土屋つかさ一覧

図書室の戦い

放課後の魔術師1 オーバーライト・ラヴ

実は、読書に関しては雑食系なのですが、読めない文体の本というのがあります。
なんか、荒れて感じてしまって、良く読めないのです。えーと、具体的に書くと、あかほり さとるとか、結城 惺とかの文体が、どうしても、受け付けないのです。

まぁ、わたしよりも読書の幅が厳しい兄貴が、あかほり さとるが読めていたりするので、なんていうかコレは、多分、文章の上手下手ではなくて、わたしにとって、あうかあわないかなのだと思います。

ということで、思ったほど手に取っていない気がするライトノベル系です。まぁ、昔からファンタジーや、RPGが好きなので、ライトノベルの前身みたいな、ソノラマ文庫とか、コバルト文庫は、けっこう読んでいたのでけれど。

で、今回の「放課後の魔術師」ですが、これは、ボードゲームがお話のなかに出てくるということで読んだ1冊です。作者の土屋 つかささんは、プログを見ているとけっこうヘビーな(?)ボードゲーマーの様です。

軽い文体だけど、荒れてないので読めました。
まぁ、細かな視点移動は、そんなに好きではないけれど。設定は、けっこう深そうでおもしろいです。

肝心のボードゲームですが、1巻目には、出てこないみたいです。残念。
「マンハッタン」という名前だけでてきた?


家族の因縁

放課後の魔術師2 シャットダウン・クライシス

なかなか、面白くなってきた。
今回とりあげられているゲームは、コロレット。これが、風景ではなくて、物語の解決までかかわっているとおもしろいのですが、まぁ、ボードゲーム物語ではないので1、こんなもんですね。退かれない程度にしとかないといけない……。

途中で、安芸が語っているパートなのに、突然、1文だけ遙が語っているところがあります。
まさか、作者が混乱しているミスではないとは思うのですが。編集の人だって、読めばすぐに気づくし。

なんか、人格が混ざってきているとかそういう効果なのだろうと思うけど、その説明がこの巻のなかにはなくて、変な感じでした。

  1. そんな話、「アクア・ステップ・アップ」以外に見たことがない? []

キープレイ

放課後の魔術師3 マスカレード・ラヴァーズ

因縁がいろいろ明らかになってきて、面白くなってきた。
……というのは、前の巻にも書いた感想だな。

《紅》の力も、ちょっと見えてきた感じ。やっぱり、魔術がうまくいかないのは、なんらかのリミッターがかかっているようですねぇ。

今回のゲームは、わたしの大好きな「ミシシッピクイーン」。
おぉ、わたしが、いつも最後の最後で逆転されるのは、そういう理由があったのかーーー!!


紫の立ち位置は?

放課後の魔術師4 ワンサイド・サマーゲーム

短編連作的な作品集です。
ボードゲームは各話に出てくるので、いつもよりも、ボードゲーム成分は多い目な気がします。
その分、メインストーリーは、進んでいない感じです。

ラブ要素多い目?
まあ、高校生だから(笑)
正しくライトノベルです。


正義?

放課後の魔術師5 スパイラル・メッセージ

前回が、短編的なお話の連続でストーリー展開少なめでしたが、今回は、そういう意味では大きく動いた感じです。
て、円環は何を考えているのでしょう?

学園祭スペシャル(?)ということで、ボードゲームもたくさん出てきます。カバー絵を見てるだけでもけっこう楽しい。


仮想の妹

放課後の魔術師6 ミスティック・トリップ

おぉ、ひきが入った。
と思ったら、次の巻で完結みたいです。

今まで、妹は、仮想の存在だと思っていたのですが、そうでもないみたいですね。


スマイル

放課後の魔術師7 スマイル・ウィズ・ユー

完結編です。
ボードゲームは、出てこなかった。まあ、怒濤の展開で、遊んでいる間なんかなかったか?

妹、大活躍です。この人とジェシカシステムがあれば、何でもできそうだ。
香音が、すっかり人間らしくなったなぁと思います。


キング

サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ

サマーウォーズの小説版。と言っても、映画のノベライズではなくて、外伝的なお話です。
これが、あの事件の前なのか後なのかというのは、とっても気になっていたところなのですが、最後でわかります。まあ、あの仕掛けがあると、ちょっとお話に矛盾ができちゃう気もしますが、それも良いかと思えます。

なかなか、爽やかなお話です。その後、2人がどうなったのかが気になるということは、良いお話だったのです。

土屋 つかさ,細田 守,杉基 イクラ,貞本 義行
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日 : 2010-07-31