2014年GWゲーム会一覧

2014年GWゲーム会 その1 多人数でGO!

髑髏と薔薇

髑髏と薔薇
5月4日は、でこねぇさんの会社の方達が、ゲームハウスには集まって、ゲーム会でした。

子連れ、独り者いろいろで、りん、でこねぇ、和邇乃児さん以外は、ゲームをほとんど遊んでいいな人たちが中心です。

昼ご飯に、でこねぇさんお手製のバターチキンカレーを食べようということで、午前中からスタート。

たくさんの人が来るということで、前の日に、いろいろ多人数で軽いゲームを用意しておりました。

最初は、軽く「髑髏と薔薇」。
これは、わたし、2年ほど前までは、よく小学生と遊んでいました。

「ドミニオン」、「ラブレター」、「バックギャモン」、「ラビリンスパズル」などに続いて、よく子ども達と遊んだゲームです。

今は、子どもが遊びに来るような仕事場ではなくなってしまったので、あまりあそべていないのですが、人数があるていどあつまったときは、8人まで遊べる簡単なゲームということで、重宝します。

プレーヤーは、それぞれ、自分のエンブレムのかかれたコースターを4枚受け取ります。

表は、それぞれのエンブレムがついています。裏は、2種類あって、「髑髏」の絵がかいてあるものが3枚、「薔薇」の絵がかいてあるものが1枚あります。

このカードをみんなで伏せて置いて、薔薇だけを何枚めくれるのかを宣言して、宣言した数だけめくれるかどうか度胸試しをするというゲームです。

まずは、プレーヤーは、全員、自分の前に1枚コースターを選んで置きます。
コースターを置くためのコースター置き(?)もあって、これは、表が髑髏、裏が薔薇になっています。
最初は、全員、髑髏です。

で、最初のプレーヤーは、自分がめくろうと思う数を宣言します。

「3枚」

どうしても、宣言したくない場合は、自分のコースターの上に、もう1枚選んでコースターを追加で上乗せして、手番を次の人に送ることができます。

もし、前のプレーヤーが、こうやってコースターを上乗せした場合、次のプレーヤーは、宣言するか、自分も上乗せするかを決めることになります。

もし、だれかが枚数宣言をした場合、もう、だれも上乗せすることはできません。次のプレーヤーは、それ以上の枚数を宣言するか、もしくは、宣言したくない場合は、パスをします。
パスをした人は、その回のゲームが終わるまでは、もうゲームに参加できません。

こうやって、どんどん、めくれる枚数をつり上げるか、パスするかをしていって、最後に1人残ったプレーヤーが、自分の宣言した枚数だけカードをめくります。

最初は、自分がコースター置きの上においたコースターを上からめくっていかなければなりません。
自分のコースターがすべてめくられたら、だれかの1番上のコースターをめくっていきます。その時は、その人の選んだ人のコースターをすべてめくる必要はなく、1人の1番上をめくって下にまだ裏向きのコースターが残っていても、別の人の1番上のコースターをめくってもかまいません。

こうして、見事、宣言したのと同じだけのコースターをめくれれば、その回のゲームは勝利です。

勝利したプレーヤーは、コースター置きを「薔薇」の面にします。
1回勝利。
そして、だれかが2回勝利すれば、その人は、このゲームの勝者になります。

が、途中で、「髑髏」をめくってしまった場合、そのプレーヤーは、自分の手持ちのコースターを1枚失ってしまいます。
4枚すべて失ってしまうと、ゲームから脱落してしまいます。
自分以外の全員がゲームから脱落してしまっても、ゲームの勝者になることができます。

果敢にめくりに行って2回の勝利をめざすか?
人が脱落するのをひたすら待つか?

「3枚」

と自信たっぷりに宣言しているあのプレーヤーのコースターは、「薔薇」のような気がします。
3枚。自分以外、あと2枚だけめくればいいなんて、楽すぎます。

でも、つぎのプレーヤーが、

「4枚」

と吊り上げたとたんに、パスにまわるための罠かもしれません。

じゃあ、パスしておく??

「パス」

「パス」

……。

「えっ、オレがパスしたら、この人3枚めくるだけでOKなの??」

それは、甘すぎるだろう……。
でも、こっちは、「髑髏」をおいているんだよなぁ。
「4枚」って言ったら、さすがに「5枚」に吊り上げたりしないか??

という感じで、自分の番にまわってくるごとに、ドキドキしながら宣言をしていきます。

今回、わたしは、あんまりゲーム慣れをしていない人たちなので、あんまり「髑髏」をいれてこないだろうと思って、果敢に宣言にいったのですが、けっこう「髑髏」ばっかりでした。

非道いときは、わたしがスタートプレーヤーで、

「3枚」

とコールしたら、全員パス。
わたしの仕込んだカードが「髑髏」で、自爆というのもありました。

ということで、1番に脱落しておりましたよ、このゲーマーは。

………、まだ初心者ですから(笑)


2014年GWゲーム会 その2 南米か?アフリカか?

