映画一覧

原作・映画版ドラゴンボール??

ハルク

うむ。
楽しみにしていた「ハルク」でしたが、わたしの感想としては、イマイチかな。
なんか、新しい最新の映画を見ているという感じがしませんでした。
あの画面のわかり方にしても、画面を分割して見せるやり方にしても、ストーリーのもって行き方にしても。
なんか、とっても、古臭く感じてしまいました。

あのオチは、あかんやろう。
ラストバトルで、ハルクパパが、あのセリフを言ったとたん、

「おら、ゴクウ!」

と叫んだのは、わたしだけではないはずだ。

それを含めて、ベタベタな映画でした。


歌を歌おう

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を見てきました。

長い映画ということで、しかも、「見た」という人の感想を読んでいると、「終わりそうで終わらなくてダレた」という感想があったので、ちょっと心配をしていたのですが、わたし的には、全然そんなことなかったです。

1度も、時計を気にすることなく、映画のなかに没頭しました。
いや、

ファラミアとエオウィンはどうなったの?
とか、
最後のホビット庄での攻防は?

とか思うと、かえって短すぎるぐらいです(笑)

後半、ホビット庄のことを思い出すフロドとサムのシーンとか、4人のホビットたちにかしずくゴンドールの人たちとか、別れのシーンとかは、もう、涙だだ漏れでした(ちなみに、わたしは、すぐ泣きます)。

エオウィンが、サッと兜を脱いで顔を出すシーンも、イメージ通りでした。
あのシーン、「指輪」で、実は1、2を争うぐらい好きなシーンです。
女っ気のあんまりない「指輪」。全編通して、女の人が活躍するシーンって、あそこだけという気もしますが。
多分、トールキンも、堀井雄二とか、鳥山明といっしょで、冒険物語に女の子は、おんまり不要だと思っているのかもしれませんねぇ。

あと、今回の「王の帰還」では、みんなが歌っていたところがよかったです。
「旅の仲間」、「二つの塔」を見てて、原作ファンとしては、歌がすくないなぁと思っていましたので。

あと、ドワーフの名前が、ギリムではなくてギムリだということを、今日生まれてはじめて知りました。
間違った知識満載です。


チャカチャカしてました

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ちょっと前に見に行った「ハリー・ポッター」の感想を。

原作を2巻分をギュッと詰め込んだということで、ちょっと展開がチャカチャカしているなぁというのが、1番の感想かな。

あのイタズラの地図を作ったのは誰かとか、最後、おじさんはどうなったかとか、語られなかったことも多いですね。
だいたい映画だけみてれば、あの双子が、ウィズリー家の子どもだということも、理解できないような気がします。

「外出許可」のネタも、けっこう重要なのに、最後、ほったらかしになっていましたねぇ。

逆にいうと、バッサリ切って、本当にエッセンスだけを詰め込んだという感じもします。
よく2時間(だっけ?)にまとめたねぇという。

ハーマイオニーは、けっこうこの話では活躍するのに、以前の毒気が消えていて……。

いや、毒気が消えたといえば、マルフォイ。オールバックやめたら、誰かわかりませんでした(笑)

ということで、結論としては、原作の方がおもしろいので、原作も併せて読むことをオススメします。

ただ、原作の1巻は、たいしておもしろいとは思わないので、映画だけでいいと思います。


伝説のむこうがわ

キングアーサー

「アーサー王伝説」ですよ。あなた!
ということで、「キングアーサー」見に行きました。

「アーサー王伝説」というのは、今の騎士の出てくる中世ファンタジーの原型になったようなお話です。

聖剣エクスカリバーや、騎士ランスロット、魔法使いのマーリンなんていう名前は、ファンタジー好きでなくても、きっとどこかで、聞いたことがあるはずです。

イングランドの物語で、もとはいくつもあった短い伝承をいろいろと寄せ集めてつくったものなのだとそうです。

とても、魅力的な話ですので、たくさんの作家が、このアーサー王伝説をベースにした小説を書いています。

マリオン・ジマー・ブラットリーの「アヴァロンの霧」シリーズも、そんなアーサー王伝説に材を取った作品の1つです。
わたしは、大学時代に、このシリーズを読んで、大変、ショックをうけてしまって、それ以来、アーサー王伝説と聞くと、ちょっと気になる人になってしまったのです。

