手塚治虫一覧

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ブラック・ジャック1 手塚治虫文庫全集

多分、手塚 治虫に初めて出会ったのは、アニメ版の「ジャングル大帝」。次が、「リボンの騎士」かなぁ。
初めて読んだ手塚マンガが、多分、「ブラック・ジャック」だったと思います。

手術のシーンが、衝撃的でした。

今読んでみても、やっぱり、「ブラック・ジャック」は、特別に面白いですね。
ピノコって、こんなに早くから出ていたキャラだったとは。これも、多分、手塚 治虫のバランス感覚の勝利なんだろうな。


フライングベン1 手塚治虫文庫全集

カルロスが、いいキャラです。
人間が犬を殺すのは残酷なのに、犬同士が闘って死ぬのならいいかい!!という感覚が、ちょっと理解はできませんが。
それ、結局、人間の都合で犬を使い捨ててるのには変わりないのにね。
ども、彼の中でなんか筋が通ってるみたいなところがおもしろいです。

まあ、わたしは、あんまり、犬に愛がなかったりします。


隣のインベーダー

フライングベン2 手塚治虫文庫全集

犬に愛がないので、「フライングベン」よりも、「グランドール」の方がおもしろかった。
そもそも、なんで宇宙犬になるのかがわからん……。フライングだからか?

「グランドール」は、猿丸くんも含めて、なかなか楽しい。そして、ラストも、けっこうしびれます。
こういう終わり方、好きなんですよねぇ。


トラウマ手術

ブラック・ジャック2 手塚治虫文庫全集

シャムの双子の話「ふたりのジャン」とか、堕胎の話「その子を殺すな!」とかは、子どもの頃に読んだトラウマレベルの作品で、未だにしっかりと記憶に焼き付いています。
小学校中学年から中学校時代ですよねぇ。

でも、あれぐらいの年齢でふれておいて、ちょっとは物を考えるようになったんだと思います。だから、出会えてて良かったんです、きっと。


無慈悲な科学

地底国の怪人 魔法屋敷 手塚治虫文庫全集

「地底国の怪人」と「魔法屋敷」の初期作品2編を収録。

「魔法屋敷」の方ですが、科学の人たちに、笑ってしまうほど優しさがなくて、怖いです。
わたしは、ちょっとぐらい魔法がある世界の方が好きですけどねぇ。

昔の作品でも、これぐらいコマが大きいと読みやすいです。ほぼ、1ページ3コマから4コマです。なんで、初期のアトムは、あんなに小さいんだろう。


金とプライド

ブラック・ジャック3 手塚治虫文庫全集

金にならない手術はしないといいながら、傷口を見ればミイラでも手術をせずにいられない。
そして、プライドが高くて、人が出来ることを自分が出来ないということを絶対に認められない。

実は、ブラック・ジャックの魅力は、そんな、人間的なゆがみのある彼が、それでも、いい人でありつづけるところではないかと感じます。

憎めない人だよねぇ、こうして見ると。もっと、クールな人だと思っていたけど、そんなことないという。


わかり合えないこともある

火星博士 一千年后の世界 手塚治虫文庫全集

初期、手塚 治虫。

かわいい絵柄をして、「火星博士」にしても、「一千年后の世界」にしても、わかりあえない者どおしは、しっかりとわかりあえない。それが、双方の誤解ではなく、片方はもう一方に好意を持っていたとしても。
そこが、手塚の奥の深さだなぁ。

リイコさん、ひどいわぁ。


出生の秘密

アドルフに告ぐ2 手塚治虫文庫全集

権力者の出生の秘密……。
ということで、なんか、私の中では、この「アドルフに告ぐ」と「カムイ伝」のストーリーがごっちゃになってたりします。
時代も作者も、全く違うのに。だから、たぶん、どっちかの記憶が間違っている。

そして、結局、時代とともにそんな秘密どうでもよくなってしまっちゃうみたいなところも、似てる気がする。「カムイ伝」は、違ったかな?


短編連作

ブラック・ジャック4 手塚治虫文庫全集

藤子・F・不二雄の「ドラえもん」とかもそうですし、萩尾 望都の「半神」も、そして、この「ブラック・ジャック」もなのですが、この短いページ数で、物語として成り立つんだという凄さを感じます。


大人向け短編

ガラスの城の記録 手塚治虫文庫全集

大人向けの手塚 治虫。
内容は、そこそこおもしろい程度。

でも、短編で、これだけぶっ飛んで、かつそこそこおもしろいって、実はあんまりないのかも。