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パニッシャーMAX ビギニング

大人向けブランドのパニッシャー。
ギャング相手に、バイオレンスな大立ち回り。

ジェシカ・ジョーンズの場合は、大人向けレーベルとして、性的な問題があって、ヒーローの普通の世界が遠景にあるけれど、こっちは、主人公自体がヒーローで、そういう面倒くさい話ではない。
というか、バイオレンスということ以外は、割とフツーな感じもしますよねぇ。

うーん、それは、マーク・ミラーを読んだ後だからかもしれない。少なくとも、例えばキャプテン・アメリカあたりが、バイオレンスだったらビックリするけど、はじめから、バイオレンスで売っているパニッシャーがバイオレンスでも……ねぇ。
いや、おもしろくないわけではないけど、ヒーローものというよりは、アクション映画だなぁと思います。

MAXシリーズは、ジェシカ・ジョーンズも、パニッシャーも、この後、日本では翻訳されていない感じてかな。うーん、アメコミファンが求めているのは、そこではなかったのかも。
なんか、内容だけなら、メインのヒーロー達も、シビル・ウォー以降、けっこう、過激だしねぇ。そこは、描写の問題ではない気がします。

ルイス・ラローサ,Lewis Larosa,
ガース・エニス,Garth Ennis,
トム・パルマー,Tom Palmer,
秋友 克也
ヴィレッジブックス
発売日 : 2016-04-30

山田ミネコ,読書ふふふの闇,アリスシリーズ,メディアファクトリー,外法童子,妖怪,妖怪風土記,山田 ミネコ,戦争,最終戦争,最終戦争シリーズ

外法童子 ふふふの闇外伝

MF文庫の山田 ミネコのシリーズは、これで完結。
「異形列伝」、「妖怪風土記」あたりは、関連作としてもっと出して欲しいとも思うのですが、これまで、よく出たなぁという感じでもあります。大好きな「月読の剣」は、関連作ではないから、まぁ、無理か。

まあ、関連作といえば、小説のシリーズとかもあるし、本当はそっちも同じ判型で出てくれるととってもうれいかったのですが……あんまり贅沢をいってはいけないか。でも、朝日ソノラマ、白泉社、東京三世社、秋田書店と、本当にバラバラなところからでていた、「最終戦争シリーズ」が、アリスシリーズまで含めて、まとめて読めたというのは、とってもいいことでした。
特に、初期の花とゆめコミックスに収録されていた分については、作者自身が、封印しようとしていたふしもありましたので。

このあたりが、少女の目が、どんどん大きくなっていく感じです。そして、この目の大きな女の子、めっちゃ好きです。

今の生神は、このなつみちゃんの生まれ変わりでいいのかな。

ほのぼのしているんだれど、仕組みというか、摂理については、容赦ないのは、なんとなく女性作家ならではという気がします。男のホラーって、ひさんなことはおこるんだけれど、そっちの方面はけっこう、ガバガバというか、夢見てるところがある気がします。

安田均,読書ドミニオン,ニューゲームズオーダー,ボードゲーム,日本現代卓上遊戯史紀聞,草場 純,

日本現代卓上遊戯史紀聞2 草場純

草場先生編。

半分ぐらいまで読んでいて、あとは、アレクサに読んでもらいました。

すごいおもしろい。なんていうか、自分が好きで楽しんでいるのはもちろんなんですが、その根っこに「志」みたいなものがあって、それが素敵だなぁと思います。
安田さんは、どっちかというと商売的な目線があって、草場さんは、もっと草の根的なというか、どうやって一般に広がっていったかとか、広がっていって欲しいかという感じの話です。もちろん、それを商売にすることはないだろうと思っているわたしは、草場さんの話の方がおもしろいです。

まあただ、わたしみたいに地方に住んでいると、安田さんみたいな人が、商業のルートで、いろいろ情報発信してくれているから、ボードゲームと出会えたということもあって、どちらが、正しいといそういう話ではないなあと思います。

つい最近、TRPGの人たちが、

「白い目でみられずに遊ぶ環境ができて欲しいなぁと思う。ボードゲームみたいに…」

みたいなセリフを言っておられるのを聞いて、時代は変わったなあと。ギリギリ、「ドミニオン」の前を知っているわたしは、感慨深かったです。
なんか、ボードゲームって、TRPGの合間にする時間つぶしみたいに思われていた時代もあったような……。