ファウナ

その後、幼児と小学生がやってきたので、わたしは、ゲームから抜けて子どもと積み木とかして遊んでおりました。

その間、大人達は「ニムト」、「ダイヤモンド」や「ストームス」、「テレストレーション」なんかを遊んでいました。

「テレストレーション」は、一瞬、わたしも入りかけたのだが、幼児に遊びにさそわれたので抜けました。

で、お昼ごはんのバターチキンカレーも食べて、おやつなんかもいただいた後、小学生も混ぜて遊んだゲームが、「ファウナ」でした。

緑の人こと、フリードマン・フリーゼの楽しいトリビアゲームです。

ホビージャパンの日本語版です。

ファウナというのは、日本語では動物相と訳されます。
昔、小山田 いくのマンガに、「フォーナが走る」というのがありました。そのフォーナ(何人の人が理解できる説明だ??)と同じ言葉です。
ある特定の時間(時代)、ある特定の地域に住む動物をまとめてよぶ言葉だそうです。

でっかいボードには、世界地図がかいてあります。
で、その世界地図は、いくつかの地域にわかれています。これは、人間の国境ではなくて、環境によっていくつかの地域にわけられています。動物地理区(ファウナリージュン)ほど荒くないけど、生態系ブロック(バイオリージュン)ほど細かくない感じだと思います。
その世界地図のどの地域に、どんな動物が生きているのかをあてるクイズゲームです。

フリーゼ、非道い(褒め言葉)というかブラックなゲームばっかり作っている人かと思うと、こんな自然についてのトリビア的なゲームを作っているする。

嘘か本当かわかりませんが、フリーゼは、エコを推進している人なんだそうです。
だから、こんなゲームを作ったり、「電力会社」では「風力発電」とかエコなものが、ちょっとお得になっているという話を、どこかのポッドキャストで聞いた気がします。
そして、だから、髪の毛の緑とか!!その髪の毛の緑、エコなのか??

まずは、カードが1枚めくられます。
カードの上半分には、1匹の動物の名前と絵がかいてあります。その動物の動物相(つまり住んでいる地域ですな)と、重さ、体長、しっぽの長さなんかをあてていきます。地域は、いくつの地域が正解か、数だけわかります。
下半分は、箱の中に隠れていて、そこには、答えがかいてあります。

手番のプレーヤーから、自分が「コレだ!」と思う場所に、自分のコマを置いていきます。「地図」、「重さ」、「体長」、「しっぽ」の長さのどこにコマを置いてもいいのですが、自分の番には、1個しか置けません。そして、人が置いたのと同じところには置けません。だから、自信のあるところから、置いていくのが大切です。

もう、自信がないのでコマを置きたくない場合や、置くコマがなくなってしまった場合は、パスをします。
全員がパスをしたら、答え合わせタイムです。

答えは、ぴったり正解でなくても、正解のとなりに置かれていれば、点数がもらえます。まぁ、動物ですから、多少の誤差はあるのでしょう。多摩川にアゴヒゲアザラシが住んでたりすることもありますからね。でも、もちろん、ぴったり正解の方が高得点です。
地域は、たくさんの地域に広がっている動物ほど、あてやすいので点数が小さくなっています。1地域にしか住んでいない動物は、当たるとデカい。

不正解だったコマは、没収されてしまいます。
毎回、新しい問題に進む前に、1個ずつコマは帰ってきますし、その時、3個以下だと自動的に3個までは回復しますが、それでも、間違ってばっかりだと、どんどん答えにおけるコマが少なくなっていきます。

だれかが、最初にきめられている最終得点に達したら、ゲーム終了です。

で、実際のゲームです。

たしか、6人までのゲームで、7人でやったので、他のゲームからコマだけ持ってきて1人増やして遊びました。
人数が多くなるほど、終了得点がさがるので、それを考慮して6人のときよりも、少し最終得点は低く設定しました。

わたし、最初の方はとばしていたのに、けっこうあっという間に、コマが3つになってました。

……コマ、置きすぎだ。

あと、「あぁ、トップのこの人の隣に置けば、当たるんじゃない?」作戦とかしておりましたが、全然、ダメでした。

なんか、生息地の数からして、このあたり……という凄い推測をしている人がいて、賢い人は違うと思ったり。

サル、小さいのかデカいのか、まったく分かりません。

そして、派手な鳥。全部、南米かアフリカにいるような気がする……。

けっこう、うしろの方で終了した記憶が。小学生にも負けていた記憶が。あの子は、お父さんとチームをくんでいたんだったかなぁ。

何回あそんでも、まったく覚えないですな。
同じ動物が、出てきているのかどうかも、わからない記憶喪失です。

フリードマン・フリーゼ,Friedemann Friese
ホビージャパン
発売日 : 2013-01-13

2014年GWゲーム会 その3 スパイリウムは宝石の輝き

スパイリウム

スパイリウム
おやつたべたら、そろそろ夕方ということで、主婦勢と子ども連れ勢は帰っていきました。
あとは、明日のことなんか考えない荒くれ者達5人が残ります。
ここからは、大人の時間。
うちわけとしては、和邇乃児さん、でこねぇさん、りんのいつもの3人に、1回ゲームしたことある人(ドミニオンのことは覚えている)と1回もゲームをしたことがない新入社員さんでした。

さて、大人のゲーム(健全な意味で)ということで、今まで湖畔のゲーム会で3人でしか遊べなかったゲームで、ぜひ多人数で試したかったということで、「スパイリウム」を。5人は、最大人数です。

スパイリウム。謎の緑色の光る石です。どうやら、超凄いエネルギーを持った、超使い道のある鉱物らしいです。

サイバーパンク的な世界観なのかな。

そこで、競りっぽいことをしたり、ワーカープレイスメントっぽいことをしたりしながら、技術開発したり、建物を建てたり、スパイリウムを集めたりして、最終的に得点の1番多い人が勝ちます。

まずは、初期資源のお金とスパイリウムとミープルを受け取ります。
この3つをやりくりして、得点を増やしていきます。

まず。カードが9枚、3✕3に並べられます。この9枚のカードを取り合うことからゲームはスタートします。
まずは、このカードの取り合いです。このカードが取られたら、1ラウンド終了。
新しいラウンドには、また新しいカードが9枚並んで取り合いをします。

