2003年3月うつぼゲーム会一覧

「3月うつぼゲーム会」終了

3月のうつぼゲーム会が、終了して帰ってきたところです。

今日は、いつものゲーム会の他に「伝統遊びで楽しもう!」ということで、東京から講師として、草場先生に来ていただいて、いろいろな外遊びを教えていただきました。

遊んだゲームは、

「すすめ!コブタくん」
「ダミー」
「バーゲンセール」
「トラベルアバロン」
「ピック・イット」
「カウントダウン」
「ガイスター」
「ヘキセンレンネン」

遊んだ伝統遊びは、

「ケンパ」
「なべなべそこぬけ」
「エビ食ってまがった」
「黒猫」
「おてぶしてぶし」
「青山墓地」
「ことしのぼたん」
「ドンジャン」
「陣取りゲーム」
↑ 伝統遊びは、ちょっと名前が正しくないものもあるかも。
はやし歌のなかの一節をとっているのもあります。

伝統遊びは、すごくよかったです。
懐かしい遊びから、いろいろとありました。
でも、1回だけでは、どうしても記憶からすり抜けていってしまいます。
もっと、頻繁にしたいです。


3月うつぼゲーム会 その1 2週間以上前のことですが…

3月のうつぼゲーム会は、いつもどおり3月の最終日曜日30日(日)に行われました。ということで、2週間以上遅れの「うつぼゲーム会」レポートです。

4月は、仕事が1度リセットされまして、ほぼ何もかもが最初からスタートするということもありまして、なかなか、密度の濃い日々を送っております。

そのため、記憶がかなりふっとんでしまっているところもあるのですが、できる限り再現していきたいと考えています。

今回は、「うつぼゲーム会」初の外遊びのイベント「伝統遊びで楽しもう!」もありました。ゲーム会に来ている子どもたちだけでなく、近くの小学校の子どもたちとも一緒に近くの公園で、いろいろな遊びを教えてもらいました。
そのあたり、ちょっと、いつもとは違ったレポートになるかもしれません。ご期待ください(笑)


3月うつぼゲーム会 その2 コブタは踊る

こぶたのレース

「伝統遊びで楽しもう!」のイベントは、お昼過ぎてからということで、朝からはいつもの靱会館での「うつぼゲーム会」です。

今回も、新しいファミリー、そしてスタッフが、「うつぼゲーム会」に参加してくださいました。

新しく参加してくださったご家族、小さな子もいるということで、わたしがオススメするゲームは、もうこのサイトでは定番。「こぶたのレース」です。

オススメの理由は、何度か書いていますがまとめてみますと、

  1. 基本のルールがすごろくで、誰にでも理解しやすい。
  2. 追加のコブタがのっていくルールが簡単。視覚的にもわかりやすく、子どもでもすぐに理解できる。
  3. コブタは、コブタの背中の上にのることができるのですが、このプレーヤー同士のからみがおこりやすい。
  4. 比較的、接戦になりやすく、後半まで勝負の行方がわからないためだれない。
  5. 2人~7人まで遊べ、人数の幅が広い。
  6. 時間的にも、短い時間で遊ぶことができる。2回ぐらい繰り返して遊ぶことができる
  7. 道をつけ足すルールがあるため、偶然だけでなく作戦も生きてくる。
  8. コブタの木のコマが、とってもかわいらしくて、形も優れている

などなどの点です。

「にじいろのへび」なども、子ども用のゲームとしてはすごく優れていると思いますが、大人が一緒に混ざってするとなると、「偶然」しか勝敗の要素がないというのは少しさびしいところです。

あと、子ども用のゲームとしては、記憶ゲームや、認識ゲーム、アクションゲームなどが多いのですが、このあたりはけっこぅ子どもの技能の差が出やすくなるようで、強い子には、どうやっても勝てないとなることもあります。

だから、勝敗が、ほとんど「偶然」できまり技能差が出にくくて、その上で少し「作戦」を考える余地のある「こぶたのレース」は、子どもにとっても負担の少ないよいゲームです。

今回も、たしか父子とわたしの3人だったかな、それとも、あと1人子どもが混ざって4人だったかなで楽しんだのですが、お父さんにも、子どもにも、喜んでもらえたと思います。

簡単すぎて多彩な展開というのは少ないかもしれません。だから、レポートに書くと、だんだんと様子とかは、ネタ切れになっていく傾向にあります(笑)紹介する回数の多さのわりに、わたしの切り込む角度のパターンが少ないという問題もあります(汗)

ゲームした日から、日数がたちすぎて、ゲームの展開どころか、結果すら忘れてしまっているという大きな問題もあります。

でも、すごくバランスの取れたゲームですので、必ず楽しめます。

1家に1ゲームどうぞ。


3月うつぼゲーム会 その3 カードも踊る

ダミー

「うつぼゲーム会」にこられているファミリーの中には、ゲームを始めて1年にもならないわたしなんかよりも、遙かにゲームにくわしいゲーム・ファミリーも何組かおられます。