植芝理一,読書アフタヌーンKC,植芝 理一,謎の彼女X,講談社,

謎の彼女X7

けっこう、長い話だったアイドル編終了。
最後にやっと、気づく。いや、ハサミじゃなくて、ハイキックの時点で気づけよと。そうすると、お話が終わっちゃうけれど。

そして、この「絆」って、一般的なことになってきてないか(笑)この世界では。
けっこう、お約束に綺麗に終わっていて、好きです。様式美やね。

ほぼ日刊イトイ新聞ほぼ日刊イトイ新聞,アダルト・ウルフガイ・シリーズ,ウルフガイ,スプラトゥーン,スプラトゥーン2,岩田 聡,岩田さん,平井 和正,

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

わが家も、いよいよ、スマートスピーカーを導入しました。
まあ、まだまだ不十分なところもあるのですが、それなりに便利で楽しいです。

で、いろいろ試しています。最近のお気に入りは、Kindleで購入した本を読んでもらうことです。
これは、なんと、スマホのアレクサアプリで再生できます。で、車の中で、それをずっと聞いています。

まあ、字を読むことが好きなので、風呂入っているときまで、たいがい字を読んで過ごしています(もっとも最近は、目が見えなくなってきて、昔に比べると読む字は少なくなっています)が、車の運転中は無理でした。
でも、アレクサにお願いすれば、車の中でも本が読めるというか、読んでもらえる。

今まで、車でのなかでは、ポッドキャストをスマホにおとして聞いていたのですが、好きなポッドキャストって限られていて、車に乗る時間の方がどうしても長い。でも、これなら、ほぼ、永遠に聞き続けられるのではないかと思います。

まあなら、オーディオブックというのもあるんですけど、どうしても、活字が自分の手元にもないと、イヤなんですよねぇ。
まあでも、棒読みだし、時々漢字とかは、デタラメに読んで、想像力で直さなければなりませんが。それでも、「ゆっくり実況」よりは、聞きやすいし、意味わかります。

ということで、最初は、平井 和正の「アダルト・ウルフガイ・シリーズ」を読んでもらっていました。でも、これ声に出して読むと、けっこう生々しいな(笑)ねぇさん、一緒に載っている時に、聞くもんではなかったです。
文字で読む分には、全然、抵抗ないんですけどね。これは、1人の時に聞いた方がいい(笑)←ちなみにこれは、「かっこわらい」と読んでくれます。
まあ、棒読みなので、小説よりは、実用書系のものの方が相性がいいかなぁということで、以前から、読みたかった「岩田さん」をチョイス。車の中で聞きました。

ただし、時々、読めないページがあるみたいで、例えばこの本だと、「岩田さんのことばのかけら」として、詩みたいに書かれているところがあるのですが、そのあたりは、止まっていました。あと、続きを読んで欲しいときに、ちょっと手前から読み出します。なんでかは、わかんないですが。

岩田さん。
任天堂っ子なら、みんな知っている、あの伝説の岩田 聡さんです。
これは、その岩田さんの言葉を集めたもので、なんていうか、伝説の詳細を知りたいと思うと、ちょっともの足りないかな。わたしは、

「あぁ、もうちょっと、その『MOTHER2』のくだり詳しく」

とか思ってしまいます。1

それでも、どうしてWiiが、ああいう形になったのか。また、直接話されたわけではないのですが、なぜ、「スプラトゥーン2」が、スイッチが、ああいう形になったのかが、なんとなく伝わってきて、ものすごくおもしろかったです。

人柄がにじみ出ているなぁ。
天才が来て、1人で、バババッとすごいものをつくったのではなくて、その天才が、一人一人のしてきたことを大切にしながら、すごいものを作り上げてきたというのが、ものすごく伝わります。

まあ、亡き人を追悼する本(?)なので、ちょっと、聖人君子すぎるかなぁとも思ったりしますが、基本、ニコニコとした人だったんだろうなぁ。

  1. まあ、「MOTHER」も、「MOTHER2」も、やってないんですけどね。 []