ただし、この「アヴァロンの霧」は、とても長いお話で(全4巻です。「異教の女王」、「宗主の妃」、「牡鹿王」、「円卓の騎士」)、しかも、元の伝説からすると、かなり独自の解釈のされているものでした。

最初に、独特の解釈をしている、しかも強烈におもしろい話を読むとどうなるか?
なんと、それが、どうしても自分にとっては、真実の物語になって、後から読む正式なお話は、その亜流にしか見えない(笑)

ということで、まあ、この「キング・アーサー」も、そんな亜流の1つかなということで、興味があったわけです。

「アヴァロンの霧」は、とても、ファンタジーよりのお話です。
近頃は、「指輪物語」……じゃなくて、「ロード・オブ・ザ・リング」なんてのも映画化されたりしていますので、あんまり知識なく、そんな感じなのかなぁと思って見に行きました。

ポスターには、二刀流のランスロットや、弓をもつグネヴィア。うーむ。
「アーサー王伝説」では、グネヴィアは、アーサーのお妃で、騎士のなかの騎士ランスロットとの道ならぬ恋に悩む人です。
イメージとしては、ヘナヘナっていう感じの女の人です。
わたしのなかでは、なにかショックなことがあると、ヒュー、バッタンてな音を立てて気絶しているような人です。
それが、弓矢?

まあ、ランスロットの二刀流はなんとなくわかる気がしますが、グネヴィアの弓矢は、ちょっと、危険な香りがします(笑)

ということで、心配しながら見だした映画ですが、すごく楽しかったです。

ファンタジー色は、すごく少なくて、その部分、それを期待していったわたしにとっては、ちょっと違ったおもしろさでした。

伝説になる前の真実のアーサー王は、きっとこんな感じだったのだろうなぁと思わせるものがありました。

ローマ教会の命令で、アーサー王と円卓の騎士たちは、辺境の最前線の砦を守っています。
でも、その兵役の期間も、いよいよ終了。
騎士たちは、それぞれの故郷に戻って、自由な暮らしをはじめようとしています。

でも、その期待で胸をふくらませている彼らに、「最後のミッション」として、ローマ教会から、非情な命令がくだります。
自らの古い信仰をすてない彼らなど、ローマ教会にとっては、しょせん便利な「異教徒」にすぎなかったわけです。

こう、ローマからの最後の命令をみんなに伝えなければならなかったときのアーサーの苦悩とか、なんだかんだ言いながら、アーサーを見捨ててはいけない騎士たちとか、そういうところは、すごくかっこいいです。

「騎士たちよ(ナイツ)!」

困難に立ち向かうときに、司令官(まだ、王様じゃない)アーサーは、苦痛と、誇りと、信頼とをひっくるめたように、そう呼びかけます。

アーサーの敵は、その地に元々住んでいる蛮族です。
なんと、この蛮族の族長が、マーリンという設定です。はじめ、蛮族の人たち、戦化粧をしていて、すごく顔色がわるいので、てっきり、ゾンビだと思ってしまいました(笑)

そして、北から大進行をかけてくる サクソン人たち。

また、腐ったローマ教会も、味方とは言えません。
「最後のミッション」として行った先の村では、人々は、教会の搾取に苦しみ、異教徒である蛮族は、拷問にかけられていました。
そして、そこで、アーサーは、蛮族の美しい娘を救います。

なんと、それが、グネヴィア。

なんと、グネヴィアは、いいところのお姫様ではなくて、蛮族のお姫様だったのです。

で、脱出。グネヴィアの折られた指を治してあげるアーサー。
蛮族の人たちは、蛮族語をしゃべっていたはずなのに、なぜか、グネヴィアは、アーサーたちと同じ言葉がはなせるという……。

そう、このグネヴィアは、たくましいのです。
折れた指も、次の日ぐらいには、すっかりと直って、ビュンビュン弓を引いています。
かっこいい!!