「うつぼゲーム会」の日だけでなく、日常的にもお家で、親子でゲームをされているようで、とっても、うらやましいかぎりです。

さて、今回も、そんなファミリーの方に新しいゲームを教えていただきました。
ゲームの名前は、「ダミー」です。
実は、わたしオンラインでドイツゲームが遊べる「パーティキャッスル」というページに2、3回顔を出したことがあって、ここで、このゲームを遊んだことがありました。
てっきり、オンライン用のオリジナルゲームだと思っていました。

「パーティキャッスル」では、他にも、「6ニムト」や、「はげたかの餌食」、「ガイスター」、「トスカナ」などが遊べます。
「トスカナ」も、元のゲームがあるのかな?これ以外は、けっこう有名で簡単ななドイツゲームで、楽しむことができます。
でも、2、3回ぐらいしか行ってないですねぇ。忙しいということもありますし、やっぱりゲームは、顔をつきあわせてした方がはるかに楽しいということもあります。

「ダミー」。本当にカードゲームあったんですねぇ。
あまり、ゲームのサイトでも紹介されていないような気がします。

「ダミー」は、3から7までの数字のかかれたカードを使って遊ぶ5人まで遊ぶことができるゲームです。
なんでも、

「世界一ルールの簡単なゲームを作ろう」

という制作者の意図の元作られたゲームで、ルールはすごく簡単です。でも、勝とうと思うと奥はかなり深いです。
「6ニムト」と同じく、けっこう飽きの来ないくり返し遊べるゲームだと思います。

最初、カードをプレーヤーに同数ずつ配ります。これらは、それぞれのプレーヤーの前に山としておきます。

プレーヤーは自分の前の山から、カードを3枚取って手札とします。

自分の手番でプレーヤーは、手札を1枚から3枚場に出すことができます。

場に出されたカードは、かかれた数字ごとに分けてならべていきます。
例えば「3」のカードなら「3の列」を、「7」のカードなら「7の列」をつくってならべていきます。

出したカードによって、その列のカードの枚数がカードの数字と同じになると、その列のカードをすべて手に入れることができます。
つまり、「3の列」なら3枚目のカードをおけば3枚のカードが手に入りますし、「7の列」なら7枚目のカードをおけば7枚のカードが手に入ります。

そして、手札が3枚になるように山札からカードを取って手番終了です。
これを繰り返していって、誰かの山札がなくなった時点でゲームは終了します。

手に入ったカードが、点数になります。ゲーム終了時に1番たくさんのカードを持っていた人が、勝ちます。

人数が多い方が楽しいと思います。
「3の列」や、「4の列」は、すぐにカードがたまりますが、1回の実入りが少なくなります。
「6の列」や、「7の列」は、実入りは多いのですが、収穫までに時間がかかりますし、みんな狙っていますので、せっかく育てても他のプレーヤーが2、3枚連続でおいて、得をしてしまうこともあるわけです。

しかも、手札1枚から3枚出せるというのも、なかなかのルールです。
手札のが「6」2枚とか、「7」2枚だと、確実に2枚一気に出して取れるときを狙いたくなります。でも、そうそう思惑通りには行かなくて、いらないと思ったカードは、「えいや!」と捨てる判断もときには必要です。

勝とうと意識して、作戦考えてプレーするには、小さい子には難しいだろうと思うのですが、勝っていたのは、子どもだったような気がします。
うーむ、記憶が定かではないですが(笑)

だから、ある程度適当にしても楽しめるゲームです。そういうところも、「6ニムト」とちょっとおもしろさが似ているなぁと思います。

きっと、勝負師は、相手の出したカードや、山からめくったカードも覚えていて、後どれぐらいで試合が終わるぞとか、後「7」のカードは何枚あるぞとか、考えながらプレーするのだと思います。


3月うつぼゲーム会 その4 彼女がここにいる理由

バーゲンセール

ゲームファミリーの方は、家でもゲームが出来るのですが、「うつぼゲーム会」まで足を運んでくださるのは、いろいろな理由があると思います。
普段とは違うメンバーでゲームが出来るということ、また、家にはないゲームも「うつぼゲーム会」にはあるかもしれないということなどです。

ゲームファミリーの子どもたちも、同じような願いを持って「うつぼゲーム会」に参加してくれています。同学年のぐらいの友だちとゲームを遊ぶというのは、けっこう貴重なことだと思います。年齢というよりも腕が同じぐらいのレベルの相手というのも、大切です。
また、やっぱりお家にないゲームをやってみたいというのも、子どもたちにとっても大きな理由になっているようです。

ということで、小学2年生の子をいろいろとゲームに誘いますと、

「やったこと、ないのがしたいなー」

とのことです。

「具体的には?ここには無いの?」

窓際に並べられたゲームを見ながらの会話です。

「えーと、わたし『カルカソンヌの赤い箱』のやつやりたいの。ここに来たらあるって、お父さん言ってはったもん」

はいはい。「カルカソンヌの赤い箱」のやつといえば、「カルカソンヌ追加セット2 -商人と建築士-」のことですね。
なぜ2年生が、そんな情報を(笑)
というか、さすが「門前の小僧」です。

普段、お父さんとどんな会話しているんでしょう?