自分の手番になったら、ミープルを欲しいと思うカードの横に配置します。このとき配置は、カードの上ではなくてカードの横。カードとカードの間に置きます。つまり、2つのカードにつばを付けておける感じです。

並べられたカードは、大きくわけて3種類。
人物カードは、上におかれたチップを選んで取ることで、すぐにスパイリウムが手に入ったりします。チップには数字がかいてあって、その数字の分だけもらえます。でも、チップは数に限りがありますし、カードの上にのるチップの数字はランダムです。だから、できるだけ早くチップをとった方が、たくさんのスパイリウムが手に入ります。
建物カードは、購入することができれば自分のものになって、起動するごとにスパイリウムを生み出したり、スパイリウムを得点に変換してくれたりします。ただし、基本的になにかの能力を発動するためには規定数のミープルを配置する必要があります。ミープルを増やすカードもあったかな。また、後半は、そういう能力はないけど単純に得点が高いという建物もあります。
技術カードも、購入することがてぎれば自分のものになります。これは、永続的なな特殊能力を発揮します。

カードを購入したり人物カードの効果を使うときは、ミープルを引き上げます。
ざっくりというと、ミープルを配置するのがフェーズ1、ミープルを引き上げるのがフェーズ2で、プレーヤーは自分の手番の好きなときに、好きなタイミングでフェーズ1からフェーズ2に移ることができます。でも、フェーズ2に移ったらもう、フェーズ1の行動はできなくなりますので、やりたいことをよく考えてフェーズを移らなければなりません。でも、購入は早い者順ですので、モタモタしていると先をこされるかもしれません。

また、カードをあきらめて、ミープルを引き上げるということもできます。こうすると、そのミープルが置かれたとなりにあるカードのどちらかのまわりにあるミープル分(もちろん、普通は多い方を選べばいいわけです)のお金がもらえます。
つまり、人気のあるカードのまわりから引き上げると、その分、たくさんお金がもらえるわけです。
で、そう思って、もっとミープルを置かれてから引き上げようと考えているとします。でも、だれかがそこからミープルを引き上げはじめます。そうすると、次々にミープルが引き上げられて、自分の手番の時には、収入が少なくなっていることもあるかもしれません。
さらにひどいのは、両方のカードを買われちゃった場合。隣のカードかなくなりますので、とうぜん、収入もなくなってしまいます。
たしか、お金をもらえる行動って、これと、ラウンドごとの収入しかなかったような気がします。

建物カードと技術カードは定価が決まっています。あらかじめそのカードの横に自分のミープルを配置していれば、モープルを回収して料金を支払うことで、そのカードを購入することができます。
が、人気のあるカードは、その定価通りに購入することはできません。そのカードのまわりにある全ミープル分について1金ずつ、値段が高くなります。
カードのまわりにミープルを置くのは、そのカードが欲しいからだけではありません。さっきの説明のように、お金が欲しいと思っている人は、できる限り人気のあるところにミープルを置こうとしているはずです。
だから、そういった人たちが、ミープルを引き上げた後でカードを購入しないと損です。でも、カードは1枚しかありません。購入は早い者順です。ときには、強引に購入に行かなければ、欲しいカードを横取りされてしまうかもしれません。

あと、そのラウンドごとに、特別にできるアクションがあったり、ある得点をとったら、お金をもらえたり、ミープルが増えたりするボーナスがあったりします。

ミープルを置くことも、ミープルを引くことも、ミープルを使って建物の効果を発揮すること全部してしまって、やることがなくなったら、パス。
全員、パスしたら、そのラウンドは終了です。

カードは、あとのラウンドになるほどに、効果が強いカードがでてきます。
だからといって、効果の弱いカードを無視していると、能力を起動する回数が減ってしまうかもしれません。
効率を考えて、購入、能力の起動をしなければなりません。

3人でも、なかなかになやましいゲームなのですが、5人だとお金の動きが大きくなって、さらになやましい感じです。

わたしは、最初にかなり無理無理に技術カードを購入しました。これは、カードを購入するときに、まわりのミープルを無視して定価で購入できるという技術で、かなり強そう。
でも、その後、お金がなくて、建物の購入が全然できませんでした。
序盤から中盤まで、ずっと建物は、ワーカーなしで1個(だったかな?)スパイリウムを生産する鉱山だけでした。

まぁ、中盤よりも、後半の効果が大きな建物に全てをかけていたので、それはそれでよいのですが、思ったよりもスパイリウムが集められなかったのと、序盤、はでに使いすぎてお金がかなり苦しい状態だったので体制を整えられなかったです。

うーん。
あと、後半になるまで、まったく得点を動かさなかったため、得点ボーナスであるお金とミープルを全然使えなかったのも、敗因かなぁ。

前半から得点ボーナスを目指して小刻みに点数をとりながら、スパイリウムを集めていたでこねぇさんの勝利でした。

もっと、たくさん安いカードを狙うべきだったかなぁ……。

と、いろいろ次にやりたいことがわいてくるゲームです。こういうゲームは、良いゲーム。

また、5人で遊びたいですねぇ。

ウィリアム・アティア,Willam Attia
Asmodee
発売日 :

2014年GWゲーム会 その4 仕立ての仲間

ロココの仕立屋

ロココの仕立屋
長いスパイリウムが終わって、ココスで夕食。
さて、そろそろ最後のゲームかな。なにをしよう。

まあ、明日もお休みですから、ゲームハウスに泊まっていってもいいのだから、ちょっとぐらい長いゲームでもいいかなぁ。
「アグリコラ」をルール説明からするのは、まぁしんどいけれど。

ということで、これも5人で遊んでみたかった「ロココの仕立屋」をチョイスです。
これは、2人からのゲームとしいうことで、でこねぇさんと2人で遊んだり、和邇乃児さんを入れて3人で遊んだりしているゲームです。
でも、4人以上で遊んだことはないので、裏の大きな舞踏会のボードは今まで使ったことはなかったのでした。
今まで、2人、3人で遊んでいたときの感じでは、親方による雇用が超重要な感じでした。特に、親方で親方を雇用して、さらにその親方で誰かを雇用するというのが、手数が増えて、親方のカードも増えて、強そうな感じでした。
でも、5人プレイだと、雇用できるカードが4枚だけなので、1ターンに2回雇用なんてことは、ほぼ無理なはず。
じゃあ、どうなるのか??

遊ぶ前から、ワクワクしてきます。

前も、書いたかと思うのですが、これ、今のところ今年のベストゲームです。まあ、遊んでいる回数では、圧倒的に「カシュガル」なのですが、遊ぶチャンスがあれば、逃したくないなぁと思っています。

この5月4日の時点では、まだ発表になっていませんでしたが、今年のドイツ年間ゲーム大賞のノミネートが先日発表されました。
で、この「ロココの仕立屋」は、黒ポーンの年間エキスパート大賞にノミネートされていました。わたしは、これが黒ポーンをとるんじゃないかと思っています。他の「イスタンブール」も、「コンコルディア」も、まだ、遊んだことないんですけどね。

このゲームは、基本にデッキビルドがあって、点数の取り方もエリアマジョリティがあったり、早い者勝ちがあったり、セットコレクションであったりと、いろんなゲームのシステムを寄せ集めた感じで目新しいところはあんまりないと言われているようです。
でも、ゲーム中にやっていることとフレーバーととってもよくあっていて、いろいろなルールがあるのに、ものすごくイメージしやすいんですよ。
そして、いろんな方法で得点することができるので、いろいろな作戦をためしたくなります。

あと、これもよく考えたら、計画してその結果を見ていく系のゲームだと思います。ゲームなんて、どれでも計画するだろうと思うかもしれませんが、その計画が自分に見える何かの形で残っているようなゲームが好きなんだと思います。
このゲームでは、デッキは、ランダムでドローするのではなくて自分で選ぶので、その部分が計画にあたるのです。

てなことを書いてますが、まぁ、今まで5人で遊んだことがなくて、5人でやったらどうなるのか知りたくて、ぜひ、遊んでみたかったわけです。

ということで、長文ゴメンの「ロココ」3部作、スタートしたいと思います。

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04

2014年GWゲーム会 その5 お城の塔

ロココの仕立屋

「ロココの仕立屋」は、ロココ時代の仕立屋さんになって、お城の舞踏会の準備をして、できるだけ得点を稼いだ人が勝つゲームです。

プレーヤーは、それぞれ同じスタートデッキのカードを受け取ります。
カードは、大きく分けて3種類。「親方」と「中堅」と「見習い」です。これは、カードに描いてあるおっさんの絵で見分けます。
じゃあ、「親方」と「中堅」と「見習い」で、なにか違うかというと、できるアクションが違ってきます。「親方」は、ありとあらゆる仕事をすることができますが、「見習い」は、まだ、服の仕立てをさせてもらえなかったり、女王様に謁見に行くことができなかったりとアクションが制限されます。「中堅」は、その中間です。「親方」の様に新しい従業員を雇用することは出来ませんが、その他の仕事はすべてこなすことが出来ます。

さて、それぞれのカードには、おっさんの顔のしたに、もう1つサブアクションが描いてあります。これは、メインアクションをした後に、できるボーナスアクションです。例えば、買い物をもう1回できたり、ちょっとお金を稼いできたりします。1枚カードをプレイすると2つのことが順番にできるわけです。でも、初期デッキの「親方」には、サブアクションはついていません。多分、親方は、そんなつまんない仕事はしないのだと思います。

最初は、「親方」、「中堅」、「見習い」を各2枚持っています。この中から、3枚を選んで、3枚を山札にふせます。
つまり、カードはランダムに引くのではなくて、完全に自分で計画するわけです。
プレイされたカードは捨て山に置いていきます。
手札を使い切れば、そのラウンドは終了。山札にふせられたカードから、また、3枚選んで次のラウンドに入ります。
山札がなくなったら、捨て札を山札に戻してというのは、オーソドックスなデッキビルドのルールです。

デッキビルドのゲームって、いっぱい作られていて、けっこう好きなのですが、「数フィートの雪」とか「ルイス・クラーク探検隊」とか「ビール侯爵」や「ファミリア」もかな、あっちのゲームって、一捻りの仕方が違っていてシビれます。

全員が、そのラウンドに使う3枚のカードを選んだら、スタートプレーヤーから、順番に1枚ずつカードをプレイして、メインアクションとサブアクションを解決していきます。

もちろん、プレーヤーは、仕立屋さんですから、なんといっても服を仕立てるのがメインの仕事です。
でも、さっきもかいた通り服の仕立てのアクションは、「見習い」にはできません。

「親方、おれもそろそろ針を持って……」

「馬鹿野郎。手前なんざ10年早い」

みたない。

服の注文は、ボードの下に並んでいます。男用の服は青と緑。女用のドレスは赤と黄色です。それぞれ、必要な材料を使用して、服を仕立てます。
なかには、「親方」にしか作れないスペシャルな服もあります。
服にはそれぞれ勝利点がついていて、お城に配置すれば、ゲーム終了後、その勝利点が仕立てたプレーヤーに入ります。
もちろん、「親方」しか作れない服は、高得点です。あと、青い服と赤いドレスは、ちょっとレアで得点も高めです。
実は、仕立てとともに、舞踏会での場所取りも一連のお仕事です。仕立てた服を、ボード上部のお城に配置します。
お城は、いくつかの部屋に別れています。好きな部屋に好きな場所に作った服を配置して場所の予約をすることができます。配置することでボーナスがもらえる場所は、数に限りがあるので序盤の人気の場所になるでしょう。また、部屋の中央にあたる飾り付きの場所は、「親方」しか場所を取ることができません。
また、1番上のフロアーのお客さんは、舞踏会の日には、屋上の花火を見にいくことができるかもしれません(事前予約必要)。花火を見にいくと、そのお客さんの勝利点は、2倍、3倍になります。
全ての部屋に、お客さんを配置したプレーヤーは、早い者順に得点が入ります。でも、ゲーム終了後には、それぞれの部屋で、どのプレーヤーがたくさんお客さんを配置しているのかエリアマジョリティを競い合います。
お客さんをバラして配置するか、集中させるかも、なかなか悩ましいところです。
作った服は、勝利点にせずに、すぐに売りに出してしまうこともできます。オーダーメイドの服ですから、けっこういいお値段で売れます。
高得点の服ほど、高く売れますので、得点にするかお金になるかは、悩ましいところです。

さて、服を仕立てるには、材料が必要です。市場への買い物も、大切な仕事です。これは、「見習い」から「親方」まで、とのカードでもできるアクションです。
買い物は、品揃えが少ない店ほど安くなります。なんと、最後の1個はただです(笑)でも、当然、品揃えの少ない店は、選択肢が狭くなります。サブアクションに購入のアクションをもっているキャラクターなら、2つ材料が残っていお店で、メインアクションで購入して、サブアクションでも同じお店で購入すれば、他の人に利することなくお得に買い物ができたりします。
材料は、「布」と「糸とレース」です。どちらか、または両方がかかれたタイルを取ります。両方描かれたタイルを取った場合は、「布」を取るのか、「糸とレース」をとるのかをその場で決めます。もらえるのは、どちらかだけです。
布は、服に合わせた4色です。布を選んだ場合は、そのタイルを裏向きに自分の手元に置いておきます。周りの人は、なに色の布を何枚もっているのかは、なんとなくしか分かりません。お得なタイルにはは、複数枚かかれたももあります。青い布がかなりレアです。
糸とレースは、タイルを捨てて、そこにかかれている糸かレース、または両方を取ります。これは、オープンです。

デッキビルドですから、新しい従業員を雇って、カードを増やしていかなければなりません。
この新しい従業員を雇うのは、「親方」だけに許された仕事です。
ただし、雇うのも商品の購入と同じで、後に残ったカードほど安く雇うことができます。
従業員は1ラウンドに4枚。だいたい出てくる順番はきまっているのですが、多少でてくるラウンドが前後します。
種類は、スタートデッキと同じく、「親方」、「中堅」、「見習い」の3種類なのですが、それぞれできるサブアクションが違います。
サブアクションは、メインアクションの特定のアクションが追加でできるものから、このサブアクションでしか出来ないことまでいろいろあります。
誰を雇うかは、超重要です。
雇われたカードは、すぐに手札に入って、そのラウンドに使用することができます。2、3人で遊んだときは、ここで、「親方」で「親方」を雇用。さらに、その「親方」で雇用というのが、けっこう強い感じでした。「親方」は、1ターンに、1人か2人しか出てこないので、大概、スタートプレーヤーが押さえると、他のプレーヤーは同じ事ができないのです
最初プレイしたときは、親方って、けっこうサブアクションが渋めなので強さがわからなかったのですが、メインアクションがなんでもできる親方って、けっこう大事です。お城には、親方のつくった服を着ている人しか配置できない場所もあるからです。
でも、5人プレイだと、「親方」を雇ったとしても、新しい「親方」で雇うころには、雇用する人がだれもいない可能性も大。それなら、「親方」に拘らずに、「サブアクション」の強そうなカードを雇用するのがいいのかも。
このあたりのプレイの感覚が、2、3人と大きく変わっていて、わたしは、5プレイできて大満足でした。

さて、何をするにしても、人より先に動けるというのは重要です。仕立てようと思っている服先に仕立てられたり、雇おうと思っている人を先に雇われたりすると大きく計画が狂います。まあ、購入も雇用も、あとからいった方が安上がりではあるのですが、それでも、計画大事なこのゲームですから、計画が狂うよりは、無理した方がいいときも多いです。
そこで、スタートプレーヤーです。このゲーム、スタートプレーヤーは、ほっておくと変わりません。
スタートプレーヤーを取るためには、王女様に謁見しなければなりません。
王女様に謁見ですから、もちろん、「見習い」風情の出る幕はありません。「中堅」か「親方」しかできないアクションです。
アクションをすると、さらに5金ももらえたりします。
このゲーム、このスタートプレーヤーを取るタイミングは、超大事です。自分の計画のために、今、スタートプレーヤーをとっていても、あえて人に取られないために王女様への謁見をしてもいい場面も多分あるぐらいです。
もちろん、毎回、こればかりしててたら勝てませんが、5金ももらえるので、リスクもそんなにない感じです。特に、序盤の5金って、けっこう大事だったりします。

あと、音楽家の手配、屋上の花火見物の場所の予約、彫像、噴水などメンテナンスも、なぜか、仕立屋たるプレーヤーの仕事です。これは、「親方」でも、「中堅」でも、「見習い」でもできる簡単な仕事です(お金はかかるけど)。丸いところにチップをおいて、仕事をとっていく丸仕事です(と、今、呼び方を考えつきました)。
丸仕事も、ゲーム終了後に、勝利点になります。また、エリアマジョリティの優劣を決するときに利用されたり、また、噴水のメンテナンスをすると、ラウンドごとの収入がアップするので、これも重要です。
もう、重要が何個あるんだ!!全部、重要。だから、悩ましい。

あと、デッキビルドですから、デッキの圧縮もできます。
これは、城に出稼ぎに行くというアクションで、そのカードをデッキから外して、お給料をもらうことができます。「親方」なら1番たくさんで10金貰えます。ルール的にデッキが4枚以下にはではないので、常に同じ3枚の手札のみでまわすということはできません。あと、ルールブックに注意事項として、「親方」をみんな解雇してしまうのはやめましょう的なことが書いてあります。
あくまで、この人達は、お城にお手伝いに行くだけです。決して、解雇されたわけでも、売りに出されたわけでもありません。たとえ、ゲーム終了までもう2度ともどって来なかったとしても(笑)
注意しとかないといけないのは、後半、デッキのカード枚数が、お金になったり、勝利点になったりするカードがあることですね。そのカードを取る気なら、あまり圧縮するときつくなります。こっちが圧縮をしているのに、相手がカードが多い場合は、そのカードは、相手に渡すわけにはいかないけれど、自分にはうまみが少ないカードになってしまいます。

こんな感じで、自分の手番には、手札からカードを1枚レイして、メインとサブの2つのアクションをしていきます。手札のカードがなくなったら、パス。このラウンドにカードを雇用していれば、雇用していない他の人よりも手番が多くなります。全員がパスをしたら、そのラウンドは終了です。
ラウンドごとに収入があって、服とお店の品物が補充されて、残ってるキャラクターカードが全部捨てれて、新しいキャラクターカードが4枚並べられます。
それを確認したら、山札から3枚、またカードを選んで、そして、新しいスタートプレーヤーから次のラウンドが始まります。

キャラクターカードは、各ラウンドで4枚ずつリフレッシュされていきます。カードが28種類あるので、7ラウンドで終了です。

ゲームが終了すれば、いよいよ舞踏会の始まりです。プレーヤーは、得点計算です。

まず、残ったお金は10金ごとに1点です。

次は、従業員ボーナス。ラスト2ラウンドには、「見習い」で「サブアクション」の代わりに、いろいろな条件が勝利点に変わる従業員がいます。
例えば、「カードの枚数によって何点」とか、「男女のペアで何点」とかです。その得点を入れます。

さいごのラウンドに王女様の謁見を選んだプレーヤーは、次のターンがないのでスタートプレーヤーを取れないかわりに、3勝利点をもらえます。

それぞれの部屋でのお客の数を競い合います。同数なら、部屋の中央の親方しか配置できない場所にたくさんお客を配置しているプレーヤーの勝ちです。それも同数なら、音楽家をその部屋に配置しているプレーヤーが勝ちます。

花火の見物場所の予約でも、同じように数を競い合います。花火は、右に行くほど高価でいい席です。

彫像に置いていると、服が4色セットごとに得点します。

その他、音楽家や施設こどについている得点、全広間ボーナスの得点を入れます。

そして、1番上のフロアーのお客さんが、花火を見に屋上に上がります。
その状態で、お客さんの勝利点を計算します。花火を見ているお客さんは、勝利点が2倍3倍になります。

このゲーム、この点数を得点チップに変えて最後にその得点チップを合計するようになっているのですが、これは、きわめて面倒くさいです。
これも、カシュガルと同じで、出来ればスコアボードが欲しい感じです。ということで、もちろん、ゲームハウスではつくっております。

ただし、スコアボードを使うときは、注意してください。これ、途中で得点が入って勝利点チップをもらうことがあります。
ルール通りに点数を計算して、スコアボードのコマを動かしていくと、ついついこの勝利点チップを足すのを忘れたりします。本来は、このチップに、どんどんチップを追加していくので、このチップ自体の説明はルールブックにはないわけですね。

ということで、上記の勝利点に、ゲーム中にもらった勝利点チップの得点を加えて、勝敗を決定します。

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04

2014年GWゲーム会 その6 親方の帰還

ロココの仕立屋

さて、実際の5人プレイでしたが、3人プレイと違って、かなりカオスでした。
選択肢が、悩ましい。

スタートプレーヤーでした。
スタートプレーヤーは、雇用に行くか、「噴水」に行くか迷うところであったのですが、「噴水」重要ということで、噴水のメンテナンスから。噴水のメンテナンスは、上部と下部があります。上部を整備すると、その後、音楽家の手配や、彫像のメンテナンス、花火の予約など、丸仕事を請け負えば、定期収入が増えていくというものです。
実は、丸仕事は、費用がけっこう高いので後半にならないと置くことが難しいのですが、噴水のメンテナンス自身も丸仕事ですので、これだけで定期収入が1金増えます

噴水の下部のメンテナンスの仕事を請け負うと、なぜか、お城に配置した服の分だけ定期収入が増えます。こっちの方が伸び率としては大きいのですが、1ターン目は、服を仕立てることが出来ないだろうということで、上部のメンテナンスからです。
しかし、下部のメンテナンスの仕事も、2、3ターン目からは大事になっていきますので、こっちも早く取りたい。でも、さっきも書いたとおり、こういう仕事は、実はけっこう費用がかかってしまいます。
ということで、

「王女様のところに行って、またスタートプレーヤー取ります。5金貰います」

という感じで、収入を。雇用とか一切出来ていないのですが、大丈夫か?

2、3人プレイのときは、スタートプレーヤーなら、まず雇用にいって「親方」を雇っていると思います。雇用のところに「親方」がいなければ、次善の策として噴水。
2、3人用だと噴水のメンテナンスをできるスペースは上下に各2つ。3人でしていると、だれか1人が、噴水の効果を受けられなくなるわけです。でも、4、5人用だと噴水のメンテナンスができるスペースは上下に各3つに増えています。でも、5人でブレーすると、2人が、噴水の効果を受けられなくなります。これ、累積していくので、効果受けられないとかなりきついと考えたのです。

お店、つくる服の予定表が、2、3人用のボードよりも大きくなるためか、たまたま並びがそうだったからか、けっこう、布が前半に出てきていました。
青はレアという情報は、インスト時にあったので、けっこう人気が集中していた感じがありました。

雇用はバランスを考えて、3枚につき1枚は、「親方」が欲しいというのがあります。手札の中に、常に「親方」を1枚は入れておきたいのです。
基本、「親方」はなんでもでるので、便利なのです。初期の「親方」は、サブアクションがついてないので使いにくいというのもあるのですが、それでも、親方、けっこう大事だと思います。特に、仕立ては、「中堅」、「親方」の両方ができるのですが、「親方」でないと仕立てられない高級服があり、また、「親方」のつくった服でないと配置できないお城の場所があるからです。
特に後半は、配置場所が少なくなっていくので、なんでもできる「親方」をもっていると安心です。
最初の数回遊んだとき、計画に失敗して、後半に、かなりがっかりな手札でプレイして悲しい思いをしたりしました。
このゲーム、6枚のデッキからスタートします。7枚、8枚のデッキになった場合、3枚ずつ使っていった場合は、残りが1、2枚になりますので、リシャッフルが入って次の残りのカードは「親方」でなくても、新しい山から「親方」を手札に入れることができます。
でも、デッキ枚数が9枚になると、「親方」が3枚いないと苦しくなります。

で、3人プレイの時は、いつも「親方」を雇用するのにけっこう必死になるのですが、5人でやってみて思ったのは、カード増えなきゃ親方2枚でも、まあまあ何とかなるかもということでした。
まあもちろん、手数に余裕があれば、「親方」を雇いたいわけですれど、それでも、「親方」以外を2人雇うまでは、考えなくてもいい感じでした。

「見習い」は、便利なサブアクションがついていて、手数が減りそうに見えるのですが、やれることが少ないので、けっこう雇用するかどうかは注意した方がいいと思います。特に、「親方」が雇いにくい4、5人プレでは、最後のラウンド近くにでてくるボーナス得点の「見習い」以外は、かなり明確な方針があるとき以外は、雇わない方が無難かもと思います。丸仕事を安くしてくれる授業員は、作戦によっては重要かも。

わたしは、なんせできる限り服を仕立てて、城に配置していきたい作戦です。極力エリアマジョリティを取りたい。1位になれなくても、2位を取りたい。
ということで、雇用したいのは、「中堅」以上。特に、サブアクションで特定の布がなくても仕立てができるというアクションをもっていてる「中堅」さんは、ぜひ押さえておきたいところです。
そして、その「中堅」さんがでるターンというのはだいたい決まっているので、そのターンのスタートプレーヤーを取りに行くのは全力で。

うーん。それでも、スタートプレーヤーとって、雇用のところをながめると、「親方」にするか、「中堅」にするかは、迷いますねぇ。
一緒に出てきた「親方」は、仕立てた服によって、得点とお金が手に入るタイプ。仕立てを中心にしていきたいわたしとは、相性がいいのですが。うーん、この「親方」とサブアクションで仕立てができる「中堅」とが、別のラウンドに出てきてくれたらうれしかったのに。
まあ、迷ったのですが、当初の予定通りにその「中堅」を押さえました。

「それ、いくよねぇ」

とは、でこねぇさん。

さて、順調に(?)、服を仕立てていきます。全部屋にお客さんを配置したときにもらえるボーナスも、なんとか2番目でボーナスも取れました。

今回、あんまり雇用にいかなかったのと、早い時点で噴水の上下のメンテナンスをして、定収入を安定させていたので、割とお金に余裕がある感じです。

和邇乃児さんは、3人プレーの時のセオリー通り、「親方」中心に雇用して、手数を増やしている感じです。
でこねぇさんは、逆に、圧縮をかけてまわそうとしている感じです。
他の2人のうち1人は花火を狙って、最上階を中心に配置している感じです。初プレーだけど、おそらく、丸仕事が安くなるカードを狙っているとみた。

後半。ラスト2ラウンド。
わたしが最上階に配置したお客さんは、少なくて点数も低い。エリアマジョリティでは、点数に絡みたいけど、花火の点数はあきらめよう。
ということで、花火はガン無視。
この丸仕事がないと、さらにけっこうお金が余ります。

スタートプレーヤーは、上家のねぇさんが全力で取っていきました。

4金を1点にしてくるサブアクションを持っている「見習い」が雇用にいます。実は、次のターンには、3金を1点にしてくれるサブアクションを持っている「親方」がいて、そっちの方が効率はよいのですが、スタートプレーヤーを取られたので、横取りされるとヤバイ。1

ということで、この「見習い」を雇って、お金を勝利点に変換して稼ぐことに。
で、その「見習い」を使って、まあ、安いうちに彫像にいっておこう。噴水以外の唯一の丸仕事。確実に9点になります。
そして、今あるお金をほぼ全部勝利点にしても、まぁ、定期収入がそれなりにあるので、次のラウンドはおそらく大丈夫。
ということで、変換。

さて、最終ラウンド。
次の手札3枚を選びます。
ちょうど、リシャッフルが入りました。

まあ、「親方」は1枚必要。
サブアクションに仕立てをもっている「中堅」は必要か?2枚仕立てが出来るかどうか……。多分、今の状況では、1枚もできないのではないか……。
じゃあ、「親方」を入れて置いた方が無難か?
お金→得点の「見習い」は、最終ラウンドの最後にやりたい感じなので入れておこう。これがやれないと、最終ラウンドにすることがまったくなくて、悲しい思いをするかもしれないので。

上家のでこねぇさんから、スタート。
ゲーム終了後に得点になる「見習い」と3金→1点の「親方」が並びます。
微妙なのは、デッキ枚数が多いほど得点が多くなる「見習い」。これを積極的にカードを集めている和邇乃児さんが取るとけっこうこわい感じです。

わたしの番。
3金→1点の「親方」も、カード枚数が勝利点になる「見習い」も残っています。
うーん。仕事を下家にまわしてきたか……。
ここで、カードを1枚増やしても、9枚にしかならないんだよなぁ。そして、さらにカードを減らす気がけっこう満々です。
和邇乃児さんは、さいわい今回、手番最後です。
まぁ、和邇乃児さんがとったらとっただ。自分の利益を考えて、仕事は下家に任せておこう。

で、「3金→1点」の「親方」を取ったので、選んだ「4金→1点」の「見習い」は、存在価値がなくなってしまいました。

……。丸仕事するのも、お金かかるだけもったいないし、買い物にいって後の仕立てに繋がるのは……無理っぽい。

「じゃあ、この『見習い』をお城に売りつけます。サブアクションはしません」2

4金。失敗したなぁ。これが、「中堅」なら7金で、+3金だったのに。まぁ、そのあたりは安全策の意味もあるのでしかたないですけどね。

あとは、できる限りお金を稼ぐだけの簡単なお仕事です。

「じゃあこの『親方』も、お城に売り飛ばします。10金!!」3

「じゅあ、最後。この最後の『親方』も、馬車に乗って追放。10金。サブアクションします。すべてのお金を勝利点に変換します」

これで、かなりの大量得点。

ゲームを終了して、計算。

けっこう、危なかったですが、なんとか僅差で勝利でした。

と、かなり熱く語った来た「ロココ」三部作ですが、最後に、ルールミスが発覚。

「これ、初期に材料もってなかったっけ?」

「あー、糸とレースを1こずつスタートだった!!」

これがないと、1ラウンド目の仕立ての敷居が上がってしまいます。多分、スタートプレーヤーがけっこうお得になるのではないかと……。

「スタートプレーヤー、誰だ?」

あぁ、りんでした。
またまた、5人でプレーしたいですねぇ。今度は、ルールミスなしで。

終了したのたのは、深夜。
1人は、お泊まりを。

次の日朝から、「ドブル」と「ドミニオン」をして帰っていきましたよ。
ということで、ゲームハウスのゴールデンウィークは終了したのでした。

マティアス・クラマー,Matthias Cramer
ルイス・マルツ,Louis Malz
シュテファン・マルツ,Stefan Malz
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04
  1. まあ、なにもなくてもゲーム終了後の得点時に10金が1点になるのですが、これはもったいなすぎです。 []
  2. 違う。 []
  3. 非道い。 []

2014年GWゲーム会 その7 追補、変?

ロココの仕立屋

最近、リプレイ欲を刺激するゲームというのは、ものすごく歪んだところのあるゲームだなぁと考えています。

ゲームハウスでリプレイ率の高い「ドミニオン」、「アグリコラ」、最近では「カシュガル」なんかは、どこかすごく歪んでいるところがある。
「ドミニオン」は、王国カードの組み合わせによって、まったく違ったゲームになります。そこが、クソゲー呼ばわりされるところでもあるんだけれど、多様性を生んでいます。
「アグリコラ」は、あの圧倒的な「職業」と「小さな進歩」の数と組み合わせで、やっぱり、ゲームバランスがどうのこうのといわれながら、やっぱり、いろいろなことを試したくなる。多分、「テラミスティカ」なんかのキャラクターそれぞれで種族が違うというのも、それぞれの能力の違いと組み合わせの違いでプレイ意欲を持たせているのだと思います。
「カシュガル」や「サンファン」も、カードの引きが大きい部分があるのですが、そこが面白さを生んでいる気がします。
もちろん、本当に「もう、このカード取れば勝ち」というようなものではなくて、歪んでいながら、ちゃんとバランスがあるというのがとても大事なことなのですが。一方で、

「あのカードを取られたら負けだよね」

とか、

「それ、強すぎ」

とかもいわれがちでもあります。
でも、その分、ドラマチックな展開になるような気がします。
そういう話しを、でこねぇさんとしていたときに、

「じゃあ『ロココ』はどうよ?」

と聞かれました。

和邇乃児さんも、

「何回かすると、ある程度、最適手が決まっちゃうゲームかも」

と言っておられました。

あぁ。
たしかに、「ロココの仕立屋」は、多分、そういう歪みがほとんどないゲームです。
まぁ、仕立てる服と材料はランダムですし、その出方によって調節しなければならない部分はあるけれど、材料だけで考えれば、布4種類と糸とレースの6種類しかありません。
アクションカードは、出てくる順番は少し変わりますが、1、2ラウンド差があるぐらいで、常にゲームにすべてのカードが登場します。
だから、その意味では極端な展開、びっくりするような多様な展開というのはおこらないようになっている気がします。

わたしが、このゲームに感じているのは、完成度の高さなのかも。
一方で、そうやってわざとバランスの一部を崩して多様性をもたせるゲームがあるとしたら、もう一方で、常に一定の水準の面白さを保証するゲームというのがあって、それが、「ロココの仕立屋」であったり、「プエルトリコ」であったりするのかもしれません。1

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  1. まぁ、「プ」は、まだまだ、そう感じるまでプレイ出来ていないですが []