マーリンは、アーサーのことを敵ながら天晴れと思っていたようです。
ということで、サクソン人たちと、一緒に戦って欲しいと願い出ます。

さて、なんとか、最後のミッションをクリアして、砦に戻った騎士たち。
ローマは、サクソン人の大群が攻めてくると言うことで、砦をすてることを主張します。騎士たちも、もう自由の身です。
あとは、逃げるだけ。

でも、この砦をすててしまったら、今まで、この砦を守るために命をおとしていった多くの騎士たちはうかばれるのか?

この地こそ、我が故郷!
アーサーは、たった1人で、サクソン人の大群と戦うのでありました。

と、以下、すっごいネタバレだと思いますので、映画を見てから読むことをオススメします。
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親愛なる隣人・スパイディ

スパイダーマン2

ずーっと、見に行きたかった「スパイダーマン2」の映画。でも、出無精ので見に行くこともないのかなぁ……と思っていました。

アメコミが好きで、特にマーベルのコミックスは、けっこうハマッていた時期があるので、「スパイダーマン」とか、「X-マン」は、自分の中のヒーローなのでした。

「スパイダーマン」や、「X-マン」は、実はヒーローとかいいながら、スーパーマンみたいに完璧な人間ではないところが、とっても魅力的です。

映画の「スパイダーマン」も、エンターテイメントに徹していて、けっこう楽しめました。

ということで、期待の大きかった「スパイダーマン2」です。

映画がはじまったら、いきなり誕生日なので、個人的に大うけしておりました。
というのは、実は、この映画を見た日、わたしの誕生日だったのです(爆)

実は、前からわたしは、

「スパイダーマン見たいよ~」

という話をしていて(あれ、このサイトでもしたような気が)、この映画を見ることが出来たのも、

「それならば、誕生日なので、映画でもプレゼントしてやろう!!」

と考えられた心優しい人がいたからなのでした。なんて、いい人だ。
わたしは、その人がわたしの誕生日を知ってるということは思ってもなかったので、ビックリと嬉しい度がめちゃくちゃアップしてしまいました。

ということで、けっこうしあわせ状態だったので、それが、映画の評価にも、影響しているかもしれません。そのあたりと、昔からのスパイディのファンだというところは、けっこう今回の感想には、影響を与えているかもしれません(笑)

さて、映画ですが、メッセージは全部ストレート。しかも、もう気持ちいいぐらい正しいメッセージです。
本当に、いい意味でアメリカーーンな映画でした。

「アメリカン」なんていうと、「なんにも考えていない」という意味の時もあるのですが、この場合は「正義を信じる」みたいな意味です。

ヒロインのMJとピーター・パーカーは、いろんなところで、ハリウッド1顔が悪いカップルとかいわれていたのですが、わたしは、MJも、ピーター・パーカーも、「だからいい」のだと思っています。

スーパーマンは、目立たないためにワザと気弱な人間を演じているのですが、スパイディの場合は、気弱な人間が、力を持ってしまったために義務も背負い込む羽目になった話なのです。
たしか、スーパーマンは、なにも食べなくても生きていけたような気がしますし、バットマンなんかは、大金持ちで仕事しなくてもOKでした。
だから、スーパーヒーローが本業で、ビジネスの方は余興みたいなものです。
でも、スパイディは、自分の自身の生活をしながら、ボランティアで人助けをしています。

だから、スパイディは、とってもかわいそうです。
ピーター・パーカーも、すぐに涙目になります。気、弱いしな。

スパイダーマンの能力のうちで、なにが1番悲惨かといえば、映画でもちょっと出てた危険察知能力です。いわゆる、「スパイダー・センス」というやつですね。

これは、予知能力みたいに映画ではかかれてしましたが、実は、

「たすけて~」

という声が聞こえてくる能力なのです。

もし彼が、こんな能力を子どもの時からもっていれば、無視することを覚えたはず。
もし彼が、こんな能力しかもたなかったら、何も出来なかったはず。無力さは感じたかもしれませんが、あきらめるしかなかった。

でも、彼には、声が聞こえて、助ける能力があってしまう。だから、無理してでも、助けにいってしまう。

そこには、おせっかいな「よいアメリカ」、「アメリカ人が信じたがっているアメリカ」の姿があると思います。

どうすれば、根本的な解決につながるかは、彼にはわかっていません。
ただ、声が聞こえるから、助けなければと思うから、助けるだけです。

だから、彼は決して、世界崩壊の危機をすくったりは、あんまりしません。
というよりも、本当のヒーローなら手を貸さないような街の小さな救いを求める声で手一杯になっちゃうのです。

