、

「ギャー、きたー」

とか叫びながら、ロバが来るのを楽しむのが吉かな。
そういう、自分がダメな状況を笑うゲームなのだと思います。

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アブ・ディ・ポスト

♪大丈夫さぁ~ ボロボロでも まだ飛べるぜ~♪

と、思わずチェッカーズの「夜明けのブレス」を口ずさんでしまうこのゲーム「アブ・ディ・ポスト」です。

自分たちの飛行機を整備して、暗雲たちこめる空に飛び出していきます。
しっかり整備に時間をかければ、嵐に強い頑丈な飛行機を飛ばすことができます。でも、整備に時間をかけているうちに、他の飛行機に先をこされてしまうかもしれません。また、整備もあんまりやりすぎると、飛び立つ前にいじくりすぎてこわれてしまうこともあります。

だから、そこそこの整備で、一気に空に飛び立って行くか、慎重に整備を重ねて、前の飛行機が嵐で墜落する間隙をぬって飛び立つかなどなど、いろいろ作戦があります。

本来は、多分、3~6人のゲームなのですが、今回は、なぜか7人ぐらいで遊んでいた気がします。
人数が多い方が、嵐が起きやすくなって、よりドタバタしたゲームになって楽しいのではないでしょうか?((このあたり、サイコロのかわりに振る「暗雲」というギミックがすぐれていて、人数によって、出目の確率を調整することができます。だから、遊べる人数の幅も広そうな感じです。))

さて、最初は、様子見ということで、みんなけっこう慎重に整備をすすめているのですが、1人が飛び出すと、

「単独飛行させるまじ!」

と、次々に無茶な飛行機が飛び立っていきます(笑)
もちろん、嵐がくれば、すぐに墜落してしまうのですが、それでも、先行したプレーヤーを単独でゴールさせちゃうよりは、一緒に巻き込んで墜落してリセットをかけたいわけです。
自分が先に墜ちて、2回目の嵐で先行したプレーヤーの飛行機が墜ちれば、今度は自分が先行できたりしますしね。

外側から内側にむけて飛ぶ前半戦と、内側から外側にむけて飛ぶ後半戦にわかれていて、前半戦は、非常に安定したお天気のときに飛び立つことができたわたしの飛行機がトップでした。

で、後半戦。
なぜか、嵐続きで、バタバタ飛行機が墜ちていきます。
白熱するプレー。興奮して、身を乗り出すプレーヤーたち。

その時!!

ドンガラガッシャーン!!!

ものすごい音とともに、テーブルが倒れてしまったという……。
ちゃ、ちゃぶ台がえし(笑)

もちろん、ボード上のコマとかも、全部、墜ちて……落ちてしまいました。

えーと、テーブルをたてるときに、ちょっと足の開き方が甘かったようで、興奮のあまり体重がかかったときに、その足が閉じちゃったようです。

………。
……。
…。

「……これで、……終了かな?」

「……うーん、終わりというこで……」

「え~。せっかく、ゲームを続けていたら、トップがとれる予定だったのに~」

と、途中で終わったゲームには、こんなことを言ってみるいう。

教訓。

世界を揺るがすような天変地異には勝てません。

テーブルをたてるときは、しっかりと。

だれにも怪我がなく、ゲームのボードやコマ、ギミックにも被害がなくてなによりでした。

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サンファン

このゲームは、今年1年で1番よく遊んだゲームかもしれません。
やっとこさ、意識していろいろなコンボ(連続技)もつくれるようになってきて、中盤戦にお金がなくてなくて困るということもなくなってきました。

今回は、「水道橋」+「交易所」を使って、複数生産、複数売却というパターンがかなりはやい時点でできて、けっこう自分なりにはうまくプレーできたなぁと。

ただし、最後にボーナスがもらえる紫の建物が、なかなか手札にまわってこなくて、そのあたり苦労しました。
たしか、「市役所」を建てたのに、自分の建てた他の建物は、生産施設ばっかりだったーみたいなチグハグが(笑)

でも、最後の最後に「宮殿」を建てることができて、けっこういい結果なのではと、ドキドキしながら点数計算に……。

おぉ、すごい点数だ。トップか???

嘘でした。なぜか、勝利ポイントではなくて、生産ポイントの方を足して点数計算をしていたという……。
何回もやっているゲームなのに……ちゃんと、点数計算ぐらい覚えておけよ……。

ちゃんと計算してみたら、

……たいしたことなかったという……。

あぁ、そした他のプレーヤーの「礼拝堂」の下には、待っていた「ギルドホール」が(笑)

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ウルランド

このとき、たしか裏で「カタンブック」がたっていたのです。
あと、「皇帝の影」が延々と続けられていました。

このときは、修羅場あけでちょっと疲れていたということで、重たいゲームはいやだー(ワガママ)ということで、「カタンブック」はさけて、「ウルランド」の方へ。
ただこのゲームの知識は、さっぱりないので、軽いゲームだったかどうかはわかりません。大丈夫か~?

