真・餓狼伝2
ひたすら、ケンカ。
もしかして、この一戦を中心にして、あとそこから引き出される回想シーンなんかだけでお話が展開していったら、これは、すごいなぁと思った。
さすがに、それはないか?
でも、これ決着つくと、話し終わりそうだからなぁ……。
決着突かず、現在(物語がはじまったブラジル)に戻って再戦のパターンかな。
なぜか晴明神社の禰宜の人が司会をしている対談と本の紹介が、1番おもしろかったかな。
陰陽師も、四捨五入して30年。
本当に、安倍 晴明も有名になりました。わたしが、陰陽師、土御門、安倍 晴明の名前を知ったのは、多分、「帝都物語」からです。
図書館で本を借りていた頃なので、小学校高学年から中学校ぐらいです。
まあ、まさかわたしも、40代になって、キマイラを読み続けているとは思わなかったからなぁ……。
そんなこといえば、「ガラスの仮面」とかも……。
キマイラとか、「ガラスの仮面」は、最後まで読みたい物語ですが、「陰陽師」は、いつ終わっても、「続きは…」とはならない感じかなぁ。短編連作だけに。
でも、いつもあるので、なくなるとさぴしくなる。そんなお話。
やっぱり、書き続けて欲しいです。
博雅の天然が光る1冊です。
まあ、博雅、いつも光っているんですが……。
「返しに来るなら…なぜ盗むのだ?わからん」
のシーン、知っている展開なのに大爆笑してしまいました。そして、なーんも考えずに笛を吹き続けるという……。素敵だ。
さて、このお話、でも、どうやってたたむんだろう?うーん、いろんな話をたたまないままかな?