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エリプソ

いよいよ、現代玩具博物館の中へ入ります。

現代玩具博物館においてある玩具は、基本的に現在でも手に入れることができるおもちゃなのだそうです。
ただし、日本の一般的な「おもちゃ屋」さんでみかけるようなおもちゃは、おいてありません。

日本のおもちゃの平均寿命は、3か月だといわれています。
テレビゲームなんかのソフトを考えると、とっても、よく理解できると思います。なた、おもちゃそのものはロングセラーでも、キャラクターをつけて売ると寿命が短くなってしまうということも、あるのだと思います。
現代玩具博物館においてあるおもちゃは、そういった「使い捨て」のおもちゃではなくて、しっかりと作られて、長年愛されてきたおもちゃばかりです。
ということで、現代玩具博物館のなかでみられるおもちゃは、日本の売れ筋おもちゃではなくて、ヨーロッパの木のおもちゃなどが、多いわけです。

ヨーロッパの木のおもちゃ。もちろん、わたしたちのネフ社の積み木、おもちゃも、たくさんおいてありました。

おもちゃは、展示ケースのなかに展示されています。

さて、わたしがこの日、どうしても見ておきたかったおもちゃは、「エリプソ」です。
相沢康夫さんの「まだ好き… 続・絵本とおもちゃの日々」で、1番目に紹介されているこのおもちゃ、積み木でないのですが、めちゃくちゃ気になっていたんですねぇ。

相沢さんが、はじめて会って惹かれたネフということもありますが、なんか、記憶にひっかかる。わたしも、以前にこれをさわったことないか??

ということで、館内で「エリプソ」を探します。現代玩具博物館自体は、それほど大きい建物ではないのですが、本当に、たくさんのおもちゃが展示されていますから、見つかりません……。

しかたがないので、館のスタッフの方に聞いてみることに、

「えーと、ネフのおもちゃで……、なんかこう、クネクネっとしたやつ……」

名前をすっかりわすれているので、説明できないという……。

「こう、斜めに斜めにくっついててね……」

「えーと、ジェバですか?」

ジェバというのは、イモムシくんの木のおもちゃです。あとでしったことですが、これも、エリプソと同じデザイナーの作ったおもちゃなのだそうです。

「名前は、そんな感じじゃなくて、エスプリみたいな……」

微妙に違っています……。
でも、それで、

「あぁ。わかりました」

と、ちゃんと、エリプソを持ってきてくれました
そう。ここのおもちゃは、展示ケースのなかに入っているのですが、さわりたいといえば、なんとケースから出してさわって、遊ばせてくれるのです!!!

もってきてくださった館のスタッフの方は、

「これ四角になります。三角にもなります。丸にもなります……」

す、素晴らしい。いきなり持ってきて、それができますか……。さすが、おもちゃへの愛が違います。

さらに、エリプソ2つをつなげて、ネックレスにできることとか、いろいろなことを教えてもらって、さわらせてもらって、遊ばせてもらいました。

ツートンカラーで、見たときは、ゴムみたいなものでてきているかと思っていたのですが、木でできています。木の断面が斜めになっていて、そこが斜めにカットされているというだけで、本当に、いろいろな形ができるのです。

こ、これ欲しい……。
積み木じゃないけど、やっぱり素敵なネフ社のおもちゃです。

はっと気づいて、まわりを見ると、ゆうもあのスタッフは……。

えーと、木のパズルにはまる人。
これは、何種類もあって、おぼえているのは、「ルミ」みたいな木のパーツを積み上げていって、きれいな直方体をつくるパズルとか、棒が3本あって、丸太を棒から棒へ移動させるだけど、丸太はかならず大きい順番におかなければならないというパズルとかでした。

それから、あこがれの人形をもっておられるお母さんなど。
えーと、なんていう人形だったかな?1つ1つ手作りで、とってもお値段的に高い人形なのだそうです。
でも、人形の作者の方は、ケースにいれて飾られる人形ではなくて、子どもの大切な一生の友だちとして、子どもといつも一緒にいて欲しいと願って作っておられるのだそうです。
お値段だって、「一生のお友だち」だと思えば、けっして高価ではないのかも。

そして、博物館を闊歩する本当に生きているように動く、ダチョウ(?)のマリオネット。
これは、ゆうもあスタッフがその場で、2人も買っていました。この2人は……と思っていると、さらにもう1人、別便でいったスタッフも買っていたという……。

それぞれが、それぞれのツボにはまるおもちゃがあったようです。
きっと、自分が「コレ」と思うおもちゃが見つかるところだと思います。

わたしは、とうとう、エリプソを自分で購入してしまいました。
もちろん、2つ(笑)

