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魔界都市ブルース1 妖花の章 マン・サーチャー・シリーズ1

人情ものが半分、ハードボイルドが半分、あやかしが半分(…1より大きいじゃん)という、菊地 秀行お得意のお話です。
妙に日本的で、好きです。この人が「かっこいい」と思う感性というは、まあ、やりすぎな感じもあるのですが、しっくりくるのです。

このなかでは、「さらば歌姫」が好きです。

しかし、わたしは、菊地ファンのくせに、魔界都市ブルースのシリーズというか、秋せつらの出てくるお話は、今回が初めてという信じられない人間です。
多分、菊地 秀行のなかでは、これか「バンパイアハンターD」が1番人気のシリーズかな。

まあ、かなり前の作品ということで、古さはあるのかもしれないのですが、むしろ、今の世相に近づいているところも多いよなぁと思います。

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魔闘学園

帝高校……ということで、「魔人学園」の続編を期待していたのですが、まったく違う世界の帝高校でした。
ということで、最初は、テンションが落ち気味だったのですが、読んでいるうちに元気が出てきた。
この元気の出方は、島本 和彦のマンガを読んだときと同じ元気のでかたです。スカッという感じ。

でも、最後は甘酸っぱいわ。

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魔人学園

実は、菊池 秀行のマンガ化作品のうちで、細馬 信一とやってた「魔界学園」が一番好きなのです。
まあ、別格で「ダークサイド・ブルース」があるのですが。

これ、連載時、転校生かっこいいとか思って、読んでました。
もう、転校生という設定からして、痺れます。

そして、剣と魔法の学園ものなんですよ。この発想が、ものすごく好きです。

で、その兄弟的な小説がコレです。「魔界学園」ではなくて、「魔人学園」。もしかすると、この小説を原案にしてマンガができたのかな。
前半は、割とマンガと同じですが、後半はだいぶ違う。
主人公が見る人によっていろいろな姿に見えるという前半部は、マンガもがんばっていたけど、小説の方がわかりやすいです。

後半、結局、謎は謎のままのいつもの菊池秀行なのですが、この「報酬」。
もう、ロマンチックというかなんというか、くさいかもしれないけど、かっこいいわ。

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血闘士

菊池 秀行が考えるハードボイルド。
多分、これって、大塚 英志とみなもと 太郎がしゃべっていた

「いい雰囲気だ」

って、やつと同じですよねぇ。きっと。

時代の雰囲気なんだろうなぁと思いました。

ただ、この「血闘士」という題名だけが、いけてない感じが……。菊地 秀行のセンスじゃない気がするんだが……。
題名は、後付けかな?

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バンパイアハンターD4

4巻目は、「死街譚」。
これは、読んでないよなぁ。

と、今調べてみたら、どうやら、「D」は、8巻ぐらいまで読んでるみたいでした。

うーん、最初の2作と「夢なりし”D”」ぐらいしか、覚えていない……。
次が、その「夢なりし”D”」のはずなので、けっこう期待しています。