たしか似ような絵のゲームに「原始のスープ」いうのがあって、こっちは、イエローサブマリン・京都店で見たときに箱に120分とか書いてあったような記憶が……。だから、購入もしてないし、遊んだこともありません。
まあ、「原始のスープ」は、楽しいいいゲームだという噂なので、このゲームも、多分大丈夫でしょう。

というわれで、インストをしていただきます。

しかーし、ちょっとルールが多いゲームだったようで、インスト中、眠い眠い。
すいません。ゲームが悪いわけでも、インストしてくださる方が悪いわけでもなくて、まったくもって、わたしの体調のせいです。
ちょっと、せっかくインストしていただいているというのに、マナーがなっていなかったと反省しております。
眠そうなわたしを見かねて、眠気覚ましのガムをくださった方、感謝しております。

ゲームが始まると楽しくて、多分、1時間から1時間半ぐらいかかっていたと思うのですが、全然、眠たくなかったというのも、自分勝手な話ですね(笑)

「ウルランド」は、進化していく恐竜たちの生き残りゲームです。

ゲームボードは、いくつかのエリアにわかれています。
プレーヤーは、たくさん持っている自分の恐竜たちをそれぞれのエリアに配置します。そうして、自分の操る恐竜たちの生き残りをかけた争いがはじまります。

争いといっても、それほど難しいものではなくて、ただ単にそのエリアにいる恐竜の数をくらべるだけで、単純です。
ただし、そのエリアで、1番かずの少ないプレーヤーの恐竜たちは、取り除かれてしまいます。

ただし、この得点の計算がおこるエリアというのは、1番最初に行動する「環境プレーヤー」が選んだ場所のみで起こります。
この「環境プレーヤー」が選んだ場所というのは、他のプレーヤーからはわからなくなっていて、他のプレーヤーは、「環境プレーヤー」が、どのエリアを点数計算するエリアに選んだのかを予想しながら、恐竜を移動させたり、配置していかなければなりません。

それぞれ、1回ごとにプレーヤーの役割分担がかわっていくので、説明だけ聞くとけっこう難しく聞こえるのですが、この役割の交代が、けっこうきれいにゲームにかかわっていて、ちょっと美しいシステムだと感じました。

「環境プレーヤー」は、さっき書いたとおり、得点するエリアを決定します。3枚の環境カードから1枚選んで、他の2枚のカードは「ダミープレーヤー」に渡します。
ただし、自分が「環境プレーヤー」の時は、恐竜を移動させることができません。

「種プレーヤー」は、恐竜たちを移動させることができます。「環境プレーヤー」が選んだエリアをいろいろと予想しながら、自分の恐竜を移動させます。

「ダミープレーヤー」は、その回ゲームには参加できません。
環境カードの残りの2枚をわたされます。そして、それに山からひいた1枚を加えて、次の回に「環境プレーヤー」になることができます。
だから、静かに作戦を練ります。

よくできているところは、「ダミープレーヤー」に使わなかった環境カードを2枚わたすところです。
「ダミープレーヤー」は、次の回に「環境プレーヤー」になって、3枚のカードから、得点をするエリアを1枚選ぶことになります。
つまり、今回「環境プレーヤー」として、「ダミープレーヤー」にカードを2枚渡したプレーヤーは、次の回では、2/3の確率で、得点に結びつくエリアを予想することができます。
だから、「環境プレーヤー」のときは、

「あー、そこ動かさないでーー!」

という心悲鳴があがったりしますし、「環境プレーヤー」から「種プレーヤー」にかわったときは、

「あのカードとあのカードを渡したから……次は、あのエリアが得点計算のはず…」

という予想をたてたりします。
この作戦や、予想があたったときは、ものすごく気持ちいいですねぇ。

あと、この恐竜たちは、放射能をあびて進化することができます。進化すると、けっこう極端な能力を持つことができます。
ただし、いろいろな特殊能力をもつと、けっこうコストがかかります。

今回は、初回ということで、まあ、予想の部分がたのしかったのですが、やりこんでいくと、この「進化」の部分も、複数の組み合わせで、コンボのようなことができそうな感じです。

今回のゲーム会で、わたしが遊んだゲームで1番長時間なゲームでしたが、時間を感じることなく楽しく遊ぶことができました。

機会があれば、もう1回やってみたいですね。

そうそう、特殊能力を得ることができる「進化カード」ですが、後から、拡張カードもでているそうです。
『ゆうもあ』のボードゲーム雑誌「シュピール」のアンケートに答えるとその「拡張カード」がプレゼントされるという企画があったそうで、今回は、そこで当てたという拡張カードもいれてプレイしました。