そして、彼のその善良さは、貧しくても正しくあれと育てた、メイ伯母さんとベン伯父さんの愛情のおかげなのでした。

今回の映画でも、メイ伯母さんは、渋かったです。
そう。自分がどんなに貧しくても、決して、落ちている金貨に手を出そうとはしない。
あのシーンや、彼女の新しい恋人とヒーローのかかわりにについて話すシーンは、とっても、よいシーンでした。

あと、あの電車の中で、みんなに素顔をみられちゃうところも、よかったですね。

まあ、

結局、力がなくなったのは、精神的なことかい!

とか、

MJ、相変わらず気が多すぎ
(でも、わけもわからず本命に引っ掻き回されているので、かわいそうな気もした)
だいたい、出会う約束を守らないというのは、かなり致命的。

とか、

別にスパイダーマンの彼女じゃなくても、
ピーター・パーカーの関係者だというだけで、充分危険やん。気付よ。

とか、映画に連れて行ってくれた人もつっこんでた、

核融合炉、水にはまったらとまるんかい。

とか、

タコの足ちょっとカワイイ。
あれで歩くとき、人間のても一緒になって動いて、ちょっとカワイイ(笑)

とか、

いろいろツッコミどころは多いのですが、よいエンターテイメントでした。

最後、

「やっつけちゃって、タイガー」

とか、MJが言ってました。タイガーは、残念ながら訳されていなかったですが。たしかに、言ってましたよねぇ。

タイガーというのは、虎。いや、そんなの知ってるって。
ピーター・パーカーに、幼なじみのMJがつけたあだながタイガーなのです。

理由は、「ちっとも、虎らしくないから」。
たしか、ピーター・パーカーが、スパイダーマンになる前から、彼女は、からかいの気持ちもこめて、こう呼んでたのでした。

MJの好きなピーター・パーカーが、決してスーパーヒーローのスパイダーマンにあるのではなく、本質的に、心の優しさ、弱さにあることがわかるあだなです。

これは、最後の最後、原作ファンへのプレゼントでした。

ヘエー。ヘエー。ヘエー。

細かいところも、けっこうちゃんと作られた、きっと原作好きが作ったんだなぁと思わせる映画でした。


だーれも知らない 知られちゃいけない~

デビルマン

ということで、でこねぇさんも見たという(笑)「デビルマン」をわたしも、見てきました。

そういえば、永井 豪の原作映画では、「キューティハニー」が、ちょっと前にありました。
あれは、けっこう予告編の

「愛の戦士、キューティハニーさ!」

っていう決めぜりふが、かっこよくて、ちょっと見に行きたかった映画でした。

あのときは、見たい映画がいくつかあって、妹が「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を選んだんですね。そして、その後、「セラ」を買ったという……。
1人で映画を見に行けない人なので、一緒に行く人のいいなり(笑)まあ、全部見るわけにもいかないし、取り立ててどれという執着もないので、全然、気にしない。
まあ、多分、1人ならどれも行かないという選択肢になりますから。

で、今回は、「デビルマン」。
これは、原作の洗礼を受けているわたしたちの世代は、見に行かないわけにはいきません。
本当に、今見る、少年マンガのいろんなところに、わたしたちは「デビルマン」を見つけます。

ということで、期待もあり、でも、実写だしなぁという不安もありで、見に行きました。

見てきた結論から書くと、

「うーむ。やっぱり、難しいよなぁ…」

ということで、ツッコミどころ満載でした(笑)

「オレの親友の飛鳥 了は、小さなときから変なヤツだった…」

飛鳥 了ですが、今は、金髪にそめているのですが、子ども時代はなぜか、白髪なんですよ。
なんというか、苦労したんだねぇ(笑)

そして、彼は、高校にオープンカーで通ういかしたヤツです(笑)
そらもう、デーモンの危機に気づく前から。
えーと、サタンらしく、車のナンバーが、「3」だった(3からはじまってただったかな?)と、一緒に見ていた子が後から教えてくれましたが、本当だろうか?