「お父さん、わたし『カタン』の初期配置について考えてたんだけど……」

「『カルカソンヌ』は、2点都市をいっぱいつくって、草原で点数取るのがお得だよね……」

すいません。妄想です。
でもなんか、楽しそうだ。

で、「カルカソンヌの赤い箱」のやつですが、残念ながらこの日は、「うつぼゲーム会」にはありませんでした。
お父さんが嘘をついたわけでは決して無く、多分、今回遊ぶ予定のゲームのリストのなかからもれていただけだと思います。

「それは、ないねぇ。普通の『カルカソンヌ』は?」

「カルカソンヌ」は、2人でもけっこう楽しいゲームです。

「普通のは、家でもやれるからなー」

好きなゲームを選んでねと言われてこの子が選んだのが、「バーゲンセール」です。
お家のカバンから出してきてくれました。

キミ、それは家でやれるゲームやん!

というツッコミはおいといて、このゲームで遊びます。

「では、説明をお願いします」

わたしにとっては、はじめてのゲームです。2年生にインストを頼むなよ。
ルールは……日本語訳はお家においてきたようです。

どうやら、カードは、3種類にわけられるようです。買い物のリストのカードとシャツカードと落とし物カードです。

まずは、買い物リストカードの説明をしてくれます。
「このカードにかいてあるシャツをさがすの」
カードには、自分が買うべきシャツの「サイズ」と「模様」と「色」と「形」のうち3つの情報がかいてあります。

どうやってさがすかの説明です。

「シャツと落とし物は、こっちに裏むけにバラバラってするの。
それで、『スタート』って言ったら、リストを1枚だけ表にして、それと同じシャツをさがすの。
さがすのは、片手でしないといけなくて見つかったら、もう片一方の手で持つの。
1枚のリストで、3枚シャツを買うの。
3枚持ったら、リストとシャツを1まとめにしておくの」

どうやら、「アッフェンラッフェン」の様にカードをめくっていって、必要なカードをゲットするゲームのようです。
だいたいわかった。

「それで、次のリストにいって、全部で9枚のシャツを集められたら、その人が『手をはなせ!』って言うし。
そうしたら、バーゲンセール終わりなん」

「なるほど。だいたいわかったわ」

ということで、ゲームスタートです。

「スタート」

の声とともに、2人ともリストカードを1枚めくって、バーゲンセールの商品を漁りはじめます。

「あっ、そうや。こういう落とし物をとったら、数字のかいてあるヤツは自分の前においておくの。数字のないヤツはまた山にもどすの」

なるほど。財布や携帯電話なんかには、数字がかいてあります。ボタンや入れ歯(!)なんかには、数字がかいてありません。

めくってさがすゲーム苦手です(笑)
子どもの方が、速くカードを集めていきます。

「9点の内7点あってたらいいし」

と、めくりながら教えてくれます。
えっ?どういう意味?
なんか、ルールに追加があったようです。
でも、バーゲンセールは、真っ最中です。お買い物客は血走った目で、シャツをさがしていますので、のんきに「今のどういう意味」と聞く雰囲気ではありません。

「ちょっとまって。速くカードさがした人が勝ちじゃないの?」

てっきり、正確さとスピードが問われているのだと思っていましたが。

「あとで、点数計算するよ」

点数。今まで意識しなかったけど、シャツには値段がついています。これが点数なのか?

「手を離せ!」

おわ。ビックリした。
思わず警察に、「手を挙げろ」と言われているのかと思ってしまいました。

「じゃあ、得点をけいさんするし。
おとーさーん」

待て待て待て。お父さんは、今、別のゲームの真っ最中や。
でも、お父さん来て、点数計算を教えてくださいました(スイマセンでした)。

えーと、なんとシャツですが、完全に条件に合っていなくてもOKなのでした。それが、途中で教えてくれた「9点の内7点あっていたらいいし」の意味でした。
つまり、リストには、3つの条件がかいてあります。だから、すべてリスト通りの買い物をすると9つの条件がそろうことになって9点です。でも、9つの条件のうち2つまでは違っていてもよいというルールがあるのでした。

それからもう1つ、シャツの値段なのですが、これは、バーゲンセールなので安くおさえなければならないのでした。具体的にいうと、合計で80ユーロ以下にしなければなりません。80ユーロを超えてしまうと、そのシャツ3枚は、0点になってしまいます。
ただし、1品80ユーロというブランド品のシャツもなかには混ざっています。そういう高級シャツは、3枚とも80ユーロの高級シャツの場合だけ点数が入ることになります。このときは、高級品を集めたということで、ボーナス得点も入ります。

わたしが、泣いたのは、こっちの値段のルールです。
そんなの聞いてないよー。ということで、80ユーロのシャツが1枚混ざっていたりします。

結局、子どもの方は3組9枚のシャツをゲットして、それぞれ7点ずつぐらい固く取っていて21点ぐらいです。
わたしの方は、7枚ぐらいのシャツをゲットしていて、1組は80ユーロ以上で点数無し。残る1組は、条件すべてあっていたので9点と条件すべてあっていたボーナスで4点です。残りの1枚は、計算しないようでした。

それに、拾った価値のある落とし物の点数をあわせて、合計得点がでます。

「なんか、なっとくがいかないのですが…」

「今度までに、ちゃんとルール覚えといてや」

はい。
今、ちゃんと、購入して研究中です。

若干、複雑に感じるところもあるけど、けっこう小さい子にも楽しめそうな感じです。
バーゲンセールの商品をおくから取ってくるような感じが、よく出来ていて楽しそうです。

次回は、きちんとしたプレーをレポートできると思います。


3月うつぼゲーム会 その5 アブストラクトゲーム

トラベル・アバロン

「バーゲンセール」の後は、本当に子どものやったことないゲームということで、2人用の「トラベルアバロン」。

これは、「トイザらス」から「ぱふ」、「ころぽっくるの家」まで、いろいろなお店で簡単に手に入れることが出来る2人用のアブストラクトゲームです。

今回は、わたしが「うつぼゲーム会」に持っていった携帯用の「トラベルアバロン」です。
「透明カバーでゲームの途中でもセーブ可能!」という優れものです。

アブストラクトゲームは、2人用のものが多くて敷居が高いような感じがするのですが、やってみるとそれほど複雑ではないゲームが多いというのがわたしの感想です。
ただ、奥は深そうで、研究している人には、初心者が絶対に勝てないだろうという面はあります。
でもまあ、わたしたちのように、初心者同士が遊ぶにはなかなか楽しい選択の1つだと最近思えてきました。
ただ、2人用が多くて、この人数制限のためにけっこう遊ぶ機会は少ないです。

さて、「アバロン」は、六角形のゲームボートと黒と白の球の形をしたコマ(マーブル)を使って遊ぶ2人用の対戦ゲームです。

ルールはシンプルなのですが、説明しにくいなぁ。
ボードの決まった位置に、お互いに14個のマーブルをおきます。

手番は、白黒1回ずつ交代です。
手番には3個までの隣接したマーブルをスライドさせることができます。1列にならんでいるマーブルをまっすぐ押して動かすこともできますし、平行に移動させることもできます。
また、1列にたくさん並んでいるマーブルから隣り合う1個から3個までのマーブルだけをスライドさせることもできます。

基本的に、マーブルの移動は、移動する場所が空いていなければなりません。しかし、相手のマーブルと対面しているときは、相手のマーブルの数が自分のマーブルの数よりも少ない場合のみ、相手のマーブルを押すことができます。

こうして、相手のマーブルをゲームボードから追いだしていくようにマーブルを移動させていきます。
先に相手のマーブルを6個、ゲームボードの外に追い出した方が勝ちです。

たくさんマーブルを追い出した方が勝ちですから、同じアブストラクトゲームの「ギプフ」に比べると勝利条件はわかりやすいと思います。

ちょっとややこしいと思うところがあるとしたら、移動のルールの平行移動のところぐらいです。

ルールを説明すると、2年生でもだいたい理解できます。
(↑ ただし、理解度は普通の2年生より上だとおもわれますが)

で、ゲームスタート。

基本的には、自分のマーブル同士があまり孤立しないように固まりとして動かしていくことかと思います。

ゲームボードには穴が空いていて、そこにマーブルが固定されるようになっています。上手にマーブルを動かすと、5つぐらいのマーブル(自分3つと相手が2つね)が一斉に動いて、カチャと次の穴にはいって気持ちいい(笑)
ゲームの本質的なおもしろさではないのと思いますが、こういうオモチャ的な感覚的なところも、大事です。
あ、大きい「アバロン」は、もっと気持ちいいかも。

4、5手動かすと、お互いに接近戦に入ります。
ただ、自分のマーブルを3つしか動かせない、つまり、相手のマーブルは2つずつしか動かせないというルールは、けっこう厳しいルールで、わりと膠着状態に陥りやすい感じがしないでもありません。
わたしとしては、10個ぐらいいっぺんにパーっと動かしたい気分です。そうすると、先手必勝のすごい大味なゲームになってしまいそうですが……。

ボードが六角形というのが素敵なところで、自分ではマーブルをつなげているつもりでも、ななめ向きとかにスキが生じます。
そのスキを狙って、

「えいや!」

とやるわけです。

この手のゲームは、ある程度先が読める大人の能力というのがものをいいます。
パタパタと、相手のマーブルを2つ落とすあたりは、相変わらず大人げないと言えるでしょう。

いやまあ、さっき、「バーゲンセール」で負けたから、今度は「アバロン」で勝ってもおあいこでしょう。
それに、負けてゲームがイヤになるような育ち方はしてない。きっと。いや、本気でやらない方が、失礼だ。
ホンマに、鬼ですか?

しかーし。落とすのに必死になっているうちにこっちにも油断が生じていたようです。
相手のマーブルを落とすために相手の方に近づきすぎていたマーブルが、1つ落とされてしまいます。

感じたコツとしては、相手にスキを見せないこと。
常にディフェンスに気を配っていたら、もしかしたら、このゲーム終わらないのではないかという印象も受けました。
でも、それでは面白くない。面白く遊ぶためにゲームをしているわけで、ここは、積極的に相手のマーブルを落としていく手に出ます。

基本的に、直線方向にある相手のマーブルを押出していくわけです。ただし、相手もそれは理解しているので、直線か方向には3つ以上マーブルがならぶように移動して配置してきます。
それをくずすために、今度は、ななめ方向から相手のマーブルを移動させるわけです。

これで、積極策をとって、相手のマーブルを2個ぐらい落とします。そのスキをつかれて、こちらも1個マーブルを落とされてしまいます。

ここまでくると、ゲーム勘のある2年生って、すごいですね。
わたしが、ななめに動かして直線上のマーブルの数を減らす作戦をとってるのを理解して、それに対して、ちゃんと防御してきます。
それどころか、同じように攻撃をしかけてくるんですね。

最初は、こっちもそれを警戒してなかったので、マーブル1個落とされてしまいました。
おっ。差が1個。
俄然、面白くなってきました。

その後、1個落としては、1個落とされての攻防だったのですが、結局逆転まではいたらず、わたしの勝ちでした。

マーブルが多い方が得なような気がしますので、最初のリードがなかったら、けっこうあぶなかったかもしれません。

2人ともの腕前が上がれば上がるほど、戦況が硬直してしまいそうな予感がして、そうするとゲームに時間がかかるのではないかという心配がありますが、まずまず、子ども同士とかでも遊べそうな感じです。

また、持っていこう。


3月うつぼゲーム会 その6 大人にも普及活動

ピック・イット

これは、アブストラクトゲームと分類していいのかどうかわかりません。
マッチ棒のような棒と、カードで遊ぶパズルのようなゲームです。

「ころぽっくるの家」で、

「これは、けっこうオススメですよ」

と言われて購入したのですが、箱はヨレヨレ、中身は地味と、ちょっとショックを受けたゲームです。
でもこれ、やってみるとお店の人が言われるとおり、オススメなのですよ。

今、Webで、「ピック・イット」で検索をかけてみたのですが、ゲーム関係のところではあまり取り扱ってないみたいです。
唯一、おっ、「所有ゲームリスト」というページに「ピック・イット」が載っているぞとクリックしてみると、わたしのサイトでした……。
なんか、塾のようなサイトで教材・教具として紹介されていますな。
でも、塾で知育玩具にしておくにはけっこう惜しいと思います。

今回の「うつぼゲーム会」には、見学者として将棋を指される大人の方がたくさん来られていました。
その方のお1人が、興味ありそうにゲームの山を見ておられたので、ちょっと紹介させていただきました。

「これなんかは、非常に簡単でオススメですよ」

将棋をされる方ということで、地味な印象のゲームの方がしっくりくるかと思ったことが、このゲームをオススメした理由かもしれません。
そのときは、無意識にこれを手にしていたわけです。

「簡単なゲームなので、1回、やってみましょうか?」

5本の棒とカードを使って遊びます。
カードには、5本の棒を使って作ることが出来るいろいろな形が描いてあります。
いくつか、遊び方があるのですが、今回はすぐにできる1番簡単なルールで遊びました。

各プレーヤーに、カードを5枚ずつ配ります。
残りは山札です。
山札から1枚カードを引いて、そのカードの通りに棒を並べます。棒を並べられたら、そのカードは捨て札になります。

手番のプレーヤーは、棒を1本動かして、自分の手札の1枚と同じパターンを作ります。作ることが出来たカードは、捨て札になり手番が終了します。もし、同じパターンが作れない場合は、山札から1枚カードを引いて手番終了です。
こうして、パターンを作ってカードを捨てていき、はじめにカードが無くなった人が勝者です。

パターンは、逆さまだろうが、左右逆であろうが、かまいません。
最終的には、手札すべてを捨てなければならないのですから、ただ、出せるカードを出してパターンを変えていくだけでなく、どういう順番で出していったら出しやすいかということも考えていかなくてはなりません。

途中、どんどんカードが増えていくときもあるのですが、作戦がはまって、どんどんカードのパターンどおり棒がおけると、

「俺って、天才かも?」

という快感を味わうことができます。

大人でも、けっこう左右逆のパターンとかは、わかりにくくて頭を使います。
将棋の方はさすがで、途中でコツを掴んだようで、どんどん連続でカードを出されて、手札を見事0枚にされていました。

もう1つの遊び方としては、自分の手番で、出せるパターンは連続して出せるというルールをつけ足すことができます。
このルールだと、一発逆転の可能性もでてきて、よりエキサイティングに遊べると思います。

プレイが終わった後、

「上級ルールとして、出せるカードがある限り連続してカードを出していくルールもあるんですよ」

という話をしていたら、ちょっと興味を持ってくださったようで、

「これ、今でも、手に入りますか?」

と聞いていただきました。

えっ、これ、今でも手にはいるのだろうか?
購入したのは最近ですが、店の奥の方に埋もれていた感じもしないではありません。
他の店で見た記憶はないしなぁ。

「えーと、これは、『ころぽっくるの家』という小さなおもちゃ屋さんにあって、今も手に入れられるかどうか、ちょっとわかりません」

しどろもどろになってしまいました。
うーむ。普及、いい線までいってたと思いますが、後一押しが難しいですね。

また、勉強しておこう。

このあたりで、皆様、場所を近くの公園に移して、「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントがスタートしました。
でも、わたしは、残念なことに前半はお留守番組に。

しかたがないので、ゲームマーケットでスタッフが購入してきたゲームをあと1人、一緒にお留守番したスタッフと遊ぼう。

ヒット 人数 3人~
スペース・ステーション 人数 3人~
伝説のかけら 人数 3人~
カウント・ダウン 人数 3人~

お留守番の人数。2人。
ふぇーーん(泣)


3月うつぼゲーム会 その7 魔女っ子たちの子守歌

 

ヘキセンレンネン

さて、お留守番組のわたしも、後半は「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントに参加しましたそのときに考えたことなどは、別レポートであげたいと思います。

うつぼ会館に帰ってきてから、再びゲームが始まります。

遊んだゲームは、メモによりますと「ガイスター」。ガイスター??やったっけ?
さすがに、1カ月近くたっていますので、だれと遊んだかすら覚えていません。

次に、遊んだゲームは、多分、「うつぼゲーム会」では、はじめてのゲームのはずの「ヘキセンレンネン」。4色の魔女のレースゲームです。

お母さんと、子ども2人と、わたしの4人でするつもりでしたが、スタッフの1人がこのゲームをやったことないということで、わたしは、インストラクターに徹します。

ルール自体は、とっても単純で簡単なゲームです。
ただ、ちょっとセットアップに時間がかかるなど、ゲームが始まるまでに時間がかかるところがあるゲームです。
逆にいうと、ゲーム会のようにゆっくりとゲームを楽しめる時間がもてないと、なかなか遊べないゲームということです。

それぞれ、自分の色を決めます。
色を決めたら、自分のコースタイルと、魔法カードと、魔女コマを取ります。

コースタイルは、特殊な魔法タイル3枚と2~10までの数字がかかれたタイルがあります。
まずプレーヤーは、このタイルを4枚ずつの3つの山にわけます。3つの山に必ず1枚ずつ魔法タイルが入るようにしなければなりません。
そして、全員の1の山同士、2の山同士、3の山同士を裏むけて混ぜ合わせます。

裏むけて混ぜ合わせたタイルをならべていきます。これが、このゲームのコースになります。ならべ方は、1列です。ようするに、すごろくのマスですね。
1の山は序盤コース、2の山は中盤コース、3の山は終盤コースになります。この終盤コースにゴール用のタイルをつなげれば、コースは完成です。
序盤、中盤、終盤の間には、目印用に魔法の杖をおきます。

このあたりのセットアップが、ちょっとめんどうといえばめんどうです。レースが始まるまでに、これだけの手順が必要です。
でも、このコース作りから作戦が始まっていますし、ランダムでレースのコースが作られることによって、何回でも違った展開が楽しめるところがいいところです。

ゲームが始まってしまえば、かんたんなすごろくです。だから、今回、とっても小さい子も混ざって遊ぶことができました。
サイコロをコロコロとふって、出た目だけ魔女のコマを進めます。自分の魔女コマは3つありますが、3つのうちどの魔女を動かしてもOKです。

コマが止まったコースタイルが、もし裏をむいていれば、表にします。もし自分の色のタイルで数字タイルだったら、その数だけ前に進むことができます。他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了です。
コースタイルが表向きの場合も同じく、自分の色のタイルならば前に進めて、他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了となります。

止まったコースタイルが、自分の色の魔法タイルだった場合はラッキーです。魔法カードを出して、その魔女をさらに進めることができます。

止まったコースタイルが、他人の色の魔法タイルだった場合はアンラッキー。そのタイル色の人が魔法カードを使って、自分の魔女をバックさせるかもしれません。

さて、このゲームの派手なところは、これらの効果で移動した後のタイルも、裏むけられていれば表向けなければなりませんし、特殊効果を発揮するのです。

だから、サイコロを振って自分の数字マスに入れば、

ジャンプ

また自分の数字マス、

ジャンプ

なんて連鎖ができる可能性もあるわけです。1回のジャンプで最大10マス跳びますから、これが連鎖するとすごいことになります。

そして、バックさせられるときは、相手の出した魔法カードの指定する数だけバックします。だから、

他人の色の魔法カード

バック

また、他人の色の魔法カード

バック

なんていう、意地悪な連鎖もおこすことができます。

あと、だれかが、3つのコマをゴールさせればその時点でゲーム終了なのですが、3つコマをゴールさせた人が勝つとは限りません。
ゴール用のタイルには、点数がかいてあり、できるだけ高い点数のゴールに、できるだけたくさんのコマをゴールさせなければならないのです。

さて、実際のレースです。

今回は、ゲーム前に子どもたちにタイルのルールを説明するのが難しいということで、1回とりあえずやってもらおうということで、コースタイルをランダムに3つにわけてもらいました。
本当なら、このタイルの分け方も、けっこう作戦のうちです。最初の方に大きな数字をかためてロケットスタートを切るとか、いろいろ考えられると思います。
次回からは、その作戦も気にしていきたいです。

コースを作って、スタートです。

最初は、コースタイルが全部裏むいていますし、けっこう、自分のタイルって踏まないものです。でも、コースタイルが表むいてくると、自分のタイルの場所も見えてきて、積極的にジャンプすることができます。

序盤コースから中盤コースにかけて、スタッフの数字マスが、3連鎖ぐらいしておりました。
ここを踏んだら、一気にジャンプというポイントがありますので、コマをどんどんそこにのせて、前に進んでいました。

それに対して、子どもたち2人は、それほど速くはないけど、まあまあのスタート。

お母さんは、子どもたち2人にイジワルされた感じで、魔法カードでバックさせられておりました。

今回、このゲームやっていて、ちょっと残念に思ったのは、机です。
机の上にボードを広げてやると、どうしても小さい子は、自分のコマまで手が届かないのです。それで、大人がかわりにコマを動かしてあげることになるのですが、できたら、自分のコマは、自分で動かせてあげたいなぁ。
会場の性質上、なかなか、床でプレイするわけにはいかないのですが、ちょっと今後の課題として覚えておこう。
小学校高学年ぐらいになれば、身長も出てきて問題ないのですが、小さい子だからこそ、自分で動かせてあげたいなぁと思ったりしていました。

もちろん、それがなくても充分に楽しんでくれていたのですが。

結局、コースのなかに連鎖ができるかどうかというのは、けっこう大きな要素で、スタッフが3つともゴールさせていたと思います。
最初に、お母さんを魔法カードで叩きすぎて、スタッフを叩こうと思ったときには、カードがなかったということもあります。うーん、作戦としては、トップを叩くべきだったかも。

終盤コースは、けっこう混戦状態でした。みんなの魔法タイルがけっこうかたまっておかれたために、なかなかゴールができないという状態に。
自分の色のコースタイルのジャンプが、他人の色の魔法タイルにつながったりして、

「どうしても、ゴールできないーー」

とひめいがあがっておりました。

このゲーム、思ったよりも長い時間かかりました。

そして、このゲームが終わって、「3月うつぼゲーム会」が終了しました。


遊んで育つ その1

春休み。
うつぼゲーム会のイベントで「伝統あそび」をいろいろと教えてもらいました。
たくさん教えていただいたのですが、例えば「ことしのぼたん」というような遊びです。

♪ことしのぼたんは よいぼたん
 おみみをからげて すっぽんぽん
 もひとつおまけに すっぽんぽん

輪になって遊んでいる子どもたちのところに、オニの子どもがやってきます。

オニ   まぜて
こども  いや
オニ   どうして
こども  どうしても
オニ   うみにつれていってあげるから
こども  うみぼうずがでるから いや
オニ   やまにつれていってあげるから
こども  やまぼうずがでるから いや
オニ   じゃこんどうちのまえをとおったら、てんびんぼうでぶつよ
こども  じゃ いれてあげる

子どもたちは、オニの子を入れてまた輪になって遊びはじめます。

♪ことしのぼたんは よいぼたん
 おみみをからげて すっぽんぽん
 もひとつおまけに すっぽんぽん

オニ   あたし かえる
こども  どうして
オニ   おひるだから
こども  おひるの おかずは なあに
オニ   へびとかえる
こども  いきてるの?しんでるの?
オニ   いきてるの
こども  じゃあ さようなら  

オニの子は、輪から離れていきます。

こども  だれかさんの うしろに へびがいる 
オニ   わたし?
こども  ちがうよ

これを2回ぐらい繰り返したあと、

こども  だれかさんの うしろに へびがいる 
オニ   わたし?
こども  そう

「そう」の声で、オニの子は、みんなを追いかけます。みんなは、逃げます。オニに捕まった子が、次のオニになります。

こんな遊びです。
わたしと同じぐらいの年齢の方に聞いてみると、こんな遊び知らないと言っておられました。でも、わたしは、かすかに遊んだ記憶があります。

すごい遊びです。まず、遊びの部分は、はっきりいって最後のオニごっこの部分だけです。あとのそこにいたるまで、延々とお芝居をしている。
そして、そのお芝居の内容が、またすごい。
「まぜて」と言っているに「いや」って答えているんですねぇ。
そうすると、今度は、「うみにつれてってあげるから」とか、物量攻撃でくるわけです。それでも、「いや」って言われる。
最後は、「じゃこんどうちのまえをとおったら、てんびんぼうでぶつわよ」。暴力できたかい!みたいな。
わたしも、遊んだことあると書きましたが、このセリフを言った記憶はないです。地方によって伝わっている言葉は違うようですので、こう言ってなかったのかもしれませんし、意味もわからずに言っていたので、記憶にないだけかもしれません。

なんか、イジメのようなニオイもします。問題あるように感じます。
でも、この遊びのなかに、実はすごい大切なものが内包されているように感じたのでした。
さて、その大切なものとは?それは、次回に書いていきます。


遊んで育つ その2

さて、前回は、今はなくなりかけている遊び「ことしのぼたん」の話をしました。
今の2年生の子どもたち30人ぐらいにこの遊びの説明をして、

「遊んだことある?」

と、アンケートを取りました。
なんと、遊んだことある子が、1人だけいました。保育園で遊んだことがあるそうです。

多分、すごく研修されている先生がおられるのかなぁと思います。
他の子も、もしかすると遊んだことがあるのかもしれませんが、記憶に残るほど何度も遊んだわけではないのだと思います。

さて、すごい遊びの「ことしのぼたん」なのですが、ここに「すごく大切なものがある様に感じた」と書いて前回は終わったのでした。

この遊びを子どもに説明したとき、

「かわった鬼ごっこやなぁ」

と子どもたち言っていたのですが、この遊び、大切なところは当然、「鬼ごっこ」の部分ではなくて「お芝居の部分」にあります。

これは、幼稚園の子ぐらいから、小学校低学年ぐらいまでの遊びです。
そして、これはこのまま、大きくなっていたときの「遊び練習」になっているのです。

最初、オニは、みんなに

「まぜて」

と言います。
この一言、一緒に遊ぶためにすごく大切な一言なのです。

最近、この言葉が言い出せなくて、モジモジとしていたりする子が、多いような気がします。
また、モジモジしているだけでなく、積極的に関わっていくぞと果敢に友だちにちょっかいかけに行く子もいます。
でも、それが、友だちのおもちゃを取り上げてしまうとか、そういうちょっかいになってしまいます。
実はその子は、

「一緒に遊ぼう」

って思って、おもちゃを取るわけです。おもちゃを取ったら、遊びも一緒に自分のところにくる思っているわけです。でも、遊びはとれません。しかも、なんか友だちは、怒っている。負けたらあかんと思うと、その子も荒れるしかなくなるんですね。

そういうことが、幼稚園とか、保育園では成長段階として当たり前のこととして起こるわけですが、卒園して、そういったことをクリアしているはずの小学校に入った子どもでも、同じような対応しかできない場合が多くなってきているのです。

それは、機械とばっかり遊んだり、1人遊びばかりしてきて、人間同士の関わり合いが少ないために起こってくるのだと思います。

そういう意味で、「ことしのぼたん」の「まぜて」は、どうやったら、友だちを上手に誘って遊ぶことができるのかという本当に大切な練習になっているわけです。
だから、何回も断られることにも意味があります。遊びに入れてもらう場合には、1回言葉を伝えただけではダメな場合があるわけです。勇気を出して、「入れて」って言っても、声が小さくて相手に聞こえてなかったりしたら、何回でもチャレンジしなければならないわけです。
そして、この何回も断られる先には、ゲームとして絶対に入れてもらえるという保証があります。だから、子どもは、「実際に遊びのなかに入れてもらえなかったらどうしよう」というものすごくきつい心配をすることなく、「3回言えば入れてもらえる」という安心感を持って、勇気を出して「入れて」と言う練習ができるわけです。

じゃあなんで「天秤棒でぶつ」のだろう?とか、じゃあなんで、昼ご飯が「へびとかえる」なんだ?という部分は、結構謎のままで、よい面だけをちょっと考えすぎと思われるかもしれませんが。

社会性であったり、友だち同士の関係であったりと、人間が生きていく上でとても大切な部分は、学習のなかではなく、人間同士の遊びの関わりのなかでしか生まれてきません。
今、子どもたちは、望めば他人と一切関わらずに機械に遊ばせてもらうことができます。でも、機械には、人間を育てていくようなことはできないのではないかと思っています。
そういった部分を高めていくような遊びを子どもたちにはすすめていきたいものです。