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ニューエントデッカー

さて、困った。どんな作戦とったっけ?
このゲームの説明でまだ抜けていたものに、初期配置というのがあります。
海の部分のいくつかと、島の中核になる部分が3つぐらい最初からボードに配置されています。
そして、島の中核になる部分には、「+5」とか「+10」とかのボーナス得点がついてあります。
ゲーム終了時の点数が40点~70点ぐらいになるゲームですから、この「+5」の島や「+10」の島を取ることはとても重要です。
この3つの島の点数にからめなければ、優勝は難しいと思います。

この初期配置には、いろいろな種類があるのですが、今回は1番オーソドックスな基本の初期配置でプレーしました。
7枚の「海ばっかり」タイルによって、世界はだいたい3つの大きい地域にわけられそうな感じです。北西の地域には「+10」点の大陸が、北東の地域には「+5」点の大陸が。そして、探険の始まりに近い南の地域には「+5」点の大陸が、発見されるのを待っています。

まずは、南の「+5」の島を発見するぞという感じでスタートします。

南の外周マスの「+5」のタイルの真下(真南)あたりに探険船を置いきます。

タイル何枚めくろうかなぁ?

いきなり、4コインも出して、表向きのタイルを買うなんてプレーヤーはいません。だってこれは、冒険なのですから。
そして、裏側に「?」マークのついた発見タイルがあれば、すかさずそれを引け(命令形)!だって、これは、冒険なのですから。

発見タイルには、裏に「?」マークが印刷されているものもあります。これは、絶対にイベントがおこるタイルです。
イベントは、いいことも、悪いことも起こり得ます。いいことは、原住民を発見して、いきなりただで探検隊を「族長小屋に続く密林」に配置できたり、財宝を発見して3コイン得たりです。悪いことは、海賊に遭遇してコインを半分奪われたり、嵐でいきなり手番が終了したりです。

いいことがおこるか、悪いことがおこるかは、五分五分です。だから「引いてみよう」という人と、だから「避けよう」という人にわかれます。
もちろん、りんは、「引く」人です。ええ、そうですとも。

マニュアルには、「お金がなくて悪いことがおきても影響が少ないときなどに引いてみよう」なんて書いてありますが、そんな運気の悪いときに、運試しなんしたらダメダメです。泣きっ面にハチになるのが、目に見えてます。

「?」は、絶好調の時に引くものなのです。

「あっ」

海賊。コイン半減。コイン6枚から一気に3枚に(泣)
まぁ、そういうこともあらあな。
そして、次の回、「?」を引かないと、

「えっ、どうしたん。『?』あるよ」

と周りから、優しい声が。
ダメダメプレーの見本ですか?

「?」では、この海賊によるコイン半減が、1番イヤです。

このゲーム、「発見タイル」をめくるにも、「拠点」を置くにも、コインが必要です。
最初に配られるコインは、7コインです。そして、そのコインをどんどん消費していきます。
コインが1枚もなければ、裏向けの発見タイルを買うことすら出来ません。だから、そうならないように、こんなルールがあって、プレーヤーにはコインが入ってきます。
それは、手番開始時に手番プレーヤーのコインが3コイン以下だった場合、6面ダイスを振って、収益をきめるというものです。
ダイスには、「1の目」のかわりに「舵輪」の絵が描いてあります。そして、「2」~「6」の数字の目があります。
誰かがサイコロをふると、プレーヤー全員に収益があります。手番のプレーヤー以外は、「サイコロの目+1」コイン獲得します。ただし、サイコロをふった手番プレーヤーは、「サイロこの目」分のコインしかもらえません。「舵輪」の目の場合は、手番プレーヤーが「2」~「6」の目の中で選ぶことが出来ます。
だから、自分でサイコロを振るのは、1コイン分、損なのです。
そして、1回サイコロをふると、他のプレーヤーよりもお金が少ないために、自分の番がまわってくるたびにサイコロを振るという悪循環に陥ってしまう場合があるのです。

これを、他のプレーヤーは、「収益フェーズ」がまわってきたと大喜びしますが、サイコロ振っている方は、とってもつらいわけです。

で、そのきっかけになることが多いのが、この「海賊」のイベントなのです。

さて、これで、「?」タイルを引く重要性については、わかってもらえたと思います。
話もどって発見タイル、さて、何枚引きましょう?

うーむ。わたしの遊んだ感覚では、2~3枚ぐらい。お金がヤバかったら1枚。余っていたら3枚。普段は2枚という感じです。

何のために発見タイルを引くかというと、基本的には、陸地を発見してそこに拠点をつくるためです。
1枚タイルを引いただけで、陸地が発見できたならば、そこに拠点をつくってもいいわけです。でも、1枚目が、陸地が何にもない海だけの発見タイルであったり、配置できない発見タイルの可能性もあります。
3枚引くと宣言しておけば、3枚のうちどれかに陸地があって配置できる可能性も増えます。でも、1枚目に、いいタイルが出た場合は、2コインをドブに捨てちゃったことになります。

4コインも支払うと、その後、島が発見できても拠点を配置するときにお金に困りそうです。次のターンから、自分の手番が「収益フェイズ」と呼ばれるようになる可能性も大です。

だから、2枚ぐらいで、損しても1コイン分ぐらいが、いいのではないかと思います。

で、ドキドキしながら、エイヤ!とタイルをめくって、2枚とも「海」、「海」っていうことも、けっこうありました。

とにかく、わたしは、南の「+5」の島と北西の「+10」の島を狙って、船を進めていきます。
難しいことは、考えません。
相手が、同じ島に「探検隊」を置いてきたら、躊躇わずに「上陸拠点」です。2つしかないのに、そら、あっという間になくなるわ。
でも、南の島の獲得競争には、勝ててなかったような記憶が(笑)
えーと、確か、わたしが、

「ここに上陸拠点を置いて+5の島までつなげるぞ」

と思っていたタイルに、いきなり島のはしっこのタイルをくっつける人がいて、2点の小島の小島になっていたような。

いいんだ(フン)。ぼくは、はじめっから+10の島を目指しているんだから。

でも、懲りずに上陸拠点などを置くと、けっこういい手だったらしく(笑)、みんなから悲鳴が。

「あー、そんなことしたら、通れなくなるやんかー」

うむ。いい響きだ。
通行料のコインは、自分から減って相手増益ですから、払う方は2倍いたい。
そうしておいて、その先は、自分一人で独占的に開発です。
誰も、偶然そうなったとは思えないような完璧な作戦です。作戦か?

ボーナス島をとれなかった人は、族長小屋の宝物で挽回をはかります。
人気のある族長小屋の前には、探検隊の長蛇の列が(笑)
なんで、みんな、あの小屋がおいしいというのがわかるのだろう。ゲーマーの勘ですか?
ゲームの結果は、実は全然覚えてないのですが、けっこういいところまでいったと思いますよ。
+10点島にからめたし、族長小屋でも、いいものもらいました。3つぐらい宝物もらった記憶もありますが、3/7はもらいすぎなので、思い違いだな。
収益のサイコロも出来るだけ振らないように心がけたし。

50点は超えていたと思います。多分、2位か1位だ。違いましたっけ?(自信なし)

でも、やっぱり1人で遊んでいるのとは、全然違うおもしろさがあります。
ある人は、サイコロを振ったとき「舵輪」が出ました。わたしなんかだと、単純に6コインとか思ってしまうわけですよ。
でも、その人は、計算するわけです。

「おっ。彼は今0コインだぞ。ここで、『2』と言えば、彼の収益は3コイン。そうすると、彼のところでもう1回収益があって、自分は収益フェイズから抜け出せる」

そ、そうかぁ。そんな風に考えるのかぁ。

考えるところは結構あるのですが、運も大事。そして、どうしたら得になるかなぁという道がとっても見えやすいゲームです。でも、得になる道が複数あるから、そこで悩んでしまいます。
こういうしたらいいことがいっぱいあって、それを選んでいくようなゲームは、大好きです。

カタンは、1回出てきた「原料」をもう1回変換しなければならないところとかが、先が見えにくくて難しいなぁと感じるところです。

複雑なルールに思えるかもしれませんが、知っている人に教えてもらいながら遊ぶと、すっと理解できると思います。

子どもでも、できるんじゃないかなぁと思うのですが、時間がなぁ。

時間がいっぱいあるときに、また、遊んでみたいゲームです。

ところで、「アクア・ステップ・アップ」のマンガの中で、学校でこの「ニューエントデッカー」を遊ぶ話があるのですが、あれ、どの時間に遊んでいるんでしょう。
話の流れだと、登校してきた朝のすぐに遊んでいるみたいなのですが、朝は始業の2時間前登校でしょうか?それとも、ホームルームの時間を全部つぶしてやっているのか?もしくは、定番、放課後か?
すっごく、気になるわたしです。

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ニューエントデッカー

では、気を取りなおして(?)、ゲームの紹介です。

「ニューエントデッカー」は、エントデッカー(発見者)いう名前通り、発見していくことにより、点数が入っていくゲームです。
なにを発見するかというと、それは、新大陸です。

時は、大航海時代。
4人の探検家たちが、まだ見ぬ大陸を求めて、未知のの海原に船をこぎだします。

ゲームボードは、とっても大きいです。
上部には、点数パネルになっている「海蛇のマス」。右側には、ボーナス得点がもらえる「族長小屋に続く密林」があります。
そして、ボードのメイン、大部分をしめるのは、これから探検する「未踏海域」です。
その「未踏海域」を囲むように、船の出発地点となる「外周マス」が配置されています。
発見タイルというのがありまして、これには、プレーヤーがこれから発見するいろいろな地形が描いてあります。いろいろな地形といっても、「海」と「陸地」しかこのゲームにはありません。その「海」と「陸地」がいろいろに組み合わさった絵が、タイルに描いてあるわけです。
プレーヤーは、この裏向けに山になった発見タイルをめくって、「未踏海域」にならべていって、どんどん、白紙の地図を埋めていくわけです。

タイルを置くルールは、「カルカソンヌ」なんかと同じです。タイルの同じ地形の辺同士をひっつけて置きます。
でも、地形が「海」と「陸地」だけなので、おけるかどうかの判断は「カルカソンヌ」よりもさらに簡単です。

ゲームは、その「外周マス」の好きなところに、最初のプレーヤーが探険船をセットしたところから始まります。
外周マスのどこからスタートしてもいいのですが、外周の東西は出発するのに1コイン、外周の北側は出発するのに2コインいります。南側から出発するのは、ただてす。だから、普通、普段は、たいがい南側の外周から出発します。

探険船をセットしたプレーヤーは、発見タイルを何枚引くのか宣言します。裏向けの発見タイルは、1枚1コインです。お金がある限り、何枚引くと宣言してもOKです。
確実に「こんな地形がほしい」という強い希望がある場合は、表向けにして種類別に分けられた発見タイルを買うこともできます。でも、これは、1枚4コインと割高です。
コインが、このゲームでどれぐらいの価値かというと、8コイン出して公開された発見タイルを1度に2枚も買った人がいたら、

「うわー、お金持ちー」

とみんなから羨ましがられます。
公開された発見タイルを1度に3枚買った人は、いまだ見たことありません(まあ、1回だけのプレーで、言い切ってしまっているので、あまり信用はありませんが……どうですか、みなさん?)

宣言が終わったら、銀行にお金を払って、実際にタイルをめくります。
これが、このゲームの第一のドキドキ・ポイントです。

めくったタイルは、直ちにボードに配置されなければなりません。「海」は「海」と接するように、「陸地」は「陸地」と接するようにです。
配置できない場合は、そのタイルは捨てタイルとなります。残念ながら、お金は返ってきません。

タイルが配置できれば、「海」の部分に描かれている「航海路」にそって、探険船は移動していきます。
配置した発見タイルに「陸地」があれば、その島に「拠点」を置くことができます。「拠点」には、1コインで置ける「探検隊」、3コインかかる「上陸基地」、6コインかかる「開拓地」の3種類があります。

ただし、「拠点」をおいてしまうと、そのプレーヤーの手番は終了です。
だから、「3枚発見タイルをめくる」と宣言して3コイン払っていても、1枚目の発見タイルを引いて陸地が発見されて、そこに「拠点」を置く場合は、その時点で手番終了になって、コインは返ってきません。

拠点を作らない場合は、探険船を「航海路」にそって動かした後、さらにそこから続く発見タイルを宣言した枚数まで(または、どこかに拠点をつくるまで)引くことができます。

次の手番のプレーヤーは、はじめのプレーヤーと同じように外周マスからスタートすることができます。
でも、はじめのプレーヤーが、発見タイルを置いたところは、発見タイルで、ふさがってしまっています。そういうところは、発見タイルの航海路の切れ端まで探険船を進めることができます。
ただし、途中に経由する陸地(前をとおる)に、他のプレーヤーの「上陸基地」や「開拓地」がある場合は、そのプレーヤーに、通行料として2コイン払わなければなりません。
だから、人が行きたがるようなところに「上陸基地」や「開拓地」をつくっておくと、吉です。

こうやって、タイルを配置して、陸地にどんどん「拠点」を置いていくわけです。

陸地に置かれた拠点。それが、このゲームの主たる得点源です。
といっても、通行料以外は、拠点を置くことで点数が入ってくるわけではありません。点数は、「陸地」がつながって、「完全な島」が出来上がったときに入ってきます。
ちょうどこれも、「カルカソンヌ」の「都市」が出来上がったときとよく似ています。そして、「完全な島」ができると、拠点をそこから取り除くところもよく似ています。

さて、「島」は、その大きさによって価値が決まります。1タイル1点です。1番小さな島は、2タイルで出来る2点の島です。
点数は、その島に拠点を置いていたプレーヤーで分配されます。ただし、その島発見の「貢献度」によって、もらえる点数が違います。
「貢献度」は、置いていた拠点をプレーヤー同士比べることで決まります。

さて、拠点には、それぞれ安い方から「探検隊」、「上陸拠点」、「開拓地」と3種類あります。
1番強いのは、「開拓地」です。これは、各プレーヤー1個ずつしか持っていません。しかも、値段は6コインです。これが、置いてあるプレーヤーがいたら、その人が、貢献度ナンバーワンです。
同じ島に「開拓地」が2つ置かれていた場合、または、「開拓地」がまったく置かれていない場合、次は「上陸拠点」を比べます。上陸拠点は、各プレーヤー2つずつ持っています。多い人から、貢献度が高いことになります。
さらに、「開拓地」の数も「上陸拠点」の数も同じだった場合、次に「探検隊」の数を調べます。多い方が、より貢献しています。

貢献度1位のプレーヤーには、島の価値と同じだけの点数が与えられます。
貢献度2位のプレーヤーには、1位のプレーヤーの半分の点数が与えられます。
貢献度3位のプレーヤーには、2位のプレーヤーの半分の点数が与えられます。

同点だった場合は、両方のプレーヤーが同じ点数をもらうことが出来ます。

さて、こう聞くと、「開拓地」や、「上陸拠点」が大事だと思ってくるでしょう?
でも、「探検隊」もけっこう大事です。

1つは、安い。1コインで置けます。それから、数。他の拠点が1~2個しかないのに比べて、「探検隊」は11個もあります。
そして、なによりも、大きいのは、「探検隊」コマは、「族長小屋」へと行けるのです。
さて、「族長小屋」とはなにか?それは、最初にしたボードの説明を思い出してください。ボードの右側には、「族長小屋に続く密林」があると書きました。
発見した島には、原住民が住んでいて、その族長は、いろいろな宝物を隠し持っているのです。
それは、「落花生」、「パイナップル」とか、「ゴムの木」、「タバコ」とか、「じゃがいも」、「とうものこし」などの植物です。
そして、この植物を手に入れることが出来れば、それに見合った点数が手にはいるのです。
ただし、それらの宝物を手に入れるには、族長小屋に探検隊が何回も何回も(少なくとも他のプレーヤーよりも)足を運ばなければなりません。

「上陸拠点」や「開拓地」は、完全な島が完成したら、そのまま手元に返ってくるだけです。
ですが、「探検隊」のコマは、「完成した島」から、「族長小屋に続く密林」に移されることになります。

「族長小屋」は、全部で7つあります。「完成した島」に「探検隊」を置いていたプレーヤーは、順番に好きな族長小屋に1番近い最初に空いているマスに「探検隊」を移すことが出来ます。
1番最初に、「族長小屋」のとなりに探検隊コマを置いたプレーヤーは、宝物のチップの入った袋から1枚宝物チップを引いて、それを見ることが出来ます。そして、他の人には見えないように、そのチップを族長小屋に隠します。
これが、このゲームの<b>第2のドキドキポイント</b>です。
↑ 族長小屋は、チップを隠せるようにわざわざ、はさみこめるかたちになっています。「これ、チップ表だけ印刷して、裏むけとけばいいだけじゃん」とか、そういうことは、言わない。

「族長小屋」に続く道に、どんどん探検隊コマを置いていって、その「族長小屋」への道に1番たくさんコマを置いたプレーヤーが、この宝物をもらうことが出来ます。同数の場合は、先に置いたプレーヤーがもらえます。
でも、1番に置いたプレーヤー以外は、チップの点数がわからずに当てずっぽうに置かなければならないかというと、そんなことはありません。
各道は、3番目か、4番目のところに、目のマークがあります。そのマークの場所に探検隊コマを置いたプレーヤーは、チップを引くことは出来ませんが、「族長小屋」の内のチップをそっと覗くことが出来ます。

こうして、冒険航海、「完全な島」の発見、「族長小屋」への日参などを続けて、未踏海域すべてのマスに発見タイルが置かれたら、ゲーム終了です。

最後に、「族長小屋」に置かれたチップの点数を公開して、それらの点数を合計して、1番点数の多かったプレーヤーの勝ちになります。

さて、次回は、実際のプレーの様子です。あっさりしている予定。
1ゲームで、3回もとるんかい。
(^_^;)\(・_・) オイオイ。

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ニューエントデッカー

さて、前回は、途中から参加ということで(さらに「スコットランドヤード」を遊んでいたので)、持っていったけど遊べなかった「ニューエントデッカー」をプレイしました。
「ニューエントデッカー」は、時間がかかりすぎるということで、今までプレーしたことがないゲームでした。
今までは、子ども相手に、1日30分程度の細切れの時間だけが、わたしに許された(笑)ボードゲームの時間でしたので、軽いゲームしか遊べなかったのです。

「うつぼゲーム会」を知り、月に1度は1日中ゲームができるようになったのですが、やっぱり2時間近くかかる重いゲームを子どもと遊ぶために持っていくのは、ためらわれます。

それでも、カタンなどの有名なゲームは、ネットで遊んだりできるのですが、このゲームは、そういった日本語のサイトもなさそうでした。

だから、わたしは以前は、ルール確認のためマニュアルとにらめっこして、1人で4人分の役をして遊んでいました。
ちなみに、最初の方に買ったゲームは、ほとんど全部こんな風にして遊んでいます。「ミシシッピクイーン」も、「エルフェンランド」も、「アフリカ」もです。
比較的ルールが簡単で、遊ぶ機会もあった「ヒューゴ」や、「ブラフ」、「6ニムト!」などはしていません。
「ラー」や、「あやつり人形」、「カタン」などは、やろうとおもったけど不可能でした(笑)。

あぁ、そうそう。大事なのを忘れていた。「指輪物語」は、1人5役でプレーしても、いまだクリアしたことがありません(笑)
これ、ゲーム会にもっていったら、誰か遊んでくれるかな??

ん、なんか話がずれてきたな。だから、ようするに、以前は家で1人さびしくカードをめくってはならべたりしていたわけです。
そして、1人プレーした感じによると、

「時間かかるけど、けっこうオモシロそうだぞ」

と思ったわけです。

ちなみに、「ミシシッピクイーン」では、

「けっこう石炭余るぞ」

とか思っていて、
「エルフェンランド」では、

「1人では全然オモシロくないぞ」

とか思っていて、
「アフリカ」では、

「思ってたより、チョー簡単。これ、子どもと遊べるぞ」

とか思っていたわけですね。

ここで、他のゲームの話を入れるから話がわかりにくくなるな。集中します。

で、期待はふくらんでいたけれど、遊んでくれる人がないよーーというとっても不幸なゲームだったわけです。

「京都ドイツゲームサークル」は、わたしが行かせていただいている唯一の大人と遊べるゲームサークルです。
しかも、半日、ボードゲームをすることができます。

ここだ!ここしかない!!

ということで、京都に「ニューエントデッカー」を持って行かせていただきました。

なんで、1月の第1回のゲーム会から参加しているのに、4月や5月の第3回や、第4回になって持っていくことになったかというと、実はわたしが遠慮していた……なんてことは、全然なくて、

第1回は、「エルフェンランド」を
第2回は、「フラット・エキスプレス」を
第3回は、「ミシシッピクイーン」を

と、その回、その回ごとに、しっかりと自分の「持ってるけどやっていないゲーム」を遊ばせてもらっています。そしてやっと、「ニューエントデッカー」順番が回ってきただけという話です。

さて、「ニューエントデッカー」ですが、このゲーム「カタンの開拓者たち」のゲームデザインをしたトイバーという人がゲームデザインされたゲームです。
それどこから、「安田均のボードゲーム大好き!」によると、なんとこの「ニューエントデッカー」の前身である「エントデッカー」と「カタン」は、はじめは同じゲームの1部だったそうです。

「エントデッカー」は、船に乗って新しい島を発見していくゲームです。「カタン」は、島を開発・発展させていくゲームです。
だから、きっとそのゲームは、島を発見して、開発・発展させていくゲームだったのだと思います(そのまま合わせただけや)。

でも、「エントデッカー」だけで2時間ぐらい、「カタン」で90分ぐらいかかりますので、それらを合わせたゲームって……。
3時間~4時間ぐらいですか?
それって、簡単なウォーゲームのレベルですねぇ。

作った人たちも、

「これは、やること多すぎやー」

と思ったそうで、2つのゲームにわかれたのだそうです。

そて、このゲームのルールなのですが、すごいよ。
わたしの持っているのは、エポック社の日本語ルールが入っているやつなのですが、箱と同じサイズのマニュアルは、なんと8ページです。

でも、遊んでみると、それほど難しくないです。わたしにとっては、「カタン」より簡単です。

そのルールを、読む人にわかるように、簡潔に伝えられるかどうかは、ちょっと自信がないなぁ。

ということで、ルール、実際のプレーの様子(覚えているのか?)は、また、次回にまわします。

しかし、今日のは、「京都」のレポートとは、とてもいえないなぁ。
看板に偽りありです。

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5月17日(土)、「京都ドイツゲームサークル」に参加してきました。

会場に入ると、おられるとは思っていなかった方がおられてビックリ。しかも、その後、いろいろなところのWebのレポートを見てみると、その方は、前日(しかも夜)には関東の方におられたことが判明。

もしかして、ドッペルベンガー?

いえいえ、せっかくこのゲーム会のためだけに京都に帰ってこられたのに(笑)、しかも、わたしの為にカジノチップを買って来てくださったいい人にそんなこと言ったら、バチがあたります。

「カジノチップがほしい」

と書いていたことをちゃんと覚えていてくださったんですねぇ。

「やったー。おみやげ?」

そこまで、甘くありませんでした(笑)

さて、最近、遊んだ時期とレポートを書く時期が1カ月ほどあいてしまうという事態になりまして、実はあんまり細かいルールとか、ゲームの流れとか、結果とか、実は全然覚えていません。

印象に残ったことを中心に書いていきますので、おかしなところがあったら、ツッコミお願いします。

6ニムト

人が集まってくるまでの軽いジャブということで、最初のゲームは「6ニムト!」です。
そういえば、4月も、行ってすぐに「6ニムト」(しかも10人で)をやっていたような記憶があります。

定番ゲームですねぇ。5、6人といい人数で遊んだような気がします(いい加減なレポートですいません)。

今回の「6ニムト」のわたしの記憶は、ちょうどいいぐらいの人数でやった。初心者の方がおられた。点数をつけずに1回で終わった。とこれぐらいです。

負けがたまってきた人、一言。わたしが言ったのではないよ。

「これ、『牛』、集めるゲームやろ?」

この前、子どもと「そっとおやすみ」したとき、子どもも言っていました。

「これ、『おねむちゃんカード』を集めるゲームやもん」

ゲームしてるときって、子どもに還っているのかもしれませんねぇ。

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本日、5月の京都ドイツゲームサークルが行われました。
京都も、毎回、新しい方が、ぞくぞくとこられますねぇ。
わたしが遊んだゲームは、

「6ニムト」
「パリス」
「ニューエントデッカー」
「うさぎとハリネズミ」
「操り人形(英語版)」
「みぎにひだりに」
「コロレット」
「キング・ルイ」
「パパラッツォ」
「ドモメ(ピラミッドカードゲーム)」
「リミット」
「クク」

ぐらいだったかな?

題名を覚えてなかったゲーム、教えていただいて、訂正しました。

見ていただけのゲームでは、

「にわとりのしっぽ」

がよさげでした。
でもきっと、わたしは弱い(苦笑)