「3」……。サンタ?

明くんの日常牧村家は、明くんの誕生日のシーンから、牧村パパと牧村ママの顔は、原作そっくし(笑)
美樹ちゃんが、明くんのためのお料理を作っています……牧村家では、お料理作るときは、あんなでっかいコックさんの帽子をかぶりますか?
コ、コスプレ好き?

明くんが、なんで、人間を捨ててまで戦うのかというと、この美樹ちゃんの存在がでかいわけですね。
でも、映画の美樹ちゃんは、うーむ、不思議なキャラクターでした(笑)
正義感みたいなのは強そうなのだが、今ひとつ、それが表現できていない…。
明くんへの想いや、明くんの美樹ちゃんへの想いも、???

だって、デーモンに合体されたクラスメイト、ミーコの家をのぞいた後、教会へ。
そこで祈ったことが、

「いつかこの教会で、明くんと結婚が出来ますように…」

オイオイ!
これは明らかに、演出の順番の配置ミスのような気もしますが……。

飛鳥了ですが、キレるこわいヤツです。
わたし的には、クールなイメージがあるのですが、短い時間のなかで、明くんへの執着を見せるとしたら、それもありかなぁ。

でも、いきなりなんの説明もなしに、サンタだからなぁ。しかも、サタンが両性具有だという話がどこにもないので、なんか、2人の関係が……。変な感じ。

ちなみに、飛鳥 了も、コスプレ好きです。あるときは、警察官の格好をして、そして、またあるときは、神父の格好をして……あんまり、意味があるとは思えんが……。

映画を作っている人のなかで、前半のデーモンを憎み恐れている飛鳥 了と、後半の人間を憎んでいる飛鳥 了との区別かついていない感じで、好き放題、やっています。

できたら、サタンの計画は、計算づくのものであって欲しかったのですが、なんか、

「驚いたことに、人間同士が殺し合いをしはじめたのさ!」

って、オイ、驚くなよ。

そんななかで、けっこうオリジナルっぽかった、ススムくんとミーコの話の部分は、見れました。
なんか、明くんと美樹ちゃんよりも、こっちの方が、心情が迫ってくるという…。

ショッキングなあの「魔女狩り」のシーンも再現されているのですが、なんか、美樹ちゃんの心の動きが違う……。変だ。

よく考えると、あれ、原作では、両親が捕まっていて、牧村家には美樹ちゃんとタレちゃんと不良さんたちしかいない状態で起こっているんですね。
だから、親に守ってもらうという状況ではなくて、タレちゃんを美樹ちゃん自身が守らなければならない。
だからこそ、あそこで、

「わたしは、魔女だ!」

と決意するわけです。
それは、偏見に対する戦いというだけではなくて、やっぱり、自分よりも弱いものをいわれない暴力から守ろうとする戦いで……。
という美樹ちゃんらしさが出ていたのですが、それが、今回はなかったなぁ。

デーモン同士の戦いのシーンは、すっごく、良かったです。
というか、あのデビルマンのデザインの勝利というのは、すごくあったと思います。

まあ、サタンに胸がなかったり、シレーヌがブラしてたりという問題はあったにしろ(笑)

動きはというと……。まあでも、最初の明くんに合体してくるデーモンのイメージとか、そういうのは、すごくいいです。

ただし、シレーヌ戦は途中で終わっちゃうし、ジンメンはパンチ一発でやられちゃうし……。
そこが見せ場という感じではないんですねぇ。
シレーヌ戦は、もっと魅せても良かったと思うのですが……お金の問題かなぁ。

ジンメンなんて、トラウマになるほどこわい話じゃないですか?せっかく、青春ドラマまでして引っぱったウシくん(?)というキャラクターを、あそこまであっさり捨てていいのか?

もう1こ、つっこむと、デーモンとデビルマンの違いが、あんまり明確ではないんですね。
というか、原作を読んでいるのが前提なのかなぁ……。

デーモン軍団、デビルマン軍団の激突というのもなくて、最後は、サタンとデビルマンの一騎打ち。

パンチ1発で、火の玉になっていく地球……。
あぁ、そういえば、なんか、デーモンで作ったビルみたいなのが建ってたか?
2人で、世界を創造、破壊していくみたいなイメージなのかな?

