藤田和日郎一覧

暴走

からくりサーカス29

どこまでが計算どおりで、どこからがムチャクチャなのかわからないですが、それでも、だからこそ、面白いです。
全部、計算か?

そうは思わないんですよね。この前の話が「最終幕」だったのに、新しい幕が開いているし……。

鳴海をしろがねのところに送ったのは、多分、フェイスレス。
フェイスレスの最終的な目論見は、しろがねが執着する2人の人間、鳴海とまさるをお互いに争わせることにあるのかなぁ。
などなどと、考えてしまう。


ビックサクセス

からくりサーカス30

最終幕を読んでいるときは、この巻のお話みたいなのがその後に来るとは、思ってもみなかったです。

人形相撲に出ている人、みんないい人だと思ってしまう。
特に、ビックサクセスな人がお気に入りです。

あと、

「マサルちん、ほーい!」
「れんげサン、ほーい。」

というので、れんげさんを気に入ってしまいました。
これから先、この人が活躍することは…なさそうですが……。


短編集って、難しい

暁の歌 藤田和日郎短編集

短編。よく考えると、少年マンガの短編って、けっこう少ないです。
それは、キャラクターを生かそうとしたら、どうしても長編になっちゃうからのような気がします。

そういえば、最近は、少女マンガでも短編少ないような気が。

短編は、やっぱり、キャラクターがよくできていれきばできているほど、もうちょっとこのキャラたちを見ていたいという不満もでてくるような気がします。

「美食王の到着」が、2003年最高の読み切りなのは、あのラスト近くのシーンのせいなのだろうか?


本編?

からくりサーカス31

「最終幕」が終わって、「本編」がはじまるという……。
すごい。

フーも、フェイスレスくさいのですが。


幕間ピエロ

からくりサーカス32

もしかして、お話とお話の切れ目に出てきたピエロってフーだったのでしょうか?
これ、はじめから考えていたのだとしたら、すごい無駄がない……。

れんげさんも、大きく取り上げられることはないと思っていたのに、3姉妹の話が全部あるみたいで、すごいですねぇ。

こわいというか、すごいところは、フーの話があながち嘘ではないところですね。
てっきり、わたしは、フェイスレスあたりに嘘を教え込まれてナルミが動いているのだと思っていました。


感想を書くだひに

からくりサーカス33

感想を書くたびに「すごい展開!」と書いている気がしますが、この黒賀村の三姉妹の話の後に、まさか、あんな話がくるとは思っていませんでした。

たしかに、れんげさんの話が出た時点で、菊さんの話までいくというのは、予想していたのですが。
この巻は、ちょっと最後の幕間という感じですね。
それも、最後の悲劇を盛り上げるための計算された息抜き。

藤田和日郎には、物語作家としての残酷さを感じます。


こんどこそ、ほんとうの最終章にむかって…

サーカスのすべて からくりサーカス公式ガイドブック

なんか、騙されたとかかいている割には、懲りずにこの手の本は読んでしまいますねぇ。

でも、今回は、藤田和日郎が完全監修ということで、けっこう楽しめる本になっていたかな。

しかし、力業だ(笑)


デウス エクス マキナ

からくりサーカス34

この垂直に落ちていく展開は、すごいです。

そして、本当の最終章。
どうまとめていくのか、どう突き抜けていくのか?
興味があります。

しっかりと、見届けなければ。


最終章?

からくりサーカス35

「いよいよ」

とかいいながら、話がまだ広がっているような気がする。
こういうスピード感のある話は、理屈をこえたおもしろさがあります。


それぞれの最後の見せ場

からくりサーカス36

今まで広げてきた風呂敷をしっかりとたたんでいっているという感じですねぇ。
最後のまで、こうやって、それぞれの見せ場をしっかりとつくっていく方法は、もしかすると、盛り上がりという面からいうと難しいのかもしれません。

でも、

「あぁ、ここで、このキャラクターで泣かせるんだ」

みたいな驚きがあって、すみごい好きです。
リアリズムだけでは、物語は生きてこないのです。