手塚治虫一覧

燃えろ剣

新選組 手塚治虫文庫全集

手塚 治虫の新選組。
あんまり期待せずに読んだのですが、けっこうおもしろいです。なんていうか、古くさくなくて、今風な感じ。

もっとストレートな新選組かと思っていたけれど、主人公のキャラクターは、オリジナルです。でも、近藤さんも、坂本 龍馬も出てきます。沖田と土方さんは、ただの乱暴者みたいな感じです(笑)

栗本 薫がこれに影響をうけたという話を読んだ気がしたけれど、あとがき読むと、萩尾 望都だったみたいです。
栗本 薫も、なにかで書いてた気がするけどちがったかな。

確かに、なんていうか人を引きつける色気が、キャラクターにも、お話にもあります。


アストロボーイ、アストロボーイ、マイティ、アトム

鉄腕アトム9 手塚治虫文庫全集

この流れの「鉄腕アトム」は、けっこう好きだけどなぁ。

手塚 治虫のなかでは、かかされた子ども向けじゃないお話にリセットがかからなくて、イヤな感じでかいていたのかなぁ。

とりあえず、アトムはこれで完結です。あと、番外編みたなやつをいくつか読んだ覚えがあります。

ロボット法が、アシモフより前だとは、恐れ入りました。
でも、確かに、アトムみたいなロボットは、海外ではアシモフしかかけてないんだよなぁ。


われとともにきたり われとともに滅ぶべし!!

三つ目がとおる1 手塚治虫文庫全集

おもしろいけど、読むのにすげー時間がかかりました。昔、1回は読んだはずですが、今、読むと、自分がイメージしていた以上に写楽が乱暴者です。
和登さんが、乱暴者なのは、けっこう覚えてたとおりですが。

しかし、和登さんが好きなのが、純粋写楽の方ではなくて、三つ目の方だというのは、覚えていてもよさそうなもんだが……まったく覚えていませんでした。

あの危険なものに惹かれる女心の行動は、子どもには理解でき切れてなかったのかも。


かわいい悪魔

ライオンブックス3 手塚治虫文庫全集

「百物語」は、「ファウスト」を下敷きにしているそうです。
手塚 治虫、「ファウスト」好きだな。「ネオ・ファウスト」がたしか絶筆で、「ファウスト」っていうそのものずばりの話もありました。

悪魔に導かれてでも、なにかをなしたいという思いは、ものをつくる人には強いのかも。

で、この話、この巻で1番おもしろかったです。


こんにゃくものがたり…

アトム今昔物語 手塚治虫文庫全集

前半の「アトム現代に来る」みたいな話は、そんなにおもしろく感じなかったですが、後半の「アトム」の語りなおしがおもしろかったです。

やっぱり、これは、天馬博士の存在が大きい気がします。

手塚 治虫は、アシモフを読んでいたのかなぁ。年代的に見ると、微妙な感じ。でも、ロボットが人間に近づいていって、妻になっているのは、多分、手塚の方が先な気がする。
どこかで、追い抜いているのか?シンクロにティか?


今のマンガだと、これ1巻が最低5巻ぐらいの長さになる

三つ目がとおる2 手塚治虫文庫全集

そういえば、こういう世界の不思議とマンガをからめる手法も、もともと手塚 治虫のものだなぁとつくづく思います。
「009」と不思議がドッキングしたのより、前からこのマンガあるよね?
まぁ、手塚 治虫の場合、デビュー作から、そんな感じの話が多かった気もします。

「暗黒街のプリンス」あたりで、写楽も、だいぶ魅力的になってきた。
読むのに、若干時間がかかりますけどね。内容が、濃い。


ニヒルなアトム

鉄腕アトム別巻 手塚治虫文庫全集

鉄腕アトムの変わり種ばかりを集めたもの……かな?

「鉄腕アトム 小学二年生版」なんかを読むと、手塚 治虫が子どもをとらえ切れていないのがよくわかる……。どうしても、子ども向けというと、展開がドタバタものになってしまうみたいです。
このあたりが、藤子・F・不二雄は、やっぱりすごかった。

というか、多分、この人に子ども向けを依頼すること自体が間違いだと思います。


ジャングルの王者タアザ

ジャングル魔境 手塚治虫文庫全集

このあたりの手塚 治虫は、コマわりも大きくて見やすいです。
これは、元が描き版なのと関係があるのかも。

バタ臭い感じは、自分で意識してかいていたのか。今読んでも、そのバタ臭さは、良く出ています。
けっこう、当時としては色っぽかったみたいです。


ファースト・ファウスト

来るべき世界 ファウスト 手塚治虫文庫全集

初期の作品のわかりにくさは、ストーリーに圧縮がかかっているためのようですねぇ。
元々、長編向けの人だということが、良くわかります。

でも、初期作品のモブシーンとかは、手塚 治虫が楽しんでかいている感じで好きです。

「ファウスト」の方は、このあと何回もかくことになる「ファウスト」の最初のものですね。
ストレートなお話でわかりやすいです。


読むのに時間がかかる…

三つ目がとおる3 手塚治虫文庫全集

それなりにおもしろいんだけどなぁ~、読むのに時間がかかるのは、なんでだろう。
昔より不思議に対する好奇心が低下しているのかもしれません。

昔は、時間かかっても気にならなかったというのもあるかも。