一色まこと一覧

復活

ピアノの森1

今はなき「アッパーズ」に連載されていた「ピアノの森」が、「モーニング」で復活しました。

復活にあわせて、コミックスの方も、リニューアル。

まあ、「ピアノの森」は、「アッパーズ」よりも「モーニング」に載っている方が、違和感ないかも。

一色まことは、計算され尽くされた感じがあります。
とくに、子どもが成長していくこの物語は、今までの物語と違って、長いスパンでのフリがあって楽しいです。

奥さんにオススメして読ましたら、既刊の3巻まで一気読みしました(笑)
止まらなかったみたいです。

オススメしたときの言葉は、

「これはねぇ、現代の『いつもポケットにショパン』だよ。」

でした。


天才…

ピアノの森2

「ガラスの仮面」的なおもしろさもありますよねぇ。

こうやって読むと、カイって、ものすごく才能があります。やっぱり、超えていく人は、才能と努力の両方が必要なようです。
そして、雨宮の方は、努力の人。

そう思わせておいて、というどんでん返しも、すごいのですが。

この作品は、アニメにも、ドラマにもできない。マンガだけのおもしろさです。


いつもポケットに…

ピアノの森3

ショパンというのは、やっぱり特別な存在みたいですね。

そして、少しずつ少しずつ、カイを森のピアノの世界から、現実の世界にシフトさせていく。
この物語のはこびが、なんとも、素晴らしいです。


新作!新作!新作!

ピアノの森10

ということで、いよいよ、「ピアノの森」の今までコミックになっていない部分が読めます。

えーと、多分、カイの恋愛のお話が「アッパーズ」掲載分で、誉子の話は「モーニング」の新連載分。
このあたりの切り替えは、ちょっとだけ唐突な感じがします。
多分、雑誌が変わったということで、当初の予定とは変わったのではないかと思います。

でも、ドキドキはかわらずです。


コンクール

ピアノの森4

いよいよ、コンクールの話です。
このあたり、記憶では、もっと短いエピソードなんだと思っていたのですが、けっこう、丁寧にかいていますねぇ。

再読は、そういう新たな発見もあっていいです。
やっぱり、本捨てちゃダメだな。


ステージの上

ピアノの森5

どんなに小さなステージでも、ステージの上で喝采を浴びる快感を知ってしまうと、後戻りするのが大変なんだそうです。

自分で楽しむだけではなく、人に認めてもらう。拍手をもらう。
もちろんそれは、人に媚びるということではなくて、自分自身を思いっきり表現して、人に認められるということ。
それは、やっぱり、ものすごい力があるのだなぁと思います。

誉子のお便所、ほんとにでっかいなぁというのが、今回の発見でした。


音の優しさ…音の深さ…

ピアノの森6

単なる上手下手ではない「音の優しさ」や、「音の深さ」というのは、いったいどういうもので、どうやって表現できるんでしょう?

同じ楽譜なのに、違いが出てくる。
それは、別に、「大胆なアレンジ」なんかじゃなくて(カイは、どっちかというとアレンジしているという感じもありますが)、同じ楽譜なのに違うもののようです。

もう1回聞きたくなるピアノは、下手ではダメなんだけど、必ずしも、超絶に上手なピアノというわけではない。

そのあたりは、物語としては、その人の「人格」にかえってしまうのですが、現実では、そうでもなくて……。
不思議です。


ひとくぎり…

ピアノの森7

この巻で、小学生編が終了です。

この展開って、けっこう「ガラスの仮面」を彷彿とさせます。

そう、たとえどんなに障害があろうとも、本当に、彼が世界に認められる力の持ち主であるのなら、世界の方が、彼をほってはおかない。

そう考えると、カイはマヤのように天才タイプで、雨宮はアユミさんのように努力家タイプだ。


ここから…

ピアノの森8

ここから、第2部という感じです。
そして、その始まりのこの1巻は、メチャクチャ、ドキドキします。

読んだ後、

「すごーい」

とつぶやかずにはおれない展開。


つながった

ピアノの森9

これで、10巻の最新刊の「ピアノの森」につながりました。

今、読み返して気がついたのですが、誉子のお話は、思いっきり「番外編」とかいてありますねぇ。
実は、大きくなった海の物語に、誉子は、あんまり絡ませる気がなかったのかも。

これからどんな風に展開していくのか?楽しみです。