みなもと太郎一覧

ウンチクは楽し

まんが学特講 目からウロコの戦後マンガ史

「Comic新現実」に連載されていたみなもと 太郎と大塚 英志の対談です。
これ、好きだったのですが、まとめて読むと、また楽しいです。

うーん、もっと、みなもと太郎のウンチク話を読みたいものです。

なにか、新しい表現が出てきて、それが広がるときに必要なのは、真似ができるかもしれないという下手さだという考察は、納得です。
こういう論理的な考察ができる人って、なかなかいないですよねぇ。

いや、実はそれが正しいかどうかではなくて、そういう言葉に感心したいだけというところもあるんですけどね。
でも、ウンチクを聞く楽しみって、そういうものです。

みなもと 太郎,大塚 英志
角川学芸出版,角川グループパブリッシング
発売日:2010-07-14
 


ついにこの名作を

風雲児たち1

ものすごい名作だという話は、聞いていました。
読まねばと思ってはいたのですが、なんせ、マンガがなかなか置いていません。そして、巻数が多い。
新しい版が出たら買おうかとも思っていたのですが。

今回、「解体新書」が出たのをきっかけに、キンドル版で読んでいくことに決めました。これなら、本棚の心配もしなくてすみます。 

幕末をかくために、関ヶ原をかく。
これは、なんとなくわかる。今回この1巻を読んで、これから続く江戸時代に薩長土という藩がどんな立場に、なぜ置かれたのかというのは、確かに明確に伝わってきました。

しかし、こっから先、延々と江戸時代が続くらしいので、それもやっぱり幕末に繋がっていくのかどうか、興味があります。


大阪の陣、かかないのでは……

風雲児たち2

薩摩、長州、土佐。
確かに、幕末に爆発する火種が、全部この200年前にまかれています。凄い。
これを歴史の教科書にしたらいいのにと思うぐらいに、凄いです。

1巻では、それでもまだキャラクターは弱いなぁと思っていたのですが、2巻になってどんどん個性が出て来たというか輝いてきました。
秀忠とか、かっこいいです。お気に入りは、薩摩の大きい人です。
そして、薩摩示現流がなぜうまれてきたのかというのも、ここから来たのだという話にシビれました。
これ、知っているのと知らないので、歴史の面白さが全然かわってくる。

そして、「大坂の陣」はかかないといいつつ、物語は、そこに突入していきます。ノリノリ。



離合集散

風雲児たち4

各地の天才を、歩く人間が結びつけていく。
これって、龍馬にも通じる話ですよねぇ。彼の場合は、船である事が多かったようですが。


たあへる・あなとみあ

風雲児たち5

ついに、「ターヘル・アナトミア」の翻訳が完成。ギャグマンガなのですが、感動します。

平賀 源内のなんでもできる故の寂しさも、凄いなぁ。


或る天才の死

風雲児たち6

平賀 源内退場。
天才の死。
諸説あるみたいですが、悲しいものだったみたいですねぇ。

天才故に、軸が定められなかったということもあるのかも。


土下座の人

風雲児たち7

おぉ。
あの京阪三条駅前の土下座の人は、こんな人だったのかぁ~。
一方では、ロシアに流れ着いた漁師達。これがかかれているということは、この人達も(もしくは子孫か?)、やがて歴史に出てくるという伏線なのかな。

iPadで、キンドル版を読んでます。まあ、見開きとかは、若干気になったり、もうちょっと画面がきれいだったらというところもあるのですが、なかなか、読みやすいです。


アイヌの苦難

風雲児たち8

アイヌの苦難は、続く。
それでも、本気でアイヌの倖せを願っていた日本人もいたのだよと。

なんか、この絵なんだけれども、泣ける。

そして、最後のページの玄沢の叫び。切実。


文化のうねり

風雲児たち9

田沼死す。
そして、彼のまいた種は収穫をされないまま。

それでも、時代のうねりをとめることは出来ないのだと。
力強い物語です。