甘い生活 2nd season 6
長期の連載で、デリケートな問題を扱っている(?)ので、時代時代や掲載される媒体の違いによってちょっとずつ表現の仕方が変わっているのがわかります。
集英社は、特にそのあたりはうるさそう。でも、弓月 光は、そつなくこなしている感じがしますよねぇ。昔のハレンチ大戦争みたいな気概はないなぁ、きっと。
最近は、ちょっと規制はゆるくなっている感じですね。
範馬 勇次郎がおる。
とか思っていますが、印象としては、「YASHA」もかぶる。
あっちより、ファンタジーな部分もあるのだけども、直接手を汚さないといけない部分がたくさんあって(というかそれが日常で)、ちょっと可哀想です。
人間を越えてしまった子どもがそれでも人間性を失わないでいるというのは、かなり難しいと思います。
多分、脳の作り自体もわたしたちとは違うし、なにかを判断するときに考慮に入れるデータの量も桁違いなはず。
それでも、人として生きていくことはできるのか?
ある意味で、この子を教育したザルツヴァルトがプロでありながら人間性を失わないというものすごいファンタジーにな人なのかもと思います。
さて、子ども時代は終わって、自由に放たれた彼女がどう生きていくのか。
楽しみです。