というわけで、この日から、全部つながって、今がありますね。

ザビエル・デ・クリップレー,Xavier de Clippeleir
ネフ社,naef
発売日 :

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積み木

2日目。
こっちが、メインのレポートになる予定が……。濃い2日間です(笑)

しかも、宿初施設では、朝から「サンクトペテルブルク」を1回していたりします。

そして、向かった「現代玩具博物館」です。

泊まったところも、かなり山の奥だったのですが、現代玩具博物館は、さらにさらに、山の奥にありました。

ものすごい坂をのぼったところにある駐車場を降りて、さらに、階段をのぼって、やっとこさ、現代玩具博物館がありました。

大丈夫か……ここ。人来るのか……。

入ると、いきなり積み木の山です。
これは、「ネフ」の積み木じゃなくって、4センチメートル基尺のごく普通の積み木だったと思います。もしかすると、「カプラ」ってヤツだったかもしれません。この頃は、まだ、こっちの積み木には、あんまり興味がなかったんですな。

ただ、普通の積み木なんですけど、その量は普通でない(笑)
どれぐらいあるかというと、ドンドン積んでいけば、わたしがすっぽり入るぐらい……が、1人分として確保できて(オイオイ)、3人ぐらいは遊べるぐらいありました。

なんかもう、バベルの塔みたいなものが、積んであります。こんなの岩城敏之さんの「つみ木あそびの本」でしかみたことがないような作品というか、なんというか……。

「これ、さわっていいのかなぁ」

最近は、子どもの積み木も取り上げて積んでいるわたしですが、この頃は、まだウブだったっんですねぇ。

「これは、こられたお客さんが、勝手に積んでいったものなので、どうぞ、どうぞ、好きなようにさわってください」

オオッ。
そして、やることは、もちろん……壊す(爆)

でも、そこは、大人ですから。子どもみたいに、蹴っ飛ばしたり、パンチしたり、乱暴なことはいたしません。
ほら、自分の頭の上に積み木が落ちてきたら、コワイでしょ。

下の方にある積み木を、そーと、1つ抜き取ります。

!!!

なんと、全然、倒れないではありませんか!!
これは、おもしろい!!

そーっ。また1つ。

積まれた塔が大きいので、重みでかなりもつんですねぇ。

そーっ。

調子に乗って抜いていたら、ガラガラと音をたてて積み木の塔は、崩れ落ちてしまいました。

ヤバイ(笑)

そうして、博物館の奥に……。

この日は、崩すだけでしたが、積み木を積むのに目覚めるのは、12月の岩城さんの講演会をまたなければならないのでした。

でも、この日から、全部つながって、今がありますね。

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9月11日(土)、9月12日(日)の2日間、『ゆうもあ』の仲間たちと一緒に、泊まりがけで岡山県に行ってきました。

なぜ、岡山県かというと、そこに「現代玩具博物館・オルゴール夢館」があるからなのでした。

以前、この博物館で、ボードゲームのイベントをされて、そこに『ゆうもあ』のスタッフも、遊びに行ったりしていたのですが、残念ながらその時は、わたしは参加できなかったのです。

でも、行ってみたいなぁという想いはあって、8月になってから、たしか「わくわく!木の遊園地」の後のレストランでの食事中に、急遽、行くのを決めたのでした。

この博物館が、とっても辺鄙なところにあるということで、1日目は岡山まで移動、ゲーム合宿。そして、2日目に、現代玩具博物館見学というのんびりスケジュールで、旅行してきました。

えーと、今だから言えますが、この頃、実はわたしは、仕事が忙しくて行っている暇はなかったのです。
かなり、きつい〆切のレポートや、仕事上での発表会などの準備など、いろいろなことがあったのですが、すべて、振り切っての参加でした。

でも、結果的に行ってよかったです。
まあ、その後の仕事上での発表会は、なかなか散々なものがありましたが、結果的に得たものは大きかったです。
うーん。その後の人生を大きく左右している気がします。

特に、現代玩具博物館の方は、これに行ってなかったら、今のわたしはなかったかもしれないというほどのインパクトでした。

ということで、わたしの人生を変えた(笑)2日間のレポートです。
はじまり、はじまり。

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ネフスピール

年齢層が、いろいろだということで、まずは、積み木からいこうということで、「ネフスピール」です。

まずは、恒例の(笑)パラパラ落ちから。

の前に、あれをそのままほりごたつの上でやると、天板に傷がつきそうです。
なんか、うけとめるものを用意しなければ……。

あたりを見まわすと、毛筆用の毛せんの下敷きがありました。しかも、おあつらえむきに書き初め書くために使うようなでっかいやつです。
こんなもん、普通、いっぱんの家にあるか~?さすが、お寺だ。