そして、静寂のラストシーンに入るのですが……。

「死ぬな明!お前は、デビルマンなんだろう!」

叫ぶ(いや、叫んではなかったか?)、飛鳥了……。いや、お前がやったんやん!

そうです。なぜか、ラストシーン、この人は、飛鳥了に戻っているんです。なんか、スーツ着てるし。

うむ。ストーリーを見に行く映画ではないですね。

でも、退屈で死ぬ~というと、そんなことはなくて、けっこう、笑いどころも満載です。

えーと、教会には神父さんがいて、1人めっちゃくち意味ありげに出てくる存在感のある人がいるのですが、別にストーリーに絡んできませんでした。
永井 豪、その人だ(笑)

それから、普段はおしゃれな今時の青年明くんですが、牧村家でくつろぐときは、ファッションには気を遣ってないようです。
黄色のTシャツには、「A」の文字が……そう、原作、テレビシリーズと、ずっと明くんが着ていたあのTシャツです(爆笑)

「デビルマン」が、これで終わるわけがない。
きっと、何年か後、また復活することと思います。

それまでは……

「今日もどこかで デビルマン
今日もどこかで デビルマーーーン」


対立ではなくて…

ハウルの動く城

修羅場の中、突然思い立って「ハウルの動く城」を見に行きました。

今まで、映画館で見た宮崎映画は、「ラピュタ」と「もののけ姫」。
「ラピュタ」は、今ひとつ、爽快感がたりない映画でしたし、「もののけ姫」は、情念がこもっていて好きなのですが、どっちかというと「ビョーキ」に傾きすぎている失敗作だと思っています。
「紅の豚」は、「ビョーキ」に傾きすぎているけれど、成功した作品かな。

実は、傑作だといわれている「魔女の宅急便」、「となりのトトロ」、「千と千尋の神かくし」なんかは、まだ、まともに通してみたことがないという……。

ということで、わたしが見に行こうと思ったこの宮崎映画は、実は、失敗作かも……。
てな心配をしながらみにいっていたのですが、なかなか、軽快な楽しめる映画で、よかったです。

ただ、「なんで?」という部分もたくさん残ったのは、確かですね。

たとえば、主人公の少女ソフィは、荒れ地の魔女の呪いによって90歳の老婆に姿を変えられてしまいます。
で、いきなりとった行動が、「家出」。
なんで?

なんとなく、姉妹や母親との関係のなかで、あんまり助けをもとめられないような状態であるようなのは、なんとなくわかるのですが……。
でも、説明不足だ~。

そういえば、家出したときに、あんなに魔法使いを嫌っていたのに、なんで、カブが連れてきたハウルの動く城に、入る気になったのかというのも、けっこう不思議です。

カブにしても、誰に、なんで、あんな呪いをかけられていたのか?
というのは、なんにもフォローなし。

そういえば、マリクルが何者かということも、わかりませんでしたねぇ。

ハウルは、戦争をしている飛行船に突っかかっていくのですが、なんで、彼が自分の身を削ってまであんなことをしているかも、わかりません。

あと、ハウルが女の子の心臓をとるとかいう噂も、結局なんだったんだろう?

このあたりは、きっと原作を読んだらわかるのかなぁ。
すごく、うまくまとめられていると感じる反面、そういう部分で、ストーリーは、水のようにサラサラと流れていくのですが、そういった深い部分での感動というのは、ちょっと薄味な作品になっています。

でも、ですねぇ、瞬間瞬間の説得力というのは、さすがに宮崎アニメです。
はっきりいって「未来少年コナン」の時から変わらない画面の作り方や、作画で、演出していく手法です。

まずは、ハウルとソフィーの邂逅シーン。
うぉ。ハウル、王子さまのようだ。いっぺんに、恋におちるソフィー。このあたりの見せ方は、ほんとにうまいですよね。
木村拓哉の声も、なかなか、かっこよくて、あっていてビックリ。

90歳になってしまったソフィは、これから、体力的に斜陽に入っていく大人にとっては、滑稽に見えるよりも、多分、痛々しく感じるほどです。

そして、ハウルの動く城。本当に、よく動きます。このあたりは、宮沢アニメのイメージの勝利なのだと思います。
多分、原作を読んでも(まだ、わたしは読んでないので断定できないのですが)、あんな映画のような動きの城を考える人は、ほとんどいないような城をつくっちゃったんではないかと思います。

