範馬刃牙22
対ピクル戦、決着。
まあ、いい落とし所だよね。でも、そうすると強い弱いなんて語れなくなるので、わたしはシンプルなのが好きです。
さて、あと刃牙は、誰と戦うんだっけ?
わたしの体の少年マンガの部分が、藤子・F・不二雄と永井 豪と松本 零士から出来ているとすると、あと半分の少女マンガの部分は、竹宮 惠子と木原 敏江と成田 美名子で出来ていると思います。
あっ、ちなみに和田 慎二は、少年マンガの血肉となっております(笑)そして、大島 弓子と萩尾 望都は入っていないのか?山田 ミネコはとは言いっこなしです。
ということで、その竹宮 惠子の全貌を語り尽くす本です。まあ、1冊では語り尽くせないですけどね。
「風と木の詩」の誕生の話は、何回か聞いたことがあり知っているのですが、それでも、すさまじいなぁと思います。多分、竹宮 惠子が、なにかに選ばれて、自ら選んだ瞬間なのです。だから、どの角度から話を聞いてもおもしろい。
竹宮 惠子には、まだ語って欲しい物語がいっぱいあります。「風と木の歌」や、「変奏曲」の続きとか。そして、新しい物語を。
もう、かかないのかなぁ……。
いや、去年から大学から離れてマンガ家にというお話も聞きました。期待しておこう。
夢枕 獏、わりとコンスタントに読んでいるような気がしますが、全然そんなことはないですね。小説を読んだのが4年前かぁ。
ちょっと、懐かしいアーモン・シリーズです。
アーモンは、九十九 乱蔵の原型といわれていて、確かに主人公はそうなんですが、お話の印象としてはあんまりそんなことはないですね。これは多分、乱蔵が1人出行動することがほとんどなのに対して、こっちは、相棒がいて、その相棒のヴァシタ視点で物語が語られているからだと思います。
あと印象として、多分、乱蔵もけっこう若いんだけども、アーモンの方がもっと若々しいですね。もしかしたら、今、「闇狩り師」のシリーズ読んだら、乱蔵も若いと思うのかもしれません。