というわけで、毛せんの下敷きを天板の上にひいて、ネフスピールを交互に積み上げていきます。

「じゃあ、こたつをトンと叩いてみて」

と、1年生の子に。

最初、ゆるく叩いてみますが、こたつの足がけっこう太いためかビクともしません。

「もっと強く」

ということ、天板持って、ゆすっちゃいました(笑)

ガラガラガラ。

それでは、この積み方の意味がない。

気を取り直して、もう、1回。
ちょっと、飽きてきているようなので、いそいで、いそいで。

今度は、わたしが、1番上の積み木を手でそっと落とします。

カタカタカタカタカタ…

途中までうまくいったのですが、ちょっと焦って積んだためか、毛せんの微妙な厚みのためか、途中で倒れてしまいました。

その後、アングーラなんかも出してみたのですが、結論としては、毛せんの上は積み木にむかないでした。

綺麗なこたつの天板の上で、思いっきり積み木で遊ぶのも、ちょっと気がひけるということも、今回、発見しました。

うーむ。

こんなことをしているうちに、1年生の子は、やっと、おっちゃんが、去年一緒にゲームして遊んだおっちゃんだと気づいたようです。
まあ、小さいから忘れていても無理はないですね。
おっちゃんも、この子のこと、3歳だと思っていたしねぇ(笑)

「おっちゃん、なんかゲームやろう」

リクエストがきました。
さて、ゲームです。

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1月2日(日)。
お正月ということで、恒例の父方のいなかに帰っておりました。

今回は、1家族が仕事で来られないということで、いなかに集まる子どもたちは、4人だけ。
人数的には、とってもいいのですが、小さい子から大きい子まで、けっこう年齢差があります。

まあ、遊べるゲームは、1番小さい子にあわせて考えて、あと大人でもおもしろいゲームですねぇ。

「その1番小さい子は、何歳ぐらい?」
「えーと、たしか妹の誕生日のときは3歳ぐらいだったような気が…」

「『にわとりのしっぽ』とか『ミッドナイトパーティ』、『カヤナック』は、去年、遊んだ気がする…」

「3歳の子なら、『ねことねずみの大レース』は、ちょっと難しいのかなぁ」

「積み木かなぁ。積み木……。ネフの積み木なら、大きい子も楽しめるかも」

てなことを考えまして、厳選されたゲームは、「子やぎのかくれんぼ」、「メイクンブレイク」、「ハンカチ落とし」の3つでした。
若干、「子やぎのかくれんぼ」と「ハンカチ落とし」が、どちらも記憶系のゲームということで、若干、不安が残りますが。

さて、いなかに行きました。
子どもたちの確認。
まず、いなかの子たちが、3人。高校生、中学生、小学5年生です。
高校生、中学生の子たちは、ちょっと、はにかむお年頃。なかなか、食事のとき以外は、親戚たちのところにはやって来ません。
それでも、去年とかは、離れで遊んでいたような気もしますが、今年は、ちょっと特別なお客様とかもいて、離れが使えませんでした。
で、高校生、中学生は、そっちに籠もっちゃったので、結果的に遊べなかったです。
なんと、お年玉すら、もらいに来ないという。

「いやぁ、きのう、もらいまくってたから、もうガツガツしてへんねん」

とは、2人のお父さんの言葉。
……おそろしい話だ。

まあ、わたし自身も、親戚のおじさん、おばさんたちの話っていうのには、あんまり魅力を感じないので、離れに籠もっちゃう気持ちはわかりますけどね。
多分、離れまで遊びに行ったら、一緒に遊んだと思いますが、今回はしかたない。

それから、3歳の子……?
あれ?3歳じゃなくて、小学1年生ですか?

去年の妹の結婚式のときは、3歳だと思っていたのに、月日がたつのははやいねぇ(爆)

わたし以外に、もう1人、長い叔父さんの話に魅力を感じていない人がいたので(笑)、その人を誘って、退屈している3歳じゃない小学1年生の子を誘って、別の部屋に遊びに行きます。

小学5年生のいなかの子は、けっこう、愛想のよい子で、この1年生の子と遊んであげていたようです。
ということで、ゲームするにはベストな4人ですね。

いなかは、お寺です。とっても、広いです。
だから、食事する部屋とかは、20人ぐらいはいれるのですが、そこは、大人が占領しているので、わたしたちは、小さなほりごたつのある部屋に移動です。

うーむ。大人が2人と5年生と1年生。年齢層がいろいろだ。
最初のネタとしては、なにがいいんだろう?