いろいろな場所に続く扉を、ソフィーがおもしろがって開けてみるシーンなんかも、あぁ、あの中には少女の好奇心が生きているのだなぁと思えて、楽しかったです。

城のひっこしの場面は、大好きなシーンで、また、見てみたいなぁと思ったシーンでした。

そして、ソフィーの姿ですが、90歳……と、安心していたら、大間違い。
なんと、シーン、シーンによって、顔が違う。そう、70歳ぐらいにも、40歳ぐらいにも、17歳ぐらいにも見えるのです。
それをめちゃくちゃさりげなくやっているまさに、演出マジック。
わたしは、引っ越しのあとの場面からしか、もとの姿と90歳の姿の他に、いろいろな姿があるということは、気づきませんでした。

そうですね。
ストーリーを追いかけていくというよりも、いいシーンがいっぱいあった映画だと思います。

マダム・サリマンと対決するペンドラゴ婦人。
「お母様、あなた、恋されていますね?」

「ソフィーは、キレイだよ!」
怒ったようにいうハウルの声。

今までは、この手の戦艦みたいなのがでてくるアニメなら、正しく先頭シーンでカタルシスを感じさせるのですが、今回は、そこではないところに収束していきます。

すごいなぁと思ったのは、荒れ地の魔女から、ハウルの心臓を取り返すシーンです。
以下ネタバレありです。

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マーベラス!!

ファンタスティック・フォー

アメコミ好き、そして、マーベル好きのわたしとしては、見に行かなければならない映画「ファンタスティック・フォー」を見てきました。

「スターウォーズ エピソード3」には行かずに、こっちを見に行っているというのが、けっこうマニアックです。

えーと、マーベルのヒーローもので見た映画といえば、「ハルク」、「デアデビル」、「スパイダーマン」の1、2などなどです。
あと、DVDで、「X-MEN」の1、2も見てます。
「エレクトラ」は、結構見に行きたかったけど、機会を逃してしまいました。

で、ざっと見渡してみると、結構出来にムラが(笑)

「スパイダーマン」は、日本では1番有名なマーベルのヒーローだと思います。映画も、ものすごくエンターテイメントしていておもしろかったです。

「X-MEN」は、地味なつくりだったんだけど、それが「X-MEN」らしかっと思いました。だから、けっこう楽しめました。

「デアデビル」は、ちょっと微妙。なんか、スーパーヒーローじゃない恋愛パートの方は、けっこう気に入っていたのですが、ちょっと弱すぎ(笑)
まあ、これは、原作を読んだことがないので、愛情も少なかったのかも。

「ハルク」は、ドラゴンボール……しかも、映画版のドラゴンボールだったので、わたしは、力抜けてしまいました。
なんじやこりゃ(笑)

で、今回、この「ファンタスティック・フォー」は、「ハルク」並の出来ならいやだなぁと思いながら、見てました。

感想ですが、けっこうおもしろかったです。
まあ、ツッコミどころも、けっこうあったのですが。

「ファンタスティック・フォー」も、それほど詳しいわけではなく、クロス・オーバーにでてきた姿を見ているだけだったのですが、わたしのイメージでは、

ミスター・ファンタスティック…リーダー。頭堅い。
インビジブル・ガール…雑な性格。かっこいい。
ヒューマン・トーチ…若者。お調子者。
ザ・シング…頑固者。悩んでる。いい人。

てな感じでした。
で、映画でのイメージも、めちゃくちゃこれにあってました。
あと、もうちょっと、ミスター・ファンタスティックには、白髪が多いようなイメージですが。

えーと、ドクター・ドゥームとファンタスティック・フォーの因縁とかは、まったくしらなかったのですが、今回の映画を見て思いました。

………悪いのって、ドゥームとちがって、きみらのチームの方やん(爆)

以下ネタバレです。

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これは、おもしろい!!

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

少し前に見にいった「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」です。
今、原作の上巻を読んでまして、映画は、この原作を読み出す前に見にいきました。

前作の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は、詰め込みすぎな印象をうけたのですが、今回は、とってもよくまとまっていて楽しかったです。
原作は、同じぐらいのボリュームなのに、不思議だ。監督の腕の差かな?

えーと、映画はいきなり、ロンの家から始まります。あれ?その前に、謎の怖い夢(?)のシーンが入るんだっけ?なんせ、ハリーがいるのは、いきなりロンの家です。

今までの原作や、映画の「ハリー・ポッター」シリーズの傾向から、ファースト・シーンは、絶対にダーズリー一家のところにいるとおもっていたので、これは、まずビックリです。

原作を読んでみると、やっぱり最初は、ハリーは、ダーズリー家から始まるので、納得。

この改編は、映画としてはとっても正解です。
ダーズリー家の意地悪も、性格悪い(笑)ハリーの復讐も、まあ、映画を見にいっている人は、さして見たいシーンではないと思いますから。

ただし、原作では、必要なシーンです。こうやって、同じにみえることをくりかえしながら、少しずつハリーの成長や、地位が変化していることを読者に丁寧に知らせるシーンですから。

今回の映画は、そういう、「本で読ませるところ」と、「映画で見せるところ」をちゃんとわけてエッセンスを抜き出して映画に出来ているなぁと感じました。

だから、前回の映画は、絵になりそうなシーンを全部映像にしちゃっていて、それをつなげている感じだったのですが、今回の映画は、上手にストーリーを楽しむことが出来ました。
まあ、ストーリーの構造自体も、前作がやや複雑なのに対して、今回は単純だったということもありますが。

原作を読んでいると、けっこう、映像にしたいシーンがあって、それが省略されているのは、残念な気がします。
でも、そこをあえて、バッサリと切ったところが、今回の映画のよかったところだなぁと思います。

あと、「屋敷しもべ妖精」のことも、スッポリと抜いています。このあたりの選択は、けっこう勇気がいることです。

そして、映画なりの見せ場をしっかりとつくって、とっても強い印象を残すことに成功しています。
あのボーバトンの人たちが入場してくるシーンは、忘れられん(笑)原作読むと、どうやら、ボーバトンは、女子校ではないみたいですが……。でも、原作の登場よりも、かなり印象が強い映画なりのいいシーンだなぁと思います。

わたしの場合は、原作があとなのですが、これは、原作読んだ人でも、怒らずに楽しめる映画だったと思います。

「ハリー・ポッター」シリーズは、今のところ、原作、映画ともに、後になるほどおもしろいと思います。

あぁ、あと、ネビル、でかくなりすぎ(笑)
リアルタイムに、成長していく映画。素敵だ。


購いの聖者

ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女

映画「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」を見てきました。

原作は、かの有名な児童文学です。
とか書いていますが、わたしは、まだ読んだことありません。実は、名作でけっこう抜けているものも多いです。
特に、ファンタジー系は、けっこう大人になってからの読書が多いので、ハヤカワ文庫と昔の講談社文庫((昔の講談社文庫は、ファンタジーでいい作品が多かったのです。安房直子、あまんきみこ、トーベ・ヤンソンなどなど))が中心なのです。
だから、「ナルニア国物語」とか、「ゲド戦記」とか、ミヒャエル・エンデとか、岩波のファンタジーは、けっこう読んでないものが多いのです。
まあ、文庫でないので、1冊1冊が高価でかかさばるという問題も、かなり大きいと思います。

でも、有名なので知識はあります。

「ナルニア国物語」の知識。

  • タンスの扉の向こう側に、ナルニア国が広がっている。
  • タンスを行ったり来たりの大冒険。
  • 「ライオンと魔女」の原題は、「ライオンと魔女と衣装ダンス」。
  • 魔女は、悪者らしい。
  • キリスト教の影響が強いらしい。

ぐらいです。で、これぐらいの知識で、映画を見に行きました。

映画の始まる前、ねぇさんのが買ったパンフレットを見て、さらに少し知識を仕入れます。

  • 1番下のムーミンみたいな子は、「頼もしのきみ」になるらしい。
  • 次男が、行方不明になるらしい。
  • 舞台は、第1次世界大戦中?

で、映画です。

以下、ネタばれもありますので、ご注意を。

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