ECCENTRICS2
うーん、結局、先輩と比良坂は、同じ人なんだろうか?
ここでも、「その人」というのはなにかという問いにぶつかります。
つぶれていたのが「天」だとすると、「劫」と同一人物だと考えることに、彼は実は疲れていたのでは?
多分、つぶれていたことは、劫の方は、知らないんですよねぇ。
うーん、ラストシーンも、謎だ。
小学館
発売日 : 2002-10
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うーん、結局、先輩と比良坂は、同じ人なんだろうか?
ここでも、「その人」というのはなにかという問いにぶつかります。
つぶれていたのが「天」だとすると、「劫」と同一人物だと考えることに、彼は実は疲れていたのでは?
多分、つぶれていたことは、劫の方は、知らないんですよねぇ。
うーん、ラストシーンも、謎だ。
小学館
発売日 : 2002-10
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「人は幸福になる義務がある。」
これは、とてもいい言葉だ。
森依のいう「恋愛的瞬間」というのは、今ひとつよくわからないけど、恋愛そのものではなくて、その刹那、刹那に幸福感があるというのなら、なんとなく理解できる気がします。
結局、人が納得する形が「しあわせ」ではなくて、自分が(または自分たちが)、納得する瞬間が「しあわせ」なわけです。
好きな話は、「螺旋の中に住む」です。
誘拐された女の子の話。実は、わたしのとっては、この話の救いの部分は、付け足しにすぎないのかもしれません。
でも、それでも、物語の終わった後も、こんな風に、物語が続いていったら、幸福かも。
含蓄があるなぁと思ったのは、「恋をしたことがない」かなぁ。