少年ノート3
繊細でうるというのは、辛いかことだなぁと思います。
まあ、年取ってそういうことからは、だんだんと離れてきて、楽になってきて。その分、今までなら感じられたりわかったことが、わからなくなったりしています。
繊細さを持ったまま、強くというのは、贅沢な話なのかなぁ。
悠希のかく繊細な少年の物語です。
繊細すぎて、周囲とうまくつき合えなくなっているところは、「隠の王」とよく似ています。
町屋さんが、かっこよいです。立ち姿が、美しい。
あと、部長の「今年こそは俺だって歌うんだ」という切実な感じも、良かったです。