おてばん一覧

2004年 7月 おてばん

「おてばん」に、初参加です。

少し、仕事が落ち着いてきましたので、大人のゲーム会にも、積極的に参加できるうちに参加です。

遊んだゲームは、

「貴族の務め」
「サンファン(日本語版)」
「マジェラン」
「イモムシイモムシ」
「シュリレ・シュテレ」
「サンファン(日本語版)」
「ドメモ(ピラミッドカードゲーム)」

ということで、「サンファン(日本語版)」を2回も遊びました。ゲーム会で、こういうことも、めずらしいですね。
遊んでみたかった「貴族の務め」も遊べたし、ギミックの楽しい「ヒットチャート」も遊べたし、「ドメモ」はやっぱり面白くて、なかなか、満足度の高い1日でした。

そして、楽しくおしゃべりをして帰ってきたら、もう次の日になっていたのは、内緒(笑)


7月おてばん その1 そしてまた迷い子の話

7月24日(土)。
なんとか、忙しかった仕事も、ピークを越えました。

さすがに、忙しすぎて、大人のゲーム会には、なかなか参加できなかったのですが、チャンスということで、「京都ボードゲーム倶楽部 おてばん」に行ってきました。

「京都ボードゲーム倶楽部 おてばん」
http://oteban.ifdef.jp/

「おてばん」は、白紙さん、千石さんのお2人が始められた京都のボードゲームサークルです。
毎月1回、13時から20時まで、長岡京市立産業文化会館の会議室で活動されています。

今年の3月にスタートしまして、この日で5回目の開催でした。
実は、第1回目のときから参加したかったのですが、なかなか時間があわなくて、この7月24日が、わたしの初参加の日となりました。

おてばんの会場は、駐車場があるよということで、愛車のムーブに飛び乗ってGOです。

方向音痴のわたしですが、愛車には、カーナビというハイテクな機械がついています。
だから、道はわからなくても、楽々です。

ということで、早速、目的地を打ち込んで……。

な・が・お・か・き・ょ・う・さ・ん・ぎ・ょ・う・ぶ・ん・か・か・い・か・ん

「ピー、該当施設はありません。」

??。何故?

仕方がないので、地名検索に切り替える。

京都府 長岡京市 さて次は?
長岡京市街中心部?

映し出された地図を見る。

「長岡記念文化会館」??

なんだか、多少、名称が違っているような気がしますが、まあ、おなじ長岡京市。しかも、文化会館。行けばなんとかなるだろう。ということで、出発です。

ナビに従って行ったので、途中の経路は、まあ順調に。

そして、見えてきました。「長岡中央公民館」??
また、なんか、名前違うし……。

すごく大きな建物です。ぐるりとまわりを1周すると、大きな駐車場も見えてきます。

「ここか?」

まあ、とりあえず、なかには入ったら、どっかに部屋を利用するサークルの名前が書いてあるだろう、知っている人にも会うかもしれない、ということで、レッツゴー。

どうやら、中央公民館やら、長岡記念会館やら、いろいろな建物が、複合して建っているみたいです。
産業なんたらとは、書いてないのですが……。

黒板を見ると、2階のところに、「囲碁サークル」と「京都ゲーム交流会」という名前が。

「京都ゲーム交流会」
ゲーム?
ゲームって、ゲームだよなぁ(笑)
まさか、小学生が公民館借りて、テレビゲームってことはないだろう。

京都のゲームサークル。わたしが知っているのは、「MMG」と「おてばん」だけです。
ほかにあるという話は、聞いたことがない……。
まさか、これが違うってことは、ないよなぁ……。

「おてばん」と書いてないところが、若干不安をあおるのですが、公民館みたいな施設を借りるときは、こういう堅い名前の方が、借りやすいという事情があるのかもしれません。

ということで、2階のお部屋に。
ドアの前。耳をすます。
声は、きこえてきません。

時間は、1時半ぐらい。そろそろゲームがはじまって、ワイワイいう声が聞こえてきてもよいはずですが……。

そっと、ドアを開けると、そこには、白紙さんと千石さん。
ではなくて、知らない男の人が、2人、立って話しておられました。
ボードゲームらしき箱は……ないなぁ(泣)

「ここは、『おてばん』ではないのですか……」

いや、もう、充分、答えわかっていたのですが。

「ここは、『京都ゲーム交流会』です」

「あ、すいません」

とドアを閉めたものの、どんなゲームをしているのか、気になって、気になって(笑)1

仕方がないので、1階の受付に行って、守衛さんに、

「ここは、産業文化会館ではないのですか?」

と聞くと、

「そう聞く人は、いつも、3人ぐらいいるよ。<b>違います</b>」

と、産業文化会館までの道を教えてくれました。

行ってみると、何故かナビに「長岡京市産業文化会館」と、しっかり出ているではないですか!!

<b>ナビ。知っているんなら、教えろよ!!</b>

どうやら、「長岡京産業文化会館」ではダメで、「長岡京市立産業文化会館」なら、わかったらしい。
融通をきかせなさい。

で、黒板を見ると、

「2階 京都ボードゲーム倶楽部」

の文字が。
またですか?なんで、「おてばん」って、書いていませんか?

もしかして、京都では、ゲーム会は、ウワサにならないぐらいどこの公共施設でも遊ばれていますか?

本当に、これ、「おてばん」のことですか?

ドアの前に立つと、今度は、遊んでいそうな声。
そして、扉を開けて……。

  1. 帰宅後、ネットで調べてみたところ、「京都ゲーム交流会」は、TRPGのサークルの様です。ゲーム違い。 []

7月おてばん その2 高貴なる

貴族のつとめ

そして、扉を開けるとそこは、「おてばん」でした。
ちゃんと、「おてばん」と書いておいて、ほしいものです……。

それでは、遊んだゲームの紹介です。
まずは、「貴族のつとめ」

1990年の「ドイツ年間ゲーム大賞」を受賞した有名なゲームです。
このゲームも、持っているけど遊んだことない名作の1つでして、1回遊んでみたいと思っていました。

このゲームですが、昔、知り合いに

「どんなゲーム?」

と聞くと、

「ジャンケン・スゴロク」

という答えが返ってきました。

今回、遊んでみましたが、まさにその通り。
ルールとしては、単純すぎるぐらい単純なゲームです。
でも、そのヘンテコなテーマと合体して、なかなかに楽しいゲームでした。

難点はというと、「はげたかの餌食」と同じように、バッティンクを楽しむゲームなので、プレーするときは、最大プレー人数の5人が最適であることだそうです。
ちなみに、最適な人数ではないということですが、2~5人まで遊べます。
ということで、今回は、最適の5人で遊びました。

プレーヤーは、貴族です。
自分の分身である三角柱のコマをスタート地点である「クラブルーム」に置きます。
ゲームボードには、このスタート地点の「クラブルーム」とゴール地点である「ディナーテーブル」、そして、移動していくマスにあたる「お城」が描いてあります。
自分のコマをお城まマスにそってどんどん進めていって、1番最初にディナーテーブルについた人が勝ちます。
これが、ゲームのメインであるスゴロクの部分です。

で、どうやって、コマをすすめるのか?
これはなんと、自分のコレクションを自慢して、自慢ができればそれだけ進むことができるというシステムです。

ゲームの題名になってます、「貴族のつとめ」ですが、「つとめ」は、漢字で「務め」と訳されているものもあります。
つまり、貴族の義務ということですね。
高貴なる人間には、高貴なる義務がつきまとうわけですよ。

ここでいう貴族というのは、多分、お金と時間がありあまっている人のことです。
まあ、そんな人たちの義務ですから、わたしたちから見れば、意味のない道楽に見えてしまうようなことです。
それは、何か?

それが、「コレクション自慢」なのです。

まあこれが、世界的な名画なんかなら、わからんではないのですが、どうも、そんなものよりも、彼らは仲間えちで、

「おぉー」

と言われる方が、重要なようです。
だから、彼らの集めて自慢するコレクションは、「ノーマ・ジーンのリップスティック」だったり、「ヒッチコックの座った椅子」とか、「ミッキーマウスのおもちゃ」とか、果ては、「おまる」とか、「プラカード」とか、わたしたちから見れば、

「何でそんなものに、大金を……」

といいたくなるものばかりです。

あ、「シュタイフ・テディ」は、ちょっと欲しいかも。
……。同類?
まあ、人間には、だれでもこういう傾向はあるということで……。

まあ、これが、大まかなこのゲームのストーリーです。

プレーヤーは、最初4つずつコレクションを持っています。コレクションは、カードになっていて、ランダムに4枚配られます。
このうち、3つ以上のコレクションを展示することで、他のプレーヤーに、自慢ができるわけです。

自慢をすると、1番先頭のコマの止まっているマスに書いている数字だけ進むことができます。

しかーし、他のプレーヤーだって、自慢がしたくて、自慢したくてたまりません。
そうすると、複数のプレーヤーが、同じときに、コレクションの展示会を開催することになります。
そうなってくると、重要になるのは、

「だれのコレクションが、充実しているか?」

ということです。
この場合は、マスには、2つの数字が書いてあります。
だから、1番充実したコレクションを出した人と、2番目に充実したコレクションを出した人だけが、その数だけ動くことができます。
3番目以下の人は、進めません。

それから、あんまりモラルがないので(笑)、人のコレクションを盗もうとする不届きな輩もでてきます。
人目につく展示会は、泥棒の格好の活躍場所です。

プレーヤーは、作品を展示する代わりに、泥棒カードを出すことができます。
泥棒カーどを出したプレーヤーは、展示会終了後、好きなプレーヤーのコレクションを1枚自分のものにすることができます。

「うむ。これで、わたしのコレクションも、充実してきたな」
↑ 非道い。

でも、世の中、そんなに甘くありません。
泥棒が出そうだと思えば、探偵をやとうことができます。
ただし、探偵を雇うと、そのときは、展示会ができません。

「じゃあ、自分のコレクションは、守れないやん。なんかいいことあるの?」

いえ、この探偵、実は、誰のコレクションも守ってくれません
探偵のカードを出そうが出すまいが、泥棒がいて、コレクションが出されていれば、必ず泥棒はコレクションを盗みます。
そして、コレクションを盗み終わってから、探偵は泥棒を捕まえるわけです。

「それ、なんの意味が……」

1つは、泥棒カードは1人2枚しかありませんので、上手に捕まえれば、泥棒が刑務所に入っている間1は、そのプレーヤーの泥棒の動きを封じることができます。

それから、泥棒を捕まえたプレーヤーは、順位に応じて、自分のコマを進めることができます。

ただし、泥棒が1人もいなければ、その回は、空振りに終わってしまいます。

つまり、コマをゴールに向かって進めるには、「展示会」をするか、「探偵」を雇うかしなければならないわけです。

効率よく、進みたいですから、「展示会」をしたいわけですが、他のプレーヤーが、泥棒ばかりだったら、根こそぎコレクションを奪われたりします。

「探偵」は、「泥棒」がいない場合は、必ず空振りしてしまうというリスクが伴います。

「泥棒」は、「展示会」さえ開催されれば、必ずなにかのコレクションを盗むことができます。
でも、「探偵」に捕まると、自分の次の回の手が狭まってしまうというリスクがあります。
また、「泥棒」を警戒して、だれも「展示会」を開催しないということも、考えられます。

つまり、

相手が「展示会」を出せば、こっちは「泥棒」を出したいし、
相手が「泥棒」を出せば、こっちは「探偵」を出したいし、
相手が「探偵」を出せば、こっちは「展示会」を出したい。

という関係が成り立ちます。
このあたりが、ジャンケンです。

さてこのゲーム、泥棒以外に、もう1つ、コレクションを充実させる方法があります。
それが、オークションです。

プレーヤーは、その回の1番最初に、その回に自分が行く場所を決めなければなりません。
会場は、2つあって、「オークションハウス」と「お城」です。

「お城」では、今まで書いてきたような、「展示会」とそれにまつわるやりとりが行われます。
「オークションハウス」では、コレクションを充実させるためのオークションが、行われます。

つまり、プレーヤーは、その回ごとに、「お城」に行く者と「オークションハウス」に行く者にわかれるわけです。

このあたりが、多分、5人いないとおもしろくないと言われるところなのだと思います。
どういうことか?つまり、いかに人のいない会場を選ぶかというのが、大切になってくるのです。

たとえば、その回、「お城」に行くプレーヤーが1人だけだった場合。
そのプレーヤーは、泥棒の心配や、自分より充実したコレクションを展示される心配なしに、心おきなく「展示会」ができるわけです。

「オークションハウス」では、どうか?

「オークションハウス」で出来ることは、絵を買うために「小切手」を支払うか、「泥棒」を雇うかの2つです。ここでは、お城のように「探偵」を雇って、「泥棒」を牽制することは出来ません。

複数のプレーヤーが、「小切手」を出した場合、たくさんの小切手を出した方が、その小切手を払って、コレクションを手に入れることが出来ます。

「泥棒」カードを出したプレーヤーは、ここではコレクションではなくて、支払われた小切手を盗むことが出来ます。
ただし、小切手は、1人の泥棒しか盗むことが出来ません。もし、複数のプレーヤーが、「泥棒」を雇っていた場合は、2人のプレーヤーは、お見合いしてしまって、なにも盗むことが出来なくなってしまいます。

もし、「オークションハウス」を選んだプレーヤーが、1人だった場合は、他のプレーヤーと競り合う必要がないので、安くコレクションを手に入れられる可能性が出てきます。

プレーヤーの人数が少なくなると、こういう、1人だけその場所にいるというおいしい状況が多くなってしまって、考える部分が少なくなって単調になってしまうのだと思います。

こうやって、人の裏を上手に読んで選びながら、ゴールまで進めていくというゲームです。

プレイの感覚は、ちょっと地味な感じがします。
でも、なんとも、浮き世ばなれしたテーマが、このゲームの雰囲気にあっているなぁと思います。

たしかに、選択肢はジャンケンなんですが、そこに、「どうしたら得か?」という要素などが入って、読みの要素も入ってくるので、なかなか、単純な偶然ゲームではないですよ。

うむ。味わい深い1品でした。

  1. 刑期が終わると(というか、刑務所がいっぱいになると)、収容された順番に泥棒は刑務所から出て、もとの持ち主のところに帰って行きます []

7月おてばん その3 有名どころ

サンファン

人よりちょっとずれているためか、なぜか話題のゲーム、有名なゲームをあんまりしたことがないということがあります。

「カタン」とかは、このサイトの出来た2002年ぐらいから所有しているゲームですが、はじめて遊んだのは、2003年の7月になってからです。

実は、2003年度のドイツ年間ゲーム大賞をとっている「アルハンブラ」も、きのうまで遊んだことありませんでした。

2002年を代表するゲームといわれている「プエルトリコ」も、実は、1回も遊んだことがありません。
まあ、「プエルトリコ」は、けっこう重量級のゲームということで、縁がないのかなぁと思っていたところもありますが。

その「プエルトリコ」のおもしろさのエッセンスを抜き出して作ったカードゲームが、「サンファン」なのだそうです。
「プエルトリコ」は、1時間以上かかるゲームなのですが、サンファンは、けっこうさっくりと終わって、何回も遊びたくなるというウワサを聞いておりました。
しかもなんと、今回の「サンファン」は、完全日本語版!!
カードに書いてある特殊効果の説明を<b>いちいち和訳シートを確認しなくても</b>、遊べるんですよ。

これは、「買い」でしょう。

ということで、なぜか、「プエルトリコ」も一緒に買ったのですが、プレイする機会が、今まで、なかったのです。

なんでだろうなぁと徒然に考えてみるに、やっぱり、大人とあんまり遊んでいないということがあげられると思います。
「サンファン」も、小学校高学年から中学生ぐらいにならないと、遊ぶのは無理かな。
日本語化されたカードも、漢字がけっこう使ってあります。

「プエルトリコ」は、お金のチップとか、商品を表すマーカーとか、いろいろなものが、いっぱいついている重量的にも、本当にわりと重たいゲームです。
プレイをしている様子を何回か見たところ、商品を作って、お金を儲けるゲームなのかなぁという印象をうけていました。

だから、「サンファン」も、お金のチップぐらい入っているのかと思っていたのですが、内容物からして、すっごいシンプルです。

メインになるのは、カード110枚。
スタートプレーヤーを表す総督タイル1枚。5種類の役割タイルが各1枚ずつ。
相場を表す商館タイルが5枚。

ゲームに使うのは、これぐらい。

あと、鉛筆とスコアシートがついています。
スコアシートがついているゲームは、いっぱい知っていますが、筆記用具がついているゲームは、始めて見ました。

でも、ちゃんと、商品を生産したり、お金を使って売買したりという要素は、しっかりと残っています。
この「商品」と「お金」のアイデアは、最初はちょっとビックリしました。わたし的には、斬新でした。

というのは、ゲームに使う110枚のカードは、基本的にはすべて、ゲーム中に建設する建物のカードです。
でも、これが、同時に「お金」や、「作物」を表したりします。

1つのカードが色々表すということで、わたしが思い出すのは、「フラット・エキスプレス」1です。
このカードの場合は、1枚のカードの上に、色々な複数の情報をかいて、カードの使い方をプレーヤーに選ばせる感じでした。

でも、「サンファン」の場合は、カードにかかれている情報は、建物の種類とその効果、勝利点など、あくまで、建物に付随する情報だけです。
そして、プレーヤーが、手札から裏向けに捨て札にした場合に、お金として扱われます。
「ボーナンザ」のターラー(「ボーナンザ」に出てくるお金です)と似ているかな。でも、「ボーナンザ」の場合は、おマメとして収穫されたものがお金に変化していきますが、「サンファン」の場合は、建物をたてて、その代金として建物として使った以外のカードを使うことが出来ます。
手札のなかから、どのカードを建物にして、どのカードをお金として使うかは、プレーヤー次第です。

お金を儲けるゲームなのかと思っていましたが、実は、このゲーム、建物をたてていくゲームでした。

いろいろな役割を選びながら、建物をたてていくゲーム。
といえば、思い浮かぶのは、「操り人形」です。
特殊効果のある「紫の建物」もあって、「操り人形」をしたことがあれば、ルールの理解も、しやすいと思います。

最初は、全員、1番安い生産施設である「インディゴ染料工場」を1つたてて、手札にカードを4枚ずつ持た状態でスタートします。

まず、総督カードをもったスタートプレーヤーが、5種類の役割カードのなかから、1つ役割を選びます。
これは、「操り人形」のルールとよく似ています。もっとも、「操り人形」の場合は、「暗殺者」や、「泥棒」なんていうアヤシイ役割も入っていました。
でも、<b>「サンファン」</b>の場合は、「建築士」、「監督」、「商人」、「参事会議員」、「金鉱掘り」の5種類で、けっこう堅い職業が多いです。「金鉱掘り」だけは、ちょっと、山師的なところがありますが。

そして、選んだプレーヤーから順番に全員が、その役割のアクションをしていきます。
このあたりは、ちょっと、「操り人形」とは違うところです。「操り人形」の場合は、その役割を選んだプレーヤーのみが、その役割のアクションをすることができました。
でも、「サンファン」の場合は、1人のプレーヤーが、例えば「建築士」を選べば、そのプレーヤーから順番に、全員が「建築士」の「建物を1つたてることができる」
というアクションをすることができます。
全員が、同じアクションができるのならば、役割を選ぶ意味があるのか?
それが、大ありです。役割を選んだキャラクターは、その役割の「特権」を自分の手番に行使することができるのです。
例えば、「建築士」の場合は、建物をたてるときに支払うカードを1枚少なくすることができます。

こうやって、全員が、1つの役割のアクションを終えれば、次のプレーヤーが役割を選んで、また、アクションをします。
こうして、全員が、1通り役割を選び、アクションを終えれば、1ラウンド終了です。
次のプレーヤーに、総督タイルをわたして、スタートプレーヤーを交代して、プレイを続けていきます。

こうして、建物をたてていって、誰かが12こ目の建物をたてた時点で、ゲーム終了になります。
建物にそれぞれ勝利得点があって、そこに、いろいろなボーナス得点をプラスして、最終的に勝利得点の合計が1番多いプレーヤーが勝ちます。

110枚あるカードは、すべて建物なのですが、大きく分けて地道にお金儲けをしていくための「生産施設」と特殊効果のある「紫の建物」の2種類があります。

「生産施設」は、カード1枚でたてられて、スタート時点から1つ所有している「インティゴ染料工場」から、カード5枚でたてられる「シルバー精錬所」まで、5種類あります。
当然、たてるのにカードがいる施設ほど、多くの利益を生み出す可能性を持っています。

「紫の建物」は、いろいろな特殊効果があって、それぞれのカードに説明が書かれています。
そのカードに書かれている建築コストとおなじ枚数のカードを捨て札にすれば、その建物をたてることができます。

ただし、「生産施設」は、同じものをいくつでも作ることができますが、「紫の建物」は、1人のプレーヤーが、同じ建物を複数たてることはできません。

このゲームのすごいところは、この「紫の建物」が複数立ってくると、その効果が連鎖してくるところにあります。

例えば、「監督」の役割が選ばれているとします。「監督」のアクションは、「すべてのプレーヤーが商品を1つ生産する」です。その役割を選んだプレーヤーは、「さらにもう1つ商品を生産できる」という特権を持ちます。
生産というのは、自分のたてた生産施設の上に「商品」を1つおくことができるわけです。1つの生産施設の上には、1つの「商品」しかおくことができません。
ただし、「監督」の役割を選んだプレーヤーは、2つの生産施設に、2つずつ「商品」をおくことができるわけです。

「商品」は、山札からカードを取って、生産施設の上におくことによって表します。
そして、その「商品」を売却するとき、その商品の相場にあった数のカードを得ることができます。

さて、この「監督」の役割にかかわる2枚の「紫の建物」があります。
1つは、「水道橋」。「商品を1つ追加で生産できる」というものです。
もう1つは、「井戸」。「商品を2つ以上生産できれば山からカードを1枚引く」というものです。

さて、「監督」の役割が選ばれているとき、もし、自分がこれらの建物をたてていたら……。なんと、空いた生産施設が2つあれば、生産をするごとに、カードを1枚ずつもらうことができるのです。

このゲームですが、カードをもらえる機会は、基本的に、「商品」を売ったときと、誰かが「参事会議員」の役割を選んだとき、自分が「金鉱掘り」の役割を選んだときぐらいです。
しかも、「商品」を売ったとき以外は、1枚ずつしか手に入りません。
だから、こういった手札がふえる特殊効果は、なかなか、おいしいのです。

そんな感じで、連続技をねらって決めていくのが、おもしろいところのようです。

ということで、実際にプレー。

なんか、事前に、

「『礼拝堂』が強いぞ…」

という、ウワサをキャッチしていたので、いきなり、手札にあった「礼拝堂」をたててみる。
礼拝堂は、「紫の建物」で、特殊能力は、こんな感じです。

「ラウンドが終了するごとに、手札から好きなカードを1枚『礼拝堂』の下に入れる。ゲーム終了時、このカードが1枚1勝利得点になる」

要するに、1ラウンドに1点ずつ、勝利得点の貯金ができるというカードです。

たしかに、このカードは、強いです。
ただし、ちゃんと、毎ラウンド、毎ラウンド、1枚ずつ手札のお布施ができればの話です。

えーと、ろくにお金のはいるルートを作っていないのに、こんな金(手札)悔い虫な建物をつくってしまったので、常に手札不足状態です。

これは、生産施設をたてなければだめだと思うのですが、手札かないために、建てられる施設は、「インディゴ染料工場」ばっかりです。
この安い工場が、4つぐらい並んでました。

上にも書いたように、連携技があるために、儲かる連携ができると、その人は、どんどん、儲かっていきます。
そして、さらに「紫の建物」を建てて、節約ができるようになります。

「操り人形」の場合は、他のプレーヤーの建物をつぶして、ゲームを長引かせるということができました。
しかし、「サンファン」の場合は、1回たてた建物は、こわされることはありません(多分)。
だから、ゲームが進むと必ずそれほど時間をかけずに終了に近づいてきます。
このあたりは、わたしは、サクサクすすんでよいなぁと思いました。

わたしは、「礼拝堂」で扱いに困っていたのですが、もう1人の方は、「金鉱」という紫の建物をたてて、「金鉱掘り」という博打にはまっておられました。
「金鉱掘り」は、それを選んだプレーヤーだけが、カードを1枚得ることができるという役割です。
で、この「金鉱掘り」、「金鉱」を持っていると、もう1枚カードを追加で得るチャンスがあります。
それは、カードを山札から4枚めくって、そのすべてのカードがの建設コストが違っていれば、そのなかの1枚をもらえるというものです。
でも、はじめてプレイされたカードで、あんまりしっかりとシャッフルされていなかったということもあったのでしょう。
ほとんど、成功していませんでした(笑)

ということで、20ラウンド前後ぐらいで、ゲームは終了しました。

礼拝堂の下には、14枚ぐらいカードが入っていたと思います。建物とあわせて22点でたしか、最下位だったような気が……。

ただ、これ3位とそれほど大きく差がひらいてないので、すごいバランスはいいというか、確かに、「礼拝堂」は、使い方によっては強いのかも。

教訓。
生産施設は、大事です。
お金が入ってくる仕組みをしっかり作ってから、ボーナスの建物を造りましょう。

あと、博打は、やっぱりいけない。

こうやって、次に試してみたいことが出てくるゲームは、よいゲームですね。
そして、試す機会は、その日にもう1回あったのでした。

  1. ちょっと、例えとして出すには、マイナーなような気も……。 []

7月おてばん その4 こうかいしない大航海

マジェラン

ちょっと、「貴族のつとめ」、「サンファン」と(それから、「前置き」も)、書きながら、

「何でこんなに長すぎるんだ?」

というのが、自分的にもあります。
それほど、複雑なゲームでは、ないはずなんですがねぇ。
ルールが手元にあるもので、ついつい詳しく書いてしまう。でも、あんまりわかりやすくないところが、問題です。

今回の「マジェラン」は、所有していないゲームなので、あっさりめのレポートになるかなと思います。
ただ、その場合は、記憶違いがこわいです。

題名が、「マジェラン」。
でてくるキャラクターが、コロンブス、バスコ・ダ・ガマ、クック、マルコ・ポーロといえば、大航海時代、海に乗り出す冒険家たちです。
ん?なんか、1人だけ、あんまり海に乗り出していない人が混ざっているような気もしますが……1

どんなゲームを想像していたかというと、コーエーの「大航海時代」とか、アートディンクの「アトラス」とか、懐かしのPCゲームです。
イメージとしては、未踏の海や大地に冒険家たちを派遣して、地図を作っていくようなゲームかなぁと思っていました。
ボードゲームでいうと、「ニューエントデッカー」みたいな感じです。

でも、「マジェラン」は、全然、そんなゲームではありませんでした。
どんなゲームかというと、競りゲームです。

だいたい、プレーヤーは、まったく冒険にでかけません。
プレーヤーは、冒険者たちのパトロンです。だから、当時の王侯貴族や、大商人といったところですね。
そして、自分が援助する冒険者を競り落としていきます。

競るには、お金が必要です。でも、ゲームの勝敗は、名声の高さで決まります。

冒険者たちは、「お金は儲けてくれるけど名声はさっぱり」という人から、「名声は稼いでくれるけど、お金を湯水のように使っていく」という人など、いろいろな特殊能力をもっています。

ゲームは、3つのラウンドにわかれています。
1ラウンド目は、すべてのプレーヤーが、すべての冒険者の競りに参加することができます。
1ラウンド目は、1人の冒険者について、カードが3枚あります。
だから、1人の冒険者について、プレーヤー3名まで競り落とすことができます。
つまり、1ラウンド目は、「コロンブス」を3人の人間が競り落とすことができるわけです。

このゲームのおもしろいところは、2ラウンド目からは、「1ラウンド目で自分の競り落としている冒険者の競り」にしか参加できないところです。
2ラウンド目の「コロンブス」の競りには、1ラウンド目で「コロンブス」をら競り落とした3人以外のプレーヤーは、参加できません。
そして、2ラウンドの冒険者のカードは、2枚ずつしかありません。だから、2ラウンド目では、必ず誰かが脱落してしまうことになります。

ということは、1ラウンド目に、「コロンブス」のカードを3枚とも独占してしまえば、2ラウンド目、3ラウンド目と、競りがおこなわれないので、最低の値段で「コロンブス」を雇うことができそうです。

今回は、はじめてということで、わたしはこういう考え方で、プレーはしたのですが、これは、バランスが悪くなって、イマイチな作戦であるようでした。

バランスよくいろいろな人を競り落としていって、2ラウンド目、3ラウンド目で、できるだけ自分が競り落としていく人の数を減らさないようにしていくのが、理想的な進め方なのかなぁ。

今回は、3ラウンド目の競りに、もう、全然参加できないプレーヤーがいたりして、わたしの印象としては、けっこう難しいゲームだなぁという感想でした。

わたしが独占した冒険者が「コロンブス」で、バランスはそんなにわるくないと思うのですが、なんか、特殊効果の「拒否権」というのが、今ひとつ理解できなくてゲーム中1回も使えなかったのも、ちょっと不満の原因かな。
なんか、競りをやり直しさせられるような力だと思うのですが、使いどころが難しいのです。

多分、冒険者の特殊効果とかをしっかりと分析して覚えて、相手のお金をカウンティングしてという、高度な遊び方をして、味が出てくるゲームなのだと思います。

周りの方たちの反応は、

「なかなか、いいゲームだ」

という感想だったことを付け足しておきます。
もう1回ぐらい遊んで、結論を出そう(というゲームは、たいがいもう1回遊ぶ機会はないという……)。

  1. さて、仲間はずれはだれでしょう? []

7月おてばん その5 すすめませ

イモムシイモムシ

昔、ゆうもあで遊んだ記憶があるのですが、今、自分のサイトに検索をかけてみると、このゲームのレポート書いていないようですね。

遊んだことを忘れてしまっていたようです。
「イモムシイモムシ」は、まあ、このゲームなら、レポート書いたかどうかも、忘れてしまっていてもしかたないかなぁというようぐらい簡単なゲームです。
でも、簡単だから、遊べないかというと、これが、なかなかに楽しめるよいゲームです。

昔、マーブルチョコってありました。今も、あるのかな?
ちょうど、あのチョコレートみたいなコマを使って遊びます。
自分の色を決めて、マーブルチョコみたいなコマを7つ並べて、1ぴきのイモムシをつくるわけです。

ゴール地点を適当に決めて(笑)、自分のイモムシをスタート地点に一直線に並べたら、ゲーム開始です。

サイコロの目の分だけ、後ろのコマを前に持ってきて、イモムシたちは進んでいきます。
まっすく前に進んでいってもいいですし、後ろから来る人の邪魔になるように、ワザと横に広がってもOK。
イモムシは、ウネウネと動いていきます。

これだと、ただの小さい子のやるスゴロクみたいです。
でも、このゲームですが、すごいひとひねりがあります。
なんとサイコロは、振りません

サイコロは、プレーヤーの数と同じだけあります。
そして、プレーヤーは、サイコロを振らずに、自分の好きな目を上にむけて、一斉にオープンします。

さっきも書いたように、目の数だけ進めるんです。
このサイコロは、「3」から「7」までの目と「×」の目があるので、当然、「7」の目を出せば、たくさん進めます。
なら、全員、「7」以外の目を出す意味があるのか?

<b>それが、あるんですよ。奥さん(謎)</b>

なんと、みんな一斉にオープンしたときに、同じ目をだした人がいると、その人たちは、前に進めないのです。
「はげたかの餌食」で、スゴロクしているみたいな感じでしょうか。
でも、「イモムシイモムシ」の場合は、カードではなくてサイコロなので、同じ数字が何回でも出せて、なかなか悩ましいのです。

「×」を出した場合は、そのとき誰も出していない数字の分だけコマを動かしたり、なんと、ゴールを動かしたりもできます。

「まあ、いきなり欲張って『7』とか出してくる人は、いないだろう。
 最初、『7』で、ちょっとみんなから頭1つ分ぐらいリードしておこうか」

オープン。
うわ。『7』ばっかりや!

「さっき、『7』ぱっかりやったから、今度は、みんな『7』をさけてくるやろう」

オープン。
「いやぁ、さっき、バッティングしたから、今度はみんなさけると……」
やられた。同じこと考えていた。

「『7』は、ダメだ。さっきから動いているのは、『5』とか、『4』とかや。
 『5』は欲張りすぎか……『4』いくぞ……」

オープン。
よく進んでいる数字には、人気が集中します(笑)

「もういい。欲張ったぼくが馬鹿だった。見てみろ!全然、前に進んでないのは、2人だけだぞ。『1』なら、いける」

オープン。
「えー、『1』なら、絶対に進めると思ったのに~」

たまに、進めないときは、もう誰かがゴール寸前になっても、1歩も進めないこともあります。
ときどき、

「こいつは、エスパーか?」

と思うほど、同じ目を選択してくる人がいます。
子どもと遊ぶと、兄弟が、けっこう同じ目を選択してきて、笑えます。

「うわ。もう、ゴールしそうや。
 それを阻止するには……『×』や!!」

オープン。
「いやぁ、ほくも、ゴールを阻止しなくちゃって思って」

5人までのゲームです。人数が、多い方が、バッティングがおこっておもしろいと思います。
ただし、子どもとはじめて遊ぶときは、3人ぐらいで遊ぶことをオススメします。

だって、本当に、前に進めなくて、泣けてきます……。


7月おてばん その6 歌えや歌え

シュリレ・シュテレ

「シュリレ・シュテレ」は、ツォッホの変なゲーム(笑)です。

何が変って、そのでかいコンポーネント。
何が入っているかというと、まあ、ゲームボードや、カードなんていうのは、ごくふつう。
各種チップや、得点マーカー、布袋っていうのも、普通。

で、「木製CDプレーヤー」っていうのは、何ですか?
これが、昔の黒電話のダイヤルみたいなやつです。でかい。
なんか、上に木が2本突き刺さっています。

そして、CDセット。これは、2つ折りになるジャケットとなかにいれるやっぱり昔の黒電話のダイヤルみたいなものからなっています。

どうやら、このコンポーネントの形からして、生き馬の目を抜く音楽業界のゲームであるということが理解できます。
そうこれは、自分のレーベルのスターたちをヒットチャートのトップにのしあげて得点を稼いでいくゲームなのです。

さては、まずは、自分のレーベルを決定しなければなりません。
でも、自分のレーベルが決まってから、音楽業界がはじまる訳ではありません。
もうすでに、熾烈な競争が始まっている音楽業界のなかに、自分が飛び込んでいくのです。
そう、こんなふうに。

カードが1枚ずつめくられます。カードには、スターの名前とビジュアル、そして、そのスターが、どのレーベルに所属しているかがかいてあります。ビッグなスターは、2社掛け持ちなんていう人もいます。

さて、めくられたカードは、ゲームボードの今週の14位から、順番に、おかれていきます。これかせ、今週のこのスターの順位です。

プレーヤーは、この14位から1位までにスターがおかれているときに、いつでも、自分のレーベルを宣言することができます。
レーベルは、1人1こです。そして、他のプレーヤーが選んだレーベルは、後のプレーヤーは、選ぶことができません。
はっきり言って、はやい者順です。
ただし、あわてて選びすぎると、上の方の順位が見ずに選ばなければなりませんし、そうかといって、のんびりしすぎると、おいしいレーベルは、全部取られてしまうことにもなりかねません。

さて、全員のレーベルが決まって、今週の14位から1位までが、すべて決定したら、本格的にゲームスタートです。

どうやったら、得点できるのか?

まずは、自分のレーベルのスターが、1位から6位までに入る。これは、当然という感じですね。そして、1位にはたくさん点数がはいって、6位にはちょびっとです。

それから、新しい1位を予想して当てたプレーヤーにも、点数が入ります。時代を見抜く目があるということで。

さらに、これからのバンドを見抜く目も必要です。「今週の注目」に選んだバンドが、ランクアップした場合は、ランクアップした分だけ点数がはいります。
ただし、「今週の注目」に選んだバンドが、ランクダウンした場合は、その分だけ、点数が減ってしまいます(笑)

こうして、点数が増えたり減ったりして、70点とった人が勝ちます。

ところで、スターたちの毎週の順位は、どうやって変化していくのか。
これも、なかなかよくできていて、みんなの総意で変化していきます。詳しくないのでわからないですが、競馬ゲームとかに、こんなシステムのゲームがあるような気がします。

でも、このゲーム、そんなシステムよりもインパクトが強いのが、そのギミックです

プレーヤーは、自分のレーベルを決めたときに、CDとジャケットを受け取ります。
このCDは、前にもかいたように、昔の黒電話のダイヤルみたいになっていて、円い穴が外周に空いています。
穴の数は、14個。そう、ボードにいるスターたちの数と同じです。

プレーヤーは、新1位を予想する「予想チップ」を次に1位になると思うスターの今の順位に1枚おきます。
それかせ、同じ様に、人気が急上昇すると思われるスターに、「今週の注目チップ」をおきます。

さらにプレーヤーは、数字の書かれた「黒いチップ」と「赤いチップ」を好きなスターの上におきます。

「黒いチップ」は、数字の分だけスターの順位を押し上げます。
「赤いチップ」は、数字の分だけスターの順位を下げてしまいます。
これが、よくできているところで、「予想チップ」と「今週の注目チップ」は、それぞれ、「+1」順位を押し上げます。
ただし、それぞれのチップは、各プレーヤー、全部違うところにセットしなければなりません。
つまり、「黒いチップ」で数字の大きいものを使えば、すぐに1位の予想なんてできそうなのですが、それが、同時にはおけないわけです。

ここからが、このゲームの見所ですよ。
自分のCDに、チップをセットしたら、それをCDレコーダーにセットします。
他の人に自分の予想がわからないように、ジャケットをしたままプレーヤーにあわせて、ジャケットを引き抜きます。
そうすると、CDプレーヤーの穴のなかに、自分のチップが、落ちていくんですよ。

全員が、そうして、自分のCDをセットして、ジャケットを抜くと、おもむろに、係の人が、木の棒をもってCDを回すんですよ

ち、蓄音機?

このCDプレーヤーですが、下に「返却口」がありまして、「14位」のところまでまわすと、14位においた全プレーヤーのチップが、コロコロところげ落ちてきます

ということで落ちてきたチップを合計して、14位のスターの順位がどうなったのかを決めます。

こうして、1位までみていきます。
そして、順位が決定したら、それぞれのプレーヤーの得点計算になります。

スターの道は、けわしいのです。
現在、11位から14位までだったスターは、順位を1番でも落とせば、チャート落ちしてしまいます。
チャート落ちしたスターは、ゲームから除外され、なんとそのスターのレーベルは、マイナス点になってしまいます。

最初に、上位に居座ることができたスターをもつレーベルは、ラッキーです。
でも、売れっ子スターたちも、「殿堂入り」という引退(?)が、待っています。

自分のレーベルのスターたちを押し上げるのも楽しいのですが、「予想チップ」と「今週の注目チップ」は、それぞれプレーヤーの選んだレーベルの色をしていて、誰がどのスターを注目したかがすぐにわかります。
そして、この予想も楽しいです。
地道に、自分のところのスターを予想して1歩でも押し上げるか、上昇気流に乗っている他社のスターに賭けるか?

スターは、有名スターのパロディになっています。
知っていると、もっと、おもしろいと思います。

みんなが知ってるマイケル・ジャクソンもどきなんかは、注目度ダントツで、ランク外からスターの道を駆け上り、一気に殿堂入りしてしまいました。

うーむ。日本のスターの生写真とか使って遊ぶと、より、いろいろな邪念が入ってきて、おもしろいかもしれん。
だれか、つくって~。

えーと、まあ、なによりも、そのギミックがすごすぎるのですが、ゲームとしても、けっこうおもしろかったと思います。
考えどころ?あるような、ないようなおもしろさでした。


7月おてばん その7 2回目

サンファン

この日、2回目の「サンファン」です。
同じゲームが、2回たつというのも、けっこう珍しいですし、そこに、同じプレーヤーが、わたしをはじめ複数いるというのも、けっこう珍しいと思います。
それだけ、このゲームが、遊んびやすいゲームであり、遊んでおきたいゲームだという証拠だと思います。

前回は、「紫の建物」と「インティゴ染料工場」ばっかり建てていて、資金繰りが難しかったのでした。
ということで、今回は、生産施設を中心にすえてがんばるぞと心に決めます。

最初に渡された手札は……。
生産施設は、「シルバー錬成所」のみ。これは、カードが5枚必要です。
最初の手札は、4枚。うーむ、しばらくは無理っぽい。

引くカード、引くカード、なぜか「紫の建物」ばっかりです。やっとこさ、「タバコ保存所」がきたので、もう、「シルバー錬成所」ばかりにこだわっていずに、これを建てる。

これで、ちょっとは、カードが潤ってくるかなぁ。

と「商人」になって、商品の売却をしようとしたら、いきなり空前の不景気(爆)
「タバコ」の値段も1!!これでは、「インティゴ」とかわりません。
やっぱり、資金繰りが苦しいので、とうとう、「紫の建物」の「金鉱」を建ててしまいました。

前回は、金鉱掘り、1回も成功しなかったのですが、今回は、ほどよくカードも混ざってるはず。

ということで、金鉱を掘っていました。1/2以上ぐらい確率で、けっこう成功していたのですが、成功したところでカード1枚です。
実は、けっこう地味だ。

ということで、今回も、なかなかいいところなしで、終了してしまいました。

なかなか、難しいですね。
というか、けっこう、いつ、どのカードが来るかというのも、重要な要素であるようです。
来たカードを見て、臨機応変に作戦を変えられるようになるといいのですが。

またまた、遊んでみたいゲームです。


7月おてばん その8 簡単

ドメモ(ピラミッドカードゲーム)

インディアンなゲーム、ドメモです。

ここでいうインディアンというのは、ネイティブ・アメリカン(アメリカ原住民)たちのことです。
もちろん、彼らが、自らのことをインディアン(インド人)と呼んだわけではありません。
彼ら自身は自らを部族の名前で呼んでいたようです。そして、インディアンという名前は、彼らをひとくくりにして呼ぶために白人が勝手につけたものです。1
ですから、今日、インディアンという言葉に差別性を感じて、不快に感じられる方もおられるかもしれません。
でも、今回は、そのことはすこしおいて話をします。あしからず。

ゲームのなかでインディアンというと、あるカードゲームのシステムのことをいいます。

例えば、トランプの「インディアンポーカー」や、ククカードを使って遊ぶ「インディアンクク」など、その名に「インディアン」の名を冠されたゲームもあります。
また、「ドメモ」の他にも、「コヨーテ」なども、インディアンなゲームです。そういえば、「コヨーテ」のカードのイラストは、インディアンたちに関係するものですね。

これらのカードゲーム(あっ、ドメモは、本当はカードゲームではないようなきも…)には、共通したシステムがあるわけです。

それは、自分のカードを自分の頭の前に表向けにして出すことです。自分のカードは、自分にだけ見えなくて、他の人には全部見えています。

なぜ、これをインディアンと呼ぶかというのは、「コヨーテ」が1番わかりやすいですね。
「コヨーテ」は、他のゲームよりも念入りなことに、鉢巻きを巻いてそこにカードをさします。
その様子。鉢巻きにさされた(もしくは、頭の上に掲げられた)カードという格好が、ヘアーバンドにさされた羽根というインディアンたちのファッションを思い浮かばせるために、ついた名前だと思われます。
↑ 断定はさけた(笑)

ということで、「ドメモ」も、頭の上にカードを掲げて、自分のカードが見えない状態で、プレイします。

他のゲームと「ドメモ」が、ちょっとちがうところは、他のゲームが基本的に手札1枚で、1枚のカードしか頭の上に掲げないのに対して、ドメモは、複数枚のカードを掲げるところですね。

あ、そうすると、もしかすると、「ドメモ」は、インディアンなゲームではないかもしれません。
いや、インディアンの定義に、カードは1枚というのは、あるのかな?
でも、ここまでせっかく書いたものを消すのはいやなので、そんな定義はないということで、話をすすめさせてもらいます(強引)

えーと、周りの人の頭にあるカードを見て、自分のカードを推理するというゲームです。
このカードの基本は、カードのカウンティングです。というか、最初は、自分の頭にあるカードと何枚か残るカード以外は、全部カウンティングできるわけです。

ただし、「正解されたカード」は除外されていきますし、相手の言った間違いは残りません。
そのあたりをしっかりと覚えていくわけです。

特に、相手の言った間違いは、けっこう重要です。

「なんで、そんなことを言ったのか?」

そのカードは、ふせられた残りのカードなのか?
そうすると、そのカードの残り枚数は?

でも、たまに、りんのような人間が入ってると、素で数え間違いとかをしていますので、注意が必要です。

軽くて、頭使って、おもしろいです。

ということで、7月の「おてばん」は、終了です。
7月の「おてばん」のレポートをわたしが書いている間に、8月の「おてばん」が、8月21日(土)におこなわれました。
でも、行けませんでした(泣)次は、道に迷わずにたどり着くはずなのに……。

8月のおてばんも、イスに人が座りきれないぐらい盛況だったようです。

ということで、次回は9月18日(土)。うむ。微妙な日にちだ。
行けるといいなぁ。

ゲーム会おわってからのお楽しみは、お食事会です。
近くのファミレスで、ミーティング。
これも、大変、楽しかったです。

なんか、いろいろなことに気がついた1日でありました。

ピー・ハルヴァー,Halvah P.,
アレックス・ランドルフ,Alex Randolph
幻冬舎エデュケーション
発売日:2009-03-05
 

  1. ただし、インディアンという言葉のもととなったとされる「インディオ」という言葉は、もともと「In Dios」で、これは「聖なる道を生きる人たち」文字どおりに訳せば「In God(神のなかにある)」のことだったという説もあるそうです。 []

2004年 9月 おてばん

8月は、参加できなかったので、2か月ぶり2回目の「おてばん」参加です。

今回の目玉は、「看板娘」の15人プレー。
A、B、C、すべてのボードを揃えて、参加者全員での大プレーでした。
ゲームそのものよりも、インストをどうするかだという思いがありましたが、素晴らしい簡易リファレンスを全員分用意されていたりと準備も万端。とても、スムーズなインストおよびゲーム運びだったと思います。

それから、「アクア・ステップ・アップ」で紹介されていて、今まで遊びたいと思っていたけど遊んだことなかった「どきどきワクワク相性チェックゲーム」や、「アクワイア」などを遊びました。
そして、これで、「アクア・ステップ・アップ」で遊ばれていたゲームを全部コンプリートしたか??と思ったら、まだ、「ハリウッド」(作中では「ドリームファクトリー」)が、まだ残っていました。

「ハリウッド」。現物を見たことないなぁ。
扱っているのは、バネストさんですね。でも、現在は、品切れ中のようです。

さて、遊んだゲームは、

「グラグラカンパニー」
「ドメモ」
「どきどきワクワク相性チェックゲーム」
「カウントダウン」
「看板娘」
「FBI」
「アクワイア」

などなどでした。
「ドメモ」、「どきどきワクワク相性チェックゲーム」は、よいゲームだ。
と、相変わらず、軽いゲームに評価の高いわたしでした。

「どきどきワクワク相性チェックゲーム」は、本気でビバリーとかから出ないかなぁ。
テイストも、「アップル・トゥ・アップル」に似ているし……。
「気分は億万長者!」とか、出してる場合じゃないと思うのですが……。