ハイスコアガール DASH 2
すごい好き。
そして、これは夢だなぁと。どこかに、あの頃のワクワクするゲーセンがあれば素敵だなぁと思っている自分たちの。
今は、やっぱり対戦はネットのなかに移っちゃったし、ゲーセンもどんどんなくなったし。
でも、そんな気持ちのアーカイブとしての物語というのも、あっていいと思います。
だから、この物語は現代をかきながら、どこか追憶の物語です。
あぁ、小春に恋は訪れそうにはないな(笑)
消えたので、書き直しです。
最終巻。
いい、最終巻でした。それだけに、書き直しはテンションが保ててなくて辛い……。
まあ、でも、満点な結末です。悲しい結末になる可能性もあったとは思うのですが1、ビックリするぐらいの大団円でした。
ゲームキャラたちに、背中を押されて走るハルオ。今まで、青春を賭けていたことに、無駄はなかったのだと。
あぁ、わたしとゲームセンターとの蜜月も終わった。もう多分、20年ぐらい前にとっくに終わっていたのかもしれないけれど。
それでも、今、1つの時代が終わったと感じる。
時代を切り取った物語って、その時代を共有した人間にしかわからないところがあって、多分、未来には残らないかもしれない。
でも、だからこその生々しさが、その時代を生きた人間には感じられるものがあります。
ハイスコアガールは